丸テール 配線作業 ヘッドライト周辺2023年10月27日 17時00分09秒

おッはよ~(^^♪

124の早朝ドライブで
E46/M3オーナーと偶然お知り合いになり コンビニで車談義できたから
今日は気分がいいのだ。



さて今日は ヘッドライトまわりの配線の確認と適正化です。

まずホーンから。
左側に寄せたホーンの配線を新たに作る。

ホーンリレーへの配線。

そしてハンドル根元のコンタクトリングまで。
このあたりにも変な配線がかませてあったのを除去しました。


さてヘッドライト配線にかかります。


タブレットの配線図を見ながら コード色の変換、接続を見ていきます。



ヒューズボックスの1~6番は フロントとリアの灯火類関係です。



ヘッドライト、スモール、ウインカー、及びホーンの
集中アースポイントを設けます。
端子はすべて新しく新調しております。

新調するまでもないところでも
すべての端子に接点復活剤を塗布するという丁寧さ!


無駄と判断した配線をカットして絶縁する。
ハロゲンからLEDバルブに交換し省電力化をはかるので
こんな太い配線は不要です。


バルブに接続する端子のカシメが・・・甘いなぁ・・・無駄配線の分だけど・・・


こういうところはすべて、ロービーム、ハイビームともに
ハンダをきっちり流しときました。



ハイビームのライン。
黒線に白色ポスカでペイントし ロービームのラインと区別する。
マルニ前期型はハイビームのラインには リレーかませてないんだなぁ。
まぁ今回 LEDヘッドライトバルブにするから 配線への電流負担も少ないだろう。
後期の角テールには、ちゃんとリレーがかませてあります。
中身的には、圧倒的に後期型の方が進んでるよね。


複雑だったヘッドライトまわりの配線を
配線図どおりにシンプルに戻しました!

無駄の多い カオス配線やったもんなぁ・・・フロント回りってばよ~~



何とこれ全部、トリッキー号から出てきた無駄配線ですよ!
どんだけ~~~~!!
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーーー!!!(ジョジョ風に)

べとべと被覆も この倍は出てるね。


あとは防錆処理をしてガラスの内側もきれいにした
ヘッドライトユニットを戻してやって。
スモールライトも LEDバルブ化します。



H4ハロゲンに変わり
LEDバルブユニットを組み込めば フロント回りは終わりだよ^^


ハロゲンのほんわかライトよ、さようなら。
私これからシャープにギンギラギンに生きていきます。


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現在のところまでの この前期型マルニの配線図。
作業の後、夜な夜なPCに向かって作ってます!
(まだやってない箇所は 配線書き込んでないです)
めんどうだった配線作業も、7割がた終わった感じですよ^^
あと2割は電動エアコンの配線作業、
のこり1割はカーステやETC,三連メーターのアクセサリー関係だね。



配線適正化作業で 納期が1か月延長になっちまったなぁ・・・
でも振り返ると 
ここで一度 配線の見直しやっとかないといかん状態だったよ、マジで。

これらの配線適正化作業はもともとオーナーさんから依頼されたメンテ事項ではなく
完全に にしやんのコダワリだけで勝手にやっちゃった作業なので、工賃はタダですよ。
頼まれてもいない作業を勝手にやって、請求するのはアウトだからね。

もうこれで トリッキー号という不名誉なネーミングとはおさらばですね!!

丸テール 配線作業 室内アクセサリ電装品2023年10月28日 20時00分09秒

アクサセリ電装品です。
オートゲージのメーターの点灯テストから。

電源を入れたら「ピッ!」と音が鳴り、いったんメーターの針が最大まで振れます。
その後も戻っていったん1~2秒暗くなってから 再点灯して現在の数値示します。

左から 電圧 油温 油圧
キーがACC位置以上で 日中はこのように 常に白く光ってます。(配線によりアンバーにすることも可能)

スモールライト点灯で アンバーになるよう配線しました。

このあたりはオーナーさんの好みで変更してください。


一個だけ電源線につなげば、後の2個はデイジーチェーン接続できるようになってます。
3個で24,000円ぐらいでした。
VDOのメーターも考えたけど、もっと高価になるからね。


パネルに組み込む予定。右ハンドル用なのがちと悲しいが。


電圧計はプラスとマイナスにつなぐだけですが、
油圧と油音センサーの線はエンジンルームにもっていかないといけません


ついでに12Vソケットも用意.
スマートホンの充電器などを差すこともあるでしょう。


バルクヘッドに空いていた穴を利用して センサーラインその他を室内~エンジンルームに渡します。


エンジンルーム。
本来のオイルフィルタのねじ込むところに
サンドイッチブロックをねじ込みます

その前に!
バッテリトレイの角を もう少しカットしました

これだけカットしました。
こうしておけばオイルフィルタレンチもかけやすくなることでしょう


オイルフィルタも取りつけました。(手締め)
モノタロウで国産車用のものが適合いたします。安い安い^^
もうワロスからは、買わん^^


この2つにメーターのセンサー線を接続すればよいのです。


室内にもどる。
そのほかの電装品、ETC車載器の新品。
セットアップ済みのFURUNOのFNK-M16、新セキュリティ対応です。
何よりもいいのが、日本語音声で案内してくれるのがいいんです。
うちの車はみんなこれにしてます。



あとは、バッテリーモニター。
バッテリーの充電/放電状態を リアルタイムに確認できます。
電動クーラーを導入のために取り付けたものです。このあたりの位置に設置かな。

バッテリ端子付近に、シャント抵抗を取り付けます。
これは後日 やります。


ほか、リアスピーカーの配線確認。
ギボシのカシメが弱く、抜けてましたんで修正。


カーステのデッキにラインを接続します。
こちらのギボシ端子も付けなおしの必要ありました。


室内アクセサリ電装品は これですべてそろいました。


アンテナ線が短く、カーステに届かないので 延長線を購入しないといけません。
後日、他の必要な物品と一緒にモノタロウで買います。

あとは、新調したルームライト。多少配線を加工。

はめ込んで 取付完了。
天井のクロスが結構弱ってて、触りすぎると裂けてきそうでした。
白いノブを
上にして 常時オン(点灯)。
真ん中にして 常時オフ。
下にして ドア開けばオン、閉じでオフ。


2002tii ナンバー灯のステー2023年10月29日 09時03分04秒

フルレストアで預かっている2002tii
夏からこまごまとパーツ集めしとります。
ナンバープレートのステーに注目

ナンバーを照らすライトユニット。

黒い樹脂製で なんか 違和感あるんだよね~
クロームメッキされてれば なんかまた違ってくるとは思うんだけども。

そこでヤフオクでラウンド型のステーをゲット

スタンレー製のナンバー灯セットです 
これが探してもないんだわ、今。
ナンバープレート固定のステーなんかは
溶接でどれだけでも製作できるんですがね。


この違いです。
やっぱ違いますね 引き締まるというか。


ちょっとここは手を入れなきゃですが・・・

2002tiiの本格的レストア開始は
いまやってる丸テールを納車してからになりますので
12月からといったところでしょうか。
もうちょっと 待っててね!

丸テール 配線作業 エンジン右サイド点火系2023年10月30日 15時38分01秒

BMW2002のエンジンの左側って
たーくさんの配線群が うじゃうじゃと ひしめき合ってるんですが
右サイドは非常にシンプルなもの。


点火コイル、デスビ、油圧センサー、ウオッシャータンクがある程度。
ラインは全部引き直した。

これらのラインはバルクヘッドの右側にドリルで穴をあけ、
エンジンルームに通している。
セミトラを含む点火系統の配線3本と、クーラーの信号線程度だ。

こちらはウオッシャーモーターへつなぐ2本の配線

買ってあったウオッシャーバッグ。
モーターをテストしてみたが・・・あれ、動かねぇ・・・・

モーターがおかしいのは明らか。
分解してみると!

ぐわっ!
腐ってやがる・・・早すぎたんだ!
いや、防水が甘いんだ・・・
ありがとうな==!!最高だぜメイドインチャイナ!! (`´)/=E


錆を取って、動くようになりましたが、
防水が切れっていては再発する。
50年たっても オリジナルの方がまともだわ・・・。
これを使おうとも思いましたが 形状的に いまいちバッグにはまり切らんので
今回、ウオッシャーポンプだけ
新品の汎用品を求め ウオッシャーバッグにとりつけます。

ま~ったく いろいろあるわ。



あと、エンジンルームの右側は こいつ。
電動コンプレッサー。


色々考えた結果、電動コンプはこの位置に決定。
配線や配管の通しかた、
エキマニの熱対策やプラグコードとの兼ね合いも検討済み。

エンジンルーム開けたら 結構目立つ位置に^^


あまりボディを痛めないよう
ウオッシャータンクをはめこむ金具部分を利用しつつ
取付ステーをワンオフ製作して コンプを取り付けたいと思います。
これからはしばらく 電動クーラー編の作業になりそうです。


丸テール 配線図の完成2023年10月31日 00時00分00秒

今回、修理でこの夏から預かっている、
1972年式 BMW2002 キャブ 4MT 
丸テール(前期型)の配線図、ようやく完成です。^^
この車に施された配線を適正化したもので、この車固有の配線図ですので すべてのマルニの丸テールの配線図には適合しませんのでご注意。


以下URLで PDF版をダウンロード可能でっす。^^ ファイルサイズ 約26MB
https://firestorage.com/download/ede4ba3c36dc0e2386569ac90ef25f1f27307794

download password 7g7xbi7j
アドビ フォトショップエレメンツ等で編集可能です。


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この配線図を作成するにあたり、
元になったオリジナル配線図はこちらです。
以下URLで PDF版をダウンロード可能
https://firestorage.com/download/bed596824a920e25a5119b8e4bdc954886b293e7
download password 9i3bqre2

なお、これらの配膳図をもとにお車のメンテをされるときは、 
自己責任でお願いします。当方は一切 責任を負いません。

丸テール 電動クーラーの配線2023年10月31日 13時26分16秒

電動クーラーの配線作業をします

この夏にヤフオクで購入した電動クーラーキット


その説明書が これ1枚っきりで・・・ 
寂しすぎやわ・・・あんまりよ。
せめて配線の太さをマジックとか使って描いてよ


届いたらすぐに開梱し確認。
不明な接続箇所は出品者に質問をして回答を得た。
配線はおおよそ こんな感じだろうと自身で納得。


そして自分なりに起こした配線図及びシステム図

今回、配線作業をするに当たり描いた、実際の配線配置図(バッテリ周辺)


120Aのリレーの取り付けから。
配線をカットして

銅端子を圧着

50A以上の大きな電流が流れるので そのためのマージンを取った容量のリレーが必要です


マイナス側の端子も加工。
この銅端子は昔ヤフオク!で買ったもので max200A,
銅の純度高く、それだけに価格も高かった。


バッテリの端子の方もやります。
取り付けた接続ターミナルには、細めのラインを接続する予定。
ホーンリレーの30番、ヒューズやイグニッションスイッチに行く赤ライン,...。


バッテリのプラス端子terminalに8ミリボルトナットで接続する太めのライン。
電動コンプ+、スターター+、オルタネーターB+ いずれも大電流が流れるもの。

バッテリのマイナス端子には キルスイッチを設ける。
接続のための、タップ切り


バッテリマイナス側には、バッテリモニタのための
シャント抵抗/サンプラーも組み込む。


仮組ですが このようになります。


シャント抵抗/サンプラー周辺
マイナス側につないだここから 車全体に流れる電流値を計測します


キーをひねりイグニッション・オンにすることで120Aの4極リレーがつながり、
電動コンプに12Vを供給する。
(ただし室内側でクーラーのスイッチを手動でONにしない限り、電動コンプレッサーが動くことはありません)


電動コンプ側に 太い赤黒の電源ラインを接続。
バッテリ+端子ターミナル→120ヒューズ→120Aリレー30番→リレー87番→電装コンプのプラス端子。
コンデンサを冷やす電動ファンもカプラで接続。
室内機のサーモスイッチからくる緑色の信号線をコンプの黄色に接続(これが説明書に記載なかった!)。
この緑のラインが電動コンプを動かしたり停止させたりする重要な役割です。


電源ラインは太いコルゲートチューブに入ってます。
フロント側を通したくなりますが 今回バルクヘッド側に通そうかと思ってます。
万が一、フロントのクラッシュ時のことを考えて。


室内機側
アースを接続。
コンプに行く緑色の信号線の確認。
最期に120Aリレー87番端子からのクーラーブロア電源線をつないで完了。
これで電動クーラーの配線はおわり
ちゃんと動くはず・・・



以上、
これで このマルニの配線作業はすべて終わりです!
まるっと1か月かかった!


あとはバッテリもしくは安定化電源につないで各動作を 念のため確認です。


以降は 電装品取付及び配線の納め方の作業になっていきます。
まずはコンプやコンデンサーなどをボディに取付加工します。