丸テール メーターのメンテ2 LEDバルブ照明2023年10月13日 18時30分51秒

各メーター盤のほこりを 刷毛でやさしく落とします


配線図を確認


裏の12ピンコネクタ
2番の常時12Vhラインは不要です。なぜならこの車にはクロックがついて居ないからね。
これから交換するメーター照明バルブのLED化では
3番のアースを安定化電源のマイナスにつないだうえで、
4番をプラスにつなげば、メーター照明バルブは点灯します。



いつものLEDバルブ


まずは比較のため 白熱電球から点灯してみる
あたたかみのある黄色っぽいホンワカした明るさ


LED
輝度は高く 色味は白っぽくなり 
それによりメーターの白文字が際立って文字盤は見えやすくなる。


この機会だから ソケットにも 接点復活剤を塗布しときます


ソケットにLEDバルブを入れたうえでの 点灯試験も行います。
BIGMOTERRはここまでしないだろう。


メーター照明、オーナーさんの希望により
全部LEDバルブに交換しました。

こちらはタコメーターや速度計を照らすLEDバルブ


タコメーターの照明バルブの横には反射板がありますが
これがいつものごとく さびていて・・・

アルミテープを貼りました。^^よく反射してあかるくなるでしょう

あと、ハイビームの照明もLED化しました。
青色が濃くて、白熱灯バルブではいまいち見えにくいから、
LEDバルブに替えて ハイビーム点灯時に見えやすくします。
他、ウインカー等はむしろ白熱球の方がいいです。

LED化はこれで完了です。



あとは 自身のレストアの経験上、
弱いと思う箇所を点検、およびメンテしたうえで
メーターをくみ上げて完了です。








丸テール メーター照明LED化完成2023年10月17日 14時46分15秒

トリップメーターですが、リセットしても なぜか 0000 には なりませんで
0010  0020  0030 ... というように 10の位が0にならない


たぶんこのなかの機構に問題があるのだろう。
ばらすとまた納期に時間がかかってしまうので
日常の使用に特に大きな支障はないと判断し
これは分解せずに そのままにしておく


ドロボー配線コネクタを外し 元の配線に戻す



最後にもう一回メーター盤の埃を取って 組立てる


配線もさして 完成


今回 LEDバルブに交換した箇所 6か所




導通テストを行う。 12ピンのコネクタに 12Vを印加してテスト


3アースと 、4メーター照明バルブ電源に 安定感電源から12Vを印加。
ちゃんとLEDバルブが点灯しました。
文字盤がはっきりと見えて 視認性が良くなったと思います。


メーター盤に埃も見えません
ガラスも洗浄したので 曇りもなし。


反射板にアルミテープを貼った効果が出ています。^^
はたしてBIGMOTEERはここまでするかな?


多用する40~80kmは はっきりと見えます。
47km、87km、133kmには 赤い線が見えますが、たぶんこれは
ギアボックスが1速ならここまで回していい、、2速ならここまで、3速ならここまで、
という目安ではないだろうか。
後期型の角テールマルニは この赤い線はないんですよね。


メルセデスベンツのW124のメーターパネルにも 同様のマークがあります。
黄色の Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ (こちらは4速のATですが)

635CSiには ないなぁ...



ハイビームのランプを輝度の高いLEDにしたので
すごく見えやすくなりました。


ウインカーランプは 従来のままで白熱灯バルブ。



サイドブレーキランプも従来のまま 白熱灯バルブです。
なお、このランプは、タンクの燃料が残り少なくなった時も点灯しますので
覚えておくとよいでしょう。

組み付けまで メータークラスターは 汚れないように
ビニル袋に包んでおきます。

丸テール 95Aオルタネータ取付2023年10月18日 06時57分51秒

オルタネータを取り付けます
新しく買った8ミリ穴のブラケットも用意



このオルタについてきた、
オルタのB+端子につながる ケーブル端子に わすかな「ほつれ」が見えた


スッキリしないので カットして やり直すことに。


カシメ直しました。


これで準備Ok


ブラケットとオルタの接続は8ミリボルト
リア側からフロント側へ ボルトを通します。


エンジンブロックとオルタネータをつなぐアース線。


ステーの曲がり具合の調整。
左端のゴムブッシュの具合も確認。


矢印のところにステーを接続。このステーはベルトの張りを調節するためのものです。



クーラーのコンデンサーの取り付けを終えてからファンとプーリー、ベルトを取り付けます。
今はここまで。
配線としては、
①アース線(黒、4)
②バッテリーの+端子につなげる赤くて太いケーブル(赤、16)
③メーターのコネクタにつなげるD+(青。0.75)
の配線の3つです。

丸テール 配線作業 Batt-IGSW-7~12上流2023年10月19日 06時35分55秒

地道に続いております配線作業・・・


いわゆる RT ⑩ソルダーポイント



あ~くそっ!
このあたりはちょっと腐食してたからな~

半世紀も経つと 折れるか~・・・

しょうがない。
テストコネクションへの常時12V線はあきらめる。
あんなもの どうせ使わないから いいんだヨ

いままで1回も使ったことがないよ これ。



太い配線のカシメにリングスリーブを使用



丸テール ホーン移設2023年10月20日 15時53分37秒

右側のホーン


今後 クーラー配管の設置のため 取りはずして

左に移設した





丸テール 配線作業 イグニッションスイッチ配線2023年10月21日 14時21分14秒

イグニッションスイッチです

このように区分けされています





丸テール イグニッション・オンのライン2023年10月23日 07時44分49秒

今日もやるか~配線作業



イグニッション・オンのライン
ライトスイッチとハイ/ロービーム切替レバーへのコネクタへつながる

配線図を見ながら


イグニッション・スイッチに接続


そしてここはヒューズボックス。
イグニッション・オンで12V来るラインは緑色
ヒューズ09番上流:メーター12ピンコネクタのうちの①端子、セミトラユニットIG+
ヒューズ10番上流:イグニッション・SWへの太いライン、テストコネクタへのライン
ヒューズ11番上流:点火コイル15番端子(+側)


追加や変更があれば 都度 配線図に書き込んで
あとでパソコンで配線図に修正を加えています。
最終的にはこの車オルジナルの配線図が出来上がる。



運転席足元の被覆もムキ始めます


でた~ またややこしいオルジナル配線。
まぁ、全部テールライトへのラインや
電磁ポンプへの電源ライン(青いヒューズホルダーのあるやつ、こんなマット下に隠すように設置するなよな~~)なので
一つひとつテスターで確認していけばいいので 
ここは配線をひき直すなんてことはしませんが。

丸テール 配線作業 サイドステップそばの配線群2023年10月24日 15時09分50秒

今日も朝5時起きで作業~~~!!

運転席側サイドステップそばに現れた 謎のコネクター群・・・。
これをチェックしていきます。


まずはこのヒューズのついた赤い配線は 何でしょうか???


メータークラスターに行く12ピンコネクタの6番配線から
イグニッション・オンで12Vが来るようにつないでありました。
マルニの従来の配線に無い電装品で、IG+で動くもの、そしてトランクに向かうものといえば・・・
トランク内に設置された「電磁ポンプ」しかありません。
テスター導通をみると、ビンゴでした。
これは電磁ポンプの電源線なのでした。


でもよぉ~~
なんと燃料タンクのリターンライン、殺してあったんだよ~~・・・(予想はしてたけど)
電磁ポンプをつけていながら、なんでこんなことするかな~~
たとえるなら、部屋に新しいクーラーをつけたのに、当の本人が部屋でどてらを着こんで暑い暑いといってるようなもんです。
電磁ポンプは どんどんガソリンを「タンク→キャブ→タンク→キャブ・・・・」と ぐるぐる循環させるためにつけるものですが、リターンラインを殺したら意味ないでしょ。
結果、この車は真夏の炎天下での運転に要注意ですな。酷暑下では、最悪、べーパーロックを起こしてエンストするかもです。
対処するためには、キャブからタンクまで、約4~5mの燃料リターンラインを作らねばなりません。



トランク内、燃料ポンプの電源線1本のみのために わざわざコルゲートチューブかい・・。

そもそも、電磁ポンプのヒューズが
フロアマットに隠れるように設置してあるのがおかしいわ。
こういうヒューズは まとめて見えやすいところに設置しなくてはいかんよ!


ということで、IG+ラインでヒューズボックスに近いところに
ヒューズを設置してあげる優しい俺。
朝飯前に一日一善は達成したのだー^^ やりましたよ~笹川会長
ちょうどいいラインがあった。テストコネクションへ行くIG+のラインだ。
どうせテストコネクションなんて 使わないから カットして
ここから電磁ポンプの電源を取ることにした。

管ヒューズ10Aで、ヒューズボックスの横にわかりやすいように並べておこう。^^すばらしい。


ところで テストコネクションへつながる配線は全部カットした。
6ピンで 配線のテストをしたりするためのコネクタだが、
こんなもの使ったことないし、第一、ここのコネクタにつなげる「2002専用テスター」なんてものもないのだ。
バッテリ+、アース、IG+、タコメーター信号(ポイントのマイナスにつながる)、
オルタのD+信号、スターターの50番につながるライン達がここに集まっているだけだ。
そんはものは配線図を見ればわかるので、ほとんど意味がないのである。

ということで、全部カットして、蓋をしてやった。
ただの「ソレっぽい飾り」として ここに はまっていてもらおう。


さて また サイドステップ脇の方に移る。
もうちょっと被覆を剥くと、左方向に向かう分岐点があるぞ。
たぶん マニュアルミッション後端にあるリバーススイッチに向かう分岐だと思うが。


ほら このあたり、またなんか あるぞ~~


かなり古い被覆だな・・・パリパリや

取ってみると3方向分岐のソルダーポイント(はんだづけ箇所)だった。
しかし かな~り腐食している・・(こういうのはもちろんカットして新しく付けなおします)

後日カシメ直しました^^






本来は燃料センダの抵抗に行く茶色/黒色のラインだが・・・


このソルダーポイントでサイドブレーキの根元に分岐していた。
しかも 何にも接続されてないぞ。
コレ、なんのためのライン??
配線図を見ると サイドブレーキスイッチにつながるはず。
ははぁ、ここでサイドブレーキスイッチに赤ラインと一緒につながっていないといけないんだな。
でないと、燃料が残り少なくなった時に、メーターの赤色警告ランプが点灯しないよ。

これも後日接続しました。



というふうに これら1本づつ 何のラインなのかを 地道に追跡して確認していく。
非常に時間がかかるのだよ、ヤマトの諸君!
同じ色のラインが複数あるんで とってもトリッキー!^^;


要らない配線といえば、この黄色いぶっといラインも不要だったし
(黄色線に接続されている赤黒線は、たぶんリアガラスヒーターへの2.5スケアの配線と思われる。この車には」リアガラスヒーターがないので不要な線である。)
ナンバープレートライトへの灰赤線の先もどこにもつないでなかった。
さっすが、トリッキー号!でも俺はそんな罠には引っかからんぜ。
正直このあたり、
着手した人も どうも訳がわからなくなってたみたいねぇ・・・。



うち、一つはブレーキスイッチにいってるミドリ線だった。

こういうことがすぐに判るのも、
苦労してベトベト被覆をせんぶムキムキ作業した成果なのだよ~
まさにプライスレスな地味仕事!ブラボー!と自分に賞賛を送っても・・・何の足しにもならん


判明したら ひとつひとつ 丁寧にタグ付けしていきます。
あとで ほかのメカさんが見ても一目でわかるようにね!わかったかBIGMOTEER!

これも後日タグ付けを行いました^^

これにてサイドステップ脇の配線コネクタ群の謎は解けました。

丸テール 配線作業 トランク内、テールライト関係2023年10月25日 15時36分18秒

今日も5時起きできた。もうこれであなたは人生の勝者。

さて昨日のサイドステップ脇の配線群のライン特定もできたんで
きょうはトランク部分の電装関係を確認/点検/適正化いたします。
ご覧のような電装品があります。
ハイマウントストップランプやバックカメラはないからね。


まず気づいたことがございます。
この車、ジャッキや車載工具が搭載されておりません。
路上でもしパンクしたら、タイヤ交換できないよ・・・?

ヤフオク!ではマルニ用は無かったが E21用のものが使えそうだ。
三角板もついて居て これいいんじゃない?


このジャッキ、にしやんの大好きなケッヘラー&コッホのMP5A5に スタイル似てなくもない^^




まずは配線ムキ作業から。
オリジナルの被覆は とってもムキ易い~^^


ビニルテープでぐるぐる巻きにされたところキタ=。
こういうところには なんか あるよね・・・。
ビニルテープをむいていきますと・・・

出ました、ドロンボーコネクター。
テールライトに行ってる+電源をドロンジョして、ナンバー灯を光らせてるね。

なんでこんなことしたか??
昨日の作業でその原因はわかってる。電源線が接続されてなかったんだよ。
本来、このGR/RTのライン(ライトスイッチの85K端子)に接続するんですが、
なぜかそのコネクタに マスキングテープで蓋がされてたよ・・・
そりゃナンバー灯、ひからないよね。
そんなもんだから、その点灯しない原因をここのあたりに時間をかけて探求することなく
手っ取り早くナンバー灯の電源をドロンボーしたってわけだね。
もう、残した仕事の痕跡から みんな推測できちゃうのよ。


このナンバー灯も なんかひび割れているのかなぁ・・・?
崩壊してないだけ ましか。


さて みんな大好き 初期型 丸テールライト。
これだけで、値段あがっちゃうもんねぇ・・・
実際、後続車からの視認性は良くないんだけんどね
(だから面積の広い角型にモデルチェンジした)


内側は こうなっております
樹脂製のカバーで配線接続部が隠されています。


カバー外すとこんな感じ。
あ~ ここにもドロンボーコネクターが!(まるで害虫のように扱う(笑))


また推理です。
何でドロボーした??正直に言え!


原因はアースポイントにありました。
塗装面に穴ぼこを開けただけで アース端子を接続したため
アース不良になっていたのではないか。
丸型端子の接触する面の塗装をはいで、
接点復活剤を塗布の上 接続します。

こうすれば ばっちりアース。


変なところ(トランクのキャッチ部分のねじ)に取り直してあったアースポイントの除去!
新たにアースポイントをとったってことは、やっぱり元のアースが接触不良だったというわけだ。


しかもアース線なのに 赤色コードを使うとは・・・!
トリッキー号たる所以!もう慣れたけど(笑)


電磁ポンプも配線を確認。ここはまとも。
暑くならないトランク内に設置するの、正解。


このアルミパイプ、なんでしょ?


ナンバープレートの裏あたりから 車外に出てます


なるほど。。。
ガソリン蒸散ガスの大気開放ラインなのね・・・この年式は これで良かったんかなぁ
ガソリンタンク内で気化したガソリンのくっさい気体を ここから外に出してるわけ。
環境対策的には 大気開放ってよくないんだけどね。

いまはみんな、このガソリン蒸発気体はチャコールキャニスタに導いたうえでエンジン内部に吸わせて燃焼室で燃焼させていますよ。後期型マルニでも、みんなそうしてます。





テールライトの配線の確認。
予算があれば ここのテールライトやストップランプなんかのバルブも
電球色LEDに交換するんだけどね。


スピーカーの配線確認
れこはまぁ カーステをつけたときに また確認すればいいでしょう。


ということで、リアまわりの灯火類など、適正化終了です!
あとは 配線を接続して 点灯試験の後、べとつかない配線テープでゆる~く巻いてまとめるか、
コルゲートチューブにおさめるだけです。
おっと、このスペアタイヤにも、空気を補充しておこうね。
でも早く、緊急時のタイヤ交換用のジャッキや車載工具(十字レンチ)、
trunk内に用意しといてくださいね。



次回はまた 室内やフロント回りの電装品の配線確認適正化作業に戻ります。


丸テール 配線作業 リレーがらみの電装品配線2023年10月26日 16時00分40秒

まだ暗い朝5時に起きて つなぎに着替え
玄関を出て 納屋ガレージに向かうときに
正面に見えるオリオン座が好き。

周りがとても静かなんで 好きなんですよ、早朝整備が。


今日は室内側で リレー周りの電装品の配線をチェックです。

まずは ウインカーリレーから。
かんたんにカバーが外せます。^^
ハンダ割れや 接点の損傷はなし。
ウインカーレバーの配線にも 特に加工はなし。OK。
ケースカバーがゆるいので、取れないよう
バインド線でひとくくり。



続いて ワイパーとウオッシャーのリレーですが
ご覧のように、マルニのオリジナルのリレーが無く、市販リレーで作ってあります。
がんばったね~~

しかし ここから いろんな配線があちこちにつながっているという独自配線で ^^;
配線図どおりに戻すため こういうものはごっそり外しちゃいます。


ちょうどヤフオク!にマルニのオリジナルのリレーの中古品が出ていましたので
それを求めました。
こういう機会にタイミングよく確保しておかないと。
もう新品は出ないので。出ても めっちゃ高くなる。

ヘラー製のリレーの中身です。
損傷などはなし。
2002tiiのものと比較してみた。年式によってだいぶ違うね。

前期型のマルニは ワイパーのスピードはメーターの右(シガーソケットの下)にある
ノブを引っ張ることで動きが速くなります。
ここが後期型マルニと大きく違うところだね。
このあたりの配線も独自配線だったので 確認の上、オリジナル配線に戻しました。


そしてワイパーモーターへ行くコネクタの配線も
一つ一つチェック。配線図と間違いない。

6ピンコネクタに差し込んで完了。


続いて 新しく購入したハザードスイッチのコネクタ。
こちらもたくさんのラインが出入りしてますので
一つづつテスターで確認し、タブレットに入ってる配線図にチェックを入れていく。
ACC,常時12V,ウオンカーの左右のラインと、
ウインカーリレーに行くラインなどなど・・・
けっこうここを経由してあちこちに行ってるんですよ。
ここの紫/黒ラインは、ACCライン(12番ヒューズからきている)。
カーステやETC車載器のACC電源を 
ここからドロンボーコネクタで分岐していることが良くありますね。



ウインカー、ハザード、ワイパーリレーやレバー類などは
複雑に配線が組まれてますので
確認作業も時間がかかります。