丸テール フロント防錆処理、キドニーグリル補修、ウオッシャーモーター交換 ― 2023年11月16日 13時28分13秒
コンデンサーを取り付ける前に見てしまった錆・・
う~ん これでは腐ってくるのも時間の問題・・
見ちまったらしょうがない。
サビキラーを塗布。
50%に水でうすめて 1発目は よく錆に浸透させるように塗る。
これで1日置かねばならないから きょうはコンデンサ取付はできない。
上の接合部分の方もついでに塗布
キドニーグリル周辺も。
キドニーグリルといえば、どうも取り付けがぐらぐらなのだ
外してみた
なるほど、矢印の部分がとれてしまっている。
これでしっかりとりつかないわけだ、
JBウエルドで補修
下側も取れないようにJB盛り。
24時間でガッチガチになるだろう。ついでにさび始めてたフランジナットもきれいなものに交換。
え~い こまごま補修ついでだ。
ウオッシャーポンプが届いているので これも取付する。
端子部分を加工、ウルトラカッパーで防水処理。
放水側ノズルの穴をあけ直して ウオッシャーバッグに取り付けました。ぴったり^^
水を入れて さっそくテストです。
どっちの端子が+なのか 確認しなくちゃならん。
安定化電源につないで ちゃんと動くか、噴射テストしてみる。
お~!すごい勢い!!
ドピュッと3mは飛んだ!
俺のでもこんなに飛ばんよ?(笑)
あとは 前のダメダメポンプみたいに 水が入ってさび付かなければOKだ。
明日はボディのフロント部分のサビキラーの二度塗り目をするので
まだコンデンサは取り付けられない。
やらなきゃいけない他の部分の補修のメンテを行う予定。
BMW2002A 右ドア下部など錆補修と塗装 ― 2023年07月20日 13時45分37秒
右ドアの下部には 結構な錆が発生していた。
こんな状態で上から塗装をしても 何の意味もない。
ドライバでつつけば このようにボロボロと錆が落ちる・・・。
右ドアの内側を 防錆のためにサビキラーで転換したように
ドアの下も いったん錆を金ブラシで できるだけ除去し サビキラーを塗布して錆転換。
その上から POR15パッチパテを塗りこめて 細かい錆穴を埋めていく。
硬化すればかなりの強度になるので ドア補強にもなるし、何よりさびない素材なので。
ドア下部はこのように補修。
錆転換剤サビキラー + POR-15パッチパテ
ドアのサイドも 2か月前にサビキラーしてある。
今回 この上にミッチャクロンを塗る
そして2液ウレタン塗料で 「にしやんアイボリーNo.11」を調合し
刷毛塗りしていきます
助手席に乗り込む奥様も
錆や傷みで汚れたドアを見ることは 今後あるまい。
下部も塗装。 パッチパテのデコボコ感は 残ってますが・・・ 許して。
ボディ側のほうも 塗り
ドアヒンジ部分も シンナーと刷毛で洗浄脱脂したうえで 塗装しました。
乾燥後に 可動部にグリス打ち。
裏の筋やヒダまで洗うべし!(笑)
BMW2002A ルーフの塗装 ― 2023年05月31日 13時19分14秒
ルーフの部分塗りをしたけれども
塗ったところと塗らなかったところの色の差が微妙に見えたので
ルーフを全面 塗ることにしました。
ルーフの面積だと 硬化剤とシンナーは除いて
3コート分吹くとして 最低300gは塗料を調合しないといけないだろう。
ペーパー800番→1200番で塗装前の足付け。
マスキング。
埃取り、SEPで脱脂のあと、ミッチャクロンマルチをスプレーガンで全面スプレー。
風の強くないところに移動
ちょっと風あったけど
なんとか3コート 吹きました。量はぎりぎり!
指触乾燥後、マスキングを取りました
じゅうぶんに硬化した1週間後に、コンパウンドで研磨仕上げします。
結局、上に向いた面は ボンネット両面、ルーフ、トランク両面と
すべて塗ったことになりますね^^:
ついでに
線傷がめだっていたので トランクの修正塗りも行いました。
トランクは トータル6コートぐらい乗せたか・・・・へたなもんで・・
1週間後、表面に乗ったブツなどを取り、研磨仕上げします。
あすからは6月。
この車の納車まで ひと月を切りました。
最終仕上げ がんばろ~~
6月の作業予定
・塗装面コンパウンド仕上げ
・トランク乗せ
・ボンネット乗せ
・フロントスポイラーひびわれ補修、装着
・前後バンパー装着
・マフラー交換
・クーラーガス入れ
・内装センターコンソール仕上げ
・車高ロワーリング(ロワースプリングに交換)
・タイヤをもとからついていた15インチに交換
・1000kmの慣らし運転/試走により各部最終調整
・納車!
以上でBMW2002Aのレストアは完了となります。
BMW2002A ドアの内側塗りとシーリングスクリーン交換 ― 2023年05月26日 08時12分11秒
外側の塗装が終わったらマスキング新聞紙をはがし
運転席側のドアの内側に手を入れます
(右側はなんもしない(笑))
この見た目が にしやん、我慢ならぬ訳
内部を防錆のため 余ったウレタン塗料で刷毛塗りしていきます
水のたまりやすいボトム部分はレノバスプレーしたので
今度はその上にウレタン塗装
厚塗り たっぷりと
刷毛の届く範囲ですが、下半分は塗りました
ドアの水抜き穴。前側に2個、後ろ側に2個。合計4つ
塗り終わり
ぼろぼろだったシーリングスクリーンは このさい張り替えます
ドアから室内に水が入るのを防ぐためです
まずドアハンドルを取り付け。次に
ひも状になったブチルゴムを用意。直径5ミリ スワンボンドNo.9500
一周 貼り付けます
ドア内張り取り付け用のトリムクリップの穴は ブチルよりも外にします
そこに 0.1mm厚の厚手のビニールを張り付けしていく。
重量物パック(厚地ポリ袋をカット)を使用。 サイズは縦横70cm×100cmは必要だ。
窓のハンドル部分。回転する軸にスクリーンがまきこまれないようはめこみ。
三角窓のつまみ回転軸部分も
ドア開閉ハンドル部分も。
ドアロックのロッドは ビニールに小さい穴をあけ 貫通させておく
これで外気や水の室内への侵入を防げます。
ブチルテープより外側のはみ出したスクリーンはカット。
内張りを取り付けて ハンドル類を取り付ければ完了です。
BMW2002A 細かいところ塗装 ― 2023年05月25日 08時10分07秒
こういった隠れるところは スプレーした後 余った塗料で刷毛塗りしていく
雨どいは 水が長時間ステイするところなので 厚塗りします。
以前、板金塗装屋のオッチャンが飲み屋で言ってたんですよ、
「おい兄ちゃん、最高の塗装って何かわかるか?」
「な、なんすか~~?? ^^; 教えてください!」
「おい兄ちゃん、最高の塗装って何かわかるか?」
「な、なんすか~~?? ^^; 教えてください!」
「刷毛塗りだよ、は け ぬ り!」
このことばが いまだ頭から離れません。
このことばが いまだ頭から離れません。
圧倒的に膜厚が出るから、防錆には最高ってことかな??
いちど自動車を 刷毛塗りで 全塗装してみたい。うちの軽トラで やってみっかな
フェンダーからエンジンルームへのつながり
フロントの鼻づらからエンジルームへのつながり
エンジンルームの周辺が ちゃんと新しい塗料が乗ってると(外側と同色でね)
見栄えが良くなるんですよ
これに おもてうら完全塗装したボンネットが乗るからね~
これはもう、エンジンルームをつまみに飲めますよ^^
ヘッドライト周辺 このあたりはよく見ると 刷毛目が残っておりますが。
正面から見ると フロントグリルから内部が見えるので その部分は白く塗っちゃいけません。
エンジンルームの見栄えが良くなりました。
このアイボリー色は なかなかいいね。
最低限のステッカー類は 塗りつぶさないでおります
ルーフの雨どい さびやすいんでさびを取って厚めに塗りました。
ルーフ側のマスキング新聞紙、ふわっとさせておくのがミソね^^
このあと境目を研ぐときに 楽なの
ドア周辺 油汚れを除去しての塗装
ここも 乗り込むときに見えますからね
エッジの塗装はげも塗装
ドア下の隅っこに錆が見えてたのも除去した
継ぎはぎな塗装ですが
どこが塗ってないところか わかりますか
正解はこちら
赤で囲った部分は手つかずで塗装しておりません
たったこれだけなら 左側は全部塗れよ!って感じですが
実は この部分、よ~く見ると下に線へこみやポツポツ錆があるんですね・・・
パッと見は わかりませんが。近づくと 見えますよ。
これらは 次回の補修に回すことにしました
今後また当方に入庫することになるでしょうから
今回は 乗り込むたびに見る運転席側を重点的にやりました。
一方、助手席側のドア周辺は あえて、手つかずにしております。(笑)
オーナー様は その差を ご自身の目でご覧いただき、
レストア前後の出来の差を 実感してお楽しみください。^^
右ドアはまたの機会に 集中的にやりましょうね。
もうちょっと
塗装ネタつづきます。
BMW2002A 最終上塗り ― 2023年05月24日 18時58分06秒
BMW2002A ルーフモール下の塗装 ― 2023年05月22日 16時28分35秒
BMW2002A ボディ細かい錆補修 3 ― 2023年05月19日 14時15分47秒
ボディ細かい補修その3は ルーフまわり
ルーフのモールの下、さびています。
ここも良くさびるところです
なかなか目につかないところであり
ここを 「マルニの死角」 という
窓のゴムパッキンがあるので
割りばしなどを突っ込んで 広げています。
マスキングをして、モールを傷をつけないようにして
120番ペーパーでシコシコと錆落とし
取れるだけとったら レノバします。
さっそくクロサビに変わってきています。
左側も同様に
地道な研磨です
ペーパーを折り曲げ、差し込んで研磨します。
こちらはルーフに浮き出てきたサビ 2か所ほど目目立つ
この下には・・・
塗装をはがすとサビ
良く研磨して
サビキラーで錆転換
ってところまでやってあったので
今回は120番ペーパーで足付け研磨して 細目パテ付け
パテ研ぎ開始 240番、320番
モールの雨どい付近の錆も落とし、
研磨終了で このあとサフを吹く。
サフ吹いた後に #400番で最終研ぎ
手でなでて 光を斜めからあてて
感触と視覚で平滑度をチェック
ここまで来て 脱脂拭きして、ようやく上塗りだ
ついでに 給油口の錆も取って
レノバ吹いておきました
いや~疲れるね~~ 自分の車じゃ ここまでやんないよ(笑)
でも特に このあたりは 車に乗り込むときに目に入りやすい部分ですから
錆は見たくないもんね。
自分のマルニで
錆びの箇所には サビキラー塗ったままで ほうってあるもんね(笑)
まさに 紺屋の白袴 な状態
BMW2002A バンパー錆取り&塗装 ― 2023年05月14日 13時30分25秒
外したリアバンパーの裏を防錆塗装します
分解しました
裏はかなり錆びています
こうなってくると ボルトやナットを外すのに ひと苦労なんですよね
バンパーに沿っているゴムクッションの端のクリップがさびてなくなっていました。
こういったやつです。
ナンバープレートの下の蓋。
本国ではここに下から照らすライセンスプレートがありますが
日本仕様ではここに蓋がされています。
これもメッキがかなりとれていてひどいから、研磨して防錆し
シルバーで塗装してしまいましょう。
細かいパーツも 再使用するものは さび落とし。
ねじ類の防錆処理
バンパーのパーツは M8サイズの角根丸頭ボルト が良く使われています。
フロントで10個、リアで6個
後日バンパーは磨きますが、どれぐらいになるのか、
ちょっとバフにコンパウンドをつけて磨いてみました。
ほんの少し磨いただけで 曇りがとれ、これだけ艶を取り戻します。
これならヤル気が出ますね^^
でも裏側は錆サビなので ワイヤブラシで浮き錆除去のケレンします
ところでこのバンパー・ホーンだけど、ワロスのページを見ると
USタイプとなっている。アメリカ仕様なんですね。
17ユーロほどで新品購入可能
にしやんのマルニはこっちの本国タイプで デザインが違う。
浮き錆取りのあと 錆キラーを塗布
乾かしている間に フロントバンパーも外します。
ここのところ塗装ばっかりだったから レンチ類を握るの久しぶりです。
錆びたボルトナットでちょっと苦労しましたが なんとか外れました。
バンパーステーの外し方はコツがいる
こういう風になっていて ステーをスライドさせて入れるようになっている。
ボルトがなんでか共回りして 外すのに苦労した。
フレキシブルカメラでのぞいてみたら その訳が分かった。
ここのボルト、本当は 先に述べた 角根丸頭ボルトが
使われていなければならないところだ。それなら共回りしない。
この中も防錆しとこう
さて~
フロントもやはり バンパー裏は 半世紀の錆が。^^:
サビキラーを2~3回塗り。
このままでもいいが、にしやんはサービス過剰なので
このあとミッチャクロンを塗って、ウレタン塗料を刷毛塗りし
錆をパーフェクトにシャットアウトします。
でもこんな裏なんて 誰が見てくれるんだ~~~!(笑)
たぶん将来、整備工場で リフトアップしたメカニックさんが見ることになるだろう。
「むむ!こいつは・・・!」と思うんだろうか。
「むむ!こいつは・・・!」と思うんだろうか。
ゴムクッションも再利用です。硬化してますが問題ないでしょう。
これはまだ新品で出ます。2万円ほど。
バンパーにはめ込むクリップが15個あります。
サビキラー塗ってますが 錆がひどかったので クリップはワロスから買って交換するかもしれません。
(でもこれスライドさせて外すの、スンゴク大変なんですわ)
サビキラー乾燥中
続いて 2液ウレタン塗料を刷毛塗りしていく
色はマーブルホワイト(日産 KJ7)。余ってたの・・・
2度塗りで 塗膜を付ければ もうさびない
乾燥後、表側のメッキ部分をコンパウンドで磨き仕上げの予定。
BMW2002A リアの塗装 ― 2023年05月13日 13時38分14秒
錆びたリア廻りを塗るために エンブレムをはずします。
バンパーもはずしました。
給油口のあたりも錆取りして塗らねば。
給油の度に 暗い気持ちになるもんね
左テールライトの方、角っこをちょっとへこましたのか、
過去に補修してあるみたい。
かすかな凹みが残っています。
防水のためか、シリコンゴムも塗ってあるので取っていきます
へこんだから 隙間ができて 水が入るようになったか。
錆が見えてますし、タッチアップした塗料がヒビワレしています。
120番ペーパーで削っていきます。
茶色い錆が見えなくなるまで追い込む
ここまで来てようやく錆が見えなくなった。
防錆のため、すかさずプラサフ吹きます。
7時の時報が鳴ったので 朝食にします。
朝食後、車を外にだして 研磨は続きます
ここもサビあった
エンブレム「2002」の穴にも錆があった
キーシリンダーの周辺にも少し錆アリ。
すべてすかさずプラサフ吹き。
マスキングして、風当たりの弱いところに移動して 塗装します。
まずはミッチャクロン吹きから。
給油口を含む トランクのサイドも吹いていきます。
つまり リアタイヤから後ろ側全部を塗る
納屋の雨漏りでサビサビだったところ。
こういうところはトランクフードで隠れるから
垂れても気にしない。それよりも塗膜の厚みつけたい。
塗装前は こんなだったからね!
3回目塗りの途中。
左テールライト横のへこみが印影でめだって見えますね
(今回 錆取りだけで パテで埋めませんでした)
4回塗って 吹き終わり。
給油口周辺、垂れあり。あとで削る手間が増えちまった^^:
アチャー ここも垂れたか・・・ナンバーで隠れないところだな
余った塗料は ミッチャクロンをスプレーした後で 刷毛でこういった細かい部分に塗っていく。
こういったところを塗っていくだけでも ずいぶんと見映えがちがってきますね
ワイパー根元の雨どいも 水が溜まりやすく さびやすいところですからね!
何重にも塗ります (画僧は防錆処理前のもの)
指触乾燥後 マスキングをはがし、納屋ガレージに入庫。
日光の下では白いですが
陰に入ると アイボリーが濃くなって見えます。
ポッテリ塗って きれいになりました。
細かく見れば 突っ込みどころ満載の自己流野吹き塗装ですが(笑)
エンブレムは接着剤で貼り付けてあったので 触らなかった。
きちんとマスキングしたので フチまで塗れています^^
まぁいいでしょう。
はぁ~ 今日は疲れました
リアの裏も、トランク内部も、ガソリンタンクの中も、トランクの車体下も、タイヤハウス内も、
結局全部 錆処理して塗装したことになるね。
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