BMW1502エンジン腰下OH43ストラット組付 ― 2018年04月04日 21時50分10秒
ジャッキでストラットを持ち上げ.る。
バックプレートの組付け
ブレーキディスクをはめる。
ホイールベアリングを入れる。
クラウンナットで締め付け。元の位置で、割りピンを入れ、周り止め。
ハブキャップをはめる。
キャリパーの組付け。2本の太いボルト。
ブレーキパッドの用意。
シムに専用グリースを塗っておく。鳴き止めになるはずだ。
パッドを入れる。
パッドの固定ピンとバネを組付け。
ブレーキホースのストラットへの固定。
これで組みあがり。
ホイールを嵌める。
おっと、その前に、最後にブレーキのエア抜きをしなくちゃいけない。
BMW1502エンジン腰下OH41フロントスプリング交換 ― 2018年03月31日 22時16分56秒
ついでに、ヤジルシの箇所、限界までに磨耗したブレ-キディスクと、硬化したブレーキホースを新品に交換し、同時に、ブレーキキャリパーのOHも行って、ブレーキタッチの改善を図る。この1502、どうもブレーキタッチがしっくりこないのだ。
ブレーキのバックプレートも外す。
これがそのボルト。これでストラットの下側は外れた。
スプリングコンプレッサーをかけ、スプリングを縮めていく。
アッパーマウントを外して・・・ストラットを落とす。
外れたストラット。
アッパーマウントやそのナットなど。
お役御免のショートスプリング。ローダウンは見た目だけのもの。実用には向かない。
実際、タイヤがバウンスするとフェンダーに当たっていたという。
ショックのダストカバーは、ぼろぼろになっていた・・・ これは後にゴムシートで自作する。
外れたストラット。
ストラットのオワンには水抜き穴があるものの、サビが出ている。
サビ取りをし、塗装する。暖かいから、乾きが早い。
インパクトで使えるこの2本爪のスプリングコンプレッサーは便利だ。
作業効率が良くなる。
ショックの軸をめいっぱい引き出し、縮めたノーマルスプリングをストラットに置く。
30×30cmのゴムシートと黒ゴム接着剤、ホースクランプで自作したダストブーツ。
長さはあとで切って調整しよう。
アッパーマウントを六角レンチで回利止めしながら、ナイロンナットで固定。
ストラット完成だ。
次はブレーキキャリパのOHだ。
右フロントショックから油漏れ ― 2015年07月21日 20時36分41秒
ストラット下あたりまでしたたっています。
む~~~
油漏れしてる・・・
ストラットケース内に充填した油が漏れたというよりも、
ショックアブソーバから漏れたみたいな・・・
ケースのキャップ(銀色の部分)は緩んでいないし・・・
気休めだが、キャップはパイプレンチでまし締め。
油を拭い取っていると、足回りのパーツにサビ発見。
ドライバでふくれた塗装をツツいていくと、こんな状態に錆びていた。
塩水だらけの冬道なぞを走行していると、遅かれ早かれこうなる。
それに、このコントロールアームの部分は、水が溜まって乾きにくいところでしょうね・・・
ここで、整備メニューが頭の中で出来上がった。
・左右ショックアブソーバーの交換(しかし現在、wallothでは在庫切れ中!)
・右コントロールアームのサビ取り&補強溶接&際塗装
・ついでに コントロールアームボールジョイント交換(このさいに)
というところでしょうか・・・
ステアリングのブッシュ交換 ― 2015年06月28日 12時51分46秒
ちゃんとサイズが合うかどうかを新旧で比較します。
輸入品パーツはこの確認が大事。
いざはめてみようとしたら、サイズガ若干違うなんてことがときどきありますので。
ブッシュは手で押し込んでも入らないので、長いボルトとナットで圧入します。
見えているゴムブッシュの面にグリスを塗布。
後に差し込むアームとこすれる部分です。
差し込むアームの軸にもグリスを塗布して差し込みます。
あとは外した部品をとりつけていくだけ。
・アームの上部にクラウンナットと周り止めのピン。
・その後、コントロールアームを取り付け。
・タイロッドエンドを接続し、周り止めのピン。
このあたりは切り取って、ボンデ版で作り直し・・・かな。
溶接しなくても、リベットと接着剤でくっつけられそうです。リベットのボコボコが残っても気にならない箇所ですし、特に力がかかる箇所でもないので、気軽な板金作業となるでしょう。
スタビブッシュ交換 ― 2014年05月20日 20時50分05秒
まずはスタビライザーとは?ですが、英語ではanti-roll barとも呼ばれております。
要するに走行中の安定性能を高める棒です。
これがないと、まっすぐ走っていても、ハンドルの安定性がなくなって、
運転するのが怖くなってしまいますよ。
黄色の矢印部分がスタビライザー・バー。(こういうものがリアにもあります)
A,Bにゴムブッシュがあります。今回交換するのは、Aのほう。
6年でこうなるかぁ・・・ まぁ、常につぶされている過酷な場所でもありますから当然か。
1個1.3ユーロ程度なので、前回のパーツ注文で10個買っておきました。
今回、フロントの8個交換です。
ショックアブソーバーの交換などに使うスプリングコンプレッサーを使って、スタビバーを「寄せます」。
こうしないと、マルの囲み部分のナットがかかりません!
木片をあてがうのも、ちょっとしたコツなのでした!
マルの囲み部分、ようやくナットがかかりまして、交換作業完了です。
こんなことで。貴重な土曜の午前中がつぶれてしまいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正直、そんなに劇的に乗り心地が変わるものでもありませんでした。
でも 気分はいいですよ!
ホイールベアリング増し締め ― 2012年08月21日 21時10分18秒

これはホイールベアリングのガタに違いない!
ということでハブキャップを開けてみた。
フロントは2つのボールベアリングが入っています。


切り込み二つ分、ナットを締め込んでおきました。
これでガタはなくなりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、下の画像、こちらはリアホイールです。
手で触ってみると、割ピンを外す前からナットが緩んでいるのがわかります。
こちらは切り込み一つ分の締め込み。あまり強く締めると、ローラーベアリングのアタリが強くなりすぎて
ホイールの回転が渋くなってしまいますよ。

しかしま~~
知らぬうちに大事なところが緩んでいるものですね~~
車検前の点検でした。
スタビライザーのリンク ― 2011年11月16日 22時03分59秒
この言葉を知ったのは、池沢さとし先生の「サーキットの狼」を読んでいた小学生のときでした。
主人公のロータス・ヨーロッパがコーナリングで得意のドリフトがうまくいかない原因がココだったと思う・・・
レースの大事なときに、スタビライザーがおかしくなって(折れたんだっけか?)悪戦苦闘するという場面。
にしやんはソレがどんなパーツなのかも知らずに、とにかく車は走るが、曲がるときに困る部品なんだな、
とぼんやりと思っておりました。
BMW2002、マルニには前後アクスルにそれぞれスタビライザー・バーが使用されています。
ひん曲がった鉄の棒なんですが、これが左右の車輪を繋ぐことで、ねじれの力を利用して、コーナリング時の車体の安定性を確保するのですね。
下の画像はレストアしてるときのもので、柔軟性塗装をしたときのもの。
フロントのスタビライザー・バーはロワアームにゴムブッシュを介してリンクされています。
ここのブッシュは新品ではなく再使用でした。2,3年のうちに交換となるだろうということで覚悟はしていました。ここを新品に交換です。
13ミリの工具でできますが、画像のように、スタビ・バーをジャッキで少し上げ気味にしてやらないとうまく取り付けできないですよ。
で、ストラットをこのあと組み込みました。
さっそく、試乗。その日は日も落ちたので問題が無いかを確認しただけ。
そして、翌日通勤で乗った感想。
う~ん、やっぱ新品のゴムブッシュはいいわ~!!!
というのも。
ここ一連のアッパーマウント交換、このブッシュの交換で、運転中のフロントの感触ががすごくシッカリしたものになり、硬いゴムの上に載ってる感がハッキリ感じられましたのです。
逆にリアの挙動がが不安に感じられるぐらいに・・・
それに、マルニのフロント車高が若干上がったのは、アッパーマウントのせいでしょうね。
古いのは、だいぶヒビヒビで突き上げていたようですから。
整備の効果が体感できるのは、いいですね!
久々の足回り整備でメッチャ疲れましたが。
あと。
翌日の試乗にて、気づいたこと。
ハンドルの中立位置が若干、狂った。ブッシュのリンクやストラットを外したからだろうか。
タイロッドは触っていないけど、狂うんだな。
後日、フロントのトー調整が必要ですね。
フロントのボールジョイント交換 ― 2011年11月16日 07時30分23秒
これも消耗品で、ガタが生じたり、ゴムのダストブーツが破けてしまったりします。
最悪ガタがあったりすると乗っていて足回りにシッカリ感がないし車検での検査に通りません。
前記事でのアッパーマウント交換でストラットを取り外したこの際に、一緒に交換です。
パーツ自体は、ドイツからの個人輸入で1個28ユーロ、ボルトナット込み。
ここは3本爪のプーラーで力をかけてやると「バキン!」と音を立てて外れます。
レストア時の2008年にゴムブーツだけ日本製の新品につけ換えておいたのに。3年でこうなっちゃうか・・・ううむ。
また、ボールジョイントのねじ部分ですが、サビサビになってしまっていることが多いと思います。
この部分は、ストラットで密閉されているとはいえ、やはり水が入り、ずっとそのままのことが多い部分なので、まず、このねじからナットを外すのに手間がかかる場合があります。
このボールジョイントは、やはり足回りの関節で大事な部分。人間で言えば足のくるぶしの関節みたいなもん。5~6年に一度は交換したい消耗品といえましょう。
割りピンを入れる穴があるのですが、適当な棒を差し込んでグイッと回し、この向きに直しておきましょう。
割りピンを差し込むスペースの関係上、この位置がいちばん差し込みやすいからです。
茶色に見える錆みたいなのは、スレッドコンパウンド。銅粉を混ぜたグリスみたいなもので、ねじが錆で固着してしまうのを防ぐケミカルです。次回ココを空けるときには、必ずサビでぐちゃぐちゃになってますので、固着防止の為に。このあと、サビ保護スプレーをしておきました。
コントロールアームの合わせ目にもスレッドコンパウンド「Anti-Seize Compound」をつけて、
ストラット下端をここにはめます。
次回はやはり足まわりのオマケ整備で
スタビライザーバーのリンクのブッシュ交換です。
アッパーマウントの交換 ― 2011年11月15日 13時50分56秒
6時間目標、以下、手順。
ブレーキキャリパーを19ミリボルト二つをはずして取り外します。
(ブレーキディスクの減りでディスクの「耳」ができてて外しにくいときもあります。そんなときはキャリパのブレーキブリーダを7ミリボックスレンチで少し緩め、キャリパ内のブレーキフルードを少しおしだしてやるとパッド広がります。)
ストラット軸のブレーキホース止めのボルト10ミリ二つを外し、キャリパーを脇によけておきます。
(このときついでにブレーキディスクとブレーキパッドの厚み残りをチェックしておきましょう。ディスク交換推奨限界は厚み8.4mmだったと思います。)
スプリングコンプレッサーのねじ部分にはスプレーグリスをしっかり塗っておきましょう。
そして、ストラットを押し上げていたジャッキを下げます。
そして、足でロワーアームをグイと押し下げると、このようにストラットがガタンと外れてストラットがぶら~んとぶら下がった状態となります。
ロワーアームにはスタビライザーバーへのリンクもあって、戻ろうとする張力が働きますので注意。
最後のナットを外した瞬間、ゴットン!とストラットが落ちるのでなにかで養生して注意しましょう。
六角レンチと19ミリディープソケット、それにバイスグリップとプライヤを用意してここを分解します。
19mmディープソケットをナットにはめ、ショックの軸に六角レンチを刺して「回り止め」します。
バイスでディープソケットをガッチリつかんで、ナットを緩めて外します。
欧米ではストラットベアリングと呼びます。ハンドルをきるとストラットが回転するので、ここにベアリングが入っています。
ただのゴム筒なんですが、径が合うものが無いので買いました。
古いのは折れ曲がっており、さらに内部で裂けていました。
いままでは端に映っているスポンジを張っていただけだった・・・スマン!(笑)
やはり長さが違うね。当然!これでおおきな段差乗り越え時の突き上げもなくなるかな!
またお金たまってからね。
KONIの減衰力調整式ショックは軸を底に押さえつけて回すと何かを回している手ごたえがあり、1.5回転し、その範囲で柔らかさが調節できるとか。
適当に真ん中にしておきました。(図は回しているところ)
このあと、ショック軸をめいっぱい引き出し、スプリング、アッパーマウントなどを組み込み、例の六角レンチと19ミリディープでマウントとショック軸を組みつけておきます。
これでストラットの用意はできました。
これで逆手順でボディに組み込めばいいのです。
が、ついでに痛んでいる箇所、
・スタビライザーバーのリンクのブッシュ交換
・ロワーボールジョイント交換
をやります。
やり方は次回にて。
マルニのパーツをドイツに注文 ― 2011年11月02日 19時42分48秒
今回は懸念のフロントアクスルに関係する整備をすべく、以下のパーツをドイツのショップ、Walloth&Nesch へオーダーしました。
1年以上使っていなかったので、その間クレジットカードが更新を迎えていましたので新たにクレカ情報を送信。うまく認証が取れないとのメール返信があるも、もう~1回良く番号見て入力してみて!と返信するとうまく認証できた、今日パーツ送るとの返信が。
Dearにしやん
we
have just tried your credit card and everything is okay.
The goods will leave
today.
Best regards
Barbara Albertsen
Dipl. Ing. Albrecht
Walloth u. Alexander Nesch GbR
Email: info@wallothnesch.com <mailto:info@wallothnesch.com>
Internet:
www.wallothnesch.com <http://www.wallothnesch.com/>
ともあれパーツはお店を11/5に旅立ったようです。
注文したもの、整備したい項目。
・アッパーマウントの交換(これはもう以前にパーツを購入済で、2つで90ユーロでした)
これ以上悪くなることはないだろうという見本。
かといって、いまの乗り心地がどう変わるかは後の楽しみ。
現状では特に問題を感じていませんが、もうちょっとフロントの足回りがシャキッとするんでしょうか。
・ショックの保護ゴムカバー
Protection rubber for shock absorber front (not for Bilstein)

・バンプラバー
Front auxiliary rubber spring (not for Bilstein)
ショックの軸にとりつける突き上げ防止用の緩衝材で、スプリングが深く沈みこんだときにこれが衝撃を受け止めてくれます。レストア時にヤフオクで2個1000円で安く手に入れたE46用のものをつけていた。ちょっと短かった。
だからなのか、大きい段差を乗り越えたときとかに、実際にフロントにガン!と突き上げがあった!
本来のマルニ用はもっと長さがあるので、今回ようやく交換。1個7ユーロのセール品。
これもやがてはボロボロになるので消耗品です。
スプリングの受けゴムシート
ストラットでスプリングを受けるための緩衝材。ただのゴムなんだけど。
これまでは適当なスポンジ材を使っていた。ま~これでも問題なしですが。
片方で2個必要なので合計4個注文、1個5ユーロのセールだったので購入。
Lateral stabilizer support complete for all models with stabilizer
スタビライザーバーの両端をこれらの部品でロワーアームにリンクしています。これまで再使用していてブッシュのひびわれが酷くなってきたので交換します。
1セット15ユーロのセール品、2セット注文。
ストラット下につくボールジョイントも再使用していたので、ようやく今回新品に交換。
Wishbone ball joint repair kit incl. screws and nuts:
1セット28ユーロで2セット注文。Voltage controller 12 Volt plastic - HELLA - for all models
29ユーロ。これが壊れると、バッテリに過充電となったり、充電しなかったりと電装系統のトラブルになります。銀色のでかい旧型ではなくて、今回は信頼の置ける新型のHELLA製のものを購入。オリジナルにこだわる方はこれをドーゾ。にしやんはコレの故障で1回バッテリの過充電という痛い目にあっているのでコレは買わないです。

その他こまごまとオルタネータのブッシュ、フィルター類などをオーダーしておきました。
Rubbers for alternator housing (set of 4) all models
Fuel filter for carburator engine models
Air filter 1502 - 2002 Automatic
2011/11/5ドイツ発で何日で届くでしょうか。
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