2002tii ナンバー灯のステー ― 2023年10月29日 09時03分04秒
フルレストアで預かっている2002tii
夏からこまごまとパーツ集めしとります。
ナンバープレートのステーに注目
ナンバーを照らすライトユニット。
黒い樹脂製で なんか 違和感あるんだよね~
クロームメッキされてれば なんかまた違ってくるとは思うんだけども。
そこでヤフオクでラウンド型のステーをゲット
スタンレー製のナンバー灯セットです
これが探してもないんだわ、今。
ナンバープレート固定のステーなんかは
溶接でどれだけでも製作できるんですがね。
この違いです。
やっぱ違いますね 引き締まるというか。
ちょっとここは手を入れなきゃですが・・・
2002tiiの本格的レストア開始は
いまやってる丸テールを納車してからになりますので
12月からといったところでしょうか。
もうちょっと 待っててね!
2002tii ハイパワーオルタネーター到着 ― 2023年09月22日 20時48分32秒
アメリカ カリフォルニアから届きました。
2002tii用の ハイパワーオルタネータ。
85Aの発電をします。(ノーマルは45A)
これだけの発電量があれば
電動クーラー化も楽勝だろう。
配線はB+とD+の二つだけ。
あと、本体ボディとエンジンブロックを4sqラインで結線してアースとること。
ということで配線は3つになる。
発電を14V程度に制御してくれる ボルテージレギュレータもついて居ます。
tii用は ここの長さが長くて 70ミリもある
右肩の 長いところね
キャブの2002用では ここの部分が短いです
全体に損傷もなく 大丈夫でした。
イーベイで 購入いたしました。 トータル65000円。
いろいろ電装品も取り付けに余裕があるし
レストア後も長く乗るのであろうし
オルタは最初から さくっと新品に、かつハイパワー化しちゃいましょ。
BMW2002tii クーラー取付の計画 ― 2023年09月04日 16時47分17秒
9月になっても まだまだあついですね~~
さて レストア開始したBMW2002tiiは クーラーを取り付けてほしいとのオーナーさんからの要望。
現在、矢印の部分、まるっと空間があいており、コンプレッサーがついて居ないのがわかる。
クーラーをつける際に問題になるのが
クランクシャフト・プーリーの形状である。
クーラーコンプレッサーを駆動するためのベルト溝があるか?なのだが。
・・・ない。
本来、クーラーのついたtiiのエンジン フロント側は こうなるはずだ
コグドベルトの横に コンプ用の溝が来るわけだが
矢印の黒いカバーのかかった部分は、インジェクションポンプ用のコグドベルトが
掛かっている。大事なベルトなので カバーしてあるのだ。
それに、よく見ると、なんか、コンプ用のベルトの幅があるかどうか 不安になる。
ワロスで売っているプーリーはこういうものだ。
刻みの入った部分が インジェクションポンプ用のコグドベルトがかかる。
でもクーラーコンプ用のVべルトの溝がないのだ。
クーラーつけるには これが必要なの!
左がコンプ用溝のあるプーリー。右がないプーリーの例。この違い。
買えばいいじゃんと思うだろうが、これが、どこにも無いのだ!
ヤフオク!には無い。
イーベイでなんとか1個見つけた!
・・が、送料を入れると1個11万!たっけ!
もしこれを買うとする。
AC溝つきプーリー 11万
クーラーセット一式 5.5万(ヤフオク!)
コンプのブラケット製作 1万(材料費のみ、工賃計算に入れず)
クーラーセット一式 5.5万(ヤフオク!)
コンプのブラケット製作 1万(材料費のみ、工賃計算に入れず)
雑材(リレーや配線等)1万
材料費だけで 合計で17.5万だ。
う~む・・・
機械加工やさん現状のプーリーに、コンプ溝をワンオフ加工で
つけてもらうということもできなくはないが。。。加工賃 安くはないだろうな・・・
5~6万は最低でもかかりそうだ。
機械加工やさん現状のプーリーに、コンプ溝をワンオフ加工で
つけてもらうということもできなくはないが。。。加工賃 安くはないだろうな・・・
5~6万は最低でもかかりそうだ。
インジェクション・モデル、2002tiiの試練 その1か・・・
うちで在庫で持ってる 汎用クーラーセット 5.5万
このコンプを使うには 溝付きプーリーとブラケット製作が必要ということ。
改めてこのあたりをよく観察すると
コンプ用のベルを溝をつける余裕がないような気がする・・
それに 出荷時に回転バランスを取ってあるクランクシャフトプーリーに
新たにプーリを追加溶接などして 回転バランス崩したくないというのもある。
よーし こうなったら。
今回 2002tiiのクーラーは
最近普及してきた 電動コンプレッサーで 行ってみようか!!
最近普及してきた 電動コンプレッサーで 行ってみようか!!
これまでのエンジンのベルト駆動だったコンプレッサーを
電気モーターで動くコンプレッサーにするのだ
概略図は こんな感じだ
ただし、この12Vコンプレッサーを動かすのに
大電流が50~60A程度の大電流が必要になるらしい。
バッテリも大きめにした方がいいだろう
マルニオリジナルのオルタネータ―は45A容量なので これでは
電動コンプ装着しても すぐバッテリアガリしちゃうだろう
それに、このオルタ、よく見ると tii用のオルタじゃない!
赤矢印の部分を見れば形状違うことがわかる。
結果、オルタが斜めに取りついてしまって 最悪。
本来のtii用オルタは、エンジン側の取付ステーに
ぴったりはまるようになっていないといけない。
まぁ この疲れ切ったオルタは今回交換するつもりではいたので
イーベイで、tii専用のハイパワー85Aオルタネータ、注文しました。
オリジナルの、倍以上の発電量になります。
このショップからは、前回の2002Aのハイパワー95Aオルタも買いました。
ほうほう テストベンチでは 95Amps出てたとな!
これなら電動コンプも50-60Aで回せて ほかの電装品にも25-35Aは回せるだろう。
電動クーラー、ヘッドライト(LED化で省電力にする)、ワイパー、カーステ、ドラレコ、ホーン・・・
同時使用 じゅうぶんできるだろう。
ペイパルで支払い。送料込み、7万5589円。到着は9月24日ごろまで。
そして、ヤフオクで 電動コンプレッサーのークーラーキットも購入。
8万6800円。(市場では20万クラスのものもありますが、欠品中でした)
85Aハイパワーオルタ 7万5589円
電動コンプクーラーキット 86800円
電動コンプクーラーキット 86800円
雑材 1万
オルタもハイパワーの新品に交換出来るという大きな特典もついて、
合計で17万ぐらいのほぼ同額に収まった。
ほかに電動コンプにするといいことがいくつか。
①ベルト駆動じゃないから エンジンのパワーの一部がコンプに持っていかれない。
②エンジンに負荷をかけないから アイドルアップ装置を作らなくても良い。
③たいへんめんどうなコンプのブラケットをワンオフ製作しなくてよい。(ボディ側に取り付けるだけ。)とても時間と労力の節約になるのである。
④冷却水ホースとコンプとの接触を気にしないでよくなる
などなど
だいいち、2002tiiの場合、プーリのコンプ用の溝のことなんか 気にしないで良くなるのがありがたい。
最近では電動コンプも普及してきており
旧車に電動コンプクーラーキットを装着しているコンテンツも
WEBのあちこちで見られる。
旧車に電動コンプクーラーキットを装着しているコンテンツも
WEBのあちこちで見られる。
マルニの電動コンプ化のコンテンツはまだ見ないので、
ここはまた、新しいことに チャレンジ精神で ここでやってみる。
電動だからコンプの設置場所を選ばないが、(トランク内に設置することも可能)
コンデンサはやはり 良く冷えるフロントに持ってきたいので
電動コンプの取付場所は 空間の開いた このあたりにしよう。
ボディ側に適当にステ―でもつけて ブッシュを介して
ボルトオンすればいいだろう。
出っ張ってる さびだらけの腐ったタコ足エキマニは捨てて
ノーマルのエキマニに変更することで 遮熱対策を行い
多分電動コンプはかなりの熱を持つはずなので ファンで冷却装置でも作ってやろう。
ずっと懸念だった クランクシャフト・プーリーの溝問題も解決したし
またこれはこれで 取付が 楽しみである。
後記:
イーベイでも同様な商品が出ていた
しかしこれのコンデンサーはいいのだが、この大きさはマルニは収まらないのだ・・・
配線
スペック表では
電源はDC12Vで 33~60Aが必要とのころ。
792Wだからオルタで14V発電していればコンプだけで57Aぐらい使用か。
余裕を見て 80A以上のオルタは必要だろう
上記スペックのコンプのDimensionの単位は inchではなくcmの間違いだろう
コンプ裏の配線接続先 難しいことはない
低圧側の接続
高圧側の接続
これらの画像を参考に
このスペースへの設置レイアウトを考えておく
BMW2002tii リアマフラー外し ― 2023年09月01日 13時16分23秒
2002tiiのほう レストワ 開始です。
リアマフラー外しから。
現状、センター出しのマフラーが ボディにガッツンあたって へこましていますね。
最悪な取付方法です。
とってもうるさいマフラー・・・ご近所迷惑なだけです はい
にしやんは うるさいだけのカッコつけマフラーって、ガキっぽくて 大嫌いなのよ。
ワロスで新品を求めました。
最近これ、高くなってるわ~
マフラーハンガ。
100歩譲って ここはまだ良しとしても
もう一つのハンガは 錆びて もげてしまって ありませーん
ここにハンガー つけなきゃな~
ハンガーがないもんだから、こういった訳の分からん取付方法になる
しかもデフオイル、マフラーにかかっとるし・・・。
まずはトッテツケのマフラーハンガーを除去。
見たくもないので すぐブラックホールに捨てた。
外したマフラー。いったい何のマフラーを流用したのか知らんが・・・
知りたくもないけど
純正マフラーを接続してみたら
配管の曲がりが独特で、純正品がはまるべき位置につかない。
こんな風にやや右向寄りに付いちゃう。
まぁ、サビサビのセンターマフラーも、ダウンパイプも、エキマニもぜーんぶはずして捨てて
全部一式、新品か 状態のいいものに交換しますが。
え~
取り外し中心のレストア前半は、キタナイ部分が多いので
勢い、言葉も汚くキツくなりますが どうがご容赦を。
現オーナーさんを責めているわけじゃない。
その前の こんな風にした しっちゃかめっちゃかなオーナーを 責めている.
6年前に乗っていたS202 C200ワゴンのことでも思い出して 気分を落ち着かせよう。
最近ではヤフオクでも なかなかW202 S202は見なくなったねぇ
いい車だったのよこれが
BMW2002tii レストア前現状3 ― 2023年08月30日 21時56分16秒
インジェクションモデルのtiiのほう。
レストア前のチェック、内装を中心に。
内装。
ウッドステアリング。
きれいなナルディか、純正のステアリングに変更したい。
ここはオーナーさんと相談の上。
シートはオーナーさんが交換済み。
ヘッドレスト ないけど・・・
室内は シートにあわせ ネイビーブルーに統一する予定
3点式シーベルトはいいんですが、当時もののキャッチ部分で。
これね~。にしやんのマルニにも ついていたなぁ~
三角窓はちゃんと動くし シールも大丈夫 問題なし
なんか今回、ドアパネルの一部にも ウッドをあしらってみたいなぁ
オリジナルのベージュ内装色
年季は入ってます
4人乗車なしないのでしょうが、
ちょっと張りがないのと薄汚れ感が目立つ。
リアクーラーらしき 吹き出し口が。トランクには何もありません。
ドア下はまぁ どの車も同じですね。でも大きな錆穴とかはなし
フロアカーペットが無いのですよ。
いまヤフオクでマルニのフロアカーペットが珍しく出てるけど
あんなん 買うか~??どうすっかな
やっぱり新調カーペットで作ってしまうのが 自分流だ
天井はまぁまぁと思いきや、2か所ほど 裂けている箇所あり。
外して 裏から何とか補修できるかな
ペダルボックス。
ちょっとクラッチが重ため。
クラッチレリーズは交換し、スプリング調整しよ。
開けてみて。
まぁ~・・・こんなもんでしょ いつもじめじめしてるところですからね~
換気装置でもつくったるか?
このメーターも LED化して キレイにしちゃる~~!
ここにクーラーを持ってきてと。それともグローブボックス下に?
ここもまたオーナーさんと相談。
4速ミッションには 問題なし。
おっとここにも錆が。
磨けば取れるレベルか・・・??ダメならシルバーで塗装する。
BMW2002tii レストア前現状2 ― 2023年08月22日 21時21分19秒
BMW2002tii レストア前現状1 ― 2023年08月12日 19時34分44秒
1974 BMW2002tii の現状 その1
水漏れ。
エンジンはなんとかかかるのだが
ご覧のとおりである。
うちにやってきたその日から
たいへんお行儀の悪いコなのである。
車体下から見たところ。
オイルフィルターの上あたりか・・・
燃料噴射ポンプのあたりだ
指さしているホースから ピュ~と 派手にクーラントが漏れていた。
幸い、オーバーヒートには至らなかった。
クーラントがなくなって そのままエンジンを動かしていると
やがてオーバーヒートしてしまい 最低でもシリンダーヘッドが熱で歪んでしまう。
そうなるとまた なん十万と 余計な修理費用が掛かることになる。
あぶなかったのだ。
後日 そのホースを取り外し。かなり劣化しているホースだ。
燃料噴射ポンプのウオームアップレギュレータという箇所に
冷却水を送るホースだ。
とりあえずは 仮に 漏れないようにつなぐ。
そんな感じでエンジンをかけ 調整をしていたら。。。
知らぬ間に また水漏れしていた。
今度は 前回と違うところからみたいで。
30分でこれだけだから 雫が垂れている程度だ。
エキゾースト側、エキマニの下のメクラ蓋の一番奥。
4番シリンダーのあたりに錆っぽいものが
4番シリンダ付近のめくら蓋からクーラントが滴下している。
ご覧のように 錆の鍾乳石を形作っている。大変珍しい。
さぞかしエンジンブロックの中は錆パラダイスなのだろう。(はぁ~(ため息)
なんでこんなになるまで 放っておくんだろう・・・。
カワイソーといえば カワイソーである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなことをボヤきながらやっていたら負のオーラが充満したのか
エンジン調整をミスって 逆に調子悪くなるし・・・。ーー;
初めてインジェクション触ったけど、調整むずかしーなーオイ!
それとも燃料噴射ポンプ自体がもうアカンのか?
水漏れもしているし 今日はもう エンジン切った。
押そうにも 水勾配の若干のスロープがついてて
ウンウン大汗絞って押しても押しても
一人ではこれ以上納屋ガレージに押し込めない・・・。
しゃあない ここで一晩 おもらししてなさいキミは・・・。
ブログを書いてる今も なんか腰に違和感が残ったままである・・・。
お盆の狂ったようにアッツイなか 作業するもんじゃないな。
BMW2002tii入庫、レストア新章開始 ― 2023年08月11日 00時00分00秒
にしやんのガレージに 新たなマルニが入庫しました。
1974年式 BMW2002tii 4MT
当ブログの視聴者様からレストア依頼を受けたものです。
だいぶ前からオーナー様と現車確認や打合せを始めていました。
(現車確認に はるばる行ってきたときの写真)
2002Automaticが完成間近というタイミングで入庫という段取りでした。
BMW2002tii
ti とはツーリング・インターナショナル、 i はインジェクションを表します。
インジェクション車は初めて触ります。
エンジンがキャブ車と違って けっこう「詰まって」ますね
2002tiiはスペックを見るとキャブ車よりもパワーが出ます。
昔、知人のtiiを試乗させてもらったことがありますが、
ハッキリとキャブ車とのパワーの違いを感じたことを覚えています。
車体も軽いところに130馬力が出るから(キャブ車のおよそ1.3倍)、
これはけっこう速く走れる車だなという印象がありました。
現状 エンジンはかかるので
ばらしの前にあれこれいじってエンジン調整みたいなものを
先にやってみようと思っています。
サハラべ―ジュのボディカラーは
にしやんアイボリーに全塗装の予定。
もちろんクーラーを装着、内装の色もガラリと換えて仕上げます。
キャブのマルニとはいくつか仕様が違うtii専用のパーツがあるので
パーツを買うときは 注意しなければいけません。
お盆休みのあと、現状確認をしたあと レストアしていきます。
また2年ほどかかると思うので 気長にみてください。
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