2002tii WURリペアキット届く2024年01月15日 15時19分05秒

先日注文した BMW2002tiiI インジェクションWURリペアキットが届いた






中身。たくさんのステッカーも入っていた。

これがワックス入りピストンだね^^


クーラントの熱でワックスが膨張し、それによりピストンが突き出てきてプレートを押し
インジェクションの燃調を適正値に補正するデバイスだ。


これはたぶん WUR(ウォームアップレギュレータ)を分解するときに
あると便利なツールなんだろう。




預かった2002tiiのWUR(ウォームアップレギュレータ)

2002tii WURリペアキット注文2024年01月04日 10時44分37秒

2002Tiiのかなめ、ク―ゲルフィッシャー製のインジェクションポンプです。

ここに Warm Up Regulator (ウォームアップレギュレータ) というデバイスがくっついている。
略してWUR と呼ばれている。
冷間時の始動をスムーズにするための、燃料とエアの一時的な増量装置らしい。
キャブ車で言えば、チョーク機構みたいなものか。

エンジン始動後の水温上昇によって、WURの中に仕込まれたワックスが膨張し、ロッドが徐々に突き出し、インジェクションポンプのレバーを10㎜ほど押す役目を持っている。
このレバーの押し具合によって 燃料噴射量が変化するものらしい。
エンジンが温まったら WURはレバーを押し切った状態を保持し
燃調も冷間時の増量状態から、通常の適正な状態へと移行する。


古くなった2002Tiiでは、
このWURのロッドがうまく動作しない事例が多いようだ。
下の左右についているパイプはクーラントの通路で、
この最下部にワックスピストン(Wax Actuator)が仕込まれている。
右側に突き出た長いパイプはエア用で、インマニにつながっているらしい。
ワックスの膨張でロッドが動くと、
ポンプからのガソリンの噴射量と二次エアの量をバランスよく変化させていく装置のようだ。



正常かどうかのチェック方法は WURデバイスをお湯につけてロッドの突き出し量をチェックするらしい。

ロッド突き出し量(extentsion)グラフ (参考)

いかにも経年劣化で壊れそうなこのデバイスだが、
アメリカのBMW2002FAQのサイトでは
ストア商品として このWURリペアキットなるものがネット販売されている。
素晴らしいね~~  
ワロスではこれは売ってないよ
2002ファンが商品として開発したものらしい
キットの中身は ワックスピストン(Wax Actuator)、シール用のオーリング、それに分解/組付け用の専用工具にインストラクション。
自分でWURを分解して Wax Actuatorを交換しなさいというわけだ。


左が新品、右が50年経過した古いもの。(固着してる)

WURに仕込まれているワックスピストンは非分解式なので 新品を求めるしかない
レストアするこの際、新品に交換しておくべきパーツだ。


ということで早速注文。
125ドル。支払いはペイパルで。2万円しないぐらいか。
う~ん どうせなら さらに50年先を見越して 
あるうちに予備も含めて合計2個買っておきゃよかったかな。


ちゃんと米国から出荷されました。


WURのリビルドと組付け、調整方法も 詳しく書かれている。

ありがたいね~


2002年に立ち上がった2002FAQのサイトは かなりの知識が蓄積されているので 非常に助かる。
技術的情報でかではなく 日々の世界中の2002オーナーからのブログ記事もあるので
見てるだけでも楽しいし勉強になりますね。