635CSI 冷却水にオイルが混ざってる2025年03月29日 13時54分55秒

たまには635で走りたいら~~と思い。
走行前の始業点検チェック。

冷却水レベルをチェックしようと
何気なくラジエタキャップを開けようとひねったら
そこでバキン!!とキャップがバラバラになっちまった!
腐食で 溶接部分がもげちゃったのです。
2年ごとに交換してない俺のばか!
まぁ これはいいとして。


開けたエキスパンションタンクを見て気づいた。
タンクの内側に なんかついてる・・・・。

エキスパンションタンクの内部についたヘドロみたいなの。
まるで カフェオレ色したゆるいマヨネーズ。
これは、冷却水とオイルが混ざり 乳化してできたヘドロである!
あら~~~???
これは、冷却水に何かのオイルが混入したんやな??


ペーパータオルを挿入して ヘドロを付けてみる。
冷却水の水面に乳化したヘドロが浮いている。

ライトを当ててタンクを透過してみると エキスパンションタンク内部には
乳化したヘドロがびっしりついていた。
ただし冷却水は目立つほど減っていないようだ。
レベルセンサーも異常は発していないし。


ラジエタキャップを手持ちのものに交換し。(2002のが使える)


とりあえずコップ2杯ほどの水をつぎ足し。

写真撮り忘れたが オイルディップスティックを抜いてみたが
付着したオイルは乳化していない。
オイル側に冷却水は出ていっていないようだ。
が、水が混ざっていればオイルパンの下に落ち込んでいるのではないか。
まだ安心はできない。
これはオイルを下から抜いてみるしかない。


少し注意深く走らせる。
エンジンはいつものように一発始動。
走らせたら これまたいつものようにすこぶる調子が良く、トルクフルで加速も良い。
トップギアのオートマ4速の2000回転で100キロ近く出るから
シルキーシックスの脳髄とろける気持ち良さは健在。
ATも全く問題なし。


暖まったところで ATFレベルをチェックする。
ATFに乳化した汚れは無いし、量も減っているわけではないので
ATFが冷却水に混ざったという線は、ないだろう。

ちなみにATFは冷却する必要があり、
ラジエターの片側に縦状にATFク-ラーが入っている。
ここはATFオイルと冷却水が最も近いところである。


となると ヘッドガスケットのほうで
オイルと冷却水の通路が繋がったか?

1990年式(88年以降)最終型635CSIのシリンダーヘッドの図。
一番下の丸い穴の開いた板みたいなのがヘッドガスケット。2番。


ヘッドガスケットの写真。
水色が冷却水の通り道(ウォータージャケット)。黄色がオイルの通り道。
排気ガスから派手な水蒸気は出ていないのでシリンダー内に冷却水は漏れ出ていないと思うが。
ヘッドガスケットの経年劣化で微細なクラックでも入って、水色と黄色が細い経路でつながり、油圧の高いオイルが水圧の低い冷却水側に出て行ったということなら、ヘッドガスケットの交換だけで治るが・・・


ワロスで売ってる最終型635のヘッドガスケットセット。3万円。
バルブステムシールやらなんやら、全部込み。
これにヘッドボルト14本も加えねばならんし(あれは再利用できないので)、
この際、劣化したエキスパンションタンクも交換で
送料も含めて部品代で7万ぐらいかかるか。
ラジエターも交換したい、となると、プラス5万。(そろそろ交換時期やとは思うけどね~)



オドメーター123000km。
前オーナーさんによるとメーターの距離計が止まっていた時期も長かったというので
実際は2~3万キロほど足して14~15万キロほどと思われる。

シリンダーヘッド降ろして ガスケット交換。
ついでにステムシールやオイルシール交換してヘッドをオーバーホール。
ヘッドボルトで締め付けて、冷却水ラインも徹底洗浄して。
さてどうなるか見てみよう(トランプ風)ってところかな。

2002tiiのレストアもあるから 少しづつの進行になるとは思います。




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