丸テール 空調パネル再メッキ完了2023年10月04日 13時31分16秒

再メッキが完了し帰ってきました。
メッキにもいろいろ種類がありますが もっとも輝き、耐久性も高い
「装飾クロームメッキ」で注文。

裏側



元の状態 左側。御覧のように かなりひどい状態でした
フロントガラス吹き出しと 足元の吹き出しフラップ操作レバー


右側のもとの状態。
温度の調節レバー


外して錆取りと磨き研磨をしましたが輝きは戻らず。


この状態でメッキ屋さんに送りました


メッキ屋さん「バフ掛けによつ最終研磨仕上げ」ののち、
装飾クロームメッキを施したものがこちら


あとはマーク部分に 本来の色を面相筆で塗れば仕上がりです。
上のパネル:左側の〇には青、右の横長三角には
下のパネル:上下を表す△▽には白というのが本来の色です。



まぁ オーナーさんがマークの意味を知ってて操作方法をわかっていれば
このまま色を塗らない状態で使用しても いいかもしれません。

BMW2002A 最後の整備 マフラー交換2023年07月26日 16時45分50秒

宴の晩はオーナーさん宅にお泊り。
翌朝、最後の整備として トランクに積んできた 
うるさいマフラーに交換してあげます。

交換完了
やはり勇ましい音です。


ニャーべえも 暑そうで 
つめたいコンクリに べったりです

じゃあな~~ 元気でいろよ~

これにてBMW2002Aのレストア記事は終了です。
初めてのオートマチック車ですが 非常に勉強になりました。
合計358記事になりました。




帰りは列車の人となり 読みかけの小説に没頭。
年十年ぶりに読み返しましたが やっぱコレは面白かった!

また次なる可哀そうなマルニを
幸せにするべく 暫く静養してから 
取り掛かります。




BMW2002A 納車2023年07月25日 23時50分21秒

無事 納車できました!

朝早起きして、出発前に最後の点火系調整。

高速道路 時速80キロで安全運転。


気温30℃を軽く越える酷暑日。
車もドライバーも時々休みながら
時間に余裕をもって
目的地を目指します。
水温の針は 走行中は常に水平よりは下で80℃手前あたり
点火コイル温度は45から55℃
電圧計は走行中は13V
クーラーは冷房能力(温度ダイヤル)の4~8割範囲内



予定時刻よりも早く到着し、給油すると
ジャスト、リッター10キロでした。(高速道路70%)

2年9カ月でオーナーさんに引き渡すことができました。
今晩は祝杯です。
(*^▽^)/★*☆♪(*´∀`*)ノ

BMW2002A 点火コイル冷却ファンの水滴対策2023年07月24日 09時36分54秒

先日取り付けた 点火コイルの冷却ファン。
フロントグリルの真後ろなので 水を吸いこまないように対策する。

グリルの真裏でこれだから 夏の雨天走行で水を吸わないわけがない。


ますは 
最悪 水ファンに入ったときのために
ファンケース下部にカナノコで切り込みを入れ水抜き穴とする。
配線は被覆し ブチルゴムで防水

プラスチック容器とプラ板、ダクトでこのようにしてみた。
ええ、CD-Rのケースです(笑)

表側に水滴カバー。雨の中を走行しても ファンに水はかからない。と思う。

グリル装着。見立たない。と思う。


ダクトはヘッドライト裏へもっていき、下向きにする。
ここから外気を吸わせれば 水滴は吸わないだろう。


突き出ているファンの周りには プラバンとブチルゴムで防水対策。
けっこうこのあたり 雨天走行後に濡れていることが多いので。
(雨天走行で ボンネットとボディの隙間から雨水が入ってくる)

さらに上にはカバーをつける。
ボンネットをしめればカバーが押しつけられてつぶれる。
(ファンは押しつぶされません)

も~う 暑くて やってらんないわ。

あすはいよいよ自走で納車に行きます。
途中で調子悪くならないでね~。

BMW2002A ハイパワーオルタネーターに交換2023年07月23日 13時45分59秒

USAから到着までおよそ1か月かかりました。
送料込みで約6万円。
こいつに交換します。
BNR Parts というところから イーベイを通して購入。
ほかにTii用もありますね。

ウリは最大95アンペアの発電量!
純正は45アンペアだから、約2倍の発電量となった。
1年保証付きという。


信じられない程 馬鹿っぽい 配線説明図

ボルテージレギュレータが内蔵されている。
17Vほどになる発電量を14Vに制限して バッテリを充電する役目。
中にはカーボンブラシが2本あって、徐々にすり減っていくので
10万キロほど走ったらレギュレータ飲のみを交換する。


届いたオルタをチェック、角にヒット痕。。。まぁこれぐらいはゆるしてやろう。



この2002Aは電動ステアリングやらクーラー、電動シートに
カークールシートやキャブ&コイル冷却ファンなど、
夏場は特に電気を食う。
これに夜間走行でヘッドライトを点灯すれば 発電量はかなりギリギリなので
発電量に余裕を持たせたオルタを探していた。

なるべく発電量に余裕を持たせたいのと、
今後の維持を考えると 長い目で見て 
この際 新品のオルタに 交換しといたほうがいいと判断。

もともとこの2002Aについていたオルタは
ブッシュもケースも異常なぐらい摩耗していた (ゴムブッシュを定期交換しないからこうなる)

ひどくお疲れで限界であり 今後の使用にかなりの不安があったので再使用をあきらめた。
そこで、以下のにしやんのマルニについていた旧品を 取りあえず装着していたわけなのだ。


新旧比較

ボルトサイズなどは一緒なので ポン付けが可能


黒い部品が、ボルテージレギュレータだ。
新しいほうの後姿は E21のオルタネータとそっくりだ。


では取り付け

旧オルタから外したB+端子と3ピンコネクタは しっかり絶縁して(赤いやつはバッテリの+につながってますよ!) 邪魔にならないところにしばっておいた。
ほんとはこのあたりの配線をむいて ハーネスから取り外せばよいのだが
そんな暇がなかったので。

工具は13ミリレンチ類2本で OK


取り付けました かんたん
ガタツキもなし。オルタが斜めにつくこともなし(ブッシュは新品ですですから)。
ベルトラインも 水平に出ている。

オルタとエンジンの間の 茶色配線もM5ボルトで繋ぎます。これはアース線ですので大事。


Vベルトも交換しました。
ハイパワーオルタは 旧オルタと比較してプーリー直径がやや小さいため、ベルト全長は900mmから875㎜に変更する必要があった。
ワロスで買ったコンチネンタルのオルタ用ベルト。

もう外部のレギュレータは必要ない。取り外す。

ボルテージレギュレータに接続していたコネクタの2つの端子は絶縁テープで閉じて
残った青色線がでている端子に オルタのD+端子からきている配線をつなぐ。
これで メーター内のチャージランプがついたり消えたりするようになる。

エンジン始動の際に チャージランプが点いて、始動後に消える動画は こちら


あとは、メインの
オルタのB+端子から 付属の太いケーブルワイヤを持ってきて、
バッテリの+端子につなぐ。充電量のラインだから太い。
旧オルタでは16スケアの黒色配線だが、このオルタはハイパワーなので
もっと太目で設定してある。マ―ジンをとって20スケアぐらいか?
配線のスケアについては こちらを参照


バッテリ+端子にしっかりつなぐ。



ついでに
エアクリーナーも交換



エンジンをかけてバッテリ端子間電圧をテスターで測ると
14.30V出ていました。ちゃんとレギュレータは仕事していますね。

日中、アイドリング中の電圧計(クーラーオフ)




最大95A出るというアンペア数は、
電流計をつけていないので わかりません。(笑)

エンジンルームはこれで ほんとの終わりになります。



レストア開始前の 2020年9月

レレストア完了後の 2023年7月

BMW2002A プラグコード交換して夜間のテストラン2023年07月22日 20時41分29秒

注文しといた 2002用 ULTRAのプラグコート 2830-10 が届きました。
25000円なり


さっそく通通と抵抗を計測。
みんな ほぼ5kΩでそろってる

さっそく装着
デスビも赤レンガ色のBMW純正品に替えてあります。

アイドリングはまったくブレず良好です^^ よしよし



マジックアワーに 試乗に出かけます

夏の宵はイイネ~


まずは給油。
三日後 納車だからね~


ご当地ドライブスポット 新湊大橋を通過
夜景がきれい
いや~快調 快適
飛ばさず マルニと語らうように ゆったり流します。


気温27度
点火コイルの温度は 冷却ブロアファンが効いて 走っていれば
終始50℃以下でした よしよし

水温はこんなもん 水平より下で80℃手前ってところか


海王丸パークでパチリ

もっと走りたかったですが それはまた明日

BMW2002A 暑さ対策 点火コイル冷却ファン設置2023年07月22日 14時45分44秒

ふ~っ、暑い暑い 
梅雨明けで 夏本番!

今日のメンテは エンジンルーム内で80~90℃にも熱くなる点火コイル。
熱によってアイドリングが不安定になるコイルの「熱パンク」予防として
冷却システムを作ります。


DCブロアファンで外気を送り込み、コイルを冷やす作戦。
信頼のSAN ACE テスト中。

このファンは1Aも食わないのに 結構な風量が出るスグレモン


同等の中華製は 2.4A食って つくりもチャチかったので採用しなかった。

ここに穴をあける

ブロアファンを設置。得意の針金止めで(笑)
ここから空気を吸わせれば 冷たい風が送り出せるだろう
雨が降ったときなどを考えて 水滴よけカバーを作らねばならない
水滴の混じったエアを点火コイルにあてるともう 漏電でアウトである
ダクトをつけて 水滴の混じらないところからエアを吸わせよう


ファンからの風は斜め上に吹きあげるが、2割ほどだけ狙いの穴をはずれてしまう
このように接地したのは、ボンネットを閉じたときにファンの頭が当たってしまうため。

カバーをつくり すべての風をエンジンルームに送る


ダクトを通って 点火コイルに風を当てる
途中にフィルタを取り付け


金属薄板(シンナーの空き缶)で コイルを覆う風防をつくる

ここをフレッシュエアが通り抜けていく


冷却システム全体。
夏だけの装備。秋になったらダクトや風防カバーは外していいと思う


配線と制御。
温度によって 電装品のオン/オフを制御するものだ。
稼動テスト中。


不親切な説明書を読み解き トライ&エラーで 数値をひとまず設定。
例えば コイル温度が55度になったら冷却ファンが回りだして
45度にまで下がったらファンが止まる、というように。


温度センサーはコイル側面真ん中にケーブタイで押し当てた。
配線はファンのコントロール線とともに室内に通す。


コントローラーに配線をし、グローブボックスの下に両面テープで貼り付け。
運転席位置からは通常見えませんが、少しかがめば見える位置です。


キーがACC位置でONとなり、点火コイルの現在温度を常時示します。
4つあるボタンのうち 左上の電源ボタン3秒長押しで 
システム全体をオフにできる(ファンが回らないようにする)
運転中に雨に見舞われたときなどは 水滴がコイルにかからないようにするため
止めたほうがよさそうだ。
オーナーさんは晴れた日にしか乗らない主義だそうだが 覚えておいてください。


エンジンをかけると コイルの温度はどんどん上がっていきます。
55度になって40秒経過したらファンがONとなる仮の設定。
気温33度 40分ほどガレージ内でアイドリングしてましたが ずっとファンは回りっぱなし。
このあたりが下限ですね。
自己発熱やエンジンルームの熱もあるので 気温33度では これより冷えません。
走っていないのでエンジンに風が当たらないから、温度がじわじわと上がっていきます。

ですが、何もしなければ90度近くになる点火コイル。
それを60度以下に抑えているから かなりの冷却効果。
これで真夏の点火コイルの熱パンクからはおさらばです。

テストランしながら また数値を設定し直してみます。
60度でファンがON,55度でファンがオフ という具合がいいかもしれない

BMW2002A リアからの異音、消えた2023年07月21日 11時59分43秒


左にカーブしてアクセルをオンして負荷をかけたらリア右から
コココ・・・と回転に伴う異音がする件。
いろいろ対策したら 消え失せました。

原因は、タイヤと 右リアのタイヤハウス内でのかすかな接触でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
解決するにあたってやったことは2つ。



まず、右ドライブシャフトからの異音を疑い、
にしやんのマルニから外し 入れ替えてみる作戦。これは異音なんてしていなかったからな。

交換完了。

しかしテストランでは やはり同様に異音が出る・・・
原因は 右ドライブシャフトではなかったようだ。
(ある意味 ほっとした)
納車までに 元のドラシャに戻そう・・めんどくさ




続いて ホイールアーチ内側のかすかな接触痕を対処。
スプリングのそばにも1か所、擦った跡を見つけた。


幅12㎝ほどの ここと


もう1っか所、今回見つけたのがここだ。
下地の金属が見えていて 今擦りました~ってぐらいに ピカピカである。


グラインダで削ります。



50gの塗料で ともにウレタン塗装した。





テストランに出る。
カーブで右リアからの異音がもう出ないことを確認。^^


異音はやはり 195mmというタイヤ幅に
20mmというスペーサーをかませて トレッドを広くしているせいかもしれない。
マルニは本来は13インチで、165あたりが標準だ。

今回 リアスプリングを交換して これまでと位置が変わったのもある。
股間後は異音gしなかったが 
テストランを繰り返して 馴染んできたのかもしれない

いろいろと重いものをトランクにも乗せたし

スプリング受けのゴムにもちょっとした損傷があったののも気になる。
(このゴムは確か 交換していないで 再利用だ)


今後、2人以上での乗車や荷物をもっと載せたら 
また異音が起こることがあるかもしれない。
そのときはタイヤ内が 擦っていないか 確認を。

BMW2002A 右ドア下部など錆補修と塗装2023年07月20日 13時45分37秒

右ドアの下部には 結構な錆が発生していた。
こんな状態で上から塗装をしても 何の意味もない。

ドライバでつつけば このようにボロボロと錆が落ちる・・・。



右ドアの内側を 防錆のためにサビキラーで転換したように

ドアの下も いったん錆を金ブラシで できるだけ除去し サビキラーを塗布して錆転換。


その上から POR15パッチパテを塗りこめて 細かい錆穴を埋めていく。
硬化すればかなりの強度になるので ドア補強にもなるし、何よりさびない素材なので。


ドア下部はこのように補修。
錆転換剤サビキラー + POR-15パッチパテ


ドアのサイドも 2か月前にサビキラーしてある。
今回 この上にミッチャクロンを塗る


そして2液ウレタン塗料で 「にしやんアイボリーNo.11」を調合し
刷毛塗りしていきます


助手席に乗り込む奥様も
錆や傷みで汚れたドアを見ることは 今後あるまい。


下部も塗装。 パッチパテのデコボコ感は 残ってますが・・・ 許して。




ボディ側のほうも 塗り


ドアヒンジ部分も シンナーと刷毛で洗浄脱脂したうえで 塗装しました。
乾燥後に 可動部にグリス打ち。

裏の筋やヒダまで洗うべし!(笑)

BMW2002A エンジンが温まるとエンストする原因は2023年07月19日 16時51分38秒

暑くなってからここ一か月 納車に向けてダメ出しのテストランを繰り返しているが
暑い日に30分も走って水温が90度になるあたりで アイドリングが不安定になってしまう症状が続いていた。
アイドリングがだんだんバラついてきてエンジンが振れだし、
どんどんひどくなっていって そのうちにエンストする。
そしてキーをひねっても 再始動はできない、というもの。
しかし10~20分もボンネットをあけてエンジンを冷やしていると エンジンがかかる。
でもまたボンネットを締めてまたエンジンルームが熱くなると、アイドリングが不安定になる。
アクセルをふかしても、ババババ・・・とばらついた状態で どうもいい燃焼が得られていない感じ・・・やがてエンストしちまう・・・。
このエンストまでの経過が、いきなり来るのはなく あるときから始まって1~3分でエンストに至る。

最初 これが 暑さによるべーパーロックとパーコレーションのせいだと思っていた。
それでここのところ いろいろとその熱さ対策を打ってきた。
それでも、やはり、上記症状になってしまうのである。
これは燃料系統ではないなと思い至り、今度は点火系に絞って
日々あれこれとテストしていた。

今日その原因らしきものが分かった。
結論から言って、点火系統のトラブルで、
センターコードのリークなのであった。




デスビのセンターと点火コイルをつなぐ センターコードの抵抗値を測ると
無限大!(0Lの表示)

しかし コードをくねくねと曲げると 5.14kΩの抵抗値が出る。
微妙に断線して 曲げたら接する状態なのか。
ちなみにほかのプラグコードはどれも5kΩあたりの抵抗値がすぐに出るのだ。

コードをしっかり差し込んで縛ってみた

さらにヒートプロテクタを巻いて エンジンを30分ほどアイドリング。
このとき気温30度。

ボンネットを開けて アイドリング 
エンジンが冷えているときは全く問題ないのだが

水温はこれぐらい。90度オーバーになった

そして またアイドリングが不安定になりだす。
このときの点火コイルのてっぺん温度は80度近くであった。

そして アイドリングが不安定になったとき、
プラグコードのコイル付近を手で振れると ピリピリ、チクチクと感電する!
(コードをいったん逆に取り付けています)

ここだ。ピリピリ来る!微かなものだが 異常である。

反対にした時 ここに来る!


そこで自己融着絶縁テープを半分巻いてみた。

それでもやはり かすかにピリピリくるかな。もっと頭まで巻かねばいかんのか
この後エンスト・・・。も~う ーー;

結局全部に絶縁テープを巻いても リークは収まらなかった


エンストしたら まずエンジンの再始動は何度セルを回してもできないのはわかってる。
ここでスパークテストをすればいいのだが、どうせ火花は飛んでない。
熱が原因ならはと、点火コイルのてっぺん周辺をブロワーで冷やしてみる

点火コイルのトップが50℃台になるまで冷やしたら(3分ぐらいで)、
あっさりエンジンがかかるのだ。
点火コイルを冷却しなければいけないのか、
あるいは、プラグコードの断線が疑わしき箇所を冷却しなければいけないのか?

今度は この点火コイルのトップ付近をブロワーで冷却し続けてアイドリングさせる。
点火コイルのてっぺん温度は50℃台をキープ。

すると どれだけでも 長時間アイドリングは安定している。
実際、30分間、ぶっつづけでも アイドリングは安定していた。(クーラーオン状態)
多分このまま ガソリンがなくなるまで アイドリングし続けるだろう
これだよ、この状態になってほしいんだよ!

クーラーオンでアイドリングしてたから、これだけの水が排出された。
国産車ではコンビニ駐車場でよく見ますが マルニは珍しい光景?

そこで今度はボンネットを閉じてみてアイドリング。
エンジンルーム内の温度上昇がきつくなったのか
10分でアイドリングが不安定になり エンストした・・・。

やはりこのとき コイルのトップ周辺は 80度近くになっていた。
プラグコードもそれなりに冷えているのだろう
ボンネットをあけておくのと閉めるのでは だいぶ違うんですね。


夏場は ボンネットをロックしない状態でスキマから
放熱しながら走るってのも いいかもししれません




やっぱ エンジンルーム内の温度情緒に伴う 点火系トラブルだ。

以上でわかったこと
・点火コイルのトップ周辺(センターコードの接続部分)を
ブロワーで冷やし続けておよそ75度以下をキープするとエンストしない


自分としては センターコードのこのあたり、
点火コイルとの接続部分が怪しいとみている。
75度近くになる熱がかかると 膨張するかなんかして内部に変化が起こり 
断線気味になり うまく4つのプラグに良いスパークが飛ばせなくなり、アイドル不安定が始まり
さらに80度近くにまで上昇すると もうスパークどころではなくなり、エンストになると想像する。
エンストしたらエンジンの再始動は何度セルを回してもできないのは、火花がほとんど飛んでいないからだろう。
そしてこのあたりに触ると ピリピリするということはもう リークしているという確かな証拠ではないだろうか。
リークの原因となる傷みたいなものも見えないのだが・・


一方、点火コイルの方は、同型のBREMIの新品に交換したが、
エンストする症状は変わらなかった。
デスビキャップやローター、コンデンサも新品に交換してみたが症状は同じであった。

点火プラグもチェックした。
BOSCHのWR7DC+
今回のレストアで新品をワロスで買った。
メイドインロシアってのが どうも嫌なんだが。。。

焼け具合も 4本とも こんな感じで 理想的だ
プラグギャップも0.6-0.7mmであることを確認。


ということで、
数日後の到着を待って 交換の上 検証してみたい。 
リークしないプラグコードで 完治となるのか?
もうこれで治ってくれ~~
それでもだめなら 点火コイルの冷却対策だ。(熱でパンクするということもあるそうだ)


このULTRAの8mmプラグコードは 当方入庫前に オーナーさんが交換されてそんなにたってないものだ。コルゲートチューブはにしやんが巻いたものだが
オーナーさんも これに替えたら調子スゴク良くなった~ とおっしゃっていたので
まさかこれが悪いとは思いもしなかった・・・それの思い込みが いけなかった。
実質3年ぐらいの使用か?(そのうちのほとんどは2年半のレストアで動かしてないが)
入庫間に 点火系のトラブル(コンデンサのパンク)があったので それが影響しているのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とにかくこのエンストするトラブルは この1か月ずっと悩まされてきた症状で 
くじけそうになっていただけに ようやく原因らしきものが分かったので 
今日はすっきりした。
(まだ100%わからないが)



今朝 ボンネットに納屋ツバメのウンチ がついて居たのでムムっと思ったが
「運が向いてきた」という事かと思い直し 拭き取らないで置いたのが良かったか。(笑)

納車予定日まで あと6日。
にしやんは 巷の報道されてるような BIGモーターみたいな不正は行わず
正直に 毎日 悩み 泣き 歓び 喜怒哀楽で マルニと対話しながら 
地道に大汗をかきながら レストアしているのである。
暑さでハァハァしてる 子ツバメと同じである・・・