BMW2002A グローブボックス製作 ― 2023年05月30日 12時41分38秒
クーラー室内ユニットの右側へのはみだしで
グローブボックスが開かない問題を解決。
当初は このグローブボックスを加工しようと思っていたが・・・やめた
従来のグローブボックスを パッド部分と ボックス部分に分割。
パッド部分は 切ったりしないで そのまま使います。
ボックス部分から 取付金具類を外して使い、
ボックス本体は切ったり加工しないで 保管しておきます。
(今後 純正に戻すことも もしかしたら あるかもしれないので)
ということで、ボックスは 今回新たに作ることにします。
段ボールで仮にモデルを作りました。
容積は 従来のグローブボックスと比べて ほぼ半分になりますが
令和5年から小さくなった車検証は底面にぴったりはまるサイズです。
深さは8cmにしたので それなりに物は入ると思います。
パッド部分は 本来の場所にはめ込んで両面テープ等で固定し、
マルニ本来のデザインをキープします。
このパッドの向こうに 新しく作るボックスを取り付ける。
下から見たら こんな感じ
1.2ミリ鋼板から ボックスを展開図を切り出し
鋼板を折っていきます。
ようやく形になってきました
接合は、ブラインドリベットで。
蝶番も多少加工した。
仮付け。クーラーユニットや パッドに接触しないことを確認。
ボックスの後ろにエアダクトがあるので これ以上開きません。
ちょうどいい具合です。
ボックスをロックする固定金具ステーの製作。
白いウレタンパッドを上面に貼って 上下のガタツキを押さえています。
こんな感じに 装着できました。
これはシート座面に近い 低いレベルから見たところ。
ドライバーや助手席からの目線からでは
ここにグローブボックスがあることは 角度的に まず見えません。
いったん外して 塗装してきれいにし、、また取り付けます。
クーラー室内機をつけても、なおグローブボックスが使えるという
解決法です。^^
BMW2002A いろいろ取付準備 ― 2023年05月29日 13時29分15秒
リアバンパーのゴムトリムの 錆びたクリップの交換をする。
これはめんどいから省略するつもりでいたが、
本日の作業予定が予定が変更となったこともあり
やっぱりやっておくことにした。
今やらないと 永遠にできないであろう。
リアバンパー外した時の画像。
錆びたクリップが いくつか見えます。
これらが15個ほどあります
このクリップで バンパーにカチッとはめ込むわけ
なかには さびて折れてしまっているものがいくつかありました。
溝の中をブラシで掃除しながら、新しいクリップをスライドさせて入れていきます。
これがなかなかすっと入らないから めんどいわけ
左右端っこの ねじ止めクリップも新品を入れました。
この両端のねじ止めクリップは 外した時は
さびてしまって なくなっていましたからね~クリップたちはユニクロメッキがされてはいますが
少しでもさびないように スーパーラストガードを吹いておきますね
バンパーの裏側からでも1年に1回、
定期的に吹いておけば さびることはないでしょう。
こういった溝にはまった金属パーツなんで
雨天走行や戦車するたびに ここに水がたまり、入り込み
じくじくと なかなか乾かず 錆が進行していくんだな。
洗車はしないに こしたことはないんだけど・・・
こういった細かいパーツがネットで容易に手に入るのは ありがたいです
あとは こまごました作業を。
ボンネット取付の準備 ねじ山の掃除
さび付かないよう スレッドコンパウンドを少し 摺り込んであります。
これらトランクのヒンジ、トランクの取付ボルト類。
ダイスでねじ山をさらって掃除し取付に備えます。
ボルト/ナット一つをも、愛おしんで手を入れていますよ。
ボンネットの仕切りゴムの交換です。
このパーツは ワロスで左右セットで買えます。
左右セットで8000円ぐらいです
ゴムの接着面は ボンドを塗る前に 必ず目の粗いペーパーで荒らしておきます。
G17をゴムとボディの両側に塗布後、数分置いてある程度硬化してから、取付ける
べちゃべちゃのうちに すぐに付けては いけない。ハミ出すしね・・・
ハミ出さずに 取付できました。
ここが新しいと 見栄え良くなりますね。
リアのエンブレムはアルミのキャスト。
古く黒い塗装をワイヤブラシなどではがし、ペーパーがけしてきれいにする。
リアバンパーの錆サビの穴ふさぎプレートも銀で塗装した。
オーナーさんの希望通り、マットブラックで再塗装しました。
僕はアルミのままでクリア塗装が好きですけどね。
BMW2002A 最後の電装品 ドライブレコーダー取付1 ― 2023年05月28日 17時50分08秒
この預かったマルニにいろいろ電装品取り付け準備してきましたが、
最後に取り付ける電装品のアタッチメントを
鋼鈑を折り曲げて制作しました。
バックミラーにスライドして入れて ねじで締め付けて固定。
取り付けたのは ワイドな11インチミラー。
こいつは ただのワイドミラーじゃあなくて
鏡面の液晶スクリーンとなっており、
ご覧のように裏側にカメラがついています。
つまりこれは バックミラー 兼 ドライブレコーダー。
ドライブレコーダーのミラー型、いわゆる「ミラレコ」と言われているものです。車買ったら まずなによりも ドラレコ装着、という人も増えております。
にしやんも嫁の車には 保険会社にネットで接続できるタイプのものを装着しておりますが あるとやっぱ安心ですね。
これもやはり 備えあれば・・・の安心装備だと思います。
つまらない貰い事故で 大損しないように・・・
カンタンに取り付けられるはずですが
小さなマルニのバックミラーのせいで
取り付けのためのアタッチメントをDIYで制作する必要がありました。
購入したら一度12vを通電して起動するかどうかをテストしただけで
まだ実際の配線をしておりませんが、
同梱のバックカメラをリアガラス付近に設置して このミラレコに接続すれば、
エンジンかけたら前も後ろも同時にSDカードに録画できるというもの。
さらに リバースライト配線に接続し、ギアをバックに入れたら リアの映像をミラーに11インチでどーんと映し出すというものです。(この車はリアガラスにスモークフィルムが貼ってあり、うしろがちょっとみえにくい。カメラなら暗部補正してくれるので見えやすくなりそうです)
また、駐車時には 衝撃を感知したら録画を始めるという駐車監視機能もあり。
日本語対応しており 運転中の操作は鏡面をタッチスクリーン操作します。
もちろんボタン一つで これらの機能をオフにもできるので
普通のまぶしくないワイドミラーとしても使えます。
アマゾンで評価が高いので
リアの視界が良くなると思い 思わず取り付けちゃいました。
使用してのインプレなどは また後日。
BMW2002A ドアの内側塗りとシーリングスクリーン交換 ― 2023年05月26日 08時12分11秒
外側の塗装が終わったらマスキング新聞紙をはがし
運転席側のドアの内側に手を入れます
(右側はなんもしない(笑))
この見た目が にしやん、我慢ならぬ訳
内部を防錆のため 余ったウレタン塗料で刷毛塗りしていきます
水のたまりやすいボトム部分はレノバスプレーしたので
今度はその上にウレタン塗装
厚塗り たっぷりと
刷毛の届く範囲ですが、下半分は塗りました
ドアの水抜き穴。前側に2個、後ろ側に2個。合計4つ
塗り終わり
ぼろぼろだったシーリングスクリーンは このさい張り替えます
ドアから室内に水が入るのを防ぐためです
まずドアハンドルを取り付け。次に
ひも状になったブチルゴムを用意。直径5ミリ スワンボンドNo.9500
一周 貼り付けます
ドア内張り取り付け用のトリムクリップの穴は ブチルよりも外にします
そこに 0.1mm厚の厚手のビニールを張り付けしていく。
重量物パック(厚地ポリ袋をカット)を使用。 サイズは縦横70cm×100cmは必要だ。
窓のハンドル部分。回転する軸にスクリーンがまきこまれないようはめこみ。
三角窓のつまみ回転軸部分も
ドア開閉ハンドル部分も。
ドアロックのロッドは ビニールに小さい穴をあけ 貫通させておく
これで外気や水の室内への侵入を防げます。
ブチルテープより外側のはみ出したスクリーンはカット。
内張りを取り付けて ハンドル類を取り付ければ完了です。
BMW2002A 細かいところ塗装 ― 2023年05月25日 08時10分07秒
こういった隠れるところは スプレーした後 余った塗料で刷毛塗りしていく
雨どいは 水が長時間ステイするところなので 厚塗りします。
以前、板金塗装屋のオッチャンが飲み屋で言ってたんですよ、
「おい兄ちゃん、最高の塗装って何かわかるか?」
「な、なんすか~~?? ^^; 教えてください!」
「おい兄ちゃん、最高の塗装って何かわかるか?」
「な、なんすか~~?? ^^; 教えてください!」
「刷毛塗りだよ、は け ぬ り!」
このことばが いまだ頭から離れません。
このことばが いまだ頭から離れません。
圧倒的に膜厚が出るから、防錆には最高ってことかな??
いちど自動車を 刷毛塗りで 全塗装してみたい。うちの軽トラで やってみっかな
フェンダーからエンジンルームへのつながり
フロントの鼻づらからエンジルームへのつながり
エンジンルームの周辺が ちゃんと新しい塗料が乗ってると(外側と同色でね)
見栄えが良くなるんですよ
これに おもてうら完全塗装したボンネットが乗るからね~
これはもう、エンジンルームをつまみに飲めますよ^^
ヘッドライト周辺 このあたりはよく見ると 刷毛目が残っておりますが。
正面から見ると フロントグリルから内部が見えるので その部分は白く塗っちゃいけません。
エンジンルームの見栄えが良くなりました。
このアイボリー色は なかなかいいね。
最低限のステッカー類は 塗りつぶさないでおります
ルーフの雨どい さびやすいんでさびを取って厚めに塗りました。
ルーフ側のマスキング新聞紙、ふわっとさせておくのがミソね^^
このあと境目を研ぐときに 楽なの
ドア周辺 油汚れを除去しての塗装
ここも 乗り込むときに見えますからね
エッジの塗装はげも塗装
ドア下の隅っこに錆が見えてたのも除去した
継ぎはぎな塗装ですが
どこが塗ってないところか わかりますか
正解はこちら
赤で囲った部分は手つかずで塗装しておりません
たったこれだけなら 左側は全部塗れよ!って感じですが
実は この部分、よ~く見ると下に線へこみやポツポツ錆があるんですね・・・
パッと見は わかりませんが。近づくと 見えますよ。
これらは 次回の補修に回すことにしました
今後また当方に入庫することになるでしょうから
今回は 乗り込むたびに見る運転席側を重点的にやりました。
一方、助手席側のドア周辺は あえて、手つかずにしております。(笑)
オーナー様は その差を ご自身の目でご覧いただき、
レストア前後の出来の差を 実感してお楽しみください。^^
右ドアはまたの機会に 集中的にやりましょうね。
もうちょっと
塗装ネタつづきます。
BMW2002A 研ぎ研ぎ~ ― 2023年05月23日 14時23分15秒
忍耐と慎重さの研ぎ工程。ではいこう。
まずは若干のパテ盛り。
まぁここは バンパーで隠れるから
別にやんなくてもいいんだけど。
右ウインカー上部の穴あき補修のサフ研磨
後日上塗り。
運転席ドア上部
ミラーとドアハンドル周辺のサフ研ぎ
ライトを当てて印影を見ながら
400番まで研いだ あと600番で仕上げ。
ドアハンドルの取り付け跡が薄~く残って見えるが
ここはハンドルを取り付ければ全く分からなくなるのでこれでよし。
後日上塗りする。
ルーフに吹いたサフの研ぎ ここも後日上塗り。
こちらは上塗りのときに垂れた部分の研ぎ
後日コンパウンドで磨き仕上げ
10日前にリアを吹いたときにできちゃった垂れですが・・・
空研ペーパーで削って研磨しました
硬化した2液ウレタン塗料はプラサフよりもはるかに硬いので 時間かかります
そして燃料キャップ付近の 盛大な上塗り垂れ(笑)
#240~320~400~600という具合に空研ぎします。
塗装後1週間おいて完全に硬化してから削るようにしています。
消せました。
後日800~1500番まで研磨してからコンパウンドとポリッシャで仕上げる
バンパー上部 若干のうす付けパテ盛り
・・・とまぁこんなことしていたら
全身 研ぎ粉で 真っ白になっちまいました。
BMW2002A ルーフモール下の塗装 ― 2023年05月22日 16時28分35秒
BMW2002A ドア内張外し方とドア内部メンテ ― 2023年05月21日 14時20分21秒
BMW2002のドアの内張の剥がし方を説明します。
六角レンチで三角窓の蓋を押し外し、中心のプラスねじを外します。
スプリングも入っているので 外します
窓ガラス操作ハンドル マイナスねじ
4か所で止めてあります
ここはクロームのカバーをずらしてやると ビスが隠れています
開閉レバー プラスチックのカバーを外します
あとはマイナスねじを外すだけ。
この車には 最初からこのプラスチック部品がなかったので
ワロスから買いました。あとで組み込んでおきます。
内張りはがしでトリムクリップをはずしていく
上の部分で止まっていますので 無理にこじらずに
ヘラのようなものをこの部品に差し込んで 上に押し上げると
内張全体が外れると思います
こういうクリップが4つがドアに食い込んでいます
これだけ外すことになります。
ドア内張を外したところ。
ビニールはかなりやれているので 今回交換してやります。厚手のビニールをブチルゴムで止めるつもり。
車検後の試乗では ここの密閉が甘く 外の空気が室内に入ってきていました。
夏は暑い空気が、冬は寒い空気が 走行中に室内に入ってくるので 空調に悪影響を及ぼします。
ドアの底をk覗く。予想通りの状態。錆穴が開いていないだけまし。
レノバスプレーか、浸透性防錆材を吹き付け。
このマルニには キーレスエントリーのソレノイドが装着されていたので
その配線をチェックし 配線を保護する。
あちこちに使ってる コルゲートチューブ
ドアハンドルを外しました。
これを外したくて 今回 ドアの内張をはがしました。
黄色いテーパー状のワッシャは なくさないで。
ワロスで買った新品のゴムパッキンに交換予定。
ドイツのパツキンのおねーさんが送ってくれたと思いたい。
長年の水垢としみつきをペーパーで削り落とし
窓ガラスのスライドレール部分、滑りをよくするため
汚いグリスはふき取り、新たにグリス打ち
歯車にも。
何度も窓を上げ下げして馴染ませたので、軽い操作でガラスが動くようになりました。
トリムクリップの受け側のパーツ。いくつか欠損のため 新品に交換。
穴に押し込んでいく。
こちら トリムクリップ。
このあたり 油と埃でかなりきたなく汚れていたので
シンナーと筆で汚れを流しつつ ウエスで汚れをふき取り。
だいぶ見た目 良くなりましたよ。
往年の美女は ワキのお手入れも欠かしてはいけないのである。
ドアキャッチの部分もかなり汚れていたので こちらも洗浄清掃
矢印の部分のパーツ、 バッファ という。
劣化の色合いなので新品に交換。
この数百円の小さいパーツのあるなしでは ドア開閉のフィーリングに
かなりの差が出るんですよ。
受け側の方も 綺麗に洗浄清掃。
その後、ミラーとハンドル周辺はマスキングのうえ、足付けしてプラサフ吹き。
ハイビルドタイプのプラサフなので、ややドロリと濃いめをカップに入れ
スプレーパテのように4~5回吹いているので 仕上げパテ付けは省略できた。
指触乾燥後。
特にミラー周辺は厚めにつくよう何度も吹いた。
乾燥後 ぺーパーで研いでフラットにし、上塗りの下地を作る。
とにかくこの周辺は 乗り込む度に目にする場所なので
ミラーやドアハンドルのゴムパッキンしかり、
きちんと仕上げたい。
オーナーさんはマルニに乗り込む度に
BMW2002A 左ミラー周辺錆取り&ねじ穴補修 ― 2023年05月20日 13時55分07秒
運転席側 左ミラーの周辺の塗膜が荒れているし タッチアップも多い。
それに、あるはずのゴムパッキンがはいっていない。
こいつは根本からやらないといかん。
ミラーの下にも、錆がいっぱいのはずだ。
ということで 、ミラーを取り外すことにした。
ここのイモネジ、なんだかナメそうだけど、CRC556を吹込み、
いいマイナスドライバーを使って押付け7割、回し3割の力で
祈る気持ちでグイっと回したら、ギギっ!と緩んだ気配!
CRCをまた吹き込んで数回のトライで イモネジが取れた^^
ヨッシャ!
マイナスドライバーを使うイモネジ、怖いな~ 六角レンチにしてくれよ~
こういうところが70年代だよな~ マイナスの切り込みも頭つぶれそうになってて
なめそうだしな~
マイナス止ねじ トガリ先

イモネジの正式名は 六角穴付止めねじ(トガリ先)

さてこのイモネジひとつ外すことで ミラーが取れます。
裏にはミラー固定用のミラー取付ベースがねじ止めされている。
こちらは イモネジほど苦労せずに あっさり取れたタッピングネジ
ミラー取付ベースの両端のテーパー形状がミラー固定のミソです。
お~ 錆びとるな~
まずは120番ペーパーで研磨
恐ろしい現実が発覚。
ねじが効かなくなってる!表面パネルの向こう側の、ねじ受けの穴が錆でなくなりつつある。
薄い鉄板にねじ込んであっただけなので タッピングネジがあっさり取れるはずだわ
しかもなんだ~?
ねじ穴が2つあり、ねじ位置を変えたような跡が。
つまりオルジナルのねじが効かなくなったから トナリ(左側)に穴をあけてタッピングで止めたということか?よく見ると、今回ねじ込まれていたのは左側の穴の方だ。
ねじ穴がだめなら ミラーが取り付けられない・・・。
さぁ 考えどころ。
さらにこの左側に 新たにドリルねじで固定するという手っ取り早い方法もあることはあるが、今後何十年のミラー固定具合に不安が残る。
シンキングタイム10分で出した回答。
U型スピードナットを使ってねじ山を作る作戦。M4タッピング皿ネジが使える。
リューターでT字型の穴を削り、そこにU型スピードナットをはめこむ。
パネルに何かをねじ止めしたいときには このスピードナットはとても強力で有効だ。
そしてこの穴の周辺はハンダで整形板金されていたから、これ幸いと
スピードナットをハンダを流して固定した。
前側ができたので次は後ろ側。
まずは後ろ側もリューターでT字型に削り、スピードナットをはめる。
ミラー取付ベースを取り付けて、後ろ側もねじで固定。これで2つのねじ穴位置が確定した。
この状態で後ろ側のスピードナットを板金用ハンダを流し固定。
うまくスピードナットの裏側にハンダが毛細管現象で
流れ込むように 十分にハンダゴテで熱する・・・
これで2つのねじ穴完成!穴の位置は取り外す前と同じです。
このままでも良いんですが、
いちおう穴ふさぎ。穴のかたちに合わせた銅板をあてて
ハンダで埋め。
やすりで研磨。
ミラー取付ベースを取り付け、
これまでついて居なかったミラーの新品ゴムパッキンをあてる
曇りのあったミラーはコンパウンドでぴかぴかにしてやった
ミラーフチのゴムにも ラバープロテクタントを摺り込み。
ミラーの仮付け。よーし
しっかりと固定されています。^^
このゴムパッキンのあるなしではミラーの固定具合に差が出てきますよ。
うまくイモネジを隠すパッキン形状になっています。
ちゃんと固定できることを確認出来たらミラーを外して、
120番ペーパーで最終研磨し錆び除去、SEPで脱脂、
レノバスプレーでかすかに残った錆を転換
すぐに赤錆から黒錆への転換反応が始まる。
20分後。完全に黒くなってます。
あすまで十分に乾燥させてから
#240で足付け、パテ付、研ぎ、サフ吹き、研ぎ、上塗りとすすみます。
この左ミラー周辺は 乗り込むたびに 錆などがすごく目についていて
いつかきれいにしてやろうと思っていた箇所だったので、今回できてよかった。
これでこのマルニの両側ミラーは ばっちりピッカピカです!
ちなみに
左右ミラーセットは72ユーロほどで今も新品が買えます。^^
ただし付属のねじ2本はタッピングビスではないので これは別途ホームセンターで用意。
追記
あとでドアの内張をはがして
裏側からミラー取付部を見てみたら。
矢印の部分が取付ベースを固定するねじの部分ですね
吹き込んだレノバスプレーの垂れ跡が2本見えます。
ここにクリップナットがはまり込んでいたはず。
ドアの底に 錆びて朽ちる寸前のU型クリップナットが2つ落ちていました。
本当のドアミラー取付修理の正解は
ドア内張をはがし、裏側の2重鉄板をを錆取りし レノバなどで錆転換、防錆したうえで 新しいクリップナットを内側に2個仕込む。
ドア内張をはがし、裏側の2重鉄板をを錆取りし レノバなどで錆転換、防錆したうえで 新しいクリップナットを内側に2個仕込む。
これです。
BMW2002A ボディ細かい錆補修 3 ― 2023年05月19日 14時15分47秒
ボディ細かい補修その3は ルーフまわり
ルーフのモールの下、さびています。
ここも良くさびるところです
なかなか目につかないところであり
ここを 「マルニの死角」 という
窓のゴムパッキンがあるので
割りばしなどを突っ込んで 広げています。
マスキングをして、モールを傷をつけないようにして
120番ペーパーでシコシコと錆落とし
取れるだけとったら レノバします。
さっそくクロサビに変わってきています。
左側も同様に
地道な研磨です
ペーパーを折り曲げ、差し込んで研磨します。
こちらはルーフに浮き出てきたサビ 2か所ほど目目立つ
この下には・・・
塗装をはがすとサビ
良く研磨して
サビキラーで錆転換
ってところまでやってあったので
今回は120番ペーパーで足付け研磨して 細目パテ付け
パテ研ぎ開始 240番、320番
モールの雨どい付近の錆も落とし、
研磨終了で このあとサフを吹く。
サフ吹いた後に #400番で最終研ぎ
手でなでて 光を斜めからあてて
感触と視覚で平滑度をチェック
ここまで来て 脱脂拭きして、ようやく上塗りだ
ついでに 給油口の錆も取って
レノバ吹いておきました
いや~疲れるね~~ 自分の車じゃ ここまでやんないよ(笑)
でも特に このあたりは 車に乗り込むときに目に入りやすい部分ですから
錆は見たくないもんね。
自分のマルニで
錆びの箇所には サビキラー塗ったままで ほうってあるもんね(笑)
まさに 紺屋の白袴 な状態
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