BMW2002A 燃料センダー交換2022年11月25日 14時09分14秒


もうこのマルニの燃料センダーはかなり古いので 今回新品に交換します。


古いものはご覧のように もう半世紀も使っていて かなり錆が発生しています。
今後に不安が残るので 今回思い切って交換です。


このフロートがガソリンに浮いて動くことで、抵抗値が変わり、それを燃料計に送っているというしくみ。
フロートの中心を貫通するシャフトにも錆が来ていて 動きもやや渋くなってきている・・・


新品です。いまだに出ます。ワロスで買いました。
しかし傾けても 中でフロートが動く感触がしないんだなこれが・・・。
よく見ると蛍光色のシールがあり
「アハトゥング! アィンバウ ジッヘルシフト ヘラウスネーメン!」とプリントしてあります。
出ましたね、アハトゥングです!これが出たら要注意です。日本語の「注意せよ!」です。
なるほど、 
注意!装着する前に安全ピンを抜くこと」と書いてある。
そのピンってどこにあるのよ??

シールの下にあったわ!これがピンかな。
これ抜いたら 爆発しねーだろうな・・・


ははあ、これは中のフロートが動くのを防ぐための固定ピンだな。
繊細なパーツだから 輸送中などにフロートが動かないように 固定しているのだな。


死ぬ思いでピンを抜いたら 中のフロートがすす~と動くかすかな音がして 手ごたえでもフロートが動くのが分かった。^^ やっぱフロートの固定ピンだった。
その後 爆発は しませんでした ホツ


旧品にもピン穴があるね


フロートが動くようになったので ガソリンタンクに取り付けます。
ゴムのオーリングを忘れず入れ、白いチューブをパイプにはめて、
マイナスドライバ2本で縁のキリカキにひっかけて回してロックします。


燃料ホースの接続。白い樹脂チューブをはめるとホースの直径にぴったりになるんだね。


3本の配線を戻して


燃料計がちゃんと動けばOKです。

あと、この燃料計はもともと5リットルほど少なく表示するとのオーナーさんの談です。
これを直すには このメーター部を交換するしかありません。ヤフオク!には23000円ほどで売っているをチェックしているのですが まぁそこまではいいかということで。(燃料を多めに表示するよりはいい)

BMW2002A パーツ届く2022年09月27日 15時10分22秒

ドイツのワロスからパーツ届く。

ATに刺さっているATシフトポジションスイッチ兼リバースライトスイッチ。

先っちょのところをATシフトにリンクした部品で押されて スイッチイングします。

銅ワッシャは内径18ミリ。


外径ねじサイズは27ミリ。
接点部分が ガタつかないように エポキシ樹脂みたいなもんで固めてありますね。


燃料センダーも届きました。オーリングはわかるが、白いみたいなパーツはなんだろ?


でも 傾けても 中でフロートがスライドしている感覚がないんですよね・・・
そんなような音はかすかにするんですが、大きく中でスライドしてる感触がない。
中を確認したいが 新品だから ばらしたくない。
・・・大丈夫かいな?まぁ装着してみてからですね。



もう一つ買ったのが コレ。


サイドブレーキのグリップです。もともとついていたものが半世紀の経年劣化で油と傷だらけだったので交換しましたよ。
10ユーロ程度の安い部品ですが こういう手に触れるところが新しくなると
いいもんなんですよ。
オーナーさんには 老婆から処女に生まれ変わったマルニを 手の感触で感じてもらいたい。^^

BMW2002A エンジンの不安要素つぶし3件2022年09月17日 09時46分29秒

この車を引き受けて2年にちかづきつつあります。
レストアも終盤だが 
引き渡した後に「エンジンかかんないんだけど」とか、ならないように
不安要素をひとつづつつぶしていきたいところ。


セルは回るがエンジンがかからないぞ…という状況になった時に疑うべきいくつかのパーツある。
なるべくその不安要素を取り除くべく、点火系や燃料系統のパーツを交換してきたが
これはまだ交換していなかった。
燃料バルブ。
エンジンの負圧でバルブが開いてキャブに通ずるガソリン経路を開く機能を持つ。
中にはダイアフラムの膜があるが こいつが破れたらキャブにガソリンがいかずおしまいである。
半世紀も無交換なので このさいパーツが出るうちに交換した。


ワロスで15000円。
Only 2002A との記載があるが、SOLEX DIATA 2バレルキャブ搭載のマニュアルの角テール2002にも装着されている。
バキュームホースも交換したし キャブに燃料がいかないぞ~って問題はこれでないだろう。
あとは燃料ポンプだが予備があるから大丈夫だろう。

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2つめに、ATのマルニで「キーをひねってもスターターが回らないじゃないか!」という状況に陥った時にチェックするのがここ。
ATに刺さっている シフトポジションスイッチ兼リバースライトスイッチ。

スイッチは6番のパーツ。 6番のワッシャ―とともに交換する

4端子あって、それぞれ15番端子が2つ、50番端子が2つある。
ATのセレクタレバーのシフト位置によってこのスイッチが内部の機構で押されて 接点をつないだり離したりする。
バックの時に後退灯を点灯させたり(15番端子どうしがつながったとき点灯)
PかNに入っているときにのみスターターを回せるようにするスイッチだ(50番端子どうしがつながったときにスターターを回せる)

矢印の向かいうふたつの端子がスターター関連の50番端子で、ぞれぞれワイヤは 茶と茶/黒。
これがつながらないと スターターリレーのアース(85番)が取れなくなり 絶対にスターターは回らないしくみとなっている。


配線図で見ると スイッチはこのようなものになっている。
黄色の矢印がスターター関連の50番端子の2つ。
ピンクで塗ったBR/SWのラインが、スターターリレーの85番端子(コイルのアース)に行く。

このスイッチはデリケートで、接触不良もよくあるということで
やはり半世紀交換されていないため 今後の運用にかなり不安要素がある。
ということで、このスイッチも新品に交換することにした。
5000円ぐらいのパーツだから 転ばぬ先の杖としては安いほうである。

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さて3つめ。
これはこの車のみの問題で 前にも述べたかと思うが
ラジエタのロワーホースが ACコンプレッサーのプーリーに近くて接触しそうだという件の対処。
御覧のように、ウォーターホースを若干つぶすパーツを制作。


1ミリ鋼板をたたいて作ったパーツ(ホースバンドは関係なし)


このようにホースを挟んでつぶし、バンドで締めるのみ
端っこは板金ハンマで叩いてラウンド形状にしてあるので ホースをキズつけることはない。


なるべく黄色矢印の距離を 多くとりたいということだ
万が一接触したら 金属のこすれ合うキーという音がするだろうから
エンジン音に注意していれば 何か異常があると わかるだろう。
ファンのこのあたりからその隙間が見えるが ライトを当てないとうまく見えないだろう。
エンジンが停止しているときに 手を入れて指1本分の隙間を確認してもらえばいいだろう。


レストアは 不安要素つぶしの 連続なのである。

BMW2002A 燃料計がおかしい2022年09月07日 06時19分21秒

燃料計なんですが 針がゼロを指したままです・・・
タンクにはハイオクを20Lは入れたので 明らかにおかしいです(タンク容量50L)

燃料レベルセンダー(Fuel level sender)はタンクに刺さっています。
これをドライバー2本を使って回し 取り外します。

よく見ると3つある配線のうち茶色アース線の端子根元で ワイヤが経年劣化で折れそうになってました。


これが原因みたい。新しく端子を付け替えた。



これでちゃんと張りが動くようになったのですが、1/4あたりを指していて、少なすぎる。それともこれは1/4の線ではなくて、そろそろ給油ですよという意味だけなのか。


アースと茶黄線の間で抵抗を測ります。(配線は抜いて)
34オームぐらい。

果たしてこれで正しいのかどうかわからないので、
燃料センダー外しました。22㎝ほどの筒です。
ばらして中を見てみようと思います。


ここのナット、何と5.5ミリ!シャフトは3ミリだからM3のねじか。ちょっと錆が出ていて 慎重に外す必要あり。


M3ナットが取れたら 蓋を開けます。
あ~錆がけっこうある・・・


アルミの筒を抜きます。
こういう仕組みなんだ~
中にも錆が~ 半世紀もたつと こうなるわな


このあたりはやっぱりサビますね。燃料タンクの天井が錆で真っ赤になっていたように。
タンクから取り外して数か月放置しておいたのも いかんかったのかな。
湿気で錆が進行した?



細い銅線が3本、そこにフロートがあり、フロートの両側の小さな爪で銅線に接触しています。

ガソリンの量によって フロートが動き、接触の位置によって変わる抵抗値をメーターに送っているんでしょう。


とにかく錆を取ります。
フロートがスムーズに動き、ちゃんと正しい抵抗が出るように

このあたりもできるだけ錆を取るが・・・ひどいなこりゃ 新品にかえたくなってきたわ


そうこうしているうちに 細い線に触れてしまい 切れちゃいました!
あちゃ~ 
 ・・・期待を裏切らないというか・・・

でもあわてるなセニョール、ハンダがあるじゃないか。
端子をドライバで起こしてやり、細い線をはんだ付けする。

ぴんと張って、よーしOK!


アースと黄色茶線の端子間で フロート位置による抵抗値の変化を測ります。

タンクが空の状態(フロートが一番 下になる) 67オーム

中間で36オーム

満タン近くでゼロに近くなり・・・

フロートが上にくっつくと 抵抗値はゼロになることがわかった。

ちゃんと抵抗値が 出てるみたいです。
しろくまで一休みです

錆取りした 燃料レベルセンダー

太いパイプは ガソリンの吸い上げ口ですね


スライドする箇所には接点復活剤を打つ。


結果メモしとく。
この二つの端子間で 抵抗値を測ります


取付けた。 さぁどうなる!?


では イグニッション、オン!
おっ、針が動いた!
う~ん・・・結果は同じ。
51Lタンクに20L入れたんだよ。感覚的には もうちょい上の1/2の下あたりを指してほしいのですが・・・
1/2ってことは 25~26Lってことだし
やっぱり狂ってるんかな でもタンクの形状や メーターの特性もあるからなぁ・・・
いちど、満タンにしてみなきゃ 開かんですね。ハイオクガソリン買ってきます。
それで満タン位置を示さなければ アウトということで。


低く表示するというのは 抵抗値が高めになってしまっているというなら、
燃料センダーからメータ間の配線を 取り替えてみるというのも手かもしれません。
メータのコネクタや裏側なども確認したい。


もう一つの可能性としては、メーターの燃料計ケージ自身が おかしくなっているということも考えられますね。
でもここのパーツは新品が出ません・・・。
メーター照明をLED化したときに テストしてるうちに なんかおかしくなったか?


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今回 燃料レベルセンダー 掃除しましたけれど、パーツが出るうちに新品に替えたほうがいいかも。
ワロスで2万ちょい。1ユーロ140円・・・


この錆のつき具合を見たら 今後ずっと乗り続けるには不安ですからね。



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追記 2022.9.9

その後、ガソリンを携行缶で買ってきて満タンにしてみました。
さて燃料計はどのように表示するか?


40L入れました

50L入れました。
ほぼこれで タンク内は満タンです。

51L容量のタンクですが、燃料計の一番上の線まで達していない。
感覚的には 5リットルほど少なく表示する といった感じだ。
まぁ、この点だけ知っておけばいいわけで、
燃料計の表示よりも タンク内の実際の量が少なくて ガス欠になるよりかはいいか、ってところでしょうか。

でも 燃料センダーは パーツが出るうちに すなおに交換したほうがいいよな やっぱ。

BMW2002A 燃料ライン完成2022年08月30日 20時15分34秒

燃料タンクにハイオクガソリンを20L入れました。


タンクの中はタンクシーラーで防錆コーティングしてあるのでもう大丈夫です。


燃料キャップですが 鍵付きのものをヤフオクで買い求めました。
これでロックがかけられます。


トランク内から室内を通る燃料ラインはもう完成している





今回はエンジンルームの作業。
オレンジのラインの入った内径6ミリの燃料ホースを見つけたのでそれを使う。


ワロスで買った燃料フィルター

樹脂製のため熱劣化で割れるため 車検ごとの交換をしてください。

次は燃料ポンプの取り付け。

ガスケットにウルトラカッパーを薄塗り

そして燃料ポンプにも。
残念ねがらこのタイプの燃料ポンプのパーツは出ないですね。
まぁ、なければ ミツバやニスモのトランク内に設置する電磁ポンプに 交換しちゃえばいいんですけどね。





三つ又の燃料バルブ


負圧がかかることでダイアフラムが働き 燃料バルブが開きます。
エンジン停止で閉じる。
このバルブはいまならワロスにパーツ出ていますので予備に買っておくべき。
やがてダイアフラム膜は破れちゃうので。。


リターン側のホースも接続
後日 ガソリンの噴出テストをするので まだキャブにはつながな


BMW1502 アイドリング不調治る。(キャブレター整備)2022年06月01日 19時36分33秒

知人の1976年BMW1502インカオレンジ、アイドル不調治りました!
アイドリングが2000回転ぐらいに上がってハンチング気味、そして本来の1000回転以下に落ちないというトラブル。

やっぱり原因は SOREX DIDTAキャブレターのスターディングバルブデバイスからのエア吸いでした。
オーリングをつけてなかったのが根本原因。
バルブコーンも外して、もう永遠に仕事できないようにしてやりました。



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さて アイドリングは すごく安定するようになった。
エキゾースト音も一定で変な咳き込み音もない。
エンジン自体が不規則に振れる(振動する)こともない。

最終的にキャブ調整。
スロットルストップスクリューとミクスチャースクリューの調整で
まず回転を基本の750rpmまでに落として。

エアスクリューを4分の3回転ほど開けて、アイドリングをオーナー好みの1100rpmまでに上げた。
好みでアイドル回転数を上げたり下げたりしたいときは このエアスクリューを回してもらうのが一番わかりやすいでしょう。
大きいスクリューだし、エアクリーナーを装着していても 見えやすい。
30cmほどの長いマイナスドライバ―をトランクの工具箱に1本常備しといてください。

あとプライヤーも。エアクリーナーを外すときにヘッドカバーのホースバンドを緩めるときに使います。


にくいほど 安定したアイドリングになった。(メーターはLED照明に替えています)


それと、キャブレターの吸い込み口に耳をかざすと聞こえていた「ジュバ ジュバ・・」といった不規則なガソリンの吸い出される音がかすかに聞こえていたが、それも皆無となり、
「スーーーーーー」という いつものアイドルポートからガソリンが吸い出される音のみとなった。

アイドリングがおちついたせいか バルブ機構のタペット音が気になるようになってきた。(笑)


まとめ。
BMW2002キャブ車のアイドリングが高い場合の考えられる原因
~キーワードは「エア吸い」と「余計なガソリン供給」~
 A:安定した高いアイドリングのとき
  ・スロットル関係のリンクに なにかが噛み込んでいないか。触れていないか。
  ・オートチョーク機構がちゃんと解除されているか(オートチョークハウジングの中のアイドルカムが ひっかかりで戻っていないこともあった)
  ・デスビにつながるバキュームホースが破けたり外れていないか。
  ・デスビを進角させすぎていないか
  ・エアスクリューの点検(スクリューにゴムのオーリングがはまっていますので破けて無いか)
  ・キャブとインマニがつながるあたりのバキューム取り出し口が開いてたりして余計なエア吸いをしていないか
  ・キャブのガスケットが破けてそこからエア吸いをしていないか。
 B:ハンチングするような不安定な感じでアイドリング高い場合
  ・今回のようにスターティングバルブの取り付け口から余計なエアを吸ってガソリンが供給されていないか(キャブのインテークに耳を澄ましていつもと違う変な音がしていないか)
  ・キャブのインテークをのぞき込んで余計なガソリンがスロットルにぽたぽたと落ちていないか

※ エア吸いの疑いに関しては、パーツクリーナーを怪しげなところにブシューと吹きかかてアイドリングの変化をみて探ってください。(これはエンジンの調子が良くても清掃もかねて有効)
※古いバキュームホースはトラブルの原因。とっとと新調しましょう。
※普段から、状態の良いエンジンの音を注意深く聴いて覚えておきましょう。(特にキャブ)
※キャブのスロットルなど、金属同士がこすれあう可動部分にはグリスをつけましょう。

ほんとに旧車の維持は 五感をフル稼働にしておくことですね。味覚は・・さすがにないか。(笑)

BMW1502メンテ 下回り点検とアイドリング高めな原因2022年05月31日 19時53分44秒

では点検をしていきます。

まず、バッテリー。
平成27年からの使用で5年目。そろそろ早めに替えたいところだがオーナーさんはまだ使うとのこと。
燃料ホースの繋ぎめも漏れがないかチェック。OK

ジャッキアップして下まわり点検。
フロントシールからのオイル漏れなどなし。ベルトの張りOK

おっと!
ウォーターポンプとサーモスタットをつなぐホースのバンドがずれてる・・・
この後ちゃんとした位置で締め直し。

ラジエターのフィンにクーラント跡あり・・・

かすかに漏れだしてきているのか?
今特段ぶれたところは無い。もう止まったのかも。
今後はちょっと気を付けてほしいところ。

もう一つ、クーラント漏れ跡がオイルパンに。
どこかエンジンの上の方から落ちてきている感じ。

漏れ箇所はココ。インマニへ入るホースの繋ぎめ。
このホースは確か、4年前のオーバーホールしたときに再使用したホースだ。
ホースつなぎ目真下に穴があり、そこから下に落ちていった跡が。

インマニ裏の45度Cセンサー(オートチョーク制御用センサー)にじわじわ伝わり・・・

コードのコネクから直下のブロックのアースポイントに落下。そのままオイルパンとのつなぎ目を後方に移動していき。。。

そしてオイルパンの肩に落ちるというわけだ。

じわじわと漏れ続けているのだろうか。
とりあえずホースバンドを増し締めし、漏れ跡をふき取ったうえで
今度エンジンかけたときに漏れ箇所を観察だ。それでも漏れるならばホースと接続部のコネクターを交換だ。

クーラントで言えば、汚いサブタンクを除去。このサブタンクがあると クーラーのメンテにとても邪魔になるのだ。

通常の仕様にした。溢れたらここから落ちるだけ。

バッテリトレイ下の燃料ホースのリターン側 具合をチェック。

ステアリングシャフトのラバー。油にじみをブレーキクリーナーで洗浄。
ゴムディスクに亀裂なしOK

ブレーキホースのライン問題なし。

エキマニのナットに油にじみ。

全部のナットを増し締め。

上の方も。それなりに緩んでるもんです。

エキゾーストパイプ付近の遮熱アルミの痛み。

このあたり油にじみ

リバーススイッチの周辺も洗浄。
ゴムのフレックスディスク OK

センターベアリングサポート問題なし。

ペダルボックスのぶあついカバー、限界に近い。
パーツが出るうちに交換したいところですね。ワロスからの送料込みで15000円ぐらいです。

交換したら、こんな感じになりますよ^^


この後 クーラーの効き具合とクーラントのにじみを確認したく 試乗に出た。


帰ってきてガレージに入れた。あれれ・・アイドリングが2000回転から落ちないぞ。。。。
1800~2000回転でハンチング状態 (昨日は1200~1000回転だったのに)。
エキゾースト音も 時々咳き込みが混じる感じの音。なんだぁ???
燃料系、点火系のリーク、バキュームホースなどを見ていくも変化なし。
アイドリングが2000回転と高めでハンチング気味ではあるがエンジンが止まることは無い。
スロットルリンクをチェックし、アイドル調整のためアイドルストップスクリューをさわって調整してみるも、アイドリングこそ下がれど、ハンチング傾向は取れない。キャブのミクスチャースクリュー調整でもない。
デスビのバキューム関係でもない。
・・・なんだろ・・・経験から言って 余計なエアをどこかから吸ってるような感じがする。

そこでパーツクリーナーをあちこち疑わしいいところにブシュ~と吹いてみる作戦。
クリーナー液がかかったときにアイドリングに変化があれば(下がるなどすれば)そこがあやしい箇所という事になる。
・・・で、見つけた!
キャブのここのスキマの奥(キャブの合わせ目ではなくて、スターティングバルブデバイスの取り付け部)にクリーナー液をぶっこんたとき、アイドリングが下がる。
クリーナー液が数秒で蒸発してなくなれば またアイドリングが高くなってしまう。
何度やっても同じ。
このあたりがあやしい!スターティングバルブデバイスの取り付け部分!

ともかく怪しき箇所が特定できたので、キャブの取り外し。

スターディングバルブとはこういうもの。
この装置の説明は 2018年7月8日の記事で書いている。


スターディングバルブ 2個のねじを外し 外してみた。
あ!左の矢印のところにゴムのオーリングがはまっているはずなのに、ない!
右の矢印の部分には紙ガスケットがあるのでOK(でも うすい・・・)
ここからエアを吸ってる?
このキャブは過去に分解したけど、このデバイスは外してなかったわ~~


中はこうなっている
極寒冷地で使用するときのために、冷間始動時に余計に燃料をキャブに吹き出すための仕組み。
バルブコーンというのが空気の通り道を開けたり締めたりする弁の役目をしており、その弁の開閉でキャブにガソリンを追加して吹くか吹かないかを調整している。

エアの通り道のやじるし2か所に、厚めのガスケット紙2枚とオーリング(内径6mmのP-6規格あたり)をはめること。

この小さなゴムのオーリングは、キャブのOHキットに入っている。

取付。
この二つの通路を気密する。
画像の左側のほうにオーリングがなかったので たぶん ここから余計なエアを吸っていてアイドリングが高めになった可能性あり。

閉じました。オーリングのつぶれしろも かすか見えます。OK

時間となったので エンジン始動は明日に持ち越し。

BMW2002A 燃料パイプ交換2022年05月19日 06時30分38秒

燃料タンクからエンジンルームに向かう燃料パイプ(図の2)を交換しました。

自分がワロスから買ったときは黒色チューブでしたが 今見たら透明チューブになっていました。


これが買ったものです。
古いものは透明系、ですが黄ばんでいます。
年月が経っているので硬化して「ぽっきり」折れそうに思いますが、意外にまだ「しなり」があります。
とはいえ ここから燃料漏れは絶対してほしくないので交換です。


燃料サプライ経路。
ガソリンタンクから出て・・・室内に向かう。

室内からの写真。
右のタイヤハウスの下を通って・・・ (上に見えている青いチューブはエンジンルーム内のチャコールキャニスターに向かうチューブです。ガソリンチューブと並行しています。)



室内の右隅を通ってフロントへ向かう

シートの台座下をくぐります。


フロントに到達

ヒーターボックスの前、バルクヘッドをつたい中央へ(ヒーターボックスの裏)・・・


バルクヘッドのゴム穴を通ってエンジンルームへ。
エンジンルームからはゴムのガソリンホースを接続し、燃料ポンプに接続します。

金属との接触部には必ず緩衝材を。振動でこすれて燃料漏れしないように。



【燃料の流れ サプライ】
燃料タンクから燃料ホース20cm ~ 燃料チューブに接続、室内へ入る ~ 室内右隅を沿ってフロントへ ~ バルクヘッド通過 ~ エンジンルームへ入る ~ 燃料ホース30cmに接続 ~ 燃料フィルター ~ 燃料ホース10cm ~ 燃料ポンプ(シリンダーヘッド横) ~  燃料ホース30cm ~ エンジン負圧による開閉弁(キャブ側とリターン側にホースが分岐) ~  燃料ホース10cm ~ キャブレターへ接続

【燃料の流れ リターン】
バキューム開閉弁 ~ 燃料ホース70cm ~ バッテリートレイ下の金属製燃料パイプへ接続 ~燃料パイプは車体外側下の左側隅を伝いリアへ ~ 左後輪付近で燃料ホース1.5mに接続 ~ トランク内へ入り ~ 燃料タンクへ接続、燃料がタンクに戻る。

※ホースバンドは合計20個程度必要。


旧車は特にガソリンもれがないよう 特に気を使いたいものです。
もちろん今回、全部の燃料ラインはホースバンドも含め新品に交換です。(金属製のリターン側燃料パイプだけは再使用)

真冬の早朝、吹雪の高速道路、長いトンネルの手前で燃料ホースからのガソリンもれによるエンストを起こした・・・原因は経年劣化で硬化した燃料ホース端からの亀裂で燃料漏れしていたのですが(燃圧不足によるエンスト)、長いトンネルに入る前にエンストして良かった!!!吹雪の中、サプライ側のホース端っこの亀裂部を切ってあらためてホースを締め直したらエンジンがかかりましたが、その後のトンネル通過中はもしかしたらまたエンジンが止まるかもと思い生きた心地がしなかった!

もう、古い輸入車は車検ごとに燃料ホースは新品に交換しても良いくらいです。
特に中古で買ったくるまは、すぐに!交換しましょう(笑)
できれば国産品の燃料ホースを!!大野ゴム、togawa、ヨコハマゴムで。

キャブレターの予備をゲット!2022年03月27日 14時38分29秒


ヤフオク!でいいものを落札しました。


うちのマルニと同型の2バレル  ダウンドラフト キャブレター!
SOLEX DIDTA
しかも2個で4200円で! 4200円ですよ、奥さん!!
ヤフオク!はチェックしておくもんだ
まさに掘り出しもんとは このことですよ奥さん
矢印のLLCホースを繋ぐところが、腐食もなくいい状態なんです


この燃料カットのソレノイドはもはや入手不可能ですからね。

細かいスプリングなども ちゃんとあります^^

使えるかどうかは 車載してみないとわかりませんが
今すぐお電話を!^^

BMW2002A トランクルームの燃料ライン組上2022年03月24日 13時20分41秒

トランクルーム内の燃料ホースなどをくみ上げる。
ガソリンタンクの内部のタンクシーラーも完全硬化した。

パーツは揃って、塗装も乾いた。

新しい樹脂製の燃料チューブを買ったので交換する。
リアシートをはぐったのはこのため。
特段古いものが傷んでいるわけではないが、50年目の部品交換なのである。
ちなみにこのマルニは現オーナー様の甥っ子に引き継がれる予定とのことなので、今出る消耗品パーツは交換してしまい しっかり整備するのである。
このい燃料チューブだが、昔は半透明な樹脂だったが、今は黒い樹脂製になっていた。
ちなみにこの樹脂製の燃料チューブは
トランクからリアシート下、室内のフロアカーペット下の右隅っこを通って、グローブボックスの裏を通り
エンジンルームへと入っていっている。 同じく沿うように設置されている水色の樹脂製チューブは気化したガソリンをチャコールキャニスタ―(活性炭用器)で浄化してキャブに導くためのラインである。


さてトランクルームに導きいれた燃料チューブ。


燃料ゲージ(タンク内のガソリン量をメーターに表示する)と 耐ガソリンゴムホースで接続する。
何度も言うが、この燃料ゲージは燃料ポンプではない。
燃料ポンプはエンジンルーム内にあり、シリンダーヘッドにボルトオンされており、カムシャフトの駆動により機械的にポンピングし、タンクからガソリンをダイアフラムで吸い上げる。



燃料ゲージの写真に写っている部分(上の部分数センチ)は まるっとメタルレディに2時間漬け置いて、パーカライジング(亜鉛リン酸塩処理)しておいた。もうさびないだろう。


薄くラバーグリスを塗っておいた新しいゴム製のオーリングをはめる。
向こうに見えるタンクに組み込むのだが
ギザギザに合わせてはめ込み、長めのマイナスドライバ2本を使って
時計回りにゲージ自体をストップするまで回転させて固定する。
ドライバをうまく組み合わせて回す。

こちらはレストア前の写真だが、燃料ゲージのこの周辺も良くさびてしまうものなのだな・・・



燃料ゲージを組んだら、パイプ部分に薄くラバーグリスを塗り、燃料ホースを差し込んでホースバンドで締める。
ホースバンドの向きも右か左か、外しやすいのはどちらかを考えて組むのである。
燃料ゲージ~ゴムホース~室内の燃料チューブ~エンジンルームの燃料ポンプ~燃料フィルタ~キャブレターへガソリン供給する。
もう一つのボディの穴から出てきているゴムホースはエンジンルームから車体下を通ってガソリンが帰ってくるリターン側ラインだ。
タンクの中はこうなっていて燃料タンクにそのままガソリンは戻っていく。



燃料ゲージに配線をつける。古いコネクタ端子はカットして新しく端子をつける


新しい平型ギボシ端子に付け替え。
配線が古くなってくると、メーター内の燃料計がピク、ピク・・・とかすかに動くことが良くある。
接触不良を少しでもなくすために なるべく接続配線端子は新しく換えてしまいたい。


配線の完了。
配線に巻く布製の保護テープも新しく巻きなおしている。

レストア前の写真と ビフォーアフター比較。(燃料ゲージ自体は交換していない)



ベニヤ版の蓋を置いてトランク内の整備完了。
黄色いペイント・・・
この上に 仕上げのため きれいなカーペットでも敷きたい。
簡素といえば あまりに簡素なトランクルームだ。
いつも思うのだが、マルニのトランクルームはリアのタイヤハウスのでっぱりがごてごてしていて丸見えで、燃料タンクのパイプも丸見え・・・。どうにもみっともないトランクルームなのである。
見慣れればなんてことないが、初めてこれは見たときは、ナンジャコリャ!と思ったものだ。
同乗してくれる女性がいたとすれば、トランクルームは「このままでは」まず見せたくないところである。
「こんな荷室じゃ私のエルメスのバッグが汚れちゃう!旅行いくの やぁ~めた!」といわれたらグゥの音も出ないのである(笑)
うまくカーペットを組んで造形して 美しいとは言えないタイヤハウスのでっぱり周辺や黒い燃料パイプを
隠したい。


あとは車体下で リターンのパイプを新調して トランク周りはいったん終わりである。


次はフロントアクスルのくみ上げにかかりたい。