2002tii 取外し1 エンジンルーム2024年01月16日 13時39分06秒

厳冬期は寒くてやりたくないんですが
廃油ストーブに火を入れてがんばります


点火コイル、プラグコード、デスビキャップ撤去


ウオッシャバック取り外し。ウオッシャーノズルも。


これは何の装置なのか?
なにかのリレー?
配線たどって 後日解析します。

これ、インジェクション独特のボックス。
何でしょう?コールドスタート関係かな?

 その後調べてみたら コールドスタートスイッチとあった。
やはり冷間始動時のコールドスタートバルブを駆動するためのものらしい
イーベイで調べてみると、なんと高価な!



リレー周辺取り外し
このあたり ぜ~んぶエーモン製のリレーに交換する予定


外付け式のボルテージレギュレータ。
新しく買ったオルタネーターには内臓されているので これは今後不要となる。
かわりに、電動コンプの電源用のでかいリレーをここに設置だな

この抵抗も何の関連装置なのか?
ヒーターボックス用とは思えないが・・・?


ヒューズボックス。
入ってるヒューズ 正しいんかコレ?


裏のコネクタを外したところ。
コネクター端子、緑青吹いて 腐ってるのが多いな~
配線 引き直したほうがいいかも。


ワイパーモーター外し


ヒーターボックスにつながるホース外し
これで室内側からヒーターボックスが外せます


スターターへつながる配線外し


スロットルリンク外し


インジェクションポンプへつながる 燃料ラインをカット


ラジエター内の冷却水を抜いて


ラジエターとサーモスタット外し。
ラジエターはオーバーホールのため 金沢のラジエター屋さん送りとなる。

ラジエターファン




インジェクション仕様の2002のベルト周り。
BMWマークのカバーのところにクランクプーリーによってコグド・ベルト駆動されるインジェクションポンプがある。
バッテリートレイの下にオルタネーターがあるのが特徴。


オルタネータを外したが どうにも微妙にひっかかって
上にも下にも 抜き取れないよ~~

エンジン降ろすまで とりあえずここに吊っておく。
バッテリートレイの六角形の穴の形状をカット拡大して
ここからオルタが取り外せるようにしたほうがいいかな。
あるいは バッテリトレーをボルトオン式になるよう加工して
まるっとトレイ外せるようにするとか。

今後の板金作業の段階で こういったモディファイをいくつか ボディに施します。





きょうはここまで

特に困難はなかったが、いまは寒いのが一番ヤバイ。
う~ さぶっ!


次は車体下での作業中心。
エキマニから排気系外して、ペラシャフト外して、トランスミッション外しかな。
そうしたら エンジン降ろせそう。

2002tii レストア計画考案中2024年01月01日 09時17分33秒

2024年 令和6年
新年あけましておめでとうございます。
今年は怪我なく無理なくレストアできればと思っております。
素人系DIYのBMW2002レストア日記ですが
どうぞよろしくお願いいたします。


さて今年は昨年6月に預かったBMW2002Tiiのフルレストアの年です。


オーナーさんには最大2年預かりと言ってあるので
2025年の6月の完成を目指します。
1年半、18か月で果たしてできるか?
状況を見極めながら無駄がないようにやっていきたいと思います。



ボディカラーは現状、サハラベージュ。
オーナーさんの希望により 2023夏までレストアしていた2002Aと同色の
アイボリーホワイト(にしやんアイボリーNo..11)に全塗装します。

あたたかみのある アイボリーですね。




エンジンは現状 ちゃんとかかります。
はじめてのインジェクション・モデルをさわります。
これまでのキャブ仕様のマルニとは エンジンの勝手が違うので
ちょっとドキドキです。

ただし、インジェクションの燃調がうまくいっていないようで
マフラーからやや煤の混じった黒い排気ガスが出ています。
ばらす前に一度エンジンをかけて調整を試みましたが うまくいかなかったです。
ホースやエンジンブロックからの水漏れもあり
そこで調整をやめました

Tiiの心臓部、このクーゲルフィッシャー製のインジェクションポンプを このさい
オーバーホールしなければならないでしょう。

幸い、地元 富山県に こういった燃料噴射ポンプを専門に修理している小さな会社があります。
全国からディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプが集まるところで、ノウハウもあります。
前に 友人の紹介で訪問した際、マルニの燃料噴射ポンプも何台かやったことがある
とのことでしたので安心しています。
素人のにしやんはこれには手を出さず、まるっと専門店に修理に出すことになるでしょう。
修理費はそれなりにかかると思いますが 
今後 このインジェクションモデルのマルニに長く乗るためには要といえる部分であり、
絶対に必要な整備費用だと思います。



ほかのエンジンオーバーホールなどは 当方でやります。
親子メタルの状態、カムシャフト、動弁機構、シリンダー、ピストンの状態などをみて
予算を勘案しながら
どの程度までOHしなければならないか見極めます。


エンジンブロックのウォータージャケット内は けっこう錆があると思っているので
中の錆取りにまた 苦労しそうです。
また、「めくらぶた」も画像のとおりなので これは打ち換え必要です。


点火系は今のポイント式からセミ・トランジスタ化し、アップグレードする予定。


ラジエターとヒーターコアは今後のためにも ラジエター専門店で洗浄して加圧テストもらいます。
この色から、冷却系にはけっこう錆が回っているなと判断しています。
ですからホースも全とっかえです


右上に見えるオルタネータは すでにMAX95A発生タイプのハイパワー・オルタネータを6万円で購入済み。(純正は45A) 電動エアコンを取り付けるために絶対必要なものです。

前回の丸テールのレストアで 電動クーラーの勘所をつかみましたので


今回もこの位置に電動コンプを取り付けることになるでしょう。



もちろん よく効く暖房のためにも
 ヒーターボックスはいつものとおりオーバーホールします。
ヒーターコアはラジエター屋で洗浄とテスト。


内装については 
メーターの照明LED化。
ダッシュボードのひび割れは どうにも直せないので 全体にがばっとかけるカバーも海外で売られていますが予算も限られているので このままかな。
きれいにしたいという要望の場合は なんかテを考えないといけません。
ハンドルは今はメーカー不明品がついてますが
完成したらオーナーさんには 今後きれいなナルディクラシックとかに交換してもらいましょう。


センターコンソールも 手を入れる必要あり。
センターにクーラー室内機を持ってくるかどうかオーナーさんと話して決めて
オーディオ等のレイアウトを決めます。


内装は、ネイビーブルー系に変更したいとのこと

これをブルーの新品パネルに交換するか(イーベイで左右で5万ぐらい)

はたまた 再利用するなら 青く塗るか しなければなりません。


リアのほうも 同様に ネイビーブルー化を検討。
染めQでスプレーするのが一番安く 手っ取り早いが・・・


張り替えする技術 覚えたいな


排気系マフラーは アウトなので 全交換します。
すでに新品を一式買ってあります。


4速マニュアルトランスミッションは今のところ、オーバーホールする予定はなし。
ただし、これも試乗してからの話で、ミッションのかじりや異音がないことを祈る。
ただ、ミッションオイル、前後オイルシールやクラッチ板(厚み点検の上)、レリーズベアリング等の交換ぐらいは 予算を見て 実施しておいたほうがいいと思う。



駆動系。
デフのサイドからオイル漏れが激しいですね。
異音の発生が無ければ、デフマウントブッシュとオイルシール、デフオイルの交換だけにとどめたいが。
ドライブシャフトもブーツを替え、中のグリスを交換する。
もちろんプロペラシャフトのセンターベアリングも新品に替える。
このままでも 汚れの清掃だけで、 走ることは 走るんですがね。



ボディ下回りに行きます。
ごらんのように 下回りの錆がけっこう来ています・・・
これはやばい
できればカーベキューにして フロア下の板金溶接を
しっかりやらねばならないでしょう。そういうことから 手がかかります

             (にしやんのマルニの板金修理中の画像 2007年時)



トランク下も激しい錆 でてます



タンク内の錆取りと防錆コーティングも行いまして
タンク周辺のボディ側の錆もひどいので 板金も必要そうだ。

もちろん フロントアクスル、リアアクスルのブッシュのうち替え、
ボールジョイントの交換、ブレーキのOHも行い、パッドを交換する。

ショックは全部交換するつもり。


ブレーキは万全を期して、キャリパーのOH、ブレーキパイプの全交換、
それと、マスターシリンダーの交換をしたい。止まること、大事ですからね。

現状こんな感じです。


まずは休み明けから
・シート類、天井、センターコンソール、メーターまわり等の内装品の取り外し
・ボンネット、左右ドア、トランクフード、ホイール外し
・マフラー取り外し
・エンジン、ミッション、駆動系取り外し
・前後アクスルキャリア取り外し
・ブレーキライン取り外し
もちろん 配線も外さねばなりません^^:
・・・とボディのみのノドンガラ状態にしていき、カーべキューを組んで1月は終わりかな

2~4月板金防錆
4~6月 塗装
梅雨前にボディ関連 終わりたい

BMW2002tii入庫、レストア新章開始2023年08月11日 00時00分00秒

にしやんのガレージに 新たなマルニが入庫しました。

1974年式 BMW2002tii 4MT
当ブログの視聴者様からレストア依頼を受けたものです。

だいぶ前からオーナー様と現車確認や打合せを始めていました。
(現車確認に はるばる行ってきたときの写真)


2002Automaticが完成間近というタイミングで入庫という段取りでした。


BMW2002tii 
ti とはツーリング・インターナショナル、 i はインジェクションを表します。
インジェクション車は初めて触ります。
エンジンがキャブ車と違って けっこう「詰まって」ますね


2002tiiはスペックを見るとキャブ車よりもパワーが出ます。
昔、知人のtiiを試乗させてもらったことがありますが、
ハッキリとキャブ車とのパワーの違いを感じたことを覚えています。
車体も軽いところに130馬力が出るから(キャブ車のおよそ1.3倍)、
これはけっこう速く走れる車だなという印象がありました。


現状 エンジンはかかるので
ばらしの前にあれこれいじってエンジン調整みたいなものを
先にやってみようと思っています。


サハラべ―ジュのボディカラーは
にしやんアイボリーに全塗装の予定。
もちろんクーラーを装着、内装の色もガラリと換えて仕上げます。


キャブのマルニとはいくつか仕様が違うtii専用のパーツがあるので
パーツを買うときは 注意しなければいけません。


お盆休みのあと、現状確認をしたあと レストアしていきます。

また2年ほどかかると思うので 気長にみてください

整備再開2023年03月16日 06時52分09秒

ここのところ 年度末という事もあり いろいろばたばたしており マルニの整備はできていませんでしたが 一段落ついたので また今日から再開いたします。
もうこの車ともあと2か月の付き合いです。内装など、最後の仕上げにかかります。
またみてください^ー^

BMW2002A 車検合格2023年02月07日 07時56分32秒

車検 合格しました!
陸運支局の帰りに仮ナンバーを返却しての道中にパチリ。


ではその流れを。
3ラウンドをユーザー車検(代理)で予約したので 早めに到着


重量税の印紙も貼った。
車検にかかった費用は自賠責25か月で2万ほど、仮ナンバー750円、それにこの重量税37800円と検査手数料2200円などで、総合計6万円ちょい。

時間になったので ラインに入ります。 晴れてて 立山が綺麗でした。


検査ラインは撮影禁止なので 写真はありません。


ヘッドライトは上向きハイビームで検査でしたが 最初のラインでは検査機器が新型らしくなぜか不合格になり、横の古い検査機器の方で再検査となりました。再検査では なんなく合格でした。
何なんだ。


エンジンの原動機型式の打刻が 車検証の「2000」と違う「20」との打刻なので
「読み替え」で 検査員が別室のコンピュータで調べておりました。

この打刻位置には 車台番号7桁「+XXXXXXX+」と「20」の打刻があります
この車台番号7桁で このマルニが「キャブ車でトルコン車(AT)」であることがPCでわかります。(そういう書類を印刷して持ってきておられました)
このエンジンがキャブレターでトルコンATであることを確認し、確認はこれでOKとなりました。
全国のマルニは みんな車検時に これをやっているんでしょうか?



総合判定で合格後の写真 このあと新しい車検証をもらいます。


あたらしい車検証、小さい!
R5年1月からの車検証電子化に伴い
小さい車検証の裏に ICチップが 貼ってありました。
 電灯で透かして見た

マルニの小さいグローブボックス(中央にロック部分が飛びだしている・・・・)には
入りやすくなるんじゃないでしょうか


また一台のマルニが、公道を走ることでがきるようになりました。^^
これでこの2002Aのレストアブログは終了です。

・・・・とはならなくて、(笑)
今後やること まだある。

エンジン
・エンジンのふけ上り調整(キャブ、点火時期など もっと気持ちいい走りに)
・アイドリング調整(信号待ちで回転下がりで止まらないように)
・点火系をポイント式からセミトラ化で強化する
・マフラーをもとからついてたものに交換 (現在は仮に純正のマフラーをつけています)
内装系
・室内センターコンソールづくり
・室内クーラーユニット取付、クーラーガス入れ
・オーディオ、リアスピーカー配線
・リモコンドアロック調整
外装系
・ボンネットの色わせと上塗り塗装
・トランク周辺も錆取りと塗装
・フェンダーのシール剥がしと錆取り、塗装
足回り
・春分を過ぎたら もとからついて居たホイール&夏タイヤに交換、
・ロワースプリングへの交換は ホイール交換後の車高の具合を見て判断
・ホイールアライメント取り外注
その他
・メインキー、燃料キャップのスペアキー製作


あとしばらく 試走で慣らし運転をしつつ 各部調整し
最終仕上げ&カスタマイズをして4月にオーナーさんに返します。


謹賀新年2023年2023年01月01日 14時06分26秒

あけましておめでとうございます。
今年も安全に 楽しく 
マルニのレストアや ほかのクルマの修理をしていきたいと思います。

今年の目標
・朝5時の早起きで一日の好スタートを心掛ける
・今あずかっている2002Aの車検取得と仕上げの上、春にはオーナーさんへ返却
・それと入れ替えにやってくる新たなマルニ2台のレストア開始
などなど・・・

ざっとではありますが
今年も コツコツとやっていきましょう。
みなさんよろしくお願いします。

マルニのレストア2022年の振り返り その32023年01月01日 14時05分59秒

2022年の振り返り その3  これで最後です。


夏を過ぎたころから 電動パワステ(EPS)の制作に入りましたね。


完成したEPS


取り付け後。最初は なんでも苦労するものだ。


ステアリングギアボックスのOILも交換した。 黒蜜のようにまっくろでしたね~^^:
これは細いチューブで古いオイルを吸い出し中の写真


ステアリングのリンクなども なるべく交換した。
エンジン後端のフライホイールが見えますが まだATをのせるのはこれから


ヒューズボックスの点検と清掃 裏の紙も印刷しなおしました

カバーやヒューズも新しく^^


ヘッドライトの点検。強化リレーハーネスキットのインストール


明るくパワーアップして H4ハロゲンライト 点灯!


ここでいよいよATに取り掛かります 3速のATです。
え~3速しかないの...と思うなかれ。これがなかなかのもんなんです。


このさいだから ばらしてオーバーホール。

たいした特殊工具もいらず OHできました

プラネタリーギア 初めて見ました


フリクションディスクもそんなに減ってはいなかった。


ATの頭脳ともいえるバルブボディも分解洗浄


中に組み込まれている親子スプリング(2本)が 折れてしまっていた。
変速ショックを和らげるためのスプリング。
ばね制作会社に送って 同じものを作ってもらった。


スラッジを灯油で徹底的に洗浄

組み立て

搭載

AT本体の搭載

この後 マフラーとプロペラシャフトを組み込み。
ATFを入れて試しにエンジンかけて点火時期やアイドリング、オートチョークなどを時間をかけて調整。


ボンネットの塗装 裏から

12月 プラサフ吹きまで 終了

これで最後になりますが 現在 塗装の調色中...

新年1月に車検取れたらいいな!

以上 2022年の振り返りでした。

マルニのレストア2022年の振り返り その22022年12月31日 12時35分42秒

2022年振り返り その2です。

納屋ガレージも だいぶ暑くなってきました



夏に室内フロアカーペットを外し お掃除


真夏の炎天下のもと 洗車場の高圧洗浄でブシュ―っと洗ってやりました


酷暑ですぐに乾いたので
染めスプレーで色あせたセンタートンネル周辺を部分塗装。


室内の掃除 後部座席の下


刷毛塗で塗装しました。シートベルトも5名分用意


リアシートのお掃除 結構細かいところにほこりが入ってます




フロアカーペットを敷きました 
センタートンネル部の色あせは 目立たなくなりました^^
シートベルトキャッチも 長さを延長加工ずみ サイドブレーキのハンドル握り部分も新品交換。


オリジナルシートから
 BMW E92(2000年代の3シリーズクーペ)の 電動革シートに換装する

その電動シートの配線の整理と解析
この時代のシートはCANネットワーク集中制御なのでややこしい...

電動シートの操作部。 7秒で操作系がスリープモードに入っちゃう問題への対処!


シートと取り付け。よい座り心地です^^

ちゃんとマルニにもはまるんですねこれが


後付けクーラーユニットの位置を オーナーーさんとともに確認。
クーラーの効き具合がよい センター設置への取り付けをおすすめしました。
グローブボックスも活きますし。 ちなみに車検証は令和5年からいまのA4サイズよりもかなり小さくなるそうです。


空調関係では ヒーターユニットのオーバーホールをしました

ヒーターコア内部の錆取りをし、組み込みます。

ブロワファンモータは再利用しました。破損部分やブッシュ、パッキン等をやり替えました

ヒーターバルブもホースやオーリングなどを替えて OH済み


ヒーターコントロール部に見やすいように 照明を組み込み。

暗いメーター照明の LED化

メーターの掃除  時速100km警告装置がついてましたねぇ

距離計が動かない件の修理

クーラーコンプレッサーのブラケット制作

完成。このあと 塗装

後付けクーラー一式 メイドインTAIWAN


ブラケットをエンジンに取り付け



コンプレッサーとテンションプーリーの取り付けでは
スタビライザーバーへの干渉もなく。^^


クーラー配管を接続 エキマニにヒートシールド追加


レシーバードライヤーと 旧車っぽくウオッシャーバッグを取り付け


オルタネータを交換


ベルトの張りで 長さには試行錯誤、 オリジナルよりも15ミリ長いものをチョイス
このほうが整備性がいい

ホース、サーモスタット、ラジエタ、ファンを取り付け


ファンのラジエタへの干渉もなく^^

キャブは再三ばらしてOH

アイドルアップ装置


アクセルロッドのすり減りによるがたつき対策で 2本目を溶接で追加。

スターターを搭載後、インマニとキャブを乗せた。
もう エンジン感性やわ! とヨロコンでいたら・・・

スパークプラグに点火しないトラブル。。。

各部を徹底的にチェック


点火装置のみでテスト。問題なくスパークするじゃないか。
原因は、キャブにつながるソレノイドバルブからの電気的ショートだった。そのソレノイドは取り外し、このあとちゃんとスパ^ークするようになりました。
ホンマに いろいろあるわ~

その3へ 続きます。

マルニのレストア 2022年振り返り その12022年12月29日 17時21分22秒

年末という事で 2022年 今年のレストアを振り返ってみよう。


1月はブレーキキャリパー君の悲鳴が響き渡った。(笑)

無事キャリパーのオーバーホールは終了。


リアアクスルに取りかかる。
全体的にサビキラーで錆転換。

勢いで車体下も

特にこのあたりね 


サイドシルには今後の防錆のために 浸透性防錆材ノックスドールを吹き込みましたね

車体下の袋状のところにもシューッと。


ガソリンタンク内部のさび落としをしています。

スネークカメラで覗くと タンクの内部の上面(天井)がさびだらけでしたね~ 
これをなるべく取りました

そしてPOR-15のタンクシーラーでコーティングしました。もうさびません^^

余ったシーラーで トランクの下も防錆しました

ガソリンタンクに刺さっている燃料センダーもばらしましたね。錆がひどかった・・・


もうこれは思い切って新品に交換しました。


デフのゴッテゴテの油汚れも きれいに掃除しましたよ。

オイル漏れしていたドライブシャフトのサイドシールも左右交換!
これは交換前にフランジを外しているところ

サイドシールの打ち込み

そしてドライブシャフトのオーバーホール。

等速ジョイントもばらしましたね。もうコツはつかみました

新しいグリスと、ゴムブーツをはめれば、もう20年は持つでしょうか。

組み込んだドライブシャフトです。なかなか難儀しました。


フロントアクスルに移ります。
オリジナルの赤ショックを取り出し。こいつがなかなか 抜けてこなくて苦労した・・・

日本製のKYB製に交換しました。

フロントステアリングのリンク類。ボールジョイント外しに難儀。

リンク類も総点検のうえ 悪いのは交換 タイロッドエンドは交換しました

このアームはサンドブラストしてパーカライジングして塗装しましたね。完璧。

ブッシュも 総打ち換え。

タイヤハウス内をボディ同色ではけ塗 塗装の上・・・

ストラットを組みました


冒頭のブレーキキャリパーも組み込みしました。

ブレーキラインとホースは総とっかえ。ブレーキ大事。

そしてマスターシリンダやフルードタンクなども新品に交換。

サイドブレーキワイヤも新品に交換

リアブレーキのホイールシリンダーやシューも交換。

プロペラシャフトに新しいセンターベアリング組み込み

フレックスディスク交換

ペダルボックスのオーバーホール

このあたりも この後塗装

ラジエターも金沢の草島ラジエターでオーバーホールと耐圧試験してもらいました。

AT用のラジエタ

納屋のツバメ。



その2へ続く。

BMW2002レストア記録写真集2022年02月20日 17時20分57秒

2006年から2年かけて行ったこのマルニのレストア記録では 膨大な数千枚のデジカメ写真を撮りました。
CD-R 6枚に焼いておいてあったのですが、パッと見たいときに不便なので、2022年に、Googleフォトにすべてアップしました。
以下がそのURLなので、興味ある方は見てください。
車体購入から車検取得、その後の整備まで かなり細部にわたって記録してあるので、マルニの部品や中身、DIYレストアの実際が見てみたいという方には参考になるでしょう。
ただし、Googleアカウントがないと 見れないかも?

BMW2002レストア記録1 購入~ばらし開始 編
https://photos.app.goo.gl/WiHEkKGSQCFV8yPP7

BMW2002レストア記録2 ボディ板金塗装編(カーベキュー~塗装剥離~錆取り~板金・塗装)
https://photos.app.goo.gl/GXakU6pxjpVMW2c47

BMW2002レストア記録3 ボディ板金塗装、パーツ塗装、ブレーキOH https://photos.app.goo.gl/6HnjCDENG9GVm3Ek8

BMW2002レストア記録4 エンジンOH,ヘッドOH,バルブステムシール、ピストンリング、メインベアリング交換、ヘッドDIY面研磨失敗、クラッチマスターシリンダ、天井内装張り、リアアクスル、フロントアクスル、その他OH
https://photos.app.goo.gl/A2wGGsdyYg8rqFjFA

BMW2002レストア記録5 エンジン搭載 DIYシリンダーホーニング、足回り、クラッチ、ペダルボックス、キーシリンダー、フロア下デッドニング、ヘッドライト、ブレーキライン、クーラーコンプレッサー、エンジンの搭載、まで
https://photos.app.goo.gl/JxWNQwE9jnELCfH89

BMW2002レストア記録6 ミッション搭載、クーラー関係、補器類OH、電装品、バンパー裏塗装、前後ガラスはめ、クラッチシリンダ、マスタシリンダ、ブレーキブースター改造(国産ブレーキブースターの流用)、メーター、ヒーターボックス改造(国産ヒーターコアの流用) 
https://photos.app.goo.gl/n7tRfJxtGtrX5iN99

BMW2002レストア記録7 車検取得、その後の整備 
https://photos.app.goo.gl/A9ro5FE8ZvHzYptB6


今後、随時 整備記録などは車種別、項目別に載せていきたいと思っております。