BMW1502エンジン腰下OH40 クーラー復活2018年03月29日 21時47分00秒

クーラーシステムの真空引き、そしてR12ガスを吸い込ませる。

まずは、R12用のゲージマニホールドを接続する。


12フロンガス、400g缶。ヤフオクで4000円だった。
おおよそ400g入ることはわかっている。

黄色=S=低圧、赤色=D=高圧。 間違えないように。

真空ポンプで最低20分間、真空引きする。 

20分後。システム配管内部は当然ながら負圧になっている。
バルブを締め、ポンプを停止。この状態で経過観察。
針がこのままずっと動かないで負圧を保ってくれていれば、システムにモレはない。
・・・はたして、その後・・・針は動かなかった!^^ よっしゃー

ガス缶を開封、吹き出るガスの圧力で、システム内にフロンガスがある程度まではいっていく。

しばらくしたら、高圧側バルブを閉じる。これからエンジンをかけてコンプレッサーを稼動させるからだ。

エンジンをかけ、回転数1800回転にする。
そして、クーラーを最大風量でON、冷え具合は MAX COOL にする。

するとコンプレッサーの電磁クラッチが入り、低圧側からフロンガスがどんどん吸い込まれていく。
それに伴って、システム内圧力も上がってくる。
温度計の気温は摂氏20度を表示。よって、プラス5度して「外気温度」は摂氏25度で早見表を見る。
実際の針はコンプ稼動状態で低圧0.16Mpa、高圧1.75Mpaあたり。
ちょっと多めかな~~?
早見表を見る。やっぱちょっと多めにガス入ったか? 後で抜こう。

以前のコンプレッサーでは、この値が低圧:高圧が5:10となってしまいて、ガスを400g入れてもまったく冷えなかったのだ。コンプの圧縮不良である。
以下の画像は、そのコンプ圧縮不良のときのゲージ値だ。(昨年秋)
低圧:高圧が、5:10ぐらいになってしまっている。これでは冷えない。


結局、R12冷媒はひと缶分、400g入った。
レシーバードライヤーのサイトグラスからも、液化した冷媒の泡が見えた。

十分な冷媒の量が入ったクーラー。
吹き出し口からは、激冷えな風が出る! R12フロンガスの威力たるや!

外気温20度に対し、クーラー吹き出し口は10度を切っている。
実際気温が高い中での走行状態で測ってみないとなんともいえないが。



最後に、ハンドル下に設置した、オートリレー(アイドルカットリレー)の調整を行う。
(このオートリレーのくわしい説明は、こちら。)
調整は、エンジン稼動+クーラー稼動状態でオートリレーのスイッチをONにし(アイドルカットを行う、ということ)、マイナスドライバで赤いダイヤルをまわし、アイドリング回転数1200回転あたりでクーラーがオンになるよう設定した。
このオートリレーのはたらきで、エンジン1200回転以下では、クーラーがオフになる(コンプの電磁クラッチが切れる)しくみ。(ブロワモーターは回ったままなので、とりあえず冷たい風は出る。だんだん暖かくなっていくが・・・)
1200回転がいいかどうか、このあたりは、実際にアクセルを踏みながら微調整してもらえばいいだろう。

このオフになる回転数を、この赤ダイヤルでオーナーの任意に調整できるという便利な装置だ。
まぁ、エンジン制御をコンピュータ化する前の、代物ですが。(笑)
 旧車乗りには、たいへん便利なのである。
言い換えれば、信号待ちなどのアイドリング状態で、コンプに回転数をもっていかれないようにする装置だ。そういう意味では、真夏の信号待ちでのエンジンストップ防止装置、ともいえるな。


車体下には、クーラーで冷やされてエバポに凝集した空気中の水分が、ケースのドレンから排出されて水溜りをつくっていた。これでいいのだ。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて
冷媒充填後、2日経っても、前にあったようなガス漏れなく、
ちゃんとクーラーが冷え冷え状態で稼動している。^^
ようやく、昨年の夏から課題の、BMW1502のクーラーは直った。
これで気温の高い日でも 快適に運転できることだろう。

BMW1502エンジン腰下OH39新コンプレッサー搭載2018年03月29日 19時35分09秒

クーラーのコンプレッサーを新品に交換する。
この1502のクーラーについては、もともと「冷えない」という症状で昨年の夏にいろいろやった。
まず、システムを全部ばらした。
コンデンサー、電動ファン導入、エバポレーターケースの掃除、エキスパンションバルブのチェック、ホースの交換、レシーバードライヤーの交換、コンプレッサーのシャフトシール交換などなど・・・・
しかし、真空引きしてもガス漏れした。
その後、蛍光剤も投入した。
ガス漏れは劣化したバルブのムシが原因だった。
ガス漏れはしなくなったものの、こんどは、冷媒注入の段階で、システム圧力がおかしかった。
それは「コンプレッサーの圧縮不良」の数値を示していた。
そこで、今回、コンプレッサーを交換することにした。

アメリカでリビルトされた、デンソーの10P15E (冷媒R12用)

これはアメリカのeBayから購入したものだ。
適合を見ると、このコンプはFRポルシェの924や944に使われているものらしい。

この商品、電磁クラッチのベルトをかける部分形状がBMW1502のものと違う。
電磁クラッチを移植してやればいい。
ということで、電磁クラッチをバラシ中。

左がこのBMW1502に合うVリブドベルト用、右がeBayから購入したもの。

もともとこのコンプに適合するものなので、問題なく入れ替え完了!

次にホースの接続部を移植する。

ここはコンプオイルを塗った新しいOリングを入れる。

当然、バルブのムシも新しくする。

バルブのムシを組み込んだところ。


R12用コンプレッサーオイルを、旧コンプから出た分の量だけ入れた。さかずき1パイほどだった。
あとのオイルは、システム内にまわっているのだろう。


取付の前に、ゲージマニホールドの接続部と、ステーと干渉してしまうので、少々ステーを削っっておいた。

エンジンに取り付ける。


コンプベルトをクランクプーリーにかけて張り調整。
最初にオルタネーターのベルトもいっしょに外さねばならない。

電磁クラッチがのプーリーがラジエターのロワーホースとぎりぎりなので、接触しないようにする。
エンジンを動かすとコンプ側は動くから、ある程度のクリアランスが必要だ。
万が一の接触に備えてホースに保護用のカナモノを巻いておく。
高圧側、低圧側のホースをコンプに接続する。このときも、R12用のOリングを新調する。


エキマニに近い箇所は熱をもろに受け続けるので、遮熱テープを巻いておいた。

こんな感じ。

アルミ部分の耐熱は200度、グラスウール部分は350度の断熱グラスウール。
巻いてるとき細かいグラスウールが舞い上がるので、吸わないようにマスクをして施工。


続いて、レシーバードライヤーの交換。フロントグリルを外す。
ホーンの後ろに隠れているヤジルシの部分が、レシーバードライヤーだ。


左が古いもの、右が新しいもの。ヤフオクで購入。1個、1万円。
新品には防湿用のキャップがしてあり、あけると、シュゥ-!といって空気を吸う。
すぐに接続だ。

接続は、3/8フレアだ。

ガス漏れないように、しっかりと取り付けた。
ホーンを取り付けて、次はシステム内の真空引きして冷媒ガスを吸わせる。
つづく

BMW1502クーラーガス漏れ修理32017年09月25日 21時18分11秒

バブルコアが届いたのでさっそく交換する。
画像に映っているツールで回してとるだけ。
外してわかったのは、低圧側がガスまったくなく、高圧側はまだ圧力が残っていた。
右の2個がとりはずしたものだ。そんなに 痛んでない?

ゲージマニホールドをつけて

黄色、低圧側。(室内から戻ってきた気体ガスがコンプに吸い込まれる)
赤色、高圧側。(コンプで圧縮されたガスがコンデンサに送り出される)

真空ポンプで真空引き。30分。


待っている間に、水温センサを交換する。

古いほうはさびがついてしまっている。

ココにはめる。ある程度、クーラントを抜いておく必要あり。

新しいオーリングをつけ、ねじ込み、トルクで締めて配線しなおして終わり。


さてクーラー。
システム内の真空度がはたして保たれているか?
ポンプにつながる緑色のバルブを閉める。針がこのまま何時間もジッと動かなかったら、システム内に漏れはないのだが。
しかし!
針がまた0に戻ってしまった・・・・。2分ほどで。
あ~あ・・・
やはりまだどこかに、漏れ箇所がある・・・

気を取り直して、
漏れ箇所を特定するために、再度代替ガスR-SP34Eを投入。

1缶でこれぐらいの圧力に。試乗したが、これでじゅうぶんに冷えた。

オーナーにしばらく乗っていただいて、また後日 モレ箇所をUVライトで特定することに。
ひとまずクルマは返した。
素人には なかなか一筋縄ではいかない 1502のクーラーのガスもれである。

翌朝連絡があり、ガスがまた一晩で漏れてしまったとのことだった。(予想通り)
どこから漏れているか、次回蛍光剤でわかるはずだ。

。。。。。

ギュッポフレックスでも蛍光剤でもわからないときは・・・
最後はいよいよこれかぁ?
リークディテクタだ!(ガス漏れ検知器)

BMW1502 面白いリレー(クーラー関係)2017年09月23日 23時25分28秒

このBMW1502、ハンドル下に、このようなものがついている。

AUTO RELAY TYPE A とある。
オン・オフ、それに、Hi~LOWの調整ダイヤル。
なんのリレーか、最初わからなかったが。


裏面に、配線図があった。
リレーであることは間違いないが、面白い機能がついていた。
これは、クーラー制御用のリレーであることがわかった。

つまりこうだ。
クーラーをオンすると、コンプレッサーが回るのでそのぶんエンジンに負荷がかかり、エンジン回転数がやや落ちる。コンプの状態にもよるだろうが、だいたい、200回転はコンプにもっていかれ、回転数がおちるだろう。
たとえば、夏の信号待ち。
通常アイドリング800回転に設定していると、クーラー・オンで500回転ほどに落ち込むだろう。
これでは、エンジンがとまりそうになって、こまるのだ。

その困った状況を助けてくれるのが、このアイドルカットリレーだ。
つまり、アイドリング回転数になったら、コンプレッサーを自動で切っちゃおう、という発想だ。
これなら、信号待ちでエンジンが止まらずに済む。^^
そして信号が青になって走り出して、たとえばエンジンが1500回転を超えたら、再びコンプをオンにしてひえひえになるのである。
しかも、このリレー1個だけで、これらの制御ができてしまうのである。

Hi~LOWの調整ダイヤルで、どのの回転数でオンオフするかを決めることができる。
とりつけも配線をいじるだけなので、実に簡単なのだ。

しかし欠点がある。
おわかりと思うが、アイドリング中は、コンプが稼動しないので、その間、あまり冷えないのだ。
クーラーのファンモーターは回り続けているが、コンプが動かず冷媒がシステム内を回っていないので、ひえひえな空気がだんだん 弱くなっていく。
まぁ、こうなった場合の対策としては、アクセルをちょっと踏みこむ。
1500回転に以上に持っていけば、コンプが稼動して、ひえひえになるのである。

実に面白い装置ではないか。
むかしこうやって 制御していたんだな。



これぐらい、1500あたりでリレーがオンし、コンプが稼動するようにダイヤルで設定。


アクセルを離し、回転数がこれぐらい(1000ちかく)に落ちると、コンプがカットされ、アイドリング回転数は800回転で安定、となる。^^
オンよりも、オフの回転数をやや低めに制御してくれているところが(ゆるやかな制御) この装置のなかなか賢いところである。


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一方で、アイドルアップ装置、というのもある。
こちらは、クーラー・オンでエンジン回転数を少し上げちゃおう、という発想だ。
これなら、信号待ち中でも、エンジンかけたままの停車中でも、クーラーは稼動して、ひえひえだ。
だたしこれは装置のとりつけがめんどーだ。
ちなみに にしやんのマルニは、このアイドルアップ装置をつけてある。
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さてこのアイドルカットリレー(オートリレー)だが。
じつはこの装置、最初、壊れており、使い物にならなかった。(笑)
エンジン回転数をあげても、ダイヤル調整しても、コンプがオンにならないのだ。
おかし~な~~
と思って中をあけてみた。

この白いハコが2極接点リレーのようだ。配線図をみても、もそうなっている。

この裏の基盤をみる。テスタで調べててみたら、
本来導通があるべき2点間が、断線していた!


図で言えば、赤いバッテンで断線しちゃってる・・・ 
確かに、コンプの電磁クラッチつながらないわけだわ。


断線は、つなぐしかない、ということでハンダワークでリード線つなぐ。

これでテストしてみると、確かにちゃんと!設定回転数に応じて、コンプの電磁クラッチをオンオフしてくれました!直った!

ちなみに、このリレーにはON、OFFのスイッチがある。
通常はONにしておけば便利でいいのだけれど、
OFFにすると、自動で電磁クラッチをカットしてくれなくなり、ずーっと、コンプのクラッチがつながったままとなる。つまり、何の装置もつけていない状態となるのだ。

さてこのリレー、調整ダイヤルは、1500回転で電磁クラッチがオンするように調整しておきました。
そして、アイドリング回転数は800-900回転あたりに調整しておきました。

使い方はこうだ。
走行中はONにしておく。
ちょっと車を長い間停車しておく間などは、リレーをOFFにする。(こうするとアイドリング中にも冷えている。アイドル低いが。。。エンジンがとまることは、ないでしょう)



さてクーラー。
あとは冷媒が もれなくなればいいだけだな・・・
はやくバルブコア、届け~~~。

BMW1502 クーラーガス漏れ修理22017年09月23日 18時43分07秒

蛍光剤を投入した1502のクーラー。
どこからか漏れているはず!

UVライトをあてて探す。
いちばん疑っていたエキパンなどの接続部は問題なかった・・・。
うーむ・・・・ではほかか?


まさかエバ?
ここもなし。

こちらもなし。


フィンのほう? なし。

ああ、発見とおもいきや、これは蛍光剤をいれたときのしずくだった。
このように、ほんのすこしついただけでも 一目瞭然です。

室内側ではないみたい。
ということで、フロント部。
レシーバードライヤーの継ぎ手は・・・なし。

コンデンサーの継ぎ手。入り口側。 ここもなし。フレア接続です。

コンデンサの出口も なし。

コンデンサのコア本体は、なし。
以前水に沈めて圧をかけて確認してあるから、ここは問題ないはず。
取り付けたら、見えるとこがすくないけど・・・

つぎはコンプレッ・・・あった!!
↑保護メガネをかけているとこのようにみえます。


鏡を当ててデジカメ撮影。
低圧ホースの接続部とバルブコアにくっきり漏れあとが。

さっそくホースを外します。 低圧側。このオーリングか・・・

コンプ側。


高圧側もOリング交換だ。
なんかかじった跡があるね。

Oリングセット、登場! r12用。


低圧側交換。

高圧側も交換。

接続!



あとは、バルブコアだが。手持ちがない。

ネットで注文した。

早くこーい

BMW1502 クーラーガス漏れ修理12017年09月21日 23時40分14秒

ガス漏れしている1502のクーラーだが、
1本200gの代替ガス(R-SP34E)を入れ、ギュッポフレックスを使い、ガス漏れ箇所の特定を試みた。


しかし、残念ながら、キュッポフレックスを疑わしいところのあちこちにかけてみたが、泡がでない・・・。
で、そのうちギュッポがなくなってしまった(泣)  (まぁ、台所の洗剤水でもいいのだが、洗浄が・・・)
どこから漏れているかわからなかった。
アイドリング状態で だからだろうか?

こんなふうに 泡が出ると 予想していたのだが・・・

・・・・・・・・・・・・う~む・・・

こうなったら・・・・・・仕方がない。
巷でよく使われている蛍光剤を使うことにした。

実は ヤフオクで1本購入済みであった。
T師匠にも相談したが なるべく使いたくなかったが・・・

コレ。

UVライトと保護メガネも購入済みであった。


UVライトをあてて、デジカメで撮影。
なるほど、メッチャ光るね。
実際の見え方は、保護めがねをかけているので、こんなに青くは見えません。

一滴床に落として、蛍光剤がパーツクリーナーのスプレーでふき取り洗浄できることを確認。
床についたわずかな蛍光剤も このとおりUVライトでっきり見えた。


容器を先の細いものに移しかえる。
エキパンあたりの高圧ホースを外し(ガスは抜けてしまっているので)、システム内に1本分を注入しておいた。


その後、また代替ガスを1本システム内に吸いこませる。

クーラー稼働。1本200g入れただけでも結構冷えるな。
R-SP34EはR12よりも少ない量で冷える。
うちのマルニではR12を400gを入れて適正だったので、この代替ガスはその半分でいいようだ。
圧力計をみないで、サイトグラスぶあぶくがブクブクと見える程度でいいようだ。


サイトグラスをUVライトで照らしてみると、怪しげに光っている。。
蛍光剤がシステム内部に行きわたったか。
これで蛍光剤に染まったクーラーシステムになってしまった・・・。

クルマを試乗。もちろんクーラーを効かせて。
おお、冷えるな。
ここでサイトグラスを覗く。

最初は冷えていたが、乗り回すうち、だんだんクーラーが冷えなくなってきた・・・・。
ガスがどこからか抜けちゃったのだ。
これで漏れたところは、蛍光剤でハッキリわかるはず・・・。


ガレージに戻り、室内ユニットケースをあける。
UVライトをあてながら、室内ユニットから漏れ箇所を探し始めることにした。
まずは漏れててほしくないエバポレーターから・・・
 (ここから漏れていると直すにはエバポの交換となり、費用が高くつくのだ・・・祈る気持ちで。)

つづく

BMW1502また入庫2017年09月20日 07時43分22秒

マルニ仲間の1502が再入庫。
今回の目的は、
・クーラーのガス漏れを直し、クーラー使えるようにすること(前回時間切れで納車でした)
・ウインカーのキャンセラーの調整(曲がり終わったあとハンドル戻したらウインカーが自動で戻るあれです。ハンドルをだいぶ回さないとキャンセルされないとのこと)
です。

センターコンソール、室内ユニットをばらしています。

エバポレーターと黄銅色のエキスパンションバルブ。
このあたりに疑いをかけている。
1週間で納車したいので 夜な夜な作業だ。

BMW1502 クーラーガス補充するも・・・2017年09月10日 21時10分17秒

今回、ついにR12用のゲージマニホールドと真空ポンプを購入した。
うちのマルニ用のためでもあるし、いずれはほしいとおもっていたので5万は高かったが思いきって購入した。
しかしオーナーさんの意向で使う冷媒は、R12ではなく、代替ガスのR-SP34Eである。


早速接続する。

低圧側のバルブがステーに接触したため、ステーを外して接続する必要があった。

早速真空引き開始。20分。

真空になっている。ここでバルブを閉じ、ポンプを切って、このままにしておく。
このまま 針が動かず真空度た保たれていればいいのだが。

するとどうだろう。
1分もしないうちに、針が元の位置に戻ったではないか!
あちゃ~~ 
これは どこからか空気を吸っているぞ・・・。

システム内で真空が保てないということは、、ガスモレするということだ。
再度真空引きをして、バルブを閉めたら、すぐに冷媒ガスを1本だけ開封してシステム内にガスを注入した。(エンジンはかけていない)
シューといってガスが入っていった音がするとともに、ガス管がつめたくなった。

ガス封入後の圧力。まだエンジンはかけていない状態。
コレで内圧が高まったので、ガスも漏れ出していることだろう。

ここでギュッポフレックス登場。
これを配管接続部など、あやしいと思われるところにふきかける。

レシーバードライヤーやコンデンサ、コンプレッサーまわりからやってみたが、エンジン周りは問題なし。
じゃあ室内だ。
室内ユニットのこのあたりの接続部はどうだ?

オリャー!プシュー!

するとどうだろう。
泡がブクブク出た!ココからガスが漏れている!!
ギュッポフレックスは、こうやってガスモレ部分を特定する。

確かここはフレア接続だった。
レンチで締めこんでやると、ほんの少し回った。
最後まで締め込んでなかったのだ。
これ以上回らないというところまで締め込む必要があったのだ。


再度、ギュッポをふきかけ。
もう、泡は出ない。 よし!
ホースバンド接続の部分など、ほかの露出部分も泡はでなかった。

ここでエンジンをかけ、コンプを稼動させて、ガスを吸わせていく。
ガスはR12ではないので、指標の圧力数値はあまりアテにならないが、外気温30度での低圧高圧のバランスはこんなものだろう。

サイトグラスには泡がブクブクと。
R-SP34Eの場合はこのぐらいでいいということだ。

室内はまぁまぁ冷えるようになった。
「まぁまぁ」というのは、思ったほどではないということで、この冷媒ではR12ほどの冷却能力は期待できないか?
実際走行してみて、がんがん冷えるということでもなかった。
ただ、秋のこの気温では十分だったが、真夏の炎天下では弱いだろう。
とりあえず試乗してみて、アイドル回転数などを調整して終了とした。

ところである。
翌日、クーラーをあっけてみたら、冷えた空気が出ない。
あれれ!?
サイトグラスを見ると、アブクがみえない。
あちゃ~ これはまだどこかからガスが漏れているな・・・
あれこれ試案してみたが、疑わしきは
①エキパンの接続部(パテで固めてある部分)
②エバポレータのどこか。

①ならば、締めなおすのみだが、
②から漏れていると エバを新品に交換なので、ン万円かかるだろう。

ここで、今回のバラシた画像をみてみる。
クーラーユニット分解の図 囲ったところがエバ。





怪しいと思われるのは ここですね。
エキスパンションバルブとの接続部。ここには高圧がかかります。

シッカリ締めこんだとは思うのですが、もしかしたら 締めが甘かったjかもしれない。

締めたあとは 断熱パテとエプトシーラで巻いたので、
モレがこの囲みの中で起こってる可能性もある。

次回はガスに蛍光剤を入れて漏れている箇所を特定しようと思っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて
納車当日になってから ガスモレが判明しどうにもしっくり来ない幕引きとなった。

いずれにしても、このクルマをあずかって2ヶ月なので、
BMW1502はオーナーさんに引き取ってもらった。
そのうちまた、修理することにします。
いったんここで、BMW1502の修理は 一区切りです。

BMW1502 クーラーホース接続2017年09月03日 22時24分01秒

コンプレッサーにつながるクーラーの配管などをとりつけます。
今回ひび割れのはいったホースは交換。(R12用ホース)
ちょうどヤフオクで1m売りであったので落札しておいた。

このホースは低圧側。
ごらんのように、ホースと口金はホースバンドで締めてある。

ホースにアルミダクト素材でカバーし、遮熱する。
なぜかというと、近くにエキゾーストマニホールドがあるからだ。
このホースは運転中、ずっと熱い熱にさらされるのでね。


で、ごらんのように、組み付けた。
エキマニの近くはアルミダクトで遮熱カバー。
エバポを通った冷媒ガスはいったんコンプレッサーで圧縮され、電動ファンのついたコンデンサーに送られる。そしてそこで冷やされ液化(コンデンス)する。

チャコールキャニスターの位置も 今回、ラジエターそばに移動した。
なぜかとういうと、
コンプレッサーにはこの後、冷媒ガスを入れなければならない。
コンプにはそのためのバルブが2つ(低圧、高圧)ついており、
ここにそれぞれチャージホースを接続せねばならない。
このため、このあたり、整備しやすいように、「スッキリ」とスペースをあけておく必要があるのだ。
うちのガレージに入ってきたときは、このあたり、ホースの取り回しが雑で
コンプレッサーがホースで見えなかった。(笑)
それに加えて、いやなところにチャコールキャニスターがあって、まったく、手が届かなかったのである。

でも、いまは、ホラ、容易に手が入りますね。
これで 整備性のいい車 となりました。

次に、フロント側。
画像上のほう。ホースを通して、右に移っているコンデンサーに接続。
そして右下の配管から上に上がって、左にまがり、黒い筒「レシーバードライヤー」に接続。

いったんレシーバードライヤーに右から入った液化ガスはそこで除湿され、左のホースに流れていって、その先は、室内のエキスパンションバルブ。そこで噴射され、エバポを通って、ひえひえになる。(気化熱の原理)

これで組みつけOK!
あとは冷媒ガスを入れるだけとなりました。




冷媒ガスは次回に回し、まずはクーラントを入れることに。
6~7リットル必要なので、ホルツの濃度99%クーラントに 水道水をまぜて濃度33%程度にし、マイナス19度あたりまで凍らないクーラントを作る。  色はきれいなブルーですね(着色してある)。
ラジエターから注入。
ラジエターのトップから1インチ下に水面があることが規定値。

2ヶ月ぶりのプラグコード&デスビキャップ装着!

バッテリよし、
エンジン始動~!

ガソリンが来るまでしばらくかかったが、無事エンジンはかかった。
ちゃんとオートチョークも動いている。
タコメーターではアイドリングもすこぶる安定。

水温計。
アイドリングだけでは このあたりの針の位置から 上に上がっていかない。
このときクーラントはラジエターのアッパー部で76度程度。
(サーモスタットがひらくのはおおよそ80度だ)
これはいいぞ。
この涼しい気温で アイドリング程度で 水温がぐんぐんあがっていってもらっては困るのだ。
これならずーっとアイドリングしてても問題なさそう。


さて
クーラントのエア抜きも終わったようだ。

・・・・・

10分後、ガレージはもぬけのから。

1502をガレージから出してみた。
久しぶりに陽の目を見た知人の1502。 ウチの一時抹消中の2002も並べて撮影。
こうみると。1502のほうは若干、ローダウンしてあるんですね。


マルニシリーズはこの角度がいい。



あとはクーラーシステムに 冷媒ガスを入れるだけとなった。
納車は うまくいけば 9/10(日)あたりになるかな?

BMW1502 コンプレッサーシャフトシール交換2017年09月02日 20時53分26秒

BMW1502に搭載されているデンソー10P15Eのシャフトシール交換です。

右のアッパーケースにこの二つのシールを入れます。

イーベイで購入。デンソー10P15E用のシャフトシール。

アッパーケースの内側もふいておいて。

ストンと入った。

オーリングとケース内側にはスニソオイルをぬっておく。

途中までストンと入るが、途中からオーリングできつくなる。
径のあうソケットで押し込む。

奥まではまった。

Cリング。表と裏をまちがえないように。

Cリングでビシッっと固定。

フェルトシール。

このようにはまっていたはず。

オーリングを忘れずに。しっかりミゾ入れて。ヤジルシの部分、はみ出てます。

アッパーケースをはめる、シャフトシールのオールリングをいためないように、そっと。
もちろんシャフトにもオーリングにもスニソオイルをぬっておきます。

うまくはまった。
長いキャップ5本でケースをボルト締め。

コイルを置き、Cリングで固定。

アースととる。

ベルト回転部をはめる。
ベアリングの内側を暖めて若干膨張させておくと一発でスコンと入る。。

Cリング固定

キーをはめる。

クラッチ部分をはめて、ナットで締め込んで組みたて完成。
スニソオイルを入れる。コンプに1/2、コンデンサに1/4、とはエバポ配管部に1/4とわけて入れた。

エンジンに取り付け。

ベルトを張って取り付け終わり。

あとはクーラーの配管の取り回しだ。