BMW2002A ヒーターボックスOH その8最終 車体に取付2022年05月13日 06時51分34秒

完成したヒーターボックスを車体に取り付けます。

塗装も乾いた。




先に塗装済みのワイパーのアームを入れておく。


真下にセット。

コントロールケーブルを入れて・・・


ボックスを持ち上げ ここのナットをしめる


もう片方はアースポイントを兼ねているので アース線を忘れずに共締め。


コントロールケーブルのとりまわし

配線のとりまわし 可動部に触れないよう

こちらのナットにはアース線は無いが、クーラーのブロワのアースを取る箇所にしても良い。

ヒーターバルブとファンモータ。


はいこちらが レストア前の画像




運転席側からみる。
ワイパーアームとの接触はないか
あとはエンジン側とヒーターコアのホースをつなぐだけ。
それは今後のエンジン最終仕上げの際に行うことにする。


レストア前画像






これでヒーターボックス関連は終わります。はい、消灯






BMW2002A ヒーターボックスOH その7 ヒーターバルブ取付2022年05月12日 13時30分58秒

ヒーターバルブをヒーターボックスに取り付けます。

まずはヒーターコアと接続するホースを取り付け。

ここの角を少し切りかいておく。



ここのゴムパッキンをホースの角が押してしまうので、
パッキンがヒーターボックスの中に落ち込んでしまうのを防ぐためだ。
パッキンにほんの少し隙間が見られたので、ブチルゴムで塞いでいる。



ヒータバルブをヒーターボックスのステーに取り付ける。


ヒーターバルブを全開状態にする。
長いものを突っ込んで開いてることを確認。

ヒーターバルブのアームをコントロールケーブルに差し込む。


この状態でアームを固定する。


バルブの動作を確認。

バルブの全開⇔全閉でアーム角度が約90度の動きだ。
動きもスムーズなのでOK。
ちゃんとバルブの開閉もしている。


最後にさらヒーターボックスを閉じる。

合計6個のねじ。上面がフラットになるように、さら小ねじを選択した。

その上に、ボディ側との防水パッキンとしてエプトシーラー5mm厚を貼る。


これでボディへの取り付け準備OKとなった

コントロールパネルの仕込み照明(LED)のため配線も這わせてある。(緑 紫)


塗装も乾いたので 次回ヒーターボックスをここに戻す。



BMW2002A ヒーターボックスOH その6 ヒーターボックス組立2022年05月11日 20時12分57秒

ヒーターボックスを組立てる

まずはヒーターコアにエプトシーラーを一巻き。スキマうめのためである。

ボックスに収める。スキマが埋まって しっくりと入る。(ヒーターコアがケース内でガタガタしない)


コントロールワイヤを装着。

もう一つの分割ケースにもコ ントロールケーブルを装着。

フラップ機構にコントロールケーブルをつなぐ。

ケースを合体


ここも隙間があってはいけない。エプトシーラーで隙間を埋める。

こちらのフラップにもコントロールケーブルを接続

分割ボックスを3つのクリップで結合。クリップは横からスライドさせてはめる。


ボックスうわぶたにゴムシールをはめる。特殊な形状でワロスから新品を買う。

ちゃんとはまるか確認。うん、ぴったり。


こちらのファンモーター用配線を通すグロメットもはめる。

ファンモータを装着

ファンのはねは防錆のためPOR-15を塗った。

ヒーターバルブの割れたステーだが、破片があったのをいいことに JBウエルドとステン針金で補修した。

ワイパーの芯線を何本か添え木として一緒に固めたので もう割れない。
見た目が悪いが こちら側は見えないのでよし。・・・

ヒーターバルブの取り付け位置確認。

補修したステーに十分強度も出ているので、今回はいつもの金属製補強ステーを作らず、このままこれで行くことにする。


ファンモーターの固定クリップ4個。


あとは、ファンモーターの配線をつなぐ。
プラスとマイナスを確認して・・(間違うとモーターが逆に回ります)

これでOK!

今回はファンモーターとヒーターコア、ヒーターバルブが再利用できたので安く上がりました。

後はヒーターバルブを取り付けるだけ。それはまた別記事で。

ちなみにこれがOH前の状態だよ~ きったね!!!



さらなるグレードアップとして、コントロールレバーのパネルに電球を仕込む。
このパネルの裏には電球ソケットを差し込む穴がある。


この穴に裏から光を当てれば 文字が光って見えるようになってるので
ここにLED球でも仕込めば文字が光って見えるだろう。

文字が光るだけではなく できればこういうふうにスリットの枠がかすかに照明で見えたほうがいい。
そうすればレバーのツマミの位置が いまどこにあるか、運転中でも一目でわかるからだ。
さらにKALT とWARMにブルーとレッドを追加し、温度調節レバーであることがすぐわかるようにする。
下の画像では、ファン風量MAX、温度調節は中間、といった具合だ。
ちなみに LUFTER は ドイツ語で FAN の意味。 ZUは SHUT(閉じる)
弱/中/強 の3段階でファンの送風量を変えることができる。

BMW2002A ヒーターボックスOH その52022年05月08日 06時53分33秒

ヒーターボックスとりつけるために、ボディ側の錆取りをしなければなりません

サンド―ペーパーでシコシコ手磨き・・・



ちなみにこの穴は 燃料タンクからやってきた燃料チューブが通るところで、向こう側のエンジンルームに入っていく。ヒーターボックス取付の前に、燃料チューブを入れておかないといけない。


膜厚依存でべたべた厚塗りする


ここらあたりも 一面 錆です。


奥まったところも 刷毛を延長して塗る



塗り終わり

室内フロアに寝転んで 仰向けになって塗っていたので 
顔に塗料が垂れて来ちまった~~












BMW2002A ヒーターボックスOH その4 ヒーターバルブのOH2022年05月06日 07時41分40秒

BMW2002のヒーターバルブのオーバーホールです。




まずどのように動くか観察し記録。
レバーを動かすことでバルブを開閉し、温まった冷却水をヒーターコアに送るバルブの役目。
レバーは室内の空調コントロールの【KALT(COLD)⇔WARM】ツマミとピアノ線でつながっています。

ではばらします。

蓋を開けた。

このようなパーツ構成。
洗浄した後、2つのオーリングを交換する。

レバーやねじなど鉄製の部品はメタルレディ液に2時間漬け置きでパーカライジング処理。


さっそく反応しております。2時間もたてば被膜ができて泡もたたなくなる。

オーリング2種。モリセイ化工で10年前に何個か買って保存してあったが3台目のマルニのレストアでこれで最後だ。

ネットで購入したい方は、 桜シール Oリングドットコム で買うことをお勧めする。
ペイパルが使えるので重宝している。

品番で S-31.5 などと検索を入れれば、出てきます。
できれば熱に強い赤いゴムのやつがいいだろう。

いまは簡単にネットでショートパーツが手に入るのでほんと便利ですよね~。



オーリング、気持ちいいくらいに ぴったりです。
熱に強い固定用オーリングを選択すべし。熱とはいっても、通常冷却水は100度以下ですが・・・

こちらもぴったり。
こちらは回転する部分なので、できれば熱に強く、しかも「運動用」オーリングを選択すべし。


風呂に入りながらキレイに磨いた真鍮パーツ。(笑)
今晩はパソコンの前でくみ上げます。


オーリングにはラバーグリス塗布。
ケースにはめ込みますが、オーリングのつぶれしろがあり、まだこの時点ではぴっちり嵌りません。

このように組む。

蓋のオーリングにも軽くラバーグリス。


蓋を締めこんではじめて 最初の小さなオーリングがぴっちりとはまります。
ちゃんとオーリングの「つぶれしろ」も出ています。

防錆処理済みのレバーを装着。

動きを確認。

全開の状態。MAX HOT. ツマミ位置はWARM ヒーターこあにどんどん熱い冷却水が流れ込む。

閉じた状態。ツマミ位置はKALT(COLD) ヒーターコアに熱い冷却水が全く流れ込まない。

KALTとWARMの中間位置。 レバーの動きでこのように弁が回転してます。

最後に、ホースと接続する継ぎ手部分に 若干の「鋳造バリ」が目立っていたので、
軽くヤスっておきました。

これでヒーターバルブのOHは完了!

ヒーターバルブやファンモータ、空調関係のパーツはまだワロスで新品が出ますが、
どんどん値上がりしています。
ヤフオクなどで安い中古があったら予備にゲットしておいても損はないと思います。
OHは簡単にできますからね!


ヒーターボックスのOH完了も間近なので、そろそろワイパーリンクの防錆塗装にかからねばならない。

BMW2002A ヒーターボックスOH その32022年05月05日 07時29分21秒

ヒーターボックスのOHのつづき。

クラックにはPOR-15塗料がしみ込んでうまく塞いでくれた。

開閉フラップのブッシュは、やや硬化したバキュームホースを使った。
5ミリほどに切ってハサミで割りを入れ、穴に押し込む。
軸は5ミリ、穴が8ミリである。

いい具合です。白いのはシリコングリス。

もしかしたらだんだんゴムブッシュが上にカムアウトしてきて外れるかもしれないと思い、
対策として、針金で押さえておいた。


フラップの気密を上げるために、エプトシーラーを貼ります。


厚み5ミリのエプトシーラーは粘着テープ付きで かんたんに貼り付けができる。
柔軟性があるスポンジで気密性が高く 熱に強いのでこういうところには最適だ。

フロントガラス デフォッガーの開閉フラップ。

フラップが空気の流れをしっかり気密してます。

こちらもフロントガラス デフォッガーの開閉フラップです
ここにも貼ります。

しっかり塞いでます。
エプトシーラーの柔軟性で、操作レバーの手ごたえも、「しっくり」来るでしょう。

こちらは足元ヒーター風のフラップ。

ここにも貼ります

しっかり塞いでます。


以上、空調コントロールのフラップ機構のOHはこれで完了。
じつに機械的で、モーターなどの電気的機構を使っていないのでかんたんに、安くOHできるのが70年代車マルニのいいところですね。当時の機構やしくみを観察するのも、面白い。
(でも、内気循環モードがないとか、エアコンでの除湿ができないなどの不満もありますが・・・。でもいいんです、趣味車なんてそんなもん。実用車と違って、その時代性を愉しめばいいんですよ。少なくともヒーターさえ効けば、クルマは乗れるもんです。
これが80年代以降の車では修理にこうかんたんにはいかない。さらに90年代~2000年代以降の車だと不具合の原因究明や部品交換にもけっこうな知識とお金がかかり、下手をすると専用診断機PCがないと修理出来ないかもしれない。



続いて 電装。
ファンモーターのレジスター配線(赤、黒)を新調する。
ファンの風量を抵抗コイルを介して3段階で変化させている。


レジスタの裏側。
抵抗値も書いてあるんで、いざとなったらこれも作り直すことができるだろう。
2.5オームで風量3分の1。
0.75オームで風量3分の2だ。


配線の色が決まっていて、このようにつなぐ。 指でつまんでいるのはマイナスアース線(BR=茶)で、ボディにつなぐ。
ドイツ語表記で GE=黄色  VI=紫   SW=黒  GN/BR=緑/茶  


続いてやっかいなヒーターバルブの固定ステーの破損修理。

1.2ミリの亜鉛鋼板で補強のステーを作る。

折れた樹脂パーツもJBウエルドなどで補修していく


ステーはこんな感じで。
ここにボルト穴などをあけていくのだが、
まずヒーターコアをヒーターボックスを仕込み、ヒーターバルブをOHした後で
双方の現物位置合わせで穴をあけていった方が間違いないだろう。

BMW2002A ヒーターボックスOH その22022年05月04日 07時32分48秒

ヒーターコア内部の洗浄します。
3%ほどにうすめたラジエター洗浄剤(中身は有機塩酸、クエン酸)を一晩満たし。

そのあと水を適当に入れ、 何度も何度もシェイク!
この繰り返し。これが大事。

排出するたびに こういうような赤さびのカスが出てきます。

手でつぶすと 赤サビの垢みたいなもの。
何度も繰り返して あまり出てこなくなった。
最後にもう一度水道水を勢いよく コアに通しておいた。
ヒーターコアはこれでよし。


ケースの補修。
金属部フラップがさびていたので ミッチャクロン+POR-15を塗布


レバー操作によって開閉するフラップの密閉度を高めるため、あとで薄いスポンジを貼ります。

一部にクラックもありましたが、POR-15で充填しておいた。


ファンモーターの錆

これも同様に塗装。



ファンモーターを固定する上部ケースの欠損部分は・・・


ワイパーゴムに仕込まれているステン材を使って補修。
さびないし、テンションがかかってちょうどいいのだ。ワイパーゴムを交換したら捨てずにとっておいてある。色々使えます。鍵を紛失した南京錠をピッキング開錠するツールも作れます。(笑)

ドリルと、JBウエルドで補修 OK!

この手作り感・・・^^ 楽し~

まぁ、大きなゴミとかネズミが この中にはいってこなければいいんだからね。


次はヒーターボックスの組立て、いけるかな??

BMW2002A ヒーターボックスOH その12022年05月03日 13時45分27秒

ヒーターボックスをばらしました。

詳細を見ていきましょう。

まず外側。
ヒータバルブからヒーターコアの入り口。割れたヒーターバルブのステー。
突き出ているピアノ線はヒーターバルブを閉じたり開けたりするためのもので、室内の【KALT⇔WARM】の空調レバーにつながっている。


ファンモーターはバッテリにつないでみて ちゃんと動くことを確認。

では分解開始。
ボックスを閉じている周囲のねじとクリップを外していく


いきなり中身が見えたヒーターボックス。
ヒーターコアが見える。
それに、各フラップとそれを操作するピアノ線。


位置をマークしたらひとつづつ外していく。

こういったフラップの関節ブッシュは・・・

経年劣化で すぐに割れてしまう。 う~む、なにか適当なもので ブッシュを代用しよう。


操作レバー類も外し、ヒーターコアとレジスターだけになった。
中身はもう埃だらけである。こんなので室内の空調を効かせていたと思うとゾッとしませんか。

ヒーターコアを取り出す。濃い~真っ赤なサビ水がチョロリ。


すぐさま水道の水で洗浄。
出るわ出るわ 赤さび色の水が!
画像の透明な水が出てくるまでに、この水の勢いを押しても 2~3分かかった。
中身は相当に、錆がこびりついていたみたい。車検ごとの冷却水交換をしていない証拠だ。
洗浄はボックスをくみ上げるまで毎日繰り返す。

ヒーターコアはよく見ると、そんなに程度は悪くなく、内部の洗浄だけで再使用できそうだ。
さらにラジエター洗浄剤を使って内部を洗浄しよう。
このヒーターコア、新品でますが6万円です。なるべく再使用したい。

きれいな緑青(ろくしょう)がふいてます・・・
あとで耐水ペーパーでコスって落とそう。


埃だらけのファンモーター。

ざっとブラシで埃落とし。ファンブレードは鉄製だった。
自分のマルニはアルミ製だったが・・・こういうのもあるのですね

接触部のすり減りも少ないし

2こあるカーボンブラシも交換の必要なくらい残ってる。まだまだ使えますね。
ファンモーターとファンブレードのついたコンプリート品は新品で出ます。1個280ユーロ。送料込みで4万か。
このモーター部分だけは同時代のポルシェなどでも使われていて、1万でネットで買えます。
ファンブレードの移植をしなきゃいかんけど・・・買えます。



埃まみれのケースを洗浄していきます。

ブラシでごしごしと水洗い。
もう、汚い洗浄仕事は このマルニでは これで終わりかな。

ヒーターコアも磨いてぴかぴかにし、、丸洗い

そして天日干し。

その間にレバー類の掃除

ワイヤ部に油さし

ブロワ風量レバー、接点の掃除。可動部の油さし。

レバー類は動作も軽くなりました。配線はこのまま使っても大丈夫そうです。
でもレジスタからファンモーターまでの赤黒の配線は作り直しします。


この作業の間にも、納屋ガレージにツバメが頻繁に出入りし、今年も巣を作っていた。

BMW2002A ヒーターボックス取り外し2022年04月30日 13時19分51秒

まずはシートを取り外し。10mmボルト4本。

今回組み込むE92(5代目3シリーズクーペ335iクーペ)のシートと並べて比較。
50年も前の車はさすがに作りが古い!かなりへたってしまっているのが わかります



ハンドルを取る。22ミリナット。


ハンドル周辺のパッドを外していく



ATシフトゲート周辺も取る。

シャフトの錆も取って綺麗にしたいな~


センターコンソールのオーディオ配線

結構 カオスな配線になってました


水温計や油温計などの後付け4連メーター付き。


ヒーターボックスが見えました。

アースポイント、ヒーターブロアのレジスター配線、ダクトを外し。

ヒーターブロワのレジスタ配線


空調コントロールレバーのつまみ外し ひっこぬくだけ。

カバーはドライバでこじるだけ。

2本のプラスねじを外せば取り外せる。カンタン。
これでほぼ室内側はOK


外側のヒーターバルブを外しておく。(外さなくてもいいですが、じゃまなので)


ヒーターコントロールのワイヤを外す


ヒーターボックス側のプラスチックの固定ステーはどのマルニも必ず割れている。


そこでいつもにしやんは 金属で補強ステーをつくって取り付けている。今回もそうする。

にしやん号のヒーターボックスは初代ユーノスロードスターのヒーターコアを流用して作った改造型ヒーターボックスだ。かなり熱効率がよくて、冬はほんとに暖かい。ヒーターボックスの改造は得意とするところだ。



これで室内側でヒーターボックスは外せます。


50年分のほこりを溜めた空調ボックスです。^^;


ちょっとファンのガード部分、一部が欠損してますね。
今回補修しなくては。


オーナーさんが「ファンを回すとどこかに接触してるような音がする」と言っておられた。
てでファンを回してみて、原因がすぐわかりました。
矢印の部分、金属製のフラップに、ファンの羽がかすかに当たっていました。
アルミ製のファンの羽をちょっと曲げれば 当たらなくなるので、すぐ直ります。

マルニは内装系はネジがすぐ見えるので 
内装ばらしは小学生レベルで簡単ですね。

さて外したヒーターボックスとヒーターバルブは、これから分解して
各部点検、掃除、必要なら補修していきます。

BMW1502 クーラーガス補充するも・・・2017年09月10日 21時10分17秒

今回、ついにR12用のゲージマニホールドと真空ポンプを購入した。
うちのマルニ用のためでもあるし、いずれはほしいとおもっていたので5万は高かったが思いきって購入した。
しかしオーナーさんの意向で使う冷媒は、R12ではなく、代替ガスのR-SP34Eである。


早速接続する。

低圧側のバルブがステーに接触したため、ステーを外して接続する必要があった。

早速真空引き開始。20分。

真空になっている。ここでバルブを閉じ、ポンプを切って、このままにしておく。
このまま 針が動かず真空度た保たれていればいいのだが。

するとどうだろう。
1分もしないうちに、針が元の位置に戻ったではないか!
あちゃ~~ 
これは どこからか空気を吸っているぞ・・・。

システム内で真空が保てないということは、、ガスモレするということだ。
再度真空引きをして、バルブを閉めたら、すぐに冷媒ガスを1本だけ開封してシステム内にガスを注入した。(エンジンはかけていない)
シューといってガスが入っていった音がするとともに、ガス管がつめたくなった。

ガス封入後の圧力。まだエンジンはかけていない状態。
コレで内圧が高まったので、ガスも漏れ出していることだろう。

ここでギュッポフレックス登場。
これを配管接続部など、あやしいと思われるところにふきかける。

レシーバードライヤーやコンデンサ、コンプレッサーまわりからやってみたが、エンジン周りは問題なし。
じゃあ室内だ。
室内ユニットのこのあたりの接続部はどうだ?

オリャー!プシュー!

するとどうだろう。
泡がブクブク出た!ココからガスが漏れている!!
ギュッポフレックスは、こうやってガスモレ部分を特定する。

確かここはフレア接続だった。
レンチで締めこんでやると、ほんの少し回った。
最後まで締め込んでなかったのだ。
これ以上回らないというところまで締め込む必要があったのだ。


再度、ギュッポをふきかけ。
もう、泡は出ない。 よし!
ホースバンド接続の部分など、ほかの露出部分も泡はでなかった。

ここでエンジンをかけ、コンプを稼動させて、ガスを吸わせていく。
ガスはR12ではないので、指標の圧力数値はあまりアテにならないが、外気温30度での低圧高圧のバランスはこんなものだろう。

サイトグラスには泡がブクブクと。
R-SP34Eの場合はこのぐらいでいいということだ。

室内はまぁまぁ冷えるようになった。
「まぁまぁ」というのは、思ったほどではないということで、この冷媒ではR12ほどの冷却能力は期待できないか?
実際走行してみて、がんがん冷えるということでもなかった。
ただ、秋のこの気温では十分だったが、真夏の炎天下では弱いだろう。
とりあえず試乗してみて、アイドル回転数などを調整して終了とした。

ところである。
翌日、クーラーをあっけてみたら、冷えた空気が出ない。
あれれ!?
サイトグラスを見ると、アブクがみえない。
あちゃ~ これはまだどこかからガスが漏れているな・・・
あれこれ試案してみたが、疑わしきは
①エキパンの接続部(パテで固めてある部分)
②エバポレータのどこか。

①ならば、締めなおすのみだが、
②から漏れていると エバを新品に交換なので、ン万円かかるだろう。

ここで、今回のバラシた画像をみてみる。
クーラーユニット分解の図 囲ったところがエバ。





怪しいと思われるのは ここですね。
エキスパンションバルブとの接続部。ここには高圧がかかります。

シッカリ締めこんだとは思うのですが、もしかしたら 締めが甘かったjかもしれない。

締めたあとは 断熱パテとエプトシーラで巻いたので、
モレがこの囲みの中で起こってる可能性もある。

次回はガスに蛍光剤を入れて漏れている箇所を特定しようと思っている。

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さて
納車当日になってから ガスモレが判明しどうにもしっくり来ない幕引きとなった。

いずれにしても、このクルマをあずかって2ヶ月なので、
BMW1502はオーナーさんに引き取ってもらった。
そのうちまた、修理することにします。
いったんここで、BMW1502の修理は 一区切りです。