すごい寒波だ2022年12月23日 15時06分04秒

こりゃかなりの大寒波だ!



今朝の様子



1年に2度ほどは こんな感じになることはありますが
たいていは1月なんだけどな~


ホンダZ(型式PA1)の車検整備は続く2022年06月15日 20時33分12秒

10万以下で買った4WDミッドシップ軽自動車 アシ車のホンダZ (PA1)の車検整備プラスアルファ。
178,000km走行時

備忘録的にまとめ

オイル&フィルター交換 3L

ひび割れのひどいテンパータイヤは交換 アコードのものをヤフオクでゲット。 空気補充420Kpa

きたないエアコンフィルタ交換

冷えがいまいちだったので エアコンガス補充

クーラント交換 4.5L
エア抜きボルトのパッキンワッシャも交換

ラジエター下にある ファンを駆動するためのサーモスイッチを交換(ずっとONのままだった)
50度でON

ヘッドライトを3Mのコンパウンドで手磨きにて 黄ばみと曇り取り。
光量確保 Ok!

ついでにハロゲンバルブも交換 2100円
フィリップス エクストリーム


ライト関係 うしろのナンバー灯がつかない件。電球切れに加え、なんとコネクタ内で腐食により断線してた
はんだ付けなどで修理しました


足回り
フロントのボールジョイントブーツ交換 1個500円

ステアリング系
タイロッドエンドのゴムブーツ交換


ひび割れの目立つyドライブシャフトブーツを交換。
お手軽な分割式「ネオブーツ」を使用。左右セットで7500円。ちょっと高い。



バンパーの修理


錆の出始めているところに錆転換剤塗り

さてここからエンジン編

ターボのユニット一式をできるだけ外し

ウエストゲートバルブアクチュエーターのシャフトが錆などで固着していたのを 軽く動くように修理

ここが固着していると ターボのウエストゲートバルブが開かず 急加速時にガクガクってなっちゃいます。

これがウエストゲートバルブ。

ターボ圧がMAXに高まったとき圧力を逃がす穴(Weist Gate)です。エンジンをこわさないようにする安全弁ですね。





ウエストゲートバルブを動かすアクチュエーターのゴムホースをシリコンチューブに交換 内径4ミリ


こちらはフレキシブルカメラで撮影した触媒の中身。きれいですね。




さて今回一番大仕事  ホンダZ(PA1)のエキマニのクラック。
このホンダZ、ヤフオクで買ったときからなんとはなく排気漏れの音がしていた。オーナーからその説明はなし。
今回、煙を排気系に当ててみたが、目に見えて排気漏れの箇所が見えず、マフラーに穴があるわけではないので、これはだいぶ深いところだろうな・・とはおもってはいたが、ここまで補器類ばらしてやっと原因が見えた。
エキマニ中央にクラックが走っています。
ホンダZやホンダバモスのE07Zエンジンではエキマニのクラックはよく起こるらしい。特に未対策のエキマニ([2]の刻印アリ。
エキマニごと 対策エキマニ(「3」の刻印アリ 品番18100-PFD-010)に交換したかったが(新品はモノタロウで15900円)、エンジン及び触媒への取り付けナット類はすでに錆で腐食し レンチが全くかけられなおいほど 鉄と同化してしまっており、エキマニを取り外すのは大困難が予想された。(削り取るぐらいしか方法名無し)
車検切れまで時間が迫っているので そんなめんどいことはしないで エキマニは取り外さずに このままアーク溶接でクラック埋め修理することにした。お金もかからんしね。
でも・・・車体下に寝そべって 天を向いてのオーバーヘッド溶接だゾ。(火の粉かぶり)



まずはエキマニへのアーク溶接の練習から。
昔 知人の車で交換したワゴンRのエキマニがとってあったので 電流と電圧で調整し いい溶け込み具合をさぐる。オーバーヘッド溶接も練習した。
エキマニは鋳物なので普通は鋳物用溶接棒をつかうのだが、オーバーヘッド溶接では つかないという。
やってみてわかったが、一般鉄用の溶接棒でもちゃんと溶け込む。ただし強度は出ないらしい。だが、クラックを埋めるには問題ないだろうと判断。これでいく。


ますはリューターで削りを入れて、ワイヤブラシがけ。
この後バーナーであぶり余熱。250度までですが。

この13cmほどのクラックを 何度かに分けてアーク溶接していく。
(ヤフオク!で3000円ほどで15年ほど前に落札したアーク溶接機 いまだ現役)

2cmほどの溶接のたびに すぐスラグを取り、先とがりの金づちで狂ったように溶接部分をカンカンカン叩き 冷却時の応力を分散させる。そしてワイヤブラシがけ。これの繰り返し。
狭い車体の下だから いろいろ持ち換えるのに体勢がつらいわ。


溶接補修完了。 そーとー火花かぶったけど 怪我無く済んでよかった。
こんど半自動溶接機と電子式溶接面買おう・・・

とりあえずの車検対策だが・・・さて どのぐらい持つだろうか。
たぶん・・・またクラック発生するのではないだろうか。1回の運転ですぐまたクラック入ったりして・・・
排気音には注意しておこう。
(追記;この後 数日で数百キロ走りましたが いまのところ排気漏れの音はありません^^)


次。
腐食で腐ってた遮熱版をとぱらい 1.2ミリ鋼板で自作。エキマニへの取付穴がさびてて無いため。
エキマニの取り付け部に3点付け溶接。 後に取れても 落ちないよう針金まき。
遮熱版はオイルパイプなどに干渉しないように・・・

ここのオイルパイプに注意

このあとターボユニットとマフラー取付しなくちゃ




ついでにここまでばらしたら右端にある サーモスタットも交換。






さて
気になるのはエキマニのスタッドが1本折れていることだ。
周辺が黒く、排気漏れしてると思う。
これの解決には スタッドを抜き取ることからはじめるのだが
 手持ちのドリル こんな狭いスペースでで穴あけできない。
どの程度排気漏れているのかエンジンかけてみなければわからない。
クラックもそうだが ここも対策しなければ。
これで車検おちるようなら、いよいよエキマニ交換である・・・。

シックネッスゲージが入るね・・・どんどん奥まで入っていく。
排気漏れしていることは 確実だ。周囲が黒くススがついて居るし。
スタッドが折れて そのうち熱収縮を繰り返し だんだんすきまがあいていったのだろう。
そもそも熱のひずみで スタッドが折れるのがいけない。
このエキマニは その後メーカーで対策品に交換されている。
同エンジンのバモスはリコール対象になったとか。
ホンダZ の欠陥箇所ですね。


シクネスゲージ厚み0.7mmが入りました・・・それならこれで そのままスキマ塞ぎしよう。


こういうときのための JBエクストリームヒート。 JB Extreme Heat
1000度近くまで耐えるということだ。


シクネスゲージに塗ってから差し込み、まわりをエクストリームヒートで埋める。

硬化後の様子。途中で垂れてきていますが、スキマは塞いでます。
6時間ほどで硬くなったが、24時間まち。

この裏側にも塗りました とにかく 排気漏れしてる3番排気管周辺はふさぎました。さてどうなるか・・・



ここまできたらヘッドカバーも外してパッキンを交換.

ヘッドカバーパッキンセット


角部分には念のため液体ガスケット



断線しそうになっていたアクチュエーターコントロールの配線をハンダで繋ぎ直し補修



これでほぼ一連の作業です。

次回2年後の車検では前回交換(11万キロ走行時)から7万キロ使用したタイベル交換かな。
それとエキマニとタービン、触媒~マフラーの排気・過給機系一式交換、10万円コース!

多走行の安い軽自動車は そのぶん修理の手間がかかる。
これだけは確実な、世の真理だな。

追記:2022年6月20日、車検は一発合格で通りました。^^

アシ車のホンダZ(GF-PA1)車検前整備2022年06月09日 21時48分19秒

2022 6月30日車検有効期限にて、アシ車の軽自動車、
そろそろ車検整備開始

灯火チェック

ヘッドライトレンズくもり手磨き 3Mコンパウンド

ブレーキ回りチェック

ブレーキフルード交換

エアコンフィルタ交換 デンソー

テンパータイヤ、ひどいひびわれ多数にて中古品に交換145/80D16 ヤフオク購入

発煙筒期限切れにて電池式に交換 ¥¥

ボールジョイント ゴムブーツやぶれあり→交換

タイロッドエンドブーツ やぶれあり→交換

マフラー耐熱防錆塗装

・・・光軸、光量、サイドスリップ、メーター40kmなどは当日、テスター屋でチェック予定。

来週にでも ユーザ車検、いってくっかね。

ゴム長みたいなアシ車 ホンダZ(PA1)導入2022年02月03日 09時29分46秒

突然ですが 雪国に1台あると便利な
気軽に履ける安もんのゴム長靴のようなアシ車、
ヤフオクで買っちゃいました~

2001年式 (平成13年) ホンダZ TURBO (型式 GF-PA1)
フルタイム4WD 希少なLSDデフ付き 乗員4名
660ccターボ 3気筒縦置き インジェクション ミッドシップ 
4AT ABS・左右エアバッグ装備  プリテンショナ付きシートベルト
15インチタイヤ 全面UVカットガラス 5:5分割可能リアシート
電動パワステ  PW 35L燃料タンク レギュラーガソリン
オートエアコン キーレス 電動ドアミラー

現状個人売買、怒涛の17万キロ走行~~(^^;♪ 10万円以下~♪


ホンダZ(2代目)解説モーターマガジン


今では希少な ミッドシップ 4WDターボの軽自動車。
エンジンは軽トラのアクティなどと同じ E07Z。



このジャンルのド定番、ジムニーやパジェロミニという選択をあえて外し
あくまでもオンロードの快適性と悪路走破性を両立し、
さらにマニアック・希少性、難整備性を優先!(笑)



燃費はカタログ値では15.6km/Lですが
実際は最高12~13キロぐらいでした。
車両重量970kgですからね・・・


発売当時は ロックバンド ZZ-TopのCM 流れてましたね



目に優しく雪道に強い ハロゲンライト。


ホンダZの詳細は ユーチューブのこちらがよくできているので ご覧ください
https://youtu.be/v8lm8wtRCUg


一番のお気に入りはシートが左右独立でフラットにでき、車中泊がラクにできちゃうことです!
LSDがきいて 雪道走破性もかなりいいです。


青森まで出品者のところへ引き取りに行ったのですが、
帰りの大雪で 雪道走破性の高さが証明されました。
フロントブレーキディスクの研磨や、テールライトユニットの交換、下回りとボディの防錆塗装程度の整備で
特に機関に問題なくなりました。








ちょっとそこまで、の全天候型アシ車として 今後活躍してもらいます。