BMW2002A ボンネット仮付けとキドニーグリルやミラー等の外装品装着 ― 2023年02月05日 06時50分05秒
預かっているマルニのボンネットの上塗り塗装がまだ終わっていません。もう少し暖かくなってから塗装することにします。
先に車検も取りたいので 当面、自分のマルニのボンネットに付け替えます。
さっそくボンネットを外しました
ここのヒンジと
ここのボルトナットを外すのみ。
17と13ミリ。古いBMW定番コンビですね。
ヨッコラセッっとボンネットを移動し 預かってるマルニに とりあえず乗せただけ。
位置を調整します
フロントグリル下側のぞしくと ヒンジの穴が見えます。
とりあえずボルトを 左右のヒンジに1本づつ締めこみます これでボンネットが仮固定される
次にここにボルトを通します。
チリをみながら
ボルトを緩めたり締めたりで 微調整
次に締まり具合の調整
まずはロック部分の掃除。あ、ワイヤーが外れている。
綺麗に掃除して、ワイヤーもかけました。ワイヤーの痛み(ほつれ、断線)は無かったです。
ゴム部品も 交換時期ですね
ここの部分を微調整して ボンネットの閉まり具合の高さを調整します。
こんな感じかな
ボンネットの取り付け後に わすれちゃいけないのがここ。
マルニ独特のウオッシャーノズルです
ノズル先端が ボンネットのグリルにかくれちゃっていると ウオッシャ液がガラスに届きません
このようにグリルの隙間から ウオッシャ液が出るようにしてください
やわらかい真鍮ですので 指で曲げることができます
日ごろの注意点としては この位置にウオッシャノズルがあるのですが
エンジンルームの整備中に ついついここに手置いてしまうことがあるので その際についうっかりウオッシャノズルを曲げてしまう事です。注意してください。この部品は欠品中です。(真鍮製なのでハンダ付で治せますが)
ボンネットのロック操作レバー
ボンネットはとりあえずこれでいいでしょう
今回取り付けたにしやん号のボンネットの塗装色は 若干グレー味がかったアイボリーホワイトなんですが(日産:カラーコード KJ7 アイボリーホワイト(マーブルホワイト))ですが そんなに違和感ないですね
キドニーグリルをつけます
樹脂部分にクラックがあったので 昨年のうちに補修しておいたものです。
針金を通してクラックを寄せて補強し、そこにJBウエルドを流し込む定番の方法
今回はそこに 新しいM6ボルトを仕込んでいます。
ここにはめて 裏側から上下2か所 M6ナットで締めこむだけ
キドニーグリル装着完了
黒樹脂グリルのとりつけ タッピングで 左右それぞれ4か所
タッピングは4パイ×16ミリの新品で。よくこれがさび色になっているマルニがあります。
防錆塗装も弱いので定期交換部品です。
取付完了!後期型マルニのカワイイ顔になりました^^
右ミラーなんですが
ミラー部分の関節がもう ぐらぐらで ミラーがだらりと下を向いてましたので取り外し
10ミリのボルトで締めこんで関節部分の強さを調整できるようになっているんですが
ミラー側のねじ山がもう限界なのか どうやってもボルトとかみ合いません。
一方、ドア側の受け部分 周辺がさびていたので ケレン後 錆転換剤(サビキラープロ)を何度も塗る。
よく乾燥させては また塗り
ワロスでセールの時に買ってあった新品ミラーの取り付け
ゴムパッキンも新しいもので 柔らか~い
取付はこの穴のなかにある六角イモネジを締めこむことで固定される。
ミラーはそんなにバカ高いわけでもない。ただし現在 今回取り付けた右側は欠品中。あるうちに確保しといてよかった。
ゴムシールは硬化するので 予備に確保しといたほうがいいだろう
次はジャッキから降ろして 近くの知り合いの整備工場に
車検前の各部事前検査に向かいます。
自賠責加入して 仮ナンバー とってこなきゃ
BMW2002A ボンネット裏汚れ取り ― 2022年10月23日 21時51分45秒
BMW2002A 雨どいづくり ― 2022年08月24日 12時52分12秒
バルクヘッド付近(ヒーターブロアやワイパ機構のあるところ)の雨水の流れ。
雨でなくても、例えば洗車をした時にボンネットにかかった水がここに落ちてくる。
合計3つのドレンがあります。左右と真ん中の3つ。
左右はそれぞれエンジンルームの隅に落ち そこから地面に水が流れるのでよいのだが・・・
問題真ん中の方だ。エンジンルームに水が落ちてくる。
ちょうどエンジンとATのベルハウジングの上に水が落ち、
ベルハウジングに空いている穴からベルハウジングの中、つまりトルコンがある部分へ水が流れていきそうなので。。。そうならないように雨水ドレンを作った。
古い曲がりのゴムホースを流用。
ドレンのホースを切りそろえ ちょうどいいプラスチック容器を受けにして
バルクヘッドから流れて来た水が ATのベルハウジングに入っていかないようにした。
何もしないと、雨水はベルハウジングに入っていってしまうだろう。たとえそうでなくとも、ATのベルハウジングをつたい、地面に落ちることになり、途中のセレクタースイッチのコネクタなどが水で濡れてしまうことになる。
ベルハウジングの中にはATのインプットシャフトやトルコンがあるので 水なんて入ってほしくないのだ。
ドレン設置後 雨水はこのように助手席側に流れていき
ホースの先の銅パイプ(これまた廃物利用)から地面に流れ落ちる仕組み。
エキゾーストパイプに水はかからない位置だ。
以外にこういう工作が 楽しいのだ。^^
この銅パイプの横に 今後さらに エアコンの室内機から出る水を排出するドレン配管を作るつもり。
BMW2002A サイドシル左側などにノックスドール吹き込み ― 2022年06月11日 08時01分19秒
サイドシルの左側 及び フロア下の袋状のところに 浸透性防錆ワックス、ノックスドール750を吹きました。
前回 右側サイドシル施工時の記事は こちら
リアのタイヤハウスにも ノックスドールを使いましたね。記事は こちら
吹き込み時の内部の動画は こちら
吹き込み前。ほとんどさびてない。優秀だな~~
錆の見えている狭い隙間に 長い吹き込みノズルを差し込み
吹き込み後。
缶に付属の全方位噴射ノズルのおかげで ちゃんと全面吹き付けられています。
さすが高浸透性。ボディ下からノックスドールの雫が垂れてきた。
あちこちの穴から 吹き込みます。
いや~~ これは さびてないわ~ さすが雨に乗らない車ですね。
以下に自分のマルニが 錆のひどい車だったのか わかりますね。
フロア下にある袋状構造部のところも吹き込み。
ここは内部が結構さびていますよ。
吹き込んだ後 ミストが ふわ~と出てきている。
吹き込み後 防錆剤でヌレヌレ。
・・・って もうしっかりさびてますが・・これ以上の進行を少しでも止めたいという想い。
缶が次第に軽くなり ワックスが残り少ない。
最後に後ろのこちらの穴からも吹き込み。中はやはりサイドシルにつながっている。
これで1本使い切り。
長い全方位噴射特殊ノズルは今後なにかと使えそうなので ブレーキクリーナーを吹き通してノズル先をきれいにしておいて保管しておく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
旧車でなくても、このノックスドールは防錆のため施工しておくことをお勧めします。
マルニ1台に 500mlが3缶もあればじゅうぶんです
サイドシル内部、フロア下の袋状構造部、リアのタイヤハウス上部袋 フロントの奈落の底部分 が施工できます。
BMW2002A サイドシル内部 防錆処理 ノックスドール750 ― 2022年03月28日 07時31分31秒
サイドシル、ここですね。
中が空洞になっており 知らず知らずのうちに さびてくるところですね。
にしやんのマルニはここの錆がひどく、サイドシルを切って 鉄板で作り直し、
接着剤とリベット打ちで作り直しました。
2007年ぐらいだから、もう14,5年も前の話だよ・・。自分的には7,8年ほど前って感じなんですが・・・
詳しくは
を見てくださいね。
さてこのマルニはどうか??
カーペットをめくったら サイドシルのところに2こほど丸い穴が開いています
リアシーとの下あたりと
前シートの横当たり。ここからフレキシブルカメラを入れて 中の様子を見ます。
サイドシル内部の撮影。
出っ張りは、シートベルトのリールを取り付けるボルト受けですね。
サビ地獄かと おもいきや 案外きれい
サイドはさすがに さびてますが。
合わせ目など
サイドシルの底部分 埃が若干。
もうどこがどこだか わかりませんが
にしやんには だいたいどのあたりか見当がつきます。
50年でこうなってさびてくるんだね。
でも強度はしっかり 保たれているはず。
断然きれいですね!(うちのと比較して)
ただ、さびているところもあるので、ノックスドールします。
吹き付けた後。
内部、まんべんなく浸透性防錆材で濡れています。
ピントが甘いですが 中はまだ 防錆剤のミストが漂っていて そこには少し防錆剤のたまりが見えますね。
でっぱりは、シートベルト取付のボルトの受けですね。
テロテロ。^^
あ~~50年ぶりに しみるわ~~~ なんて マルニさんは言ってるんですかね??
前側のところからも 吹いておきます。
しっかり浸透して これ以上の錆を防いでくれよ~
まぁ 2年の車検ごとに吹いておけば もうMAXばっちりだと思います。
リアタイヤハウスの袋状のところ左右と、
サイドシルの右側を吹いて、500ml缶が1本空になりました。
けっこう吹けますね。
あとやるところは、
・左のサイドシル内部
・リアのタイヤハウス周辺、室内側から吹く
・フロント下端のいわゆる「奈落の底」と呼ばれる部分
をこいつで防錆しときます。
ここが、その奈落の底・・・
整備していて ここにねじを上から誤って落とすと ここの狭い箇所に落ちて、もう回収できなくなるんですよ、ここ。
底にはいっぱいそんなモノたちが溜まってます。(笑)
底にはいっぱいそんなモノたちが溜まってます。(笑)
ちなみに先日ご訪問頂いたオーナーさんのご意向で
今回はここを切除しないで 防錆処理だけをすることにしました。
将来、地元の板金屋でしっかりやってもらってください。
BMW2002A タイヤハウス内塗装 ― 2022年03月25日 15時33分36秒
BMW2002A フロントタイヤハウス 塗装準備 ― 2022年03月15日 20時51分18秒
フロントのタイヤハウス内の塗装をすべく 泥落とし。
隅っこの方に 結構な泥がこびりついていますねぇ~。
ワイヤブラシも駆使して。
朝っぱらから 汚い仕事しちまった
ストラット上部。
やはり錆が進行してくるね。
塗装の前に、密着をよくするミッチャクロンを 刷毛塗り。
速乾だが、けっこうキツイにおい
刷毛塗り完了。
乾燥後、2液性ウレタン塗料を塗ります。
ところで左ストラットだが。
インサートされているショックアブソーバーが なかなかの抵抗を示し
抜けてこない!
セットウハンマーでぶったたいても 抜けてこない。
右側はある程度叩いたら抜けてきたが、左は抜けない!
こちらは抜いたほうの右ショックだが、
ショックの底の部分が、ストラットケースの底に 頑強にさび付いているのか???
しょうがないので叩き抜きはあきらめ。
ショックアブソーバー抜きのための特殊工具を作るために ホームセンターの配管部材売り場で材料を買ってきた。さてどうなるか
BMW2002A やがて手を付けなければならない患部 ― 2022年03月14日 19時47分04秒
ボランティアーによるレストアのために預かっているBMW2002A
今度は左側のサスも 朝練で取り外した。
右側と同様に 錆取り、防錆、パーツ交換、ブッシュ打ち換えである。時間かかるな。
ということで フロント左側は 今このような
なぁんにもない状態になっているのだが
作業をしながら 片目でここが 常に気になってはいた。
でかい錆穴である・・・ 錆がこぼれてきてる・・
正面から見る
ココね・・・
棒でつつくと 頼んでもいないのに 穴は自己拡大・・・
なかはもう サビ地獄なのである。 周辺の茶色くなっている塗装の下も 錆が進行している。
マルニでいっちばん サビやすい箇所が、ここなのだ!!
袋状になっており、申し訳程度の 水抜き穴はあるのだが・・・
長年の水と埃の影響で・・・ だめね。
実はにしやんのマルニも腐っていた。
でもある方法で 対処した。
数年前のわがマルニのショット。同じ個所を見てほしい。
そう、ここは思い切って 黄色の点線部分 切除しちまったのである。
走行機能には 問題は無い!
そのときのブログ記事
そのままではみっともないと思い、とりあえず周辺を黒ペイントして
視覚的にカモフラージュしてある。
そのうちに何かここに 鉄板で板金したいとおもって はや数年・・・^^;
夏のパーコレーション対策に燃料クーラーでも取り付けたいような場所・・・
こう見ると 中の構造が丸見えなのであるが
これがぱっと見 見えないのである。
パッと見、切除してあるようには 見えないでしょ?
見えないよねぇ~
並んでも みえないよね~~
・・・でもちょっと違和感あり?牙が生えているようにも見え・・・
隣のインカオレンジの1502のように フォグライト設置で隠すのもありだな。
今回の2002Aは、どうせスポイラーをつけることになる。
個々の患部 切除しても 見えない見えない^^
しかし切除する前に 一応オーナーさんに了解を取らねば。
ここの部分が 綺麗なマルニは
相当にボディの程度がいいって証明になりますね!
BMW2002A ボディ下回り防錆処理その3 ― 2022年02月17日 11時11分21秒
今日はリアからフロントにかけて、右側のフロア下の錆転換
サビキラー1度目塗り。
まずは状態確認と ケレンでなるべく錆取り
このあたりは一番さびているところ
良く錆を おとします。
よく見ると穴が。
このあたりは一番弱いところですね。
この程度であれば、錆転換処理の後、最後にPOR-15パッチパテを詰め込んで穴ふさぎしておきましょう。
このあたりもマルニの骨格の需要な部分。
だけど ひどい錆や傷みもなく ヨカッタ。
外は大雪!
二十四節季では 雨水(うすい)だというのに~
廃油ストーブであたたまってから作業開始する。
エンジンオイルの廃油はまだ100Lほどあるからどんどん燃やさねば。
液だれ防止のウエス巻き
錆転換剤をよくしみ込ませます
タイヤハウス内のすみっこ。
このあたりも水や泥がたまるので良くさびる。
ここもサビ転換処理しておく
ストラット上部
液が少し余ったのでディスクブレーキにも塗ってみた・・・
次回は左側です。
BMW2002A ボディ下回り防錆処理その2 ― 2022年02月16日 11時33分25秒
前回 水で薄めたサビキラーを塗った箇所が乾いたようなので
濃い原液で2度塗りを開始。
原液はドロッとしてます。
使い古しの柔らかい毛筆が いいように思います。
二度塗りした箇所
古びた燃料ホースを外し
ここの周辺も防錆しときましょう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて 燃料タンク回りのボディ下回り
これらの赤さびも サビキラーで黒サビに転換し 下地処理します。
このあたりは排気ガスによって 全体的に錆が進行しているものと思われます。
スペアタイヤの収納箇所は FRPで錆穴あきを補修した痕跡がありました。
筆の途中にペーパーウエスをまいておくと 筆を持つ手への液垂れを防げます。
まずはざーっと浸透させるように塗り。
良く筆で浸透するように こすっておくことです。
数日たって 乾いたら また2度塗りしましょう。
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