地元の2002tii整備13 マフラー調整、ほか2025年03月12日 14時35分14秒

気を取り直して マフラーの調整にかかります。
この当たっている配管を もっと上にしたい。


リアマフラーのフロント側のマフラーハンガ。
マフラーをもっと上に吊りたい

ハンガーの付けなおしと高さ調整、いろいろと実施。
マフラーも上下左右に振れにくくなりました。

リア側のハンガーも角度を調整

いい感じ。^^

連動して 中間マフラーの角度を調整

それに連動してダウンパイプの角度の微妙な調整も。

センターベアリングとの隙間を確認、OK


マフラーカッターの傾き加減と ボディのスキマ確認。OK。
(ああ、ここんとこのサビ、何とかしたいねぇ~)

いい角度に来ましたよ。

高さも指2本分は余裕で確保。^^
絶対に当たらない


ドライブシャフトのブーツにも 当たりません。
近いように見えますが
今はジャキアップしているから ドライブシャフトは最も下に振れている状態。
ふぅ~~ これでよし。
マフラーの位置調整に2時間もかかった・・・・
使った道具の一部。


最後にタコ足の取り付けステンナットのしめつけを スパナであたって再確認


ステアリングのロッドにも当たらない。OK。


4番排気ポートの長いスタッド、ようやく切れました。
これでようやく ナットを完全に締め付けできる。



タコ足の迫ったブレーキパイプへの遮熱対策は
コルゲートチューブを巻いた上に グラスウール&アルミの遮熱カバーを巻いた。


点火コイルの古びたアース端子を新しいものにつけかえた。
アースは大事よ~~


点火コイルのプラス側端子には赤いビニルテープ等で絶縁を施した。
エンジン始動中に ここに触れると感電するから要注意ですよ。(経験済み~)
ほんとうは 点火コイルの配線接続部には
防水のゴムカバーをつけたいぐらいなんです。
なにかの理由で雨天でボンネットをあけていると この部分が水で濡れてバチッ!とショートするんで。(経験済み~)


デスビキャップ点検。各端子や内部に問題なし。

ヘッドカバーしめつけ、ブローバイホースも接続し、プラグコードも取り回し装着。
あっいけね、点火プラグ外して点検 してないや。
明日やろう。

ここの雨どいの排水ゴムが かなり劣化していたので交換する

雨天走行中には このドレンゴムから水がこのように流れ落ちる。
ドレンゴムの下半分には 外したクーラントホースを差し込み延長して
タコ足遮熱板の裏に水が入り込まないように車外に排出されるようにした。



コールドスタートバルブのリレーも 右の新品に交換する。
オーナーさんのデッドストック品。


そのリレーの裏に隠れていた ワイパーモータへの配線コネクタ部分ですが。
本来はまっている穴からはずれてしまっていて
配線が穴の鋭利なエッジでこすれていたよ。あぶね~

しっかり 本来の位置に押し込んで


その裏からブチルゴムをしっかり巻いて 防水処理をすること。
雨天走行時は このあたりは雨水でべちゃべちゃに濡れますからね。
この防水処理をしていないと、配線を伝って水がエンジンルーム内にじわじわと流れこみ、やがては 配線引込線を毛細管現象で伝ってきて 車内(運転席足元)に水が侵入してきます。



新旧リレー(スイッチ)。
インジェクション車の冷間始動時に コールドスタートバルブから どれだけの時間ガソリンを噴射するかを 水温をセンシングしながら制御している装置です。
70年代のマルニにしちゃ 最も近代的な装置です。
Zeitschalter ドイツ語。「サイスシャーター」と発音。
英語では Time Switch。タイムスイッチ。
コールドスタートバルブを時間制御するスイッチです。

コールドスタートバルブとは スロットルの直前についてて
配線とガソリンホースがつながってるやつね。インジェクション仕様の2002tiiについています。これがないと 寒い時期の冷間始動は困難になるはず。

働きとしては、エンジンの始動時において、
冷却水がつめたいとコールドスタートバルブからある程度の時間だけガソリンを吹き、始動しやすくする、(吹く時間は長くても20秒もいかない)
冷却水が暖かいとコールドスタートバルブから短い時間しかガソリンを吹かないか あるいは まったくガソリンを吹かないというもの。水温によって吹く時間が変化する。

キャブ車で言えば、冷間時に燃料を増量するチョーク機構みたいなもん。
ただ、インジェクションのマルニでは、①コールドスタートバルブ ②ウォームアップ・レギュレータの2種類の装置があって、①は冷間時に燃料を増量し、エンジン始動性をよくする、②は水温が80度ぐらいまで温まるまでの間、エンストしないよう安定性を確保するための装置だ。

水温をセンシングしているのはここです。
2ほんあるうちの でかい方。


ねじも新調、取付完了。
もちろん 接点には接点復活剤を打った。


オイルディップスティックに イエロー塗装^^
毎日 塗り重ねていました。
始動前のEGオイル量チェックも 気分よくできるだろう。

あとは ヒーターバルブを取り付けて 冷却水を満たすだけかな・・・。

タコ足取り付けて~というシンプルなオーダーから
なんでこんなに大変な整備になったんだ??
まぁ~ いつもの事か。^^;


あともう少しでエンジン始動です。
だいぶ ガレージも散らかってきたな~~^^;

終わったら 温泉行くぞ~~~♨

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