地元の2002tii整備11 スタッドボルト立て2025年03月10日 13時42分50秒

BMW2002tiiに ステンレス製タコ足を取り付けるため
シリンダーヘッドの排気側ポートに スタッドボルトを立てます。

排気ポートの上側のスタッド穴は シリンダーヘッド内部に貫通していますので
ここからよくオイルがねじを伝ってじわじわと漏れてくることがある。
まずはねじ穴をよく洗浄。

今回用意した
スタッドリムーバー&インストーラー、高温でも耐えるシリコン液体ガスケット。
それとワロスで買ったM8のスタッドボルト8本。


スタッドですが、ワロスから高いのを買わなくとも
たぶんスズキのこれで代用できます。同じM8だし。^^
なにしろ 安い^^ モノタロウで売ってます。



スタッドのねじ込み部分に耐高温の液体ガスケットを塗布。
エキマニにも使え、343度まで耐えるとか。

スタッドインストーラーの使い方。
これがあったら もう面倒なダブルナットをする必要ありません。

まずは手でそっとねじ込んでいき、17ミリソケットへ。

最期はトルクレンチで。
相手がシリンダヘッドのアルミなんで 絶対にねじ切らないように
慎重に MAX10Nmで。


スタッドインストーラーを外すとき。
6mm六角レンチで尻の仕込んであるねじを少し緩めたら
簡単にインストーラーが抜けます。おーこれは便利だ。


はみ出た液ガスを 指先で拭っておく。


8つあるスタッド穴のなかには スタッドねじ込みがキツイところもありまして
そういうときはムリヤンコねじ込まないで いったんスタッド抜いて
ねじ山を M8先タップ で慎重にさらいます。
タップには 先タップ→中タップ→仕上げタップと3段階ありますが
既にねじ山が切られている場合は 第1段階の先タップでさらうだけで十分です。
自分のマルニは仕上げタップまでさらいましたが、どうもねじ山が拡大ぎみになり
スタッドのねじ込み中に かすかなガタを感じました^^;


抜いた先タップ。
こういうカスが ねじ込み抵抗になるわけね。
8本のうち、2本は先タップでさらう必要がありました。
(2番排気ポートの下側、1番排気ポートの上側)
先タップでさらった後は 実に気持ちよくスタッドがねじ込めますね^^
ガタもない。



8本、全部スタッド立てました。
なんだかんだで こんなことに2時間かかった。

結局 スタッドをねじ込むだけに使った道具はこれら。
いや大変だ。

きょうはここまで。
次はいよいよタコ足取付です。
遮熱板もとりつけます



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