丸テール クーラー各部品の位置検討2023年09月28日 07時37分58秒

クーラーセットが届いたので
さっそく車体に 各部品の設置スペースを確認してみる。


ラジエターを外した この部分。
ラジエターの前、キドニーグリルの後ろに 
コンデンサーと冷却ファンを取り付ける。


30×30㎝の二層式コンデンサと電動ファン。
仮にビニルテープで抱き合わせにして


仮に置いてみたところ・・・ん?


ここが ボンネットを支えてるステーステーに当たってしまうな。
マルニにクーラーのコンデンサをつける場合、ここにあたってしまうので
コンデンサの大きさが制限されてしまうのです・・・
にっくき このステー野郎


正面から見た当たり箇所



このあたりには、コンデンサに配管を接続せねばならないところ。
ねじを締め付けるのに それなりの余裕スペースも必要だろう


そういったことも考慮し、
ステーの赤い部分をカットするつもり。
そうすればコンデンサは すんなり入るだろう


カットした分、補強のテッパン1枚でも 溶接かボルト止めしといてやるかいな


あとはコンデンサ自体の ボディへの取り付け方法も考えておかないと

こっち側のホーンはクーラー配管の邪魔になるので 左側に移設したろ。


マルニのクーラーあまり冷えないと良く聞くが 原因の一つは夏が猛暑化したことだ。
気温33度を超える日は、アッツイ日中に乗るな!!(笑) 
涼しい朝/晩に乗り回しましょう。
次の原因は、この小さいコンデンサーにあると思う。
じゅうぶんに冷媒ガスが液化されていないのだ
このステーで制限のあるスペースに、国産車に使われているような面積のでかくて薄くてアルミ製のコンデンサーが取り付けることができれば、もっと良く冷えるはず。
この中国製のものは お世辞にも いいものとは言えない。
取付面積を小さくするために 従来の面積の広いものから 2層式にされたものらしい。
ただ、フィンの目があらくて、あまりガンガン冷えそうではない感じだね。
まぁいいんだよ、走らせたときに冷えれば。
軽自動車みたいに アイドリングでガンガン冷えるなんて、マルニでは期待しないで。



続いて 電動コンプの位置
ここに設置する


例えば こうなる。
どうです、60年代のBMW社は、将来、コンプが電動化されることを予測して
ちょうどいい凹みをボディにプレス成型しててくれましたよ。(笑)

配管や配線も 確認のため 仮付けしてみた。


エキマニとの距離指2本分・・・近いかな・・・・ぎり、セーフってとこ?


もしここに設置するなら 遮熱板必要。

ガス入れの時などに低圧側ポートに接続するHFC134aのクイックカプラーのスペースと
配線のスペースも確保して・・・


ラジエターのロワーホースとの接触もない


色々な角度から見て 問題がないか考察する
雨天時走行で水がかからないか。
電動だけに、水がかかることには特に気を使います。


ここは斜めに設置になるか・・・?
う~む・・・どうもな~
このあたりは要検討だな

ホースの長さは 長すぎるぐらいに じゅうぶんある



または別な位置。
電動コンプをスペースの広い上の方にもってきて  設置してもいいかも。
そうすれば どんな大雨の時に走っても まず水はかからないだろう。

エキマニからも離れてて熱害の心配もないし コンプ下につける「台」が遮熱板にもなる。
正面の丸い穴からコンプを冷却するエアを容易に当てることができそうだし
低圧/高圧ポートも高い位置にありエアコンメンテも楽そう。
ステーの設置もウオッシャータンクの取り付け部分を利用してできそうだ。
設置に場所を選ばない電動コンプならではですね





室内機。
残念だったのは 吹き出し口のフラップなどが ちょっと硬いこと。
アブラでも差しとこ


グローブボックスの位置には 幅の関係で はまらないのはわかってる。


グローブボックスはつけ戻して、その下に室内機を設置することになる。
こういった後付けクーラーのよくある設置位置だ。
よって、グローブボックスは 下に開かなくなってしまい嵌め殺しになる。
また、ドライバーから吹き出し口の距離が遠いので 冷えの体感は悪くなる。
一方、助手席に座る人には とても涼しいと思いますが^^;


にしやんのおすすめは 冷えの体感と室内の空調の流れのバランスから言っても、センター設置がベストであることは前回の2002Aのクーラー設置で述べたとおりだ。 実際、2002Aオーナーさんからセンター設置で不満の声は出てない。
今回のオーナーさんにも伝えたが
センターに3連メーターをつけたいそうなので、今回は室内機はグローブボックス下に設置となる。三連メーターはダッシュ上でもいいと思うのだが・・・


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いずれにしても 後付けクーラー設置はなにかと大変だが
ベルト駆動式コンプのようにベルトライン出し作業をしたり、ブラケットをワンオフ制作しなくていいのは  気持ち的にスゴク楽ではあるね。この取り付け作業もほとんどボランチアなんでな~あまり余計な苦労はしたくない。

いつも見てる京都の斎藤商会さんの ためになる動画です^^