2002tii レストア計画考案中2024年01月01日 09時17分33秒

2024年 令和6年
新年あけましておめでとうございます。
今年は怪我なく無理なくレストアできればと思っております。
素人系DIYのBMW2002レストア日記ですが
どうぞよろしくお願いいたします。


さて今年は昨年6月に預かったBMW2002Tiiのフルレストアの年です。


オーナーさんには最大2年預かりと言ってあるので
2025年の6月の完成を目指します。
1年半、18か月で果たしてできるか?
状況を見極めながら無駄がないようにやっていきたいと思います。



ボディカラーは現状、サハラベージュ。
オーナーさんの希望により 2023夏までレストアしていた2002Aと同色の
アイボリーホワイト(にしやんアイボリーNo..11)に全塗装します。

あたたかみのある アイボリーですね。




エンジンは現状 ちゃんとかかります。
はじめてのインジェクション・モデルをさわります。
これまでのキャブ仕様のマルニとは エンジンの勝手が違うので
ちょっとドキドキです。

ただし、インジェクションの燃調がうまくいっていないようで
マフラーからやや煤の混じった黒い排気ガスが出ています。
ばらす前に一度エンジンをかけて調整を試みましたが うまくいかなかったです。
ホースやエンジンブロックからの水漏れもあり
そこで調整をやめました

Tiiの心臓部、このクーゲルフィッシャー製のインジェクションポンプを このさい
オーバーホールしなければならないでしょう。

幸い、地元 富山県に こういった燃料噴射ポンプを専門に修理している小さな会社があります。
全国からディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプが集まるところで、ノウハウもあります。
前に 友人の紹介で訪問した際、マルニの燃料噴射ポンプも何台かやったことがある
とのことでしたので安心しています。
素人のにしやんはこれには手を出さず、まるっと専門店に修理に出すことになるでしょう。
修理費はそれなりにかかると思いますが 
今後 このインジェクションモデルのマルニに長く乗るためには要といえる部分であり、
絶対に必要な整備費用だと思います。



ほかのエンジンオーバーホールなどは 当方でやります。
親子メタルの状態、カムシャフト、動弁機構、シリンダー、ピストンの状態などをみて
予算を勘案しながら
どの程度までOHしなければならないか見極めます。


エンジンブロックのウォータージャケット内は けっこう錆があると思っているので
中の錆取りにまた 苦労しそうです。
また、「めくらぶた」も画像のとおりなので これは打ち換え必要です。


点火系は今のポイント式からセミ・トランジスタ化し、アップグレードする予定。


ラジエターとヒーターコアは今後のためにも ラジエター専門店で洗浄して加圧テストもらいます。
この色から、冷却系にはけっこう錆が回っているなと判断しています。
ですからホースも全とっかえです


右上に見えるオルタネータは すでにMAX95A発生タイプのハイパワー・オルタネータを6万円で購入済み。(純正は45A) 電動エアコンを取り付けるために絶対必要なものです。

前回の丸テールのレストアで 電動クーラーの勘所をつかみましたので


今回もこの位置に電動コンプを取り付けることになるでしょう。



もちろん よく効く暖房のためにも
 ヒーターボックスはいつものとおりオーバーホールします。
ヒーターコアはラジエター屋で洗浄とテスト。


内装については 
メーターの照明LED化。
ダッシュボードのひび割れは どうにも直せないので 全体にがばっとかけるカバーも海外で売られていますが予算も限られているので このままかな。
きれいにしたいという要望の場合は なんかテを考えないといけません。
ハンドルは今はメーカー不明品がついてますが
完成したらオーナーさんには 今後きれいなナルディクラシックとかに交換してもらいましょう。


センターコンソールも 手を入れる必要あり。
センターにクーラー室内機を持ってくるかどうかオーナーさんと話して決めて
オーディオ等のレイアウトを決めます。


内装は、ネイビーブルー系に変更したいとのこと

これをブルーの新品パネルに交換するか(イーベイで左右で5万ぐらい)

はたまた 再利用するなら 青く塗るか しなければなりません。


リアのほうも 同様に ネイビーブルー化を検討。
染めQでスプレーするのが一番安く 手っ取り早いが・・・


張り替えする技術 覚えたいな


排気系マフラーは アウトなので 全交換します。
すでに新品を一式買ってあります。


4速マニュアルトランスミッションは今のところ、オーバーホールする予定はなし。
ただし、これも試乗してからの話で、ミッションのかじりや異音がないことを祈る。
ただ、ミッションオイル、前後オイルシールやクラッチ板(厚み点検の上)、レリーズベアリング等の交換ぐらいは 予算を見て 実施しておいたほうがいいと思う。



駆動系。
デフのサイドからオイル漏れが激しいですね。
異音の発生が無ければ、デフマウントブッシュとオイルシール、デフオイルの交換だけにとどめたいが。
ドライブシャフトもブーツを替え、中のグリスを交換する。
もちろんプロペラシャフトのセンターベアリングも新品に替える。
このままでも 汚れの清掃だけで、 走ることは 走るんですがね。



ボディ下回りに行きます。
ごらんのように 下回りの錆がけっこう来ています・・・
これはやばい
できればカーベキューにして フロア下の板金溶接を
しっかりやらねばならないでしょう。そういうことから 手がかかります

             (にしやんのマルニの板金修理中の画像 2007年時)



トランク下も激しい錆 でてます



タンク内の錆取りと防錆コーティングも行いまして
タンク周辺のボディ側の錆もひどいので 板金も必要そうだ。

もちろん フロントアクスル、リアアクスルのブッシュのうち替え、
ボールジョイントの交換、ブレーキのOHも行い、パッドを交換する。

ショックは全部交換するつもり。


ブレーキは万全を期して、キャリパーのOH、ブレーキパイプの全交換、
それと、マスターシリンダーの交換をしたい。止まること、大事ですからね。

現状こんな感じです。


まずは休み明けから
・シート類、天井、センターコンソール、メーターまわり等の内装品の取り外し
・ボンネット、左右ドア、トランクフード、ホイール外し
・マフラー取り外し
・エンジン、ミッション、駆動系取り外し
・前後アクスルキャリア取り外し
・ブレーキライン取り外し
もちろん 配線も外さねばなりません^^:
・・・とボディのみのノドンガラ状態にしていき、カーべキューを組んで1月は終わりかな

2~4月板金防錆
4~6月 塗装
梅雨前にボディ関連 終わりたい

2002tii WURリペアキット注文2024年01月04日 10時44分37秒

2002Tiiのかなめ、ク―ゲルフィッシャー製のインジェクションポンプです。

ここに Warm Up Regulator (ウォームアップレギュレータ) というデバイスがくっついている。
略してWUR と呼ばれている。
冷間時の始動をスムーズにするための、燃料とエアの一時的な増量装置らしい。
キャブ車で言えば、チョーク機構みたいなものか。

エンジン始動後の水温上昇によって、WURの中に仕込まれたワックスが膨張し、ロッドが徐々に突き出し、インジェクションポンプのレバーを10㎜ほど押す役目を持っている。
このレバーの押し具合によって 燃料噴射量が変化するものらしい。
エンジンが温まったら WURはレバーを押し切った状態を保持し
燃調も冷間時の増量状態から、通常の適正な状態へと移行する。


古くなった2002Tiiでは、
このWURのロッドがうまく動作しない事例が多いようだ。
下の左右についているパイプはクーラントの通路で、
この最下部にワックスピストン(Wax Actuator)が仕込まれている。
右側に突き出た長いパイプはエア用で、インマニにつながっているらしい。
ワックスの膨張でロッドが動くと、
ポンプからのガソリンの噴射量と二次エアの量をバランスよく変化させていく装置のようだ。



正常かどうかのチェック方法は WURデバイスをお湯につけてロッドの突き出し量をチェックするらしい。

ロッド突き出し量(extentsion)グラフ (参考)

いかにも経年劣化で壊れそうなこのデバイスだが、
アメリカのBMW2002FAQのサイトでは
ストア商品として このWURリペアキットなるものがネット販売されている。
素晴らしいね~~  
ワロスではこれは売ってないよ
2002ファンが商品として開発したものらしい
キットの中身は ワックスピストン(Wax Actuator)、シール用のオーリング、それに分解/組付け用の専用工具にインストラクション。
自分でWURを分解して Wax Actuatorを交換しなさいというわけだ。


左が新品、右が50年経過した古いもの。(固着してる)

WURに仕込まれているワックスピストンは非分解式なので 新品を求めるしかない
レストアするこの際、新品に交換しておくべきパーツだ。


ということで早速注文。
125ドル。支払いはペイパルで。2万円しないぐらいか。
う~ん どうせなら さらに50年先を見越して 
あるうちに予備も含めて合計2個買っておきゃよかったかな。


ちゃんと米国から出荷されました。


WURのリビルドと組付け、調整方法も 詳しく書かれている。

ありがたいね~


2002年に立ち上がった2002FAQのサイトは かなりの知識が蓄積されているので 非常に助かる。
技術的情報でかではなく 日々の世界中の2002オーナーからのブログ記事もあるので
見てるだけでも楽しいし勉強になりますね。


五平餅2024年01月08日 13時22分35秒

正月休み最終日、昨年オープンした五平餅のお店に行ってきました。
富山県高岡市須田にある、楽ya (たのしや)

納屋をリフォームして作ったお店。
駐車場も5~6台はいける。



エゴマ味噌の五平餅 うまそ~~
実際、うまかった!
女性のご店主とスタッフが 丁寧に作っておられます。
飛騨のせせらぎ街道にある五平餅屋さん(木挽小屋)直伝の味だとか。
木挽小屋には数年前に行ったことがあるが、たしかにスゴクうまかった。

ご店主の旦那さん謹製の団子も、しょうゆ味が効いてエゴマがふりかかっていて旨い。


五平餅3本セットで1,100円。おなかいっぱい^^
だんご、エゴマ茶もいただき、お土産に五平餅を数本買って帰りました^^
こういうお店ができて うれしいな~
月曜・火曜がお休みです。



2002tii レストア開始、灯火類外し2024年01月09日 13時41分42秒

正月休みも終わり。
暖かい布団からエイヤッと起きて
5時起きで お客さんから預かったBMW2002tiiのボランティア・レストア開始です。
しゃーんなろー、がんばろー!^^

まずは灯火類を外していきたいと思います。
そのためにまずは フロントグリル外し。
問題なく 外れました


しかしキドニーグリル上部のねじが錆で固着・・・。さっそくです。
古い車は パーツを外すときに こういったボルトやナット、ねじ類の固着が問題となります。
今は体勢がやりづらいので、エンジンを降ろしたあとに 
からだをエンジンルームに入れて ラジエター側からアクセスして丁寧に外すことに。
勢いで外そうとすると 別な部分が壊れちゃって 逆に後が大変になるからです。



ウインカーユニットはプラスねじ2つで外れます。
ウインカー球の交換のときに オーナーさんでもドライパー1本で外せますから
球交換などは すぐに路上でもDIYできます。
トランクにぜひプラスドライバ1本と、ウインカーシングル球の予備を用意しといてください。


ご多分に漏れず このあたりは 錆びて穴があいてますね。
鉄板で溶接補修だなあ・・・



左も同様で、黒いテープで隠されていました。
マルニのジメジメ・ポイントですよねーここは。
洗車した後なども、このあたりはとくに水気を取っておいてください


ウインカーバルブへの接続点。
ここが錆や腐食で接触不良となり、ウインカーが点灯しなくなることがあるから
このあたりはしっかり錆取りし 接点復活処理をする。


ヘッドライトユニットを外していきます
4つのねじに浸透性潤滑剤打ち。こういう狭いところには ミニタイプのCRC556がいい。


ヘッドライトユニットの奥、下の方に見えるゴミ溜まりが
いわゆる 「マルニの奈落の底」 (自分がそういってるだけ)


いろいろ溜まって 朽ちてます。
「カリオストロの城」の ルパンととっつあんが落ちた 地下みたいなもんか。(笑)

貼り付いてたのをはがすように 取り外し


この程度の錆なら サビキラーによる錆転換処理で済みそう。
ヘッドライトはオーナーさんの要望により長寿命のLEDバルブにするつもり。


これらもリフレッシュメンテするまで しばらくは保管です。
1年後ぐらいか??



リアに移ります。


後期型の角テールライトユニット外し


レンズを外しました
防水パッキンなどは 全部交換しなきゃだめです。、
また エプトシーラーを使うことになるでしょう。^^


必ず熱で焦げてる、ココね。ブレーキランプの上部。
ここも補修のうえ、長寿命なLEDバルブ化します。

エンブレム外し 裏から3つの留め具を外すだけですが、2つしかなかった。


リアの1本モール外し
リアパネルのあたりに ひどい錆の発生がないから いいね。


トランクのキーシリンダー外し。
ロックスリーブを回して外し、キーシリンダーを抜きます。
キーシリンダーは鍵付きの新品に交換予定。


トランクのロックや、リフレクタなど、こまごまと外します。


トランクのボードなど。
ここは表面を きれいに張り替えたいですね。


明日はトランク内、タンクなど、燃料系統を外します。


2002tii トランク内の錆2024年01月11日 12時59分21秒

預かってボランティア・レストア中のBMW2002tiiのトランク内の状態


左側の大きなほう、燃料の送り側とリターン側。
どうも太いほうが送り側で、細いほうがリターンのようだ。
右側のほうは、燃料センダー。燃料計に抵抗値を送る役目。


このあたり、腐食
そして 見慣れない配線が2本、ボディ下に行ってる。


アースポイント、状態悪し。こりゃあかん


燃料蒸散ガス回収のキャニスター容器は
本来あるべき箇所には無く、適当~に取付けられている。



スペアタイヤは オリジナルっぽいが
しかし、タイヤ横について居るはずのオリジナルのジャッキが紛失。→スペアタイヤの意味なし。
タイヤをフロアに固定するねじ部分も ない。(図の6番)

車体がバウンドするたびに トランク内でスペアタイヤは踊っていたか


タイヤ下には防音材らしきものが敷かれ、パリパリになっていた。
それをはぐるとご覧の通りのサビ地獄だった。
まぁ 想定内で みんなこうなってるけどね


あちこちに さびと腐食による穴あき。
あちこちにリブラインドリベットが見える


車体下から見る。
トタン板のようなものを2枚ほど、リベットで止めて、つぎはぎで補修されている。
なるほど、これは手っ取り早い手法だね^^


まぁ、ここはボディ強度に関係もないので
このままでも問題ないんですが



ワロスでは スペアタイヤの周辺が 新品で出る 300ユーロで7万ぐらいか


なんなら トランク下部ごとも パーツが出る 600ユーロで10万ほどか





むしろこの周辺の錆が気になる


燃料タンク横 周辺
いーかげんなマフラーハンガー

やっぱ 排ガスって 金属を錆させるんだなぁ


タンクをはずしてみた 
このあたり、リップが腐り落ちているが
こんなのは鉄板を折ってここに溶接すればいいだけ。
ボディから出ている配線はなんだろうか?
こんなん、キャブ仕様の2002にはなかった配線だ。


トランクの下を見ると 電磁式燃料ポンプと燃料フィルターがあった。
インジェクション仕様のマルニだからか。
配線はこれの電源線だったか。

これはオリジナルの燃料ポンプとは思えないが、
まぁこれで走っていたらしいから いいだろう。このまま再使用だ。


ワロスで調べてみたら どうも 一緒なものらしい
23000円ぐらいで買える




次回は 取り外した燃料タンクを検分する

2002tii 燃料タンク現状2024年01月13日 11時21分13秒

レストアのために預かったBMW2002tiiの燃料タンク
トランク右側、下部にあります

給油口のゴムブーツを外します

この配線は トランク下部にある 電磁式燃料ポンプへの電源線です。
イグニッションオンで12Vが来る

ねじを4つ取り、取り外した燃料タンク

燃料センダー。
キャブ仕様の2002のものと大きく違うのは、「燃料を送り出すパイプが無い」ことです

長年の使用で着色はありますが 断線はしておらず
ちゃんとメーターに抵抗値を送っています。よって再使用です。
この中にはフロートが仕込まれていて ガソリンの中で浮いています。
その位置によって抵抗値が変わり、燃料ゲージに残量が表示されます。

燃料センダーの中はこうなっています
(キャブレター仕様の2002の燃料センダです)



ワロスには、燃料タンク容量や年式、キャブ車かインジェクション車かによって 
いろいろなタイプの燃料センダーが新品で用意されています。
このさい、交換してもいいんですが、
燃料計がおかしくなったら その時に交換すればいいでしょう。
(そのときに新品在庫があれば、ですが・・・)



タンク内に見える、ガソリン吸出し口・・・?


ん~~??どうなってんだコリャ?


このふたのねじを外して 引っこ抜いてみます



え?ペットボトルぅ~?


太いパイプはガソリン吸出し用みたい。細いのはリターン側か。
ネットが縛り付けられていました。フィルターのつもりらしい。
以前のオーナーの仕業。なるほどね~という感じですが^^

タンク内は御覧のとおりで ワニス分?錆??みたいなものがこびりつき。
タンク内の掃除が必要と判断。
ガソリンでも溶けてない物質だから、特殊溶剤が必要か?
吸出し口付近が 囲われている構造になってるのは
タンク内に沈殿した「落ち錆」をなるべく吸わないようにする対策かな、と予想。



ちなみに 2002tii用の燃料タンクの値段。350ユーロ
インジェクション使用のタンクです。


この吸出し口も 新品で出てます。300ユーロ
まぁ、、、単なるパイプやね。
だがフィルターメッシュがない。まぁ そんなものは モノタロウで売ってる 目の細かいステンメッシュでもかぶせときゃいいんですが。



どうせタンク内の天井は真っ赤に錆びているはずですから
掃除した後、タンクシーラーでコーティングして再使用します。
早速ヤフオクで落札。


トランク下のポンプとフィルター。
フィルターも交換しなきゃです。




2002tii WURリペアキット届く2024年01月15日 15時19分05秒

先日注文した BMW2002tiiI インジェクションWURリペアキットが届いた






中身。たくさんのステッカーも入っていた。

これがワックス入りピストンだね^^


クーラントの熱でワックスが膨張し、それによりピストンが突き出てきてプレートを押し
インジェクションの燃調を適正値に補正するデバイスだ。


これはたぶん WUR(ウォームアップレギュレータ)を分解するときに
あると便利なツールなんだろう。




預かった2002tiiのWUR(ウォームアップレギュレータ)

ヤフオク!で車を買うときは2024年01月15日 23時48分02秒

ヤフオク!で何台か車売り買いした経験からいえるのは
やはり現車確認のうえ、できれば試乗してから 入札する、ということ。
現車確認しないで買って 失敗した経験も何度かあるんで。^^;


友達に入札検討中の現車確認の同行を頼まれ、
2人でドライブがてら現車確認へ。
でも高速道の路面は凍結してて怖いマイナス10度の世界!
こういう道では やはりDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール) 姿勢制御装置が あると安心です^^
昨年オクで35万だった330iMスポ。(現車確認してから落としました!)
こいつはいいよ~~

指定時刻前に到着。
挨拶をして さっそく現車確認。
オイル漏れがないか

実際見てみないと 写真では やはりわからないのだ。
脱輪した痕跡は ないか

シリンダヘッドの中、チョコレート工場になってないか
あちこち確認し・・・試乗もさせてもらって確認!

帰路は 快晴の中、北陸自動車道かっ飛び~~^^
やっぱM54の直6は脳みそ蕩けさせるわ
東海北陸道の塩カルで しょっぱく汚れまくり・・・帰ったら洗車機に入れます
杉津PAにて。
この眺めは最高でした




2002tii 取外し1 エンジンルーム2024年01月16日 13時39分06秒

厳冬期は寒くてやりたくないんですが
廃油ストーブに火を入れてがんばります


点火コイル、プラグコード、デスビキャップ撤去


ウオッシャバック取り外し。ウオッシャーノズルも。


これは何の装置なのか?
なにかのリレー?
配線たどって 後日解析します。

これ、インジェクション独特のボックス。
何でしょう?コールドスタート関係かな?

 その後調べてみたら コールドスタートスイッチとあった。
やはり冷間始動時のコールドスタートバルブを駆動するためのものらしい
イーベイで調べてみると、なんと高価な!



リレー周辺取り外し
このあたり ぜ~んぶエーモン製のリレーに交換する予定


外付け式のボルテージレギュレータ。
新しく買ったオルタネーターには内臓されているので これは今後不要となる。
かわりに、電動コンプの電源用のでかいリレーをここに設置だな

この抵抗も何の関連装置なのか?
ヒーターボックス用とは思えないが・・・?


ヒューズボックス。
入ってるヒューズ 正しいんかコレ?


裏のコネクタを外したところ。
コネクター端子、緑青吹いて 腐ってるのが多いな~
配線 引き直したほうがいいかも。


ワイパーモーター外し


ヒーターボックスにつながるホース外し
これで室内側からヒーターボックスが外せます


スターターへつながる配線外し


スロットルリンク外し


インジェクションポンプへつながる 燃料ラインをカット


ラジエター内の冷却水を抜いて


ラジエターとサーモスタット外し。
ラジエターはオーバーホールのため 金沢のラジエター屋さん送りとなる。

ラジエターファン




インジェクション仕様の2002のベルト周り。
BMWマークのカバーのところにクランクプーリーによってコグド・ベルト駆動されるインジェクションポンプがある。
バッテリートレイの下にオルタネーターがあるのが特徴。


オルタネータを外したが どうにも微妙にひっかかって
上にも下にも 抜き取れないよ~~

エンジン降ろすまで とりあえずここに吊っておく。
バッテリートレイの六角形の穴の形状をカット拡大して
ここからオルタが取り外せるようにしたほうがいいかな。
あるいは バッテリトレーをボルトオン式になるよう加工して
まるっとトレイ外せるようにするとか。

今後の板金作業の段階で こういったモディファイをいくつか ボディに施します。





きょうはここまで

特に困難はなかったが、いまは寒いのが一番ヤバイ。
う~ さぶっ!


次は車体下での作業中心。
エキマニから排気系外して、ペラシャフト外して、トランスミッション外しかな。
そうしたら エンジン降ろせそう。

2002tii 取外し2 車体下_エキマニ、駆動系2024年01月17日 13時22分12秒

タコ足のエキマニを外す。
ナットは緩み止めのないものであったので、当然ながら、ユルユルであった。
まるで素人仕事な取付である。

こちらのナットも外せば


タコ足「風(ふう)」ダウンパイプが外れた。
程度が悪いので、再使用しない。
純正エキマニに戻すつもりだ。

中間マフラーも程度が悪い

何てこったパンナコッタ。
接続部分のパッキンに、ゴムが使ってある・・・前代未聞。(笑)


エンジンブロック内部のクーラントを抜いておこう。
白っぽく見えるボルトを外せば 中からクーラントが出てくるはず。


ボルトを取りましたが、予想通り、錆が堆積して穴が詰まってました。
錆で穴が埋まってるの、見えます~?
つついても 中の水が出てこないので、こりゃ相当なものです。
またもや、ブロック内の「錆掘り」を しなければなりません。
上のメクラ蓋の状態を見れば、中の状態は推して知るべしですね。

しかし・・・どうして俺んとこに来る2002はみんな こんななんだ??
みんな、少なくとも3年ごとにクーラント交換しようね!


クーラント関係で ヒーターバルブも取っちゃおう
バルブの動きが渋いから オーバーホール決定


お約束どおり、ヒーターバルブの固定ステーが割れてます。
まぁ、樹脂製だから劣化して割れるわな・・・
世の中の2002はみんな、こうなる運命。




さて 下回り作業。
地震が怖いので 横に携帯電話を置いて 緊急速報が鳴ったら
すぐに車体下から出る心がけで潜ります。
昨晩も けっこう揺れたからな~~

リジッドラックをかけた部分、よわかった。

このあたり、グサグサ・・・
ここらへんが腐ったマルニは買うな、と言われています。

運転席の足元のあたりね。
やっぱりみんな、ここがさびるんだなぁ


トランスミッションのリバーススイッチへの配線や
スピードメーターケーブルを外し ミッション下ろしの準備をしつつ、
プロペラシャフトのボルトを外します

センターベアリングは 既にご臨終

デフ側の接続も外します

はい、まるっと プロペラシャフト取り外し。


ユニバーサルジョイント周辺。
ちなみに にしやんは、ユニバーサルスタジオジャパンも
東京デズニーランド(黒いねずみの国)も 行ったことがありません。(笑)

さむ~~いから 今日はここまで~ デス。


本日 夜明けの写真




次回は トランスミッション下ろしかな。
ミッション下の左右に渡るセンターロッド
 いったん外しといたほうがいいだろうな。

クラッチ関係のラインを切り離して

シフト・リンケージを切り離し エンジンからパージ、という流れだな。