BMW2002A クーラーガス入れ、試乗 ― 2024年05月03日 21時07分15秒
コメントでもあった ナイログを使って 接続配管の締め直し。
ガス漏れさせたくないので・・・
本来ナイログはフレア接続の配管に!と書いてありますが
オーリング接続にも使えるとのこと。
接着剤みたいに粘性のある透明ゲルです。
室内機を接続したあと、蛍光剤原液 トレーサーライン を取り出す
リキッドタンクの高圧配管を外し そこから5ml投入。
そのごまたナイログを使って配管の接続しなおし。
今後もしも漏れがあった場合には 漏れ箇所の特定に役立つでしょう。
では真空ポンプで真空引き開始
これ以上下がっていかないところまで負圧になった。
30分間真空引きして システム内の空気と水分を取ります。
半日置いて 圧力に変化なしだったので ガス漏れ箇所はなしと判断^^
やはり前回のガス漏れは室内機への接続箇所、低圧側のしめつけが悪かったようです。
あるいは エバポに漏れがあったかのどちらかだ。
HFC134aのガス缶をセットし、開封^^
シューと音を立ててガスが低圧側からシステム内に入っていきます
エンジンもかけ1500rpmにし、クーラーも最大パワーでON!
最終的に この圧力にもっていった。
おお~ 冷えてます!
さいごに、エキパンにコールテープ巻き。プロはここにも巻くみたいね。
配管と配線でごちゃごちゃした室内機側面も ビニールレザーで隠します。
良く晴れて気温が上がる日中に試乗に出て 実際にクーラーの効きを確認です!
このあたらしい室内機、コンプ稼働中にブルーのLEDが点灯します。いいですね^^
お~~ 冷えとる~~!!
コリャ快適だ すずし~~い
走ってる方がコンデンサでガスがよく液化されるから
冷え具合もかなりのものです
エバポが冷えてサーモSWがオフになるとコンプも止まり、ブルーLEDも消えます。
ですが、ファンだけは回っています。
夜間走行では このLED光がまぶしく思えることもあるのですが
ちょうどハンドルを握る右手に隠れる位置にあるので これもいいですね
気温は25度。
温度調整のダイヤルもMINに近いところで十分やわ
空気も乾いとるから 冷媒ガスもよく液化して 冷えるわな~
激冷え~~~^^
この時期は 新緑が綺麗で ドライブは気持ちいいです
いつもの能越道パーキングで ちと休憩
地震の影響か、車 少な目です
この時期は 藤が咲き出しています 2,3日後には満開かな
平均時速80㎞で 3000rpmあたり多用で200kmを一気に走行。
もちろんずっとクーラーONです。
満タン法計測で 高速中心で燃費はリッター約10kmと満足いく結果でした。
これがあまりアクセルを踏まない一般道中心なら もっと燃費は伸びるでしょう
Pertronixで点火系をフルトラ化したのが だいぶ燃費向上に効いていると思います。
出力的にも、アクセルをあまり踏まないでも 車が前にぐいぐい出る、って感じになりました。
時速80~90kmあたりがエキゾーストサウンド的にもちょうど快感な速度帯になって
フルトラ化前と比べて 快適な速度帯が若干上がったようで 時速70kmがなんだか物足りなく感じてしまいます。
これにて 今回の2002Aの修理は完了です。
・エンジン不調修理/点火系統のセミトラ→フルトラ化
・クーラーから白い粉がでるのと、冷えない/→室内機(エバポ)交換
あとは下回りの総合点検と各所増し締め、ちょっとしたキャブのモディファイを加えて
もうしばし運転させてもらってから オーナーさんに納車の予定です。
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