BMW2002A 足回りの1G締め ― 2022年10月03日 13時42分45秒
足回りの1G荷重締めをします。
シートも全部載ったし、本来ここでボンネットを取り付けてから 全部の荷重がかかった状態で
ボルトを締める箇所がいくつかある。
ボンネットはまだちょっと手を入れてないので
かわりにサンドブラストの砂やオイル缶をいくつか載せて荷重をかけた
ボンネット分は十分に 荷重がかかっているだろう。
ノーマルサス、しかもショックアブソーバやストラットマウントベアリングが新品なので
十分に車高がある。
車検後に数百㎞ほど慣らし運転をすれば もう少し馴染んで落ちてくるかもしれない。
赤いビニルテープが巻いてある箇所が 1G締めするところ
忘れないように 足回りをやったときに巻いておいた。
矢印の部分を締めます。
まずはラジアスロッドの前側。
22ミリレンチ使用。ここはボディが近くて ソケットかかけられなかった・・・仕方ない。
人間トルクレンチで69Nm ^^;
締めていってブッシュがよじれるくらいに締めて それでOK.
確かに しめましたよ~~のマーキング。
続いてラジアスロッドの後端側。
こちらはトルクレンチで69Nm
右。左とも。
続いてトラックコントロールアームのインナー側。
24ミリソケットで152Nm。しかし手持ちのトルクレンチは115Nmまでなので、
さらに20度の角度締めをしておいた。
締め終わったトラックコントロールアーム。
むむ~~ 下回りから這い出るたびに見えちゃう フロントバンパー内側のサビ・・・。
車検通したら じっくり錆取り塗装してやるから 待ってろな~。
リアにまわって リアショックの下側ボルトも1Gじめ。
17ミリで。50Nm。
1G締めは完了。
次。
フロントを上げて・・
ATシフトポジションスイッチの交換にはいる。
つづく
BMW2002A ドライブシャフト取付 ― 2022年07月24日 06時04分23秒
ブーツとその中身のグリスも交換して組みあがったドライブシャフト。
キャップボルトも24本新調
6ミリ六角 M8×55mm 半ねじ
この半月型のパーツはワッシャの役目のほかに、ブーツの中に充填したグリスが漏れ出てくるのを防いでいると思う。
順次手締めで締めこんで
トルク45Nmで締めこみます。
回り止めはやはりチェーンバイスと鉄パイプで。^^
右側も同様に。
締めこんだキャップには白マークをペイントし、全体にラストガードふきつけで完了。
ついでに 先日折れていたブレーキホースの固定クリップを古いものに交換。
ワロスから買った新品はすぐ割れてしまうのだ。
いちどブレーキホースとの接続を外す必要がある。
最後にブレーキ配管内のエア抜きを実施。
これでこの2002Aのリアアクスルはすべて完了しました!
2022年1月~2022年7月
リアアクスルでやったこと
・ブレーキシリンダーOH、ダストブーツ交換
・サイドブレーキワイヤ交換
・ブレーキシュー交換 シューの隙間調整
・全ブレーキパイプ交換
・ブレーキホース交換
・デフの汚れ掃除
・デフオイル交換
・デフサイドシール左右交換
・ドライブシャフトブーツ交換&全キャップボルト交換
・リアスプリング交換(シャコタンからノーマルへ戻した)
リアアクスルでやっていないこと
・リアブレーキドラム再使用
・リアアクスルキャリアーのブッシュ未交換
・リアスタビライザーのブッシュ未交換
・リアホイールベアリング未交換
・デフの正面オイルシール未交換
・リアショックアブソーバー&そのアッパーマウントゴム未交換
以上
※リジットラックから外したらやること
・リアショックアブソーバの下側ボルト 1G締め
・サイドブレーキワイヤ引きしろ調整
BMW2002A デフオイル注入 ― 2022年07月23日 12時42分15秒
BMW2002A ドライブシャフトブーツ交換 CVジョイント組立 ― 2022年07月10日 15時30分45秒
ワロスから届いたドライブシャフトブーツ
寸法を記すると 長さ80ミリ 小さい穴内径23mm 大きい穴内径53mm
どこかに国産車の流用できるものないですか
ここに詰め込むCVジョイント用のグリスも モノタロウで4個用意。
ではまず ドライブシャフトブーツのバンドを外します。再使用は・・・できそうだけど、しない。
キャップカバーを開けます。
グリスまみれのCVジョイントがみえましたら古いグリスを拭って
ここの輪止めを外します。
ひっかける穴があると楽なのにな~~
ブーツ側のキャップもドライバでコンコンして外します。
これは再利用するのでなるべく傷めないように
CVジョイントをぐりぐり曲げたりしていたらコロンとボールが落ちてきて、やがてCVジョイントがばらけます。
とにかく 外してください。
ボールとアウターケース 外れました。すでにきれいにぬぐってあります・
シャフトにインナーと輪っかが残るので、やじるしの部分にあてものをしてハンマで叩いて外します。
万力でシャフトを固定してあると 楽でしょう
これがなかなか外れないので、にしやんはインナーをバーナーであぶって熱膨張させてから叩いて抜きました。
くれぐれもパーツを叩いて変形させないように。特に輪っかの方ね・・・
もちろんプーラーを使っても良いのですが 矢印の部分のワッシャが若干斜めになっているため
プーラーの爪がかかっても外れやすいのです。ようやく CVジョイントの構成パーツ 外れました。
中心のスプラインの入った星型のパーツを抜くのが いちばん大変かな。ちょっとだけ叩いて抜ければいいのに きついんです。だからバーナーであぶった。
結構サイズがキツめに作ってあるんでしょう。ちなみに635CSIでもCVジョイント抜きをやりましたが そちらはもっとかんたんに外れましたよ。
片側は棒だけになったので ここでブーツの交換をします。
もう片方の蓋を開け、中をできるだけきれいにぬぐいます
そこにCVジョイント用のグリスをバるべく空気が少なくなるようつめ、蓋のふちにシール材を塗ります。(これは635CSIのドラシャブーツ交換時に付属品でついてきたものの余り)
シール剤塗ってからそのまま10分放置後に コンコンと打ちこんで こちら側はおしまい。
その反対側に 新しいグリスを詰めて
上からブーツ(中にもグリスを塗ってある)を挿入
モノタロウで買ったバンド 二重まきで締めこむ。締め込みツールがないので ロックはこのように てこの原理で締めていく。
折り曲げて ポンチを1発 打っておく
小径部分も 同じくやって こちら側は終わり。
ブーツにキャップをはめ込み
ここで先に挿入しておく
で、CVジョイントを組む。表裏を間違えないように。
まずインナーのパーツを輪っかに こういう風に入れる。
入ってしまえば、なかでくるくる回転するので表裏をそろえる。
表裏があるので注意する。
輪っかにも表うらがある。
次。アウターケースにインナーを入れて ボールを6個入れます。
最初の5個まではいろいろ動かしてやっていると入っていきます。
最後の6個目を入れるときは 限界までこうやって・・・(片側からボールが落ちそうになるので向こう側の手で押さえています)
ボールが入ったら 微妙に動かしながら水平に戻していく。
ボールがスッと入るところが必ずあります。
いろいろジョイントを上下動や回したりしてみてください。きっと入ります。決して力業で押し込んだり叩いたりして入れないように。
この仕組み考えた人、まじ天才と思います。
インナーとアウターケースのこぶの大小がこのようになります。
組んだCVジョイントをシャフトに入れる前、このワッシャも忘れず先に入れる。これも表裏があるので間違えないように
微妙なテーパーがついてる
CVジョイントのスプラインの入ったインナーのみをバーナーであぶって膨張させる。こうしないとスッとシャフトのスプラインにはまらないです。
まぶしたCRC556が焼けて 煙が上がるまでにあぶります。
実際は150度(赤外線温度計ではかった)ぐらいまで熱しました
2~3分もあぶったでしょうか 結構 CRCの煙が出てます
表裏を間違えないように アッチチーのCVジョイントを二重軍手で持って 元の位置と同じ位置に入れる。
熱膨張させたので 拍子抜けするぐらいにすっとスプラインに入った。
もし途中でひっかかって止まってしまっても 27mm程度のソケットかなにかを内側の輪っかにあててハンマで叩けば軽く奥まで入るはず。
これが入れば、もうヤマは超えたようなもの。
アッチチーのCVジョイントが冷えるまで休憩。
冷えたら 輪止めをはめます。
CVジョイントがちゃんと奥まで入っていれば、輪止めもすんなり入ります。
グリスを詰めて、シール剤を塗ったふたを閉じる。このシール材は速攻で固まります。
先にシャフトに通しておいたブーツ内にグリスを詰め、シール材を塗って組付け。
ボルトを穴に通しておけば 位置はずれないでしょう。
キャップのふちをハンマでコンコンしてはめます。
シールされています。これが甘いと中からグリスが出てくるかも?
ドライブシャフト、ブーツとグリス交換 完成です!
あとはデフと後輪ハブに取り付けるだけです。
BMW2002A デフのサイドオイルシール交換2 ― 2022年07月08日 13時21分13秒
BMW2002のデフ サイドオイルシールが届いたのではめ込みます。
38*54*10mm
2個で8000円とは高いシールや
でもいちおうBMWの刻印まで入ってるよ
オイルシール打ち込みのための特殊工具づくり ホームセンターの塩ビ管コーナーから。
Aのスキマ つらから4mm奥に打ち込まねばならないためだ。
4mmの段差を作ります。
ここにあてがうわけだ
準備完了!
まずはお掃除
スプラインの掃除
油分 取りました
シリコングリスを薄く塗ったオイルシールは 指先でもクッとはまりました。
これは絶妙なフィット感です。さすがは1個4000円するだけある!
特殊工具で打ち込み。程よい抵抗感ですね。^^
ここの面まで打ち込めば・・・
サルでも4mm確保できます。
こんどはここにフランジを入れます。
ヘインズのマニュアル。この写真 いつも思うんだが デフの周りが汚い!(笑)
やはり脱脂したスプラインにもっとも一般的な ロックタイト243を 少したらす。
ヘインズのマニュアルにはゆるみ止めを塗れとある。
フランジをはめて、あてモノをして とりあえず入るところまで打ち込む
センターボルトを入れる。5㎜ほどかんだ。
元のとおりに、ワッシャなしではめる(パーツリストにはワッシャが書いてある)
センターボルトは19ミリ、110Nmで締める
締め込みでさらに5mmほどフランジが入った。
こういう場面では IRWINのチェーンバイスはいつも活躍する。
最強のつかみ工具のひとつなので、工具箱に1本お勧めです。
DIYを初めてからいつも チェンバに助けられている。
オイルシール交換 完了!
にしやんもこの整備は始めてやりましたが、意外に簡単でした。
あとはデフオイルを入れるだけだが
スプラインに塗ったロックタイトの硬化する24時間後に入れることにする
粘度90で 量は1Lあればじゅうぶん。
後はドライブシャフトのゴムブーツ交換し 取り付けるだけだな。
BMW2002A デフのサイドオイルシール交換1 ― 2022年07月04日 21時53分08秒
デフが油汚れで汚いのはサイドシールからのオイル漏れが原因。
こちらの画像はまた別のマルニだがやはりデフのサイドシールからオイル漏れ。
これまた別のマルニだが マフラーにまでオイルが滴っている。
必ずこうなるんだわ。
ということで 左右のオイルシールを交換する。
デフオイル抜き。
ドライブシャフトを取り外し。ついでにドライブシャフトのブーツも交換する
センターボルトは19ミリ
回り止めをしてゆるめる。
フランジはバールでこじっても抜けなかったので M8ボルト2本でこのようにして抜いた。
2本のラチェットに均等な力でまっすぐ抜いていく。
片側が軽くまわって もう片方が重たいと フランジは斜めになっているから注意。
抜けました。
オイルシールが見えた シールプーラーで抜きます。
抜けたもの一式
このようなカラースリーブもついてきた
こちらが 取り外したオイルシール。
サイズは内径38mm 外径54mm 厚み10mm
内側にスプリングの輪っかが入っているタイプ。
図で見るとこのような感じです。
次は新しいオイルシールを打ちこみます。
BMW2002A デフの汚れ落とし デフオイル抜き ドライブシャフト外し ― 2022年07月02日 17時44分46秒
デフケースの油汚れ 落とします
ぼろっぼろっと 油と砂ぼこりの塊が・・・
おちるおちる
細かいところも 裏側も・・・
綺麗になった!
ここの裏がわも・・・
次、反対側も
どやっ
けっこう おちたわ 50年分の垢。(笑)
中はどうかな? デフのドレンプラグ 上側 緩めます。10mm六角。
ほほう 漏れてはいたが 一応規定量まであったか
上も開いたので 下からデフオイル抜きます。
汚れてはいないが。。。どうだろう いけるかな?抜けた量は1リットルほどかな
まだまだいけますか?昼も夜もパワー全開じゃ この猛暑でバテるだろ・・・
大学生のときにふられた彼女に似てんだよ、奈良チャンは・・
いんや!デフオイルはこのさいカストロールのに交換します。(笑)
デフのドレンプラグのパッキンは エンジンオイルパンのドレンパッキンと同じ内径22ミリ。
M22銅ワッシャ、マルニオーナーは10枚ぐらい持っとこう。ドライブシャフトのゴムブーツ、細かいひび割れが見えだして、もう交換ですかね~。
後輪に21ミリレンチで回りどめをし・・・
6ミリ六角レンチでドライブシャフトのインナーとアウター キャップボルトをそれぞれ6本ゆるめる。
これを左右だから 合計24本!! 神経使うし!
こ れ が めんどいのよ~~
絶対 ボルト舐めないように 穴の中掃除して かつ、いい工具使ってね!!
KTCの30cmスピンナハンドルと30cm鉄パイプは 永遠の相棒です。
つぎは40cmほどのもうちょっと長めのスピンナハンドルで、しかも1/2のソケットセットそろえればもう無敵だろうな。
ようやく外れたドライブシャフト。
L/R と In/out のマーキングしてあります。
このM8×55mm半ねじャップボルト再使用はしない。お疲れさんでした!(ボルトだけ捨てる)
ドライブシャフトブーツ交換に必要な工具 モノタロウで注文!
ボルトは強度のあるもので半ねじを24本! SCM435ならいいでしょう。強度12.9は欲しい。
このブーツは私知る限り ワロスでしか買えません!
同じサイズ、国産車流用でも探したんだけど、これがなかなかないのよ・・・。
大径55mm×小計26mm×長さ85mmぐらいのブーツがいいんだけど。大径で55㎜ってのがなかなか特殊形状っぽい。
つーことで ワロスでのリプロ品を素直に買った方がいい。ただし、ブーツバンドやグリスが付属しないのでそれは上記の通り国内でそろえる。
ドライブシャフトのブーツとかバンド、金属の蓋がセットになったリペアキットの設定があったが
既に日本にもドイツにも無いそうです。
さてデフですが、このフランジを抜けばサイドオイルシールが見えるはず。
来週 山下オートパーツからオイルシールが届いてから作業しますね。
自分のBMW2002 リアブレーキシリンダー交換、リアホイールハブナット増し締め、アッパーマウント状態確認 ― 2022年05月28日 08時08分08秒
右側のブレーキで ホイールシリンダーを交換したが
ついでに 左側も交換した。
ブレーキ整備にケチってはいけないのである。
パーツのパルカで買った。4000円。
何気なく触ると ハブにほんのわずかなガタを発見!
36ミリのハブナットを角度で80度ほど増し締め。がたは無くなった。
直径4ミリ×40のステン割ピンを交換。
タイヤ交換の際には、ハブをゆすって確認してくださいね。
久しぶりに接地したマルニ
今回交換した中古のBMWオリジナルの赤ショックのぐあいはどんなものか?(やわらかいと予想)
体重かけて車体を押してみて なんとなく 柔らかめの気がいたします。。。ただ、前のKONIのように油漏れして完全アウトになってはいないと思います・・・
それと、ヤフオクで買った汎用品の数百円のパンプラバーの具合はどんなものか?
車検 通していないから試走できないのであ~る ((´;ω;`))
さて
2022.5.17の記事でアッパーマウントの劣化によっておこるハンドリングトラブルについて書いたが
今回は新品交換後のアッパーマウントの状態を記録する。
接地して車重がかかった状態での計測だ。
アッパーマウントはワロスから購入したもの。
トップから「マウントの肩」の位置まで新品状態で11ミリだった。
ちなみに車重のかかっていないウマに乗っているときの計測では8ミリだった。
車重がかかって3ミリ上がったことになる。
これが年月たつにつれだんだん12,13,14・・・とリフトしていくのだろう・・・
限界値は6ミリ分のリフトと設定し、マージンを取っても 15ミリを超えたらそろそろ交換を考えるべきだ。
アッパーマウント中のベアリングに上から埃が入らないようにキャップをはめる。
そう、正式名はアッパーマウントベアリングなのだ。
フレキシブルカメラでタイヤハウス内、アッパーマウント底部を覗いてみた。
矢印同士の間にちゃんとクリアランスがあるのでOK
当然、以前起こっていたハンドリングの「ひっかかり」は解消しました!
良かった。
左側
右側
ついでにエンジンオイル交換 3.3L入りました。(フィルタ交換なし)
ちょうど 金缶20L 使い切った。
ひさしぶりにエンジンかけてみました。
いいね~と思っていたらガス欠寸前だった。(笑)
ちょうど空になるから 預かってる2002Aのように ガソリンタンクの内部、防錆のためにシーラー施工しとこうかな・・・
エンジン冷えたら クーラントが漏れていないか、クーラントの量も再確認しておきました。(交換後初めてのエンジン始動だからね)
実際、1リットルほど追加補充しておきました。多分ヒーターコアの分がエア抜きされたんだと思う。このマルニはワンオフのヒーターコアだから車体前部をリフトアップした状態でエア抜きをしなければ、ヒータコア配管部分に「エアだまりが」できるのだろう。
BMW2002A リアスプリング&ショック組付 ― 2022年04月12日 13時41分12秒
リアアクスルの組み付けは完成。
とりあえず車検をとおすためノーマルで組んでみました。
スプリングをノーマルで組んでみる。全長34cm、7回転巻き。
車検を通したあと 5cmほどロワーリングのスプリングに替える。
というのも、ノーマルの状態から何センチ下がるか、みたいなことを確認しておきたいためだ。
スプリングの新品ゴムシート。
キリカキに合わせる。
アッパーのゴムシートについてはボディ側に合わせるところは無いが、
スプリングの端にキリカキあり。
スプリングの内側にバンプラバーを先に入れておくこと。あとでいれられないよ。
スプリングコンプレッサーで縮めて組付け。
作業中にここがずれていくことがあるので注意
スプリングコンプレッサーを外したら、ちょっとジャッキアップしてショックを組みます
ショックを組み入れ。
アッパーナットで締め付け
完成!
✓ブレーキシリンダーOH
✓ブレーキシュー交換、摺動部にグリス打ち
✓サイドブレーキワイヤ交換
✓ブレーキドラム厚み確認済み
✓ブレーキパイプ、ブレーキホース ともに交換
✓タイヤハウス内塗装、上部袋状箇所にノックスドール750塗布
未 ブレーキシューとドラムのスキマ調整
未 ブレーキワイヤのノッチ調整(室内で行う)
未 ショック下部のナット締め付け(タイヤが接地した加重状態(1G)で締め付け)
まずはノーマルの13インチ、PCD100、ET18の鉄ホイールで組みました。
BMW2002A リアのタイヤハウス防錆処理 ― 2022年03月26日 18時06分13秒
今日は全国的に風の大変強い日、春の嵐だった。
マルニのレストアでは むしろこの強い風が納屋ガレージの中をスゥスゥ通ってくれたために
思わぬ埃まみれの汚れ作業を助けてくれた。
どこかといえば、リアのタイヤハウス内である。
え?ここが埃まみれ?と思われるかもしれないが まぁ見ていてほしい。
塗装のためにKONIショックを取り外した。
これで この中の筒の部分も 塗りやすくなった。
で、問題は、ショック上部のここの部分である。
タイヤハウスの上部。
ちょうどここが袋状構造になっているのである。丸い穴と2個と、水抜きの穴が左右にある。
ドライバで 中をつついてみたら、泥が落ちてきた。
あ~、そうか、この穴から泥が入っちゃうのね。。。中がさびているのが見える・・・
そう思って 軽い気持ちで砂を追い出そうとエアブローしてみたら
とんでもない量の砂埃が出てきた!
こんな状態である!
すぐに納屋ガレージの窓やドアを開放、生暖かい強風吹きすさぶ日なので
おかげで埃はすぐに戸外に出ていったが・・・
この量の砂埃が あの袋状のなかに潜んでいた!これはまだ作業の途中で、もっと出た。
いや~~ まいった!
いったいどれほどの砂埃が溜まっているのだろうか。
まだエアブローしていない左側のほうを フレキシブルカメラで覗いてみた。
なんだぁ・・これは・・
棒を入れてみたら、粉々に砕けた。
乾いた砂埃の塊だったのである。
うげげ^^!!!
こりゃ~あの量の埃 出るわな!!
で、埃まみれになりながら、徹底的エアブロー作戦!!
もう埃が出なくなったところで覗いてみた。
太い柱みたいなのは、ショックの入る筒である。
埃は追い出したので全く無い。
なかはこんな具合に けっこう さびている・・・。
錆の対策をせねば・・・
この中にサンドブラスト吹き込んで また埃まみれになるのは嫌だ・・
そこで このノックスドール750スプレーの登場だ。
塗料ではなく、低溶剤の浸透性防錆剤で 錆の上にも塗布可能という。メイドインSWEDEN!
本当は サイドシル内部の防錆処理に使う予定だったが、もう ここで使うしかあるまい。
付属のなが~いロングノズルの先がミソ。
放射状に噴射してくれるので、奥まったところ突っ込んでスプレーすることができる優れもの。
テストしてみたが、けっこうな勢いで噴霧することができる。結構奥まったところにも入って行くのではないか。
奥まで入れて浸透性防錆剤をスプレーしながら手前に引いていく。
ブシュ~~!といい音がしている。
場所を変えて、全体にいきわたるようにし 何度か繰り返した。
サイドの水抜き穴から浸透性防錆剤が出てきた。
中を見てみると しっかりと防錆浸透剤で まんべんなく 塗れている。
いいんでないかい??
隅っこには 出きっていない浸透性防錆剤が溜まっていた。
何度も吹いたからだ。 まぁここは 時間をかけてロウ状にかたまっていくだろう。
考えても見てほしい。雨の中をマルニで走ると、ここは泥水がこのようにたまってしまうと思う。
走っているから、左右の水抜き穴から泥水はやがて出ていだろうが、袋状の部分だから、これはなかなか内部は乾かないと思うよ。
・・・・・・・・・・・・・・
思わぬ落とし穴で タイヤハウス内は塗装できなかったが、
結果的には ここの内部の防錆処理ができてよかった。
この2つの穴はグロメットみたいなもので塞いでおきたくなるが、通気性を考えて開けたままにしておいたほうがいいだろう。まぁ、一番いいのは、雨の日にはマルニには乗らないことだ。
左右のタイヤハウス内袋状部分を吹いて、まだ余っているから、
ロングノズル内の防錆剤が固まらないようにさかさまにして からぶきしておく。
残りは明日にでも サイドシル内部に吹いてしまおうと思う。
汚れ仕事の後の風呂、そして麦酒がうめいのである。
いろいろ飲んだけど こいつが一番好みの味だな。銅色のパッケージも好き。
汚い画像ばかりだったから 最後にきれいなお花を。
うちの鉢植えシリーズ。原種系のシクラメンです。^^
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