BMW2002A クーラーのアイドルアップ装置製作2022年07月30日 16時55分02秒

クーラーをつけたら必ず必要なのが アイドルアップ装置。
これがないとコンプレッサーの回転でアイドリングの回転が数百回転落ち込み、エンストしそうになるのだ。

クーラー使用中はアイドル回転数を500回転ほど上げたいところ。
500回転上げても、300回転分ほどはコンプレッサーによる負荷増分にもっていかれる感じなので
差し引き200回転分ほどアイドリングの回転数をアップさせたい。
例えば、普段のアイドリングが800回転なら、クーラーを作動したときだけアイドル回転数は1000回転ぐらいにアップするという装置だ。

原理は簡単で、脚でアクセルペダルを踏むかわりに、機械で自動的にスロットルを開けてやればいいのだ。

今回作ったのがこのアイドルアップ装置。
インテークマニホールドに取り付けて、キャブレターのスロットルリンクを動かすしくみ。


装置全体としては こんな感じ


エンジンの負圧で動く(ロッドが7mmほど引かれる)バキュームボックス。
これは現在イーベイに出ているものだが、1年前にもっと安い値段でイーベイで購入できたのだ。


バキュームコントロールソレノイドと組み合わせる。


クーラー使っていないとき



クーラーを使ったとき、バキュームコントロールソレノイドの通路が変わる
12Vがバキュームコントロールソレノイドに加わると 空気の通路が変わり エンジンの負圧がバキュームボックスに伝わり ダイアフラムのロッドが引っ込む。
つまりク―ラー・オンのスイッチと連動して 作動するように配線する。

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では製作にかかる。

まずバキュームボックスのステーづくり 
位置決めの型紙からおこし、400円の素材から製作。


最終形態はこのようになった。


ロッドの先端にひっかける5cmほどのステーを作る。
ロッドのねじ棒直径よりも少し大きめに、それでいながら、ねじの頭には引っ掛かるように。



このように作動させる計画。

バキュームボックスが「引くタイプ」なので、逆動作できるようひっかけステーを作った。
フルスロットルまで回してみて ひっかけステーがどこにも接触しないことを確認。
アクセルを踏めば、バキュームボックスに当たることなく動作する。


キャブのスロットルリンク外して・・・


ここにひっかけステ―を溶接していく。



溶接後は 防錆下地処理(30分のパーカライジング)、乾燥後プラサフ塗り、上塗り。



仕上がった加工パーツ類 
昨日の記事 リンクロッドの摩耗によるガタツキ修理も一緒に行った。


ちょうどインマニに アイドルアップ装置を取り付けてね~といわんばかりの土台が2つある


穴ほじりとねじ切り

M6でタップ切り  ※穴は止め穴でインマニには貫通しておりません


インマニとキャブにアイドルアップ装置を取り付けて シリンジで負圧を作り、装置の動作確認。
7mmほど スロットルが回りますね。これでエンジン500回転ほどは上がるでしょう。







完成です。^^
 配線とバキュームホースの配置はエンジン搭載後に。

長さを変えれば 作動長の調整可能。^^ 
つまり アイドル回転数を何回転ぐらい上げるかを 多少は 調整できます。



夏休みの工作でした。




BMW2002A クーラーホース配置 チャコールキャニスタ― ウオッシャーバッグ取付2022年07月25日 19時12分35秒

エンジンルームのクーラー関係の配管を締めていきます。

まずはコンプレッサーから。低圧ホース。

R134a用のオーリングセット。


室内のエバポレーターからコンプに戻るサクション(低圧)

コンプレッサーからコンデンサーに向かう


ホースをつないだらコンプレッサーを取りつけてベルト張り。


張り調整をして テンションプーリーと電磁クラッチとの隙間2ミリでぎり!
Vベルトの長さを1cm長いものに交換したためです。BANDO RAF2285 (9.5㎜幅×725mm)


ホース締め

コンプレッサーはこれでキマリ

続いてコンデンサーへの配管 OUT側

IN側

これでキマリ。

再びエンジンルーム。
国産車流用のチャコールキャニスターの取り付け位置を思案中・・・

ガソリンタンクで蒸発する気化ガソリンの匂いを ケースの中の活性炭で吸い取る装置で いってみれば公害防止装置だ。
もともとついて居たチャコールキャニスターは中の活性炭がこぼれだしていたので再使用できないし、パーツもないので、ヤフオクで軽自動車用の中古を買った。
エンジン停止中はガソリンタンクのくさいガス→チャコールキャニスター活性炭→匂いなしを大気開放。
エンジン稼働中はガソリンタンク→エアクリ→キャブに吸わせてガスを燃焼させるしくみ。


その横に設置の レシーバードライヤーへのクーラー配管接続。
クーラーシステム内の水分などを取る装置。
サイトグラスがついて居て冷媒の状態が見えるようになっている。
また、高圧になりすぎるとシステムの稼働を止める安全装置の圧力スイッチもついている。



その横にウオッシャータンク取付部分がある。
今回、オリジナルの円筒型の樹脂タンクはクラックが入っているわポンプはうるさいわでお役御免にして
自分のマルニでも使っている 汎用ウオッシャーバッグのタイプに交換する。
これはその取付ステーの製作中。
1.2mm亜鉛鋼板を 切った曲げたナットの溶接したり・・・

ステー完成

ミツバ製のウオッシャーバッグのセット。2500円。


バッグはこのようにひっかけて吊りました。旧車っぽい雰囲気になった。
クーラーホースがウオッシャーバッグの注ぎ口を邪魔しない位置とした。
まぁあんまりパンパンにウオッシャー液を入れないで こまめに液を補充してやってください。
また、この位置なら 液を多少こぼしても 下に何も装置がないから大丈夫。


このあたりの面倒な作業は終了。
配線の仕舞や結線は後日まとめてやる。
排気側サイドは あとは点火コイルを取り付けてプラグコードをつけるのみ。


ウオッシャーバッグやクーラーホースへの熱影響を低減するためにエキマニの遮熱版を製作しておいた。
コンプレッサーのブラケットに共締め。
こういうのが1枚あると無いでは ゴムパーツや樹脂パーツの寿命が大違いなのだ。

BMW2002の後付けクーラーキット2022年07月09日 20時30分35秒

マルニはクーラーをあとづけすることが多いですが
いまヤフオク!にいいセットが出てますね。

〇新型 数量限定 12v 汎用 カークーラー 後付け 冷房 吊り下げ式  旧車、ビンテージカー などに N3

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/1057012995
いまレストア中の2002Aにとりつけているものとモノは同じだと思います。

特筆すべきは
コンデンサーが小型化(30cm×30cm×厚み5cm)されて、その分、厚みが増してあるので、これならマルニの狭いフロント空間(キドニーグリルの裏)にも搭載可能です!

現在予約受付中だそうで 7月末からの発送になるとか。
54Kで即決だそうです。
安いし思わず自分のマルニ用に ぽちりました。(笑)




BMW2002A クーラーコンプレッサーのブラケットづくり2022年07月03日 20時48分56秒

クーラーコンプレッサーのブラケット、完成。



まるで 鉄の造形作品、立体コンポジションですな。

ベルトに張りを与えるテンショナープーリーとセットになります。

完成はこういう感じね。
このプーリーをかますと ベルトがバイブレーションしなくなる。


では最初から見ていこう。

まずはエンジンにコンプレッサーがこういう感じでつくかな~~と想像
ブラケットは段ボールでイメージをつかむ。

テンショナープーリーをつくるため ヤフオクで買った他車流用品でイメージング。

合板で原型みたいなものをつくり 位置決めをより詳しくして


エンジンも完成したので 9mm厚鉄板を買い クーラーブラケットづくり開始。
M8ボルト穴をあけて鉄板の組み合わせで

鉄板のこま切れを 溶接点付けで。

コンプの位置決め

ベルトのライン出し 慎重に
クランクプーリーと ベルトが一直線になる位置に

エンジンブロックの複雑な形状に合わせて 現物合わせ


ここでテンショナープーリーの取り付け(ブラケットに仮溶接)

下側ステーづくり

ホースも仮付けし、クーラー配管もl冷却水ゴムホースやサーモスタットに接触しないように・・・
エンジンからにゅっと5~6cm飛び出た チェーンテンショナの筒とも干渉しないよう・・・
このあたり微妙な調節。
白くマーキングしてあるゴムホース(Wポンプ~サーモスタット)はカーブしたものに交換せざるをえなかった。


エンジンを車体に搭載後、実際につけてみて スタビライザーバーに干渉しないか確認。

ATFクーラーホースとも干渉しないように

クーラーガスを入れるときのクイックカプラーが干渉しないように


という事で出来上がった仮組品。
エンジンブロックには4点でブラケット固定。コンプは3点で固定。
テンショナープーリーはエンジンの上から8ミリソケットで回してベルト張りを調整できる。

これでしばらく放ってあったのだが
本溶接と補強溶接&仕上げを この夏 実施。

使用中に曲がったり折れたりしないように頑強に

ようやく完成し 防錆のパーカライジング。塗装の下準備。


あとは塗るだけ。。。。
9㎜鉄板なんでさすがに重いです。
屑鉄の寄せ集めみたいで美しくないなぁ・・・
・・・小さいコンプにこんな大げさなブラケットは 不釣り合いな気もするけど。

最終的にエンジンに取り付けて確認

POR-15を塗装

クーラー装備一式も取り付けるし 電動革シートに換装するわで 以前よりもマルニの車重は重くなってます。
まぁ クーラー新規取付で 一番手間のかかるコンプ・ブラケットづくりは 越えました。やれやれです

BMW2002A エンジン搭載2021年06月13日 12時52分04秒

ではエンジンを吊り上げます。
クーラーのコンプレッサー、あらかじめつけておきました。

チェーンブロックでめいっぱいエンジンを上げたら、その真下に車体を移動します。


ちょうどこの位置で。ゆっくりとおろしていきます。

入りました。
左右のエンジンマウントを締めれば、エンジン搭載完了です!

エンジンマウント右側

エンジンマウント左側。

ラジエターを差し込んで、ファンブレードに当たらないかを確認。大丈夫。

すきまOKです。

コンプレッサー周辺、ボディにあたっていない。

クーラーホースを仮付け。

高圧側のここにはエキマニの熱の遮熱版が必要か??

ガスチャージの時のクイックカプラをつけてみる。問題ないね。

エンジン下からコンプレッサー周辺を見る。
スタビラーザーバーの黒い棒には当たっていない。

ラジエター下部に接続するATFのクーラーホースとも干渉しない。
これでブラケットは確認OK、のちに本溶接で仕上げます。


エンジンとボディが固定されたので、
クランクプーリーのナットを最終締め付けします。
そのためにクランクシャフトの回り止めをします。ソケットをフライホイールとブロックにかませ、回らないようにします。


クランクプーリーのナットの締め付けの時に
ソケットが外れないように木片をあてて押し付けますます。


100Nmでトルク締めしたあと、角度で20度締め。 140Nmは出ていると思う。
このトルク締めはエンジンスタンドに載っているときはなかなか難しいので、
車体とエンジンが固定されたこのときにやるつもりでいました。
(エンジンをおろしてOHするときも、おろす前に車体にのっているこの段階でクランクプーリーのナットを緩めておいたほうがいいです)

載りました。



まだATと合体していないので、エンジンが前後に振れます。
バッテリトレイの部分に近いオルタネータの下(画面左下)に木片をかませて
エンジンをふれないように落ち着かせています。

ふぅ~~~
作業工程的には7割ってところでしょうか?
今後の作業工程は
・ATをエンジンと合体 2日
・プロペラシャフトの駆動系取付 1日
・マフラー取付 1日
・エンジン最終くみ上げ 4日
・エンジン始動! 1日 (8月の盆休みあたりか?)
・サスペンション 2日
・ブレーキ系統仕上げ 4日
・空調系統(ヒーターボックスOH、ブロアファン交換、後付けクーラー仕上げ) 8日
・ボンネット取付 1日
・車検取得 1日 (10月あたりか?)
・走行テスト、調整 4日
・納車
予定では、この車が来てからちょうど1年となる2021年秋には納車したいと思っているが、どうでしょうか・・・・・これから暑くなるので作業スピードは落ちるかも。
遅れた場合は、12月には雪が降り出すので、ここで冬越しして最終仕上げし、雪が溶けた来春に車検取得し、春に納車ということにもありえるかも?

気温も上がり、作業も扇風機なしではつらくなってきました。
作業が終わることには汗びっしょりで結構疲れてしまいます。
最近は9時にスタートして、ランチは軽くガレージ内でサンドイッチかおにぎりをぱっぱと腹に収め、遅くとも15時までには作業を終えて休むようにしています。
若いころと違って暗くなるまでノンストップでできなくなってきましたね~~、54歳、これからの体力維持が課題です。

BMW2002A クーラー取付4(コンプレッサーブラケット製作2)2021年06月06日 20時49分21秒

ブラケットづくりの後半。
ベルトの張りは、アイドラープーリを使うことにした。
ヤフオクで入手した何かの車のプーリーを流用。


アイドラープーリーはねじ式で位置調整できる。→ベルトの張りを調整できるテンショナーの役割。


コンプを組んでベルトをめいっぱいに張った状態。
こんな感じにベルトを貼る。
アイドラープーリーがないとベルトがぶるぶると振れることがあるため。
じっさいはプーリーはもう少し、1cmほど下の位置になると思う。今の位置はコンプに近すぎる。
ファンベルトのサイズは バンドーシルバーS BANDO RAF2280 を使用。


コンプの下側は固定ステーを点付け。

ブラケットの仮組完成。

あとは全体を溶接してがっちりとしたもの補強し、塗装する。
クーラー取付のヤマ場は乗り切った・・・と思う。

BMW2002A クーラー取付3(コンプレッサーブラケット製作1)2021年06月05日 19時37分24秒

前回、合板で作った試作。
今日はテッパンでいよいよコンプレッサーを取り付けるためのブラケットを作ります。


9ミリの厚めの鉄板は ネットのはがねやさんであらかじめ購入。
穴あけのためにヤフオクで日本製の100V卓上ボール盤を購入。(直径13ミリまであけられます)


さすがボール盤!
スコスコ穴が開くよ~~これはいいね!
電動ドリルじゃ9ミリ厚には歯が立たないよ。
これがあれば、今後、いろいろと加工物の製作に役立つだろう。

穴をあけた鉄板をブロックにボルトどめし・・


アーク溶接機で仮に点付けする。あとで修正もできるように。


右側にコンプレッサーを吊り下げるステーを点付け。


コンプレッサーを取り付けて・・・位置を確認する。


ベルトラインOK!
ベルトの位置ですが、最初の計画ではクランクプーリーのいちばんフロント側の溝にかけて
ベルトラインを出すつもりだったが、後述するクーラーの高低圧ホースの位置の関係により、一番リア側の溝に変更した。



正面から。
マグネットクラッチがクーラントホースなどにあたっていないね、、OK
ここならスタビライザーのバー(クランクプーリーの下を通る)にもコンプは当たらないだろう。


ここでコンプにクーラー低圧ホースをつけてみる。
チェーンテンショナーのでっぱりや、サーモスタットへの干渉もなし。
ちょうど、間の、絶妙なところを通し、計算通り。


冷媒を入れる箇所ははここでOK


ガスチャージを想定してクイックカプラーをつけてみる。
これもどこにも干渉なし!OK!
実はウォーターポンプのホースを純正の直線タイプから
曲がりタイプに替えることでこのあたりのスペースをつくって工夫しているのが一番効果があった。
このあたりの干渉問題を解消できれば 
あとは楽勝かなと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さぁ後半戦。コンプの下側の支えステー2本を作る。
そのためのベース鉄板を位置合わせているところ


仮付けしてこんな感じに。


支えステーもこんな感じ。
ここはベルトの張りを調整できるようにステーに長い穴あけ加工をしなければならない。


今日は6時間やって疲れたから ここまで。
まだできるだろうけど、疲れだしたら作業がだんだん荒くなるので やめる。
また明日に続きます。

BMW2002A クーラー取付12021年05月26日 19時23分09秒

後付けクーラーのセット一式の接続を確認中。


コンプレッサー。

コンプレッサーで圧縮された高圧冷媒はコンデンサーへ送られ冷やされて液化する。


液化した冷媒はレシーバードライヤーで除湿され。。。


室内ユニットのエキスパンションバルブで噴射され、ユニット内のエバポレーターで熱交換して室内は冷える。

コンデンサーを冷やすための電動ファンの性能も大事だ。
冷媒の液化は雪博士におまかせあれ!(笑)

こんなふうにコンデンサーにピッタリ張り付いて冷やすよ~雪博士は!
もうお分かりですが、このクーラー 一式は台湾製です。
旧車への取り付けには実績があるようですよ。
これと同じクーラーセットです。



実際に位置確認をしよう~
ラジエターの前側にコンデンサー。


正面から見てここです。
マルニはボディ形状から比較的小さいコンデンサしかつきません。これがぴったり!
軽自動車なんかについているものの半分もないぐらい。もうそれだけでも、あまり冷え効果は期待できないと予想されるんですが。


コンデンサーの前に電動ファン。


冷媒のホースを仮付けして、レシーバードライヤーの位置をさぐる。
コンデンサーの横のここか、あるいは、エンジンルーム内にするか。
ホースの取り回しやホースの長さも関係するので考えどころだ。


電動ファンはたぶんこの上の天井にボルト止めだな。あるいはコンデンサーと一体化させるか。


配管を通すためにボディにホルソーでいくつか穴をあける。


室内へとホースを引き込む場所はココ。


ちょうど室内のこのあたりにホースが出てくる。
グローブボックスの裏側だ。

グローブボックスを外してそこに室内ユニットをはめ込もうと思ったが駄目だった。
ユニットの方の幅(黄色の矢印)が大きいのだ。はまらない。

ということで、グローブボックスのま下に吊り下げて設置することになるだろう。
いずれにしても、グローブボックスは下に開かなくなるね。
スライドレールでも設置加工して、グローブボックスを「引き出し式」にでも改造すれば別だが・・・。
やはりグローブボックスには シグザウエルP226か、グロック17あたりを仕舞っておきたいので、なんとか使えるようにしたいものだ。(冗談)

BMW2002A コンプレッサーのブラケットづくり12020年12月05日 18時50分16秒

BMW2002Aにはクーラーがついていません。
暑い日でも乗れるように、クーラーをつけてほしいとのご要望です。

これはオーナーさんが用意されたクーラー取り付け一式セットのうちの台湾製コンプレッサー。
後に紹介する動画で使われているものと同じです。小さいです。
コンプをエンジンブロックに取り付けるために、コンプレッサーのブラケットを自作せねばなりません。
こんな感じかな~~と以前から取付位置を考えていました。
いわゆるベルトラインを出すために、だいぶ前側にコンプを取り付けなければなりません。
ベルトラインを出すための位置決めが一番大事です。
このあたりは、斎藤商会さんの旧車にクーラーをつけるTOUTUBE動画がわかりやすいです。
たぶん、今回取り付けるクーラーセットとモノは同じです。
コンプ、取説が同じだもん・・・(6:50の部分)
とても参考委になります。



で、本腰いれてブラケットの設計です。
まずはセット品になっているクーラーホースなどを用意します。


んん~~~!?
F12って・・・この文言。
おいアンタまさか、いまどき、旧冷媒のフロンガス R12 専用か???
マニュアルもないので確かめようもないのです。。。。
ただ、動画ではR134A入れてましたから大丈夫でしょう。


日々コンセプト設計書(らくがき・・・)を書き溜めていきます・・・




今回、アイドラープーリー(緑色の部分)もブラケットに取り付けて、こいつでベルトの張りを調節できるようにします。また、アイドラーを入れることで、ベルトの振動発生を抑えるメリットもあります。
にしやんのマルニはこのアイドラーがないので、ベルトがぶるぶると振れてしまいます・・・。


さてブロックを前に、打ち捨ててあったダンボールで型紙づくり。 こんなとき、ネオジム磁石が大活躍^^

こんな感じかな、ブラケットのベースは。うん、3枚の鉄板を溶接して作れそうだ。


コンプの位置決め。



いろいろと干渉するものがあるのでその点注意です。
(ウォーターホース、サーモスタット、スタビライザーバー・・・などにあたりやすい)
サーモスタットとの干渉を避けて・・・

電磁クラッチもホースに触れないように離して・・・

コンプの下側はこんな感じで位置を確認。おおよそのブラケットとの取付位置を確認。

アイドラープーリーの位置もこんなところか・・・右上は今回取り付けるクランクプーリーです。
このアイドラープーリーは分解式で、ヤフオクで探しに探して見つけたパルサーのブラケットです。2000円。
ねじ式でプーリーが移動するタイプで、ベルトの張りが調節できるようになっています。
こいつをコンプのブラケットにボルトオンできるように加工したい。


ベルト位置はこんな感じ。
アイドラーをねじ調節して緩めれば、ベルトも外れる。よってコンプは固定式で良い・・・はず。


全体のホース取り回し確認。(画像ではホースのフィッテイング位置が逆になってます。水色のキャップついている接続口金はコンプ側につけばければならない)


ブラケットの概略図。



ブラケットのおおまかな採寸。



このサイズの9ミリの厚さの鉄板素材(フラットバー)をネットで注文しておきました。4000円。

あとは実際にコンプをとりつけながら微妙な位置を見ての調整と加工、溶接作業です。
木の板でブラケットのモデルを作ればもっと確実でいいのですが。

まぁブラケットはエンジンが仕上がって新しいクランクプーリーもつけてからから、じっくりとやります。

BMW1502エンジン腰下OH40 クーラー復活2018年03月29日 21時47分00秒

クーラーシステムの真空引き、そしてR12ガスを吸い込ませる。

まずは、R12用のゲージマニホールドを接続する。


12フロンガス、400g缶。ヤフオクで4000円だった。
おおよそ400g入ることはわかっている。

黄色=S=低圧、赤色=D=高圧。 間違えないように。

真空ポンプで最低20分間、真空引きする。 

20分後。システム配管内部は当然ながら負圧になっている。
バルブを締め、ポンプを停止。この状態で経過観察。
針がこのままずっと動かないで負圧を保ってくれていれば、システムにモレはない。
・・・はたして、その後・・・針は動かなかった!^^ よっしゃー

ガス缶を開封、吹き出るガスの圧力で、システム内にフロンガスがある程度まではいっていく。

しばらくしたら、高圧側バルブを閉じる。これからエンジンをかけてコンプレッサーを稼動させるからだ。

エンジンをかけ、回転数1800回転にする。
そして、クーラーを最大風量でON、冷え具合は MAX COOL にする。

するとコンプレッサーの電磁クラッチが入り、低圧側からフロンガスがどんどん吸い込まれていく。
それに伴って、システム内圧力も上がってくる。
温度計の気温は摂氏20度を表示。よって、プラス5度して「外気温度」は摂氏25度で早見表を見る。
実際の針はコンプ稼動状態で低圧0.16Mpa、高圧1.75Mpaあたり。
ちょっと多めかな~~?
早見表を見る。やっぱちょっと多めにガス入ったか? 後で抜こう。

以前のコンプレッサーでは、この値が低圧:高圧が5:10となってしまいて、ガスを400g入れてもまったく冷えなかったのだ。コンプの圧縮不良である。
以下の画像は、そのコンプ圧縮不良のときのゲージ値だ。(昨年秋)
低圧:高圧が、5:10ぐらいになってしまっている。これでは冷えない。


結局、R12冷媒はひと缶分、400g入った。
レシーバードライヤーのサイトグラスからも、液化した冷媒の泡が見えた。

十分な冷媒の量が入ったクーラー。
吹き出し口からは、激冷えな風が出る! R12フロンガスの威力たるや!

外気温20度に対し、クーラー吹き出し口は10度を切っている。
実際気温が高い中での走行状態で測ってみないとなんともいえないが。



最後に、ハンドル下に設置した、オートリレー(アイドルカットリレー)の調整を行う。
(このオートリレーのくわしい説明は、こちら。)
調整は、エンジン稼動+クーラー稼動状態でオートリレーのスイッチをONにし(アイドルカットを行う、ということ)、マイナスドライバで赤いダイヤルをまわし、アイドリング回転数1200回転あたりでクーラーがオンになるよう設定した。
このオートリレーのはたらきで、エンジン1200回転以下では、クーラーがオフになる(コンプの電磁クラッチが切れる)しくみ。(ブロワモーターは回ったままなので、とりあえず冷たい風は出る。だんだん暖かくなっていくが・・・)
1200回転がいいかどうか、このあたりは、実際にアクセルを踏みながら微調整してもらえばいいだろう。

このオフになる回転数を、この赤ダイヤルでオーナーの任意に調整できるという便利な装置だ。
まぁ、エンジン制御をコンピュータ化する前の、代物ですが。(笑)
 旧車乗りには、たいへん便利なのである。
言い換えれば、信号待ちなどのアイドリング状態で、コンプに回転数をもっていかれないようにする装置だ。そういう意味では、真夏の信号待ちでのエンジンストップ防止装置、ともいえるな。


車体下には、クーラーで冷やされてエバポに凝集した空気中の水分が、ケースのドレンから排出されて水溜りをつくっていた。これでいいのだ。




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さて
冷媒充填後、2日経っても、前にあったようなガス漏れなく、
ちゃんとクーラーが冷え冷え状態で稼動している。^^
ようやく、昨年の夏から課題の、BMW1502のクーラーは直った。
これで気温の高い日でも 快適に運転できることだろう。