BMW2002tii リアマフラー取付ステー製作 ― 2024年11月30日 10時57分47秒
フルレストア依頼で預かっているBMW2002tiiは
うるさいセンターマフラーがついていた。
それはいいのだが、その取付がひどかった。
ホースバンドで取付かい!
スバラシイわ(笑) 2024年取り付け大賞、グランプリ受賞です!
本来あるべき マフラーハンガーが無いぞ~
今回レストアでは
ジェントルなオーナー氏に合わせ、マフラーもジェントルな純正に交換する。
銀色のがワロスで買ったジェントリー・リアマフラーで、朝4時とか5時に早朝ドライブでエンジンをかけても隣の家から「うるさい!」とクレームが来ないという静かなものです。
とてもジェントルですね。
ちなみににしやんはジェントル・フォレスト・ジャズバンドが好きです。
取付ステーの一つをワンオフ制作。
かろうじて残っていた、2つのうちの1つのマフラーハンガー部分。
錆取りをすればまだ使える。
マフラーの後ろ側になります。
燃料タンクを取付け、リアマフラーとのクリアランスを確認しながら位置決めする。
タンクの後部はマフラーパイプのカーブに合わせて わざわざタンク形状をへこませてあるのがわかる。発進や停止、コーナー曲がるたびにマフラーは揺れますが
絶対にタンクには接触しないように取り付けねばならない。ほぼ 位置は決まった。
リアマフラーは 燃料タンクとスペアタイヤが収まる部分に挟まれている。
上のトランク底面との間隔も大丈夫
あとは 前側のマフラーハンガーの位置をきめるだけ
こんなところかな~~
こあたりは調整しつつ・・・
フロント側からみたリアマフラー。
黄色くイラストで描いたセンターマフラーが
どの位置に来るか、まだわからないので、
マフラーハンガーの溶接はまだ行わないほうがいいだろう。
これは自分のマルニのマフラーであるが
センターマフラーをリアマフラーに数センチ差し込んでから
U型クランプで締め付けて固定することになる。
もし差し込み部分から排気漏れするようなら、厚手のアルミテープを巻いて車検を通す。
エンジンとミッションを搭載し、マフラーを前から順に取り付けてから
仕上げることになる。
今回はおおまかな位置決めのみにしておこう。
BMW2002tii トランクルームのメタルワーク6 ― 2024年11月07日 17時40分42秒
トランクルームのメタルワークも終盤
80cmの仕切板をプレス機で折り曲げ
溶接しました。
ジャッキを置いて
パネルをかぶせます。
うん、計測した通り、ばっちりですね。
ジャッキの高さが気になりましたが 上のパネルにも当たらずぴったりです。
ジャッキを固定する治具を溶接
このようにジャッキに穴があるので これで固定します。
M8の蝶ねじで固定すればいいでしょう。
スペアタイヤと燃料タンクを載せます
スペアタイヤの位置決めをしたら 固定治具を溶接
こちらも溶接で制作しましたタイヤの固定ナット
パネルを上に置いてみます・・・
ありゃ。
12ミリほどパネルが浮いちゃいました。
どうもこのスペアタイヤの高さがありすぎるようです。
パネルがタイヤに乗っかっちゃってます。
幅185ミリのタイヤだし・・・
扁平率70ということで、サイドの膨らみも大きいですね。
タイヤも50年前のものであることから、スペアタイヤを組み換えしなきゃならんです。
165/65R13あたりの安い中古タイヤを履かそうと思っています。
もう2,3 トランク周りでやることがありますので次回
BMW2002tii トランクルームのメタルワーク5 ― 2024年11月01日 12時46分13秒
BMW2002tii マルニの専用車載ジャッキ ― 2024年10月31日 17時58分14秒
マルニのトランク内には
13インチのスペアタイヤと車載ジャッキがフロアに固定されている。
この画像は昨年ウチでレストア完了した2002Aのトランク内の画像。
路上で万が一タイヤ交換をする場合に備えて いろいろ積んでおいた。
で、車載ジャッキを固定するのがこのねじ山。
これを フロアに溶接する必要がある。
2002専用の車載ジャッキは このように 固定されるので
まずは、このジャッキを用意しなければならない。
しかしながら、レストア中の2002tiiには
この車載ジャッキが無かった・・・。
ヤフオク!などでも探しているが これがなかなか出てこない。
で、この安い635CSi用のジャッキを使うことにして 先日、落札した。
上が635用、下が2002用。
問題なのはボディにあてる部分の形状が違うことだ。
2002のジャッキアップポイントは 4か所あり
このようになっている
専用ジャッキは、しっかりはまり込む形状だ
そこで、635用の車載ジャッキを2002用に改造する。
ボディにあてる部分をカット。
そこに鉄片を溶接。
しっかりと。
ついでに他の部分の補強溶接も。
これで2002に使えるようになった。
(2002にしか 使えないともいえるが)
ここにあてて、ハンドルを回すのみ。
635用なので対荷重も800kgと十分な能力。
防錆塗装して 乾燥させる。
2002オリジナルの車載ジャッキと比較。
よっぽど、しっかりしてるものが出来た^^
にしやんは初代BMWX5(もちろん中古だよ)に乗っていた時に
高速道路走行中に後輪がパンクした経験があり、
緊急ダイヤル#9910をコールし車線の安全確保をしていただいたうえで、
路上で自分でタイヤ交換をして難を逃れたことがある。
こういった経験から スペアタイヤ関係はいつも気を使っているのだ。
万が一ということもあるから
しっかりと 万が一に備えておきたい。
特に、スペアタイヤの空気がすっかり抜けてしまっていることがあるから、
ガソリン給油時に ついでに空気圧力を補充するなど なるべくチェックしておいた方がいい。
ガソリン給油時に ついでに空気圧力を補充するなど なるべくチェックしておいた方がいい。
BMW2002tii トランクルームのメタルワーク4 ― 2024年10月29日 12時39分53秒
トランクの右側のほうをやります。
その前に センターマフラーが当たって歪んでしまったボディの箇所を直す
板金ハンマで叩いて とりあえずここまでに修復。
レストア後は純正マフラーに戻すから 右側の切り欠きのある部分からマフラー出します
燃料タンクをボルトで仮付けします。
(タンクも中の錆止めコーティングしなきゃ~)
真ん中に隙間があるので ここに鋼板をつけます。
かつては こんな風に錆びてたため 切り取ったわけ
錆で切り取ったコーナーの箇所、パーツつくらなきゃ
1ミリ鋼板切り出し
位置合わせして突き合わせ溶接します
溶接。
タンク取付の穴(M8)も開けました
その取付ナットを溶接。これをボディに溶接してつけておけば
トランク内からボルトを締めこむのみ。
おおまかですが トランク内部 できました。
あともう少し こまごましたところを取り付けて
トランク部分を仕上げたいと思います。
BMW2002tii トランクルームのメタルワーク3 ― 2024年10月28日 11時41分41秒
後輪フェンダーアーチの下部に錆穴。
さきにここをやる。
錆取りをしていたら お約束で
また錆穴がみつかり、切除していったら 穴が二つに増えた(笑)
穴ふさぎ溶接。
表からはパテで補修します。
防錆処理。乾いたら防水シーラー塗りこめる
パネル溶接前のスポットシーラー塗り
2つのパイプがつきだしてるのは
燃料ホースを通す穴です。
このあたりも今後 、メタルワークしなきゃならないところ
ではでは~
スペアタイヤのフロアパネルを位置合わせ。
溶接開始!
点付けしながら 注意深く。
点付け固定が終わったら
裏から補強溶接入れて
時間切れになりましたが
新しいパネルがつきました。
明日はさらに溶接個所を増やしていき
タイヤやジャッキを固定するパーツや
その他いくつかの付属部品も溶接しなきゃなんない。
今日はこんなとこでしょう。
あとは 右側のガソリンタンクの周囲づくりをやんなきゃですね。
このあたりが終わったら、ボディ側のメタルワークはほぼ終わり。
あとは左右フェンダーの腐った部分のメタルワークが残ってますが。
BMW2002tii トランクルームのメタルワーク2 ― 2024年10月27日 14時07分25秒
預かっているBMW2002tii
トランク内部の スペアタイヤのパネルを取り付けるための準備にかかる。
もとはこんな風に腐っていた
カーベキューを組んだあと
ズバッと 切り取ったのでした。
そのフロアを切り取った跡を グラインダで削り 綺麗にする。
錆も落とす。
新しくワロスで買ったスペアタイヤを入れるフロア。
327ユーロであった
不要な部分をカット
位置合わせ 開始
各所を削りながら ぴったりになるように調整していきます。
段つき部分をきれいに付けたいよね
そもそも ここをなんとかして
うまくつくようにしなければ
錆を切り取った部分と(四角囲み)
隙間を充填するやじるし部分も考えなければなならん
もうちょっと 調整に時間がかかりそうです。
BMW2002tii トランクルームのメタルワーク1 ― 2024年10月25日 16時51分14秒
レストア依頼で預かっているBMW2002tii
ボディワークも終盤です。
トランクのフロアを制作します。
新しい鋼板をサイズに合わせてカット。
スポット溶接の穴あけ
接合部分にスポットシーラーを塗って 溶接完了
トランクの内側。
リアシートの下の方に錆があったので 切り取っていました
もとはこんな感じで錆だらけで 腐っていたんですよね、トランクのフロア。
ここに鋼板を溶接しました
トランクの奥の方は完成
防水シーラー打ちが残ってますが。
このフロア部分(車体下)に 燃料ポンプを取り付けることになる。
左は最初からついていたもの。燃料ポンプは問題ないが、フィルターがステーと一体型でこれが欠品しており、アカン。
そこで右の後期型635CSi用のものを取り付ける。これならフィルターだけ交換できるステーだ。(ヤフオクで1000円で売っていたものをゲット)
ポンプを入れ替え交換し、フロア下にポンプアッシーをあてて位置決め。
燃料タンクから来るホースと、ポンプ→フィルター→エンジンへと向かう。
プロペラシャフトの中央を避けて、ホースの位置などを考えて
このあたりの位置かな????取付ステーのモデルを厚紙で作って試作。
このステーを制作して フロア下にボルトオンするつもりだが・・・
この部分はドライブシャフトやリアのアームも付近にあるので
お互いに干渉しないように取り付けなくてはならない。
ドライブシャフトつけてから ポンプ取り付けたほうが まちがいないかな。
最近のコメント