丸テール ヒーターボックスオーバーホール12023年09月09日 17時12分50秒

ではヒーターボックスを分解します

シーリングを削り取りまして
数か所のブラインドリベットをドリルで揉んで 

上のカバーを外します。

ウヒャ~~
こいつは掃除のし甲斐が あるわ


まずは ブロワに通電して単体テスト。
ちゃんと動きますが シャフトに注油が必要な感じです。


全体的に埃まみれのモータ


埃をワイヤブラシで撮った後、ブラシ部分のチェック。大丈夫そう。


これは知人のマルニのヒーターボックスをOHしたときの画像。
ブロワモータの付け替えをした。モーターだけは新品で1万ぐらいで手に入るので、羽を付け替えしたっけなぁ~


ブロワファンの3段階の回転速度を制御する 抵抗の部分。
端子がかなり錆びてるので 後日 端子をハンダでをつけ換えます。



ヒーターコア 取り外し
とりあえず 冷却水の漏れはないですね。^^

裏側はいいんやけどね

表側(風ファンでを押し込む側)は  やっぱ汚いな

表側のフィン・・・ こりぁ かなりのもんです・・・錆も出てるか


エアブロー攻撃では 結構な錆埃がでましたよ

中に水を通してやります

でも 中からそんなにひどく サビ水や錆カスは 出なかったですね。



フィンの水掃除を徹底的に。
このあとエアブローして 乾燥させました
エアの通りが大事だから 乾いたら 再度ブラシで掃除しておいてもいいかもなぁ



ケースの分解 
ワイヤー部の切り離し

そして水洗いでブラッシング!ホコリ バイバイ~~


乾燥後
ケースのクラックが あちこちに見受けられるので ドリルで穴をあけ・・・

割れないように 針金で縫合します



あらぁ?このヒーターボックス、
温風吹き出し口の方向制御フィンが ないなぁ

この黄色の囲みの部分のパーツね。(2002Aの写真)
これがないと 温風吹き出しが 足元方向にならないよ。
まぁ・・・ 毎度のDIY精神で 何とかしようね。^^;



穴と針金の縫合処置箇所は POR-15パッチパテで埋めて固めます。



ケーブルワイヤにCRC556を浸透させて 滑りをよくする

今日は分解清掃とクラック補修でした。
初日としてはこんなところですか。
もう2,3日 かかります

あすはヒーターバルブ(温度調節弁)の部分をやります。