BMW2002tii エンジンブロック塗装 ― 2025年01月22日 13時49分38秒
プラサフを塗装して1日置いたエンジンブロック。
上塗りとして2液ウレタン塗料のブラックを塗ります。
塗料主剤を200g計量→硬化剤とシンナー加えて330gに。
【塗料主剤10:硬化剤1】 この総重量を100とし、シンナーを40~60%加える。
まずはスプレーガンのエア排出量や塗料排出量を調整をしながら うす~く捨て吹き。
乾燥の間、他に塗っておきたいものを錆取り。
これはインジェクションポンプをベルト駆動するプーリー。
プラサフ吹き
同じ腰下パーツであるエンジンマウントのステーも一緒に塗ります。
ブロックは2回に分けて塗装。
ブロックとしては十分な膜厚がつきました。
雪が無いので こういう作業が外でできます^^
レストア直後は この塗装の光沢「濡れ感」が
あたかもオイル漏れしてるように見間違いやすいのですが
走るにつれ だんだん埃がついてきて 艶けし状態になっていきます^^:
あとはマスキングをはがし、余計な箇所の塗装はカッターで削ります。
また、エンジンブロックにはスターター取付部に7桁のVIN番号(車台番号)と原動機型式「2.0」が刻印されていますが、そこは予めマスキングをしておいたので はっきり文字が読み取れます。
あとはメクラ蓋8つを打ち込んだら 汚なかったブロックのOHは終わりです。
(パーツはまだ選定中で注文していない)
次は他の腰下パーツ、
オイルポンプ、ピストン&コンロッド、クランクシャフトなどなどの洗浄と点検/計測に入ります。
BMW2002tii エンジンブロック洗浄 ― 2025年01月21日 14時01分15秒
先週までのうちに ワイヤブラシなどで
汚れや錆をあらかた落としておいたBMW2002tiiのエンジンブロック。
パーツ洗浄液の濃いのを作り(5%)
スチールウールなどで内外をごしごし・・・
まだまだ汚れ取れます
外に持ち出し 油汚れ用洗剤で洗う。
大寒だというのに、北陸では珍しく雪が無くて暖かいので助かる!
ニトリル手袋の上に軍手をはめて、ブロックの凸凹をなでるようにしての手洗い!
と言い聞かせる。
油よごれを洗い流します
メクラ蓋の穴をねらって ウォータージャケット内に噴射!
最初はやはり 赤さび色の水が出てきたよ
それぞれの穴から水路内を高圧噴射!
そのうち赤さび色はなくなった。^^
洗浄が終わったらすぐにエアブローで水飛ばしする。
オイル通路、ねじ穴・・・徹底的に。
そして廃油ストーブ横で
タオルで水分を拭きながら乾燥させる。
熱で乾いたらブロック塗装の前にミッチャクロンを吹く。
塗料の密着がよくなる魔法のスプレー。^^
ブロック内側には吹きませんよ。
塗料が入り込まないように穴をマスキング。
ロックペイントのプラサフ・グレーを吹きます。
この時期寒いから、スプレー缶自体をぬるま湯で温めてから良く振って吹きます。
捨て吹きの後、2回に分けてプラサフを塗装しました。
エンジンブロックは耐熱塗料でなくても こういった塗料でもOK。
ブロック形状ですが、
キャブ仕様とインジェクション仕様とでは 形状が違うなぁやはり。
塗装の下地塗装が終わったので、とりあえず錆びる心配なし。
ということで 上塗り塗装は いつでもいい。
ただし、塗装をしないエンジンブロック内側壁やシリンダー壁、オイル通路には錆が発生しないように浸透性潤滑油を十分に吹き込んでおいた。
次回はブロックの上塗りとしてブラックのウレタン塗装します。
BMW2002tii オイルパン塗装 ― 2025年01月20日 14時44分14秒
パーカライジング処理の終わったオイルパンにプライマーサフェーサーを塗装します。
ロックペイントのスプレープラサフ使用。
1回目の捨て吹き
その後、3コート。
これで下地塗装は完了。
翌日、上塗りをします。
ロックペイントの2液ウレタン塗料をスプレーガン塗装。
いつもは刷毛でべたべた塗っちゃうところですが、今年のにしやんは気合入ってます。(笑)
ソリッドカラーのブラックを80gに、硬化剤やシンナ―をいれて合計120gで足りるやろ
1回目 捨て吹き ・・・といいながらちと濃かったかな?
そのあと2回に分けて上塗り。
乾燥させて完了です。
2液ウレタンは主剤10に対して硬化剤を1混ぜるから 気温が低くても乾燥と硬化は早いね。
しかも、ガソリンやオイルにも強く、塗膜が硬い!つまり、強い塗膜になります。まぁ、オイルパンって、まず、人目に付かんところやけどね~
オイルパンの内側はもちろん 塗装しない。^^
エンジンオイルをしみこませた布で内側を拭いて エンジン組上りまでの間、錆びないよう油膜を作っておきました。
BMW2002tii オイルパン清掃と塗装下準備 ― 2025年01月18日 21時16分45秒
エンジン腰下のレストアという事で
一番下の部分、オイルパンも大事なパーツです。
とにかく底にヘドロ化したスラッジがたまってるので 灯油で洗います
ガスケットのカスもワイヤブラシでこそげ落とします
続いて外側。
錆がひどい・・・でも、へこみなどは無。
ワイヤカップブラシでさび落とし
細かなところはコイツで
こーんなもんだろう
オイルパンは外側を塗装するんですが 塗装前の下地処理をする。
適正処理温度は摂氏20~60度で10~20分濡れた状態にするんだが。。。現在の気温5度。
パーカライジング処理とは?
リン酸および可溶性リン酸塩を主体とする水溶液(metal readyなど)で金属を処理し,その表面に不溶性リン酸塩皮膜をつくる化成処理法。 鋼板の表面に亜鉛と鉄の複合リン酸塩を主体とする皮膜を形成させる。被膜の平均の厚みは0.1~3μm程度。防錆効果を発揮するだけでなく、塗装の食いつきが良くなりはがれにくくなる。
リン酸および可溶性リン酸塩を主体とする水溶液(metal readyなど)で金属を処理し,その表面に不溶性リン酸塩皮膜をつくる化成処理法。 鋼板の表面に亜鉛と鉄の複合リン酸塩を主体とする皮膜を形成させる。被膜の平均の厚みは0.1~3μm程度。防錆効果を発揮するだけでなく、塗装の食いつきが良くなりはがれにくくなる。
筆でぬりぬり30分
乾かないようにラップし、晴れているのでドライブに出かけ。
このまま3時間放置。
ドライブから帰ってから下地処理剤Metal Readyを よーく水洗いで流す
見た目はわかりませんが、表面にリン酸塩被膜、できてます。たぶん。
乾燥させると なんとなく表面の色がグレーっぽくなっているのがわかります。
温風で完全乾燥させます
明日、塗装します
BMW2002tii エンジンブロック錆取りなど ― 2025年01月17日 14時04分08秒
エンジンブロックの古いメクラ蓋を外します。
ポンチでガンガン叩いてクルリと回れば プライヤでつかみ取るだけですが
向こう側に落ちるときもあります・・・
でも大丈夫、プライヤで引っ張り出せばいいのです
メクラ蓋の裏側は錆びてるだけならいいけど、
穴が開きそうなぐらい腐食が進行してる場合も。
7個 ぜんぶ取れました
突き破ってしまった蓋は それだけ腐食が進行していたやつです。
ウォータージャケット内に堆積した赤さびを
鉄の棒の切れ端でツツイて落としているところです。
この作業、根気がいります~~~~~。
底の方に堆積した錆が おおかた落ちました。
手の感覚で 棒が底を引っ搔いているのが判ります。
このあと徹底的にエアブローして 赤さびを取ります。
紙コップ1杯分ほど 取れましたよ!
フレキシブルカメラで 錆取りの成果を確認します。
ウォータージャケットの穴からカメラを入れる
底の部分には もう錆の堆積はないですね^^
メクラ蓋のところの裏側です
シリンダとシリンダの間の箇所。もうちょっと掻き取りたいが。
ウォータージャケット内の錆取りはこんなもんでいいでしょう。
トイレ掃除用サンポール(中身は希塩酸)を満たして中をきれいにしただとか、ユーチューブで見ましたが、
そこまですることはないですね。あの匂いキライだし!
ヘッドボルトの穴の中をきれいにしておきます。
けっこうスラッジ溜まってるんですよ。
外側のヨゴレ取り。
ワイヤカップブラシをグラインダで。
きたねぇ~作業・・・
細かいところはコレで錆とり。
ガンコにこびりついた汚れ落としです。
さらにスチールウールで。何と丁寧な!
今日はここまで。
ハあ~~ 疲れた!!
BMW2002tii エンジン分解4 ピストン、クランクシャフト ― 2025年01月16日 14時06分37秒
エンジンのブロック側にあるクランクシャフトのあたりを「腰下」と呼びます。
今日は腰下の方を分解します。
オイルパント、外します。
当時は鉄製ですわ。
オイルポンプ外し
フロントカバー外し
タイミングチェーン、チェーンガイド、テンションレール。それにオイルポンプのチェーン。
みんな外します。
外しました
ではピストン&コンロッドを取り出します。
クランクシャフトにつながるエンドキャップを外します。
エンドキャップには「子メタル」と呼ばれる板ベアリングがはまっています。
英語では Connecting Rod bearing
メタルの表面には柔らかい金属がコーティングしてあります。
メタルの上に油膜がうす~く乗るわけですね。
メタルとクランク回転軸の間にこの油膜があることで潤滑され、高回転でエンジン回しても
焼き付かないようになっています。
木の棒でコンロッドを下側にコンコンして押し出す
ピストンが下に抜け落ちますので 手で受けます。
コンロッドに やはり 子メタルの半分がくっついて出てきます。
ピストンの頭には 3段構えでピストンリングが入っています。
上からトップリング、セカンドリング、オイルリング。
ピストンリングは 新品に交換します。ワロスの注文リストに入れます。
1気筒分で5000円。4気筒で2万円になります。
ピストン&コンロッド、4本全部 抜きました。
コンロッドの子メタルには いずれも このような摩耗が見られました。交換します。
そんなにひどいものではないけれども、ここまで分解しておいて交換しない手はないでしょう。
ふ~~
廃油ストーブでしばし暖まって 休憩ですぅ
続いて クランクシャフトを外すために
リアシールのハウジングを取り外し
クランクシャフトをブロックにとめている 5つのエンドキャップを外していきます
こちらにも、板ベアリングがついています。ただしこちらは「親メタル」と呼びます。
英語では Main Bearing
5つのエンドキャップを外したら
手でクランクシャフトを回し、そのスムーズに回る感覚を覚えておきます。
組むときに同じ感覚でスムーズに回れば問題なしということです。
クランクシャフト、外しました。重い!
9つある回転軸(ジャーナルという)には 傷もありません。よかった。
しっかり油膜で保護されてましたね。
(中心に見える筋みたいなのはオイルの通り道であり 傷ではありません)
ブロックには親メタルの半分が居残っています。
1番フロント側
エンドキャップのメタルと並べて見る。
中心にオイルの湧き出てくる穴とオイル通路の溝がみえます。
グレー色したメタルの表面は、すり減りや傷もなく きれいですね。
回転軸とメタルの間のわずかな隙間にオイルを送り込んで油膜を作らせるには
十分な油圧がかかっていないといけません。
油圧とオイルの品質は 大事なんですよ。
オイルはこまめに新しいものに換えましょう。
2番め
キャップ側に一部 摩耗が有るのが見えます(楕円型)
3番めは他と形状の違うスラストベアリングです。
軸方向への動きを制限し ガタツキをなくします。
全体的にきれいですね。
でも ちょっと全体がすり減りはじめているかな・・・4番め
キャップ側に一部 わずかに摩耗有るのが見えます(楕円型)
5番目(最もリア側)
キャップ側に一部摩耗有るのが見えます(長い楕円型)
キャップ側はピストンの力で押されるので 最初に摩耗してくるのは自然なことです
ということで、親・子メタル、ともに摩耗がありました。
新品に交換するので ワロスの注文リストに加えます。
もちろんスタンダードサイズです。
Main Bearing 親メタルセット 18000円、
Connecting Rod Bearing 子メタルセット 8300円。
メタルセット+トピストンリングセットで5万円近くになりますね。
しかし こういった肝心な部品が いまだに適正価格で出るってのが 素晴らしいところです。
部品があるから古い車でもオーバーホールできるし、維持しやすい。
これがマルニは維持しやすいといわれる所以です。
マルニは 当時それだけ世界中に売れた大ヒット作の名車で
半世紀たった今でも 世界中にマルニファンがいるという事です。
BMW2002tii エンジン分解3シリンダーヘッド分離 ― 2025年01月14日 16時40分22秒
シリンダーヘッドをブロックと分離します。
ディストリビューターの刺さるハウジングを外す。
その下にある パイプコネクタを外す。
エンジンからヒーターコアへクーラントの流れていきますが、エンジン側の出口の部分になります。
けっこう錆びてるので新品に交換するつもり。
アッパーカバーを外します。
カムシャフトプロケットと タイミングチェーンがあらわになります。
スプリング式のチェーンテンショナを外します。
カムシャフトスプロケットをカムシャフトから外したら
タイミングチェーンは横に寄せて置いておく
10本あるシリンダーヘッドボルトを緩めて外します。
この長く太いボルトが ヘッドとブロックをがっちり緊結しています。
このボルトは緊結の時に大トルクで締められてさらに角度締めされてるので塑性域まで伸びきっているので、再利用はできません、新品を買うことになります。
シリンダーヘッドをゴムハンマーで叩きショックをあたえ、取り外したところ。
シリンダーブロックとピストンが見えました。
古いヘッドガスケットをはがします。これまでごくろうさん。
今後、クランクジャーナルの計測等、いろいろ計測を行ってから ピストンを抜くことになります。
赤茶色い不定形の穴がウォータージャケットで、クーラントの通る通路。シリンダーを取り囲んで冷やすわけですね。
手前側の直線的点線的な穴はオイルの通り道。
こちら 取り外したシリンダーヘッド。
ヘッドも冷やすためにウォータージャケットがありますよ。
1番シリンダ燃焼室。
良く焼けてるようみにえるが。
TDCで取り外してるので吸気/排気バルブは両方とも閉じてます。
大きいバルブが吸気バルブ、小さいのが排気バルブ。
バルブの間にある小さなでっぱりがスパークプラグの先端。2番シリンダ燃焼室 ちょっとすすけてますが 許容範囲かなぁ?でもプラグ先端まですすけてる
3番シリンダ燃焼室
最もカーボンがひどい。排気バルブすら黒いもんね
プラグのギャップがカーボンでつながりそうだよ?燃焼室内にオイル漏れしてたかな?
あるいは混合気が濃いか。
この車、アイドリングで黒くすすけた排ガスが出てたもんね。
オイルが燃えてるんなら エンジンOHで治るが。
オイルが原因でなく混合気が濃すぎるというなら、インジェクションポンプの調整か・・・?
4番シリンダ燃焼室 こちらもカーボン多め
ちなみにこれは キャブ仕様のBMW2002Aのシリンダーヘッドを降ろした時の写真。
まぁ・・・どのマルニもこんな具合に黒くすすけてますわな(笑)
ただしプラグ先端はすすけてないからね。
BMW2002tii エンジン分解2 ― 2025年01月13日 20時44分44秒
ヘッドにへばりつく インマニ取り外し
冷却水のディバイダの取り外し
2つのセンサーがあります。
左は水温センダー(水温メーター用)。右はサーモタイムスイッチ(コールドスタートインジェクタが冷間始動時にガソリンを何秒吹くかを水温で決める)。
う~む・・・ この腐食具合・・・・JBウエルドで補修すれば再利用できるかな~???
幸い 新品で出ますが2~3万円するのだ・・・。
あとのことを考えれば 新品があるうちに買っといたほうがいいだろうな
ブロックの排気側。
まるいへこみはブロックのメクラ蓋(フリーズプラグ。万が一冷却水が凍ったときにここから氷があふれ出してブロックを割るのを防ぐ安全装置)
パテみたいなもんが詰めてあったり 黒く塗られていたり、錆が溢れ出ていたり・・・
1番シリンダ付近のメクラ蓋。
ドライバでつついたらパテがはがれた(笑)
水漏れしてたのかな
4番シリンダ付近のメクラ蓋。
ウォーターポンプから一番遠いところ
下にあるのは ブロック内冷却水排出用のボルトだが
外しても中は錆の堆積物で埋まっている。
冷却水管理の悪いマルニはみんなこうなってるね。
上のメクラ蓋をつついて破壊してみると 中は・・
うぎゃ~!赤錆の堆積!
ここの位置まで錆が溜まってるの?!!
見えるところをドライバでほじくり出したが・・・
こりゃ相当なモンやな~~~~(泣)
このちょっとほじくっただけでこの錆よ・・・・
酷いな~~~ やりがいがあるといいますか・・・
エンジンブロック内のウォータージャケット内の3~4割は、錆で埋まってるなこりゃ
マイ2002 冬用エキマニカバー ― 2025年01月12日 14時28分33秒
BMW2002キャブ車の 春~秋用のエキマニカバーと
キャブへのフレッシュエア導入パイプを外し・・・
冬用のエキマニカバーを取り付ける。
M6ねじ4つで取付
エキマニカバーを正面から見たところ。
エンジン始動とともにすぐに熱くなってくるエキマニですが
その周辺の暖まったエアをキャブに集めようというしろもの。
ちなみにこのアルミホイルはなにか?
エキマニにはグラスウールのサーモバンテージが巻いてあり
メンテなどで素肌が触れるとチクチクするのがいやで
アルミホイルを巻いて針金でしばっている。
冬用エキマニカバーにアルミダクトを接続し このように暖かいエアをエアクリケースに導く。
こうすると、気温の低い厳冬期でもエンジンがまだ冷えている間のぎくしゃくした感じの時間帯が短くなる。
温かいエアがキャブに入るから、ガソリンも より早く 霧化するんでしょう。
気温の低い時期に より早く通常運転状態に持っていくための装置ともいえる。
4月あたりまでは このままでいこう。
アルミダクトが 高速回転するファン(赤色)に接触しないように
針金でエンジン側に寄せつけておく。
また 「ハリガネマン」的な技だ。(笑) あ~あ~カッコ悪りぃ
珍しく晴れた北陸地方。
ガレージ前の雪も とけました
暖気も終わったんで
サンソンを聞きながら
LET’S HIT THE ROAD!
真冬でも 運転するたびに、
室内が暖まったらクーラーをつけてやることにしてます。
立山連峰の雪をみながら 新湊大橋往復コース。
先日の寒波でも この程度の雪で済んで 良かったわ
次は 弱ったバッテリーでも交換してやるかな?
BMW2002tii エンジン分解1 ― 2025年01月10日 13時31分54秒
この寒波でまた雪が降りましたな~
でもここ富山の海沿いでは 積雪12cmってところか。
では2002tiiのエンジン分解始めます。
エンジン上部にはインマニがでーんと鎮座しているのですが。
エンジンを降ろす前に 外しておりました。
エンジンを吊るワイヤがひっかるのでね。
では
機械式インジェクションの燃料デリバリパイプから。
このパイプだが、どのぐらい持つのだろうか。
割れる状態ではないが、やはり劣化していくんだろうからねぇ・・
インジェクタの部分、このように 分割なるんだね
ここに圧のかかったガソリンがポンプから送り込まれると
どういう仕組みで(構造で) ガソリンを霧にしてんのだろうか
インジェクションポンプはクランクプーリーによってベルト駆動される。
なんか、ポンプのスプロケの合いマークがずれてるような?
これで正常なのか?
プラグの点火時期みたいに圧縮上死点前で何度か合わせるのだろうか
大トルクで締まってるクランクプーリーナット(30mm)は、
エンジンを降ろす前に緩めておいてありました。これがコツ。
エンジンスタンドにのせてから緩めるのは 大変なんです。
クランクプーリーを外しますと 駆動ベルトも外れます
ベルトは意外に薄いものだった。
バルブタイミングのコグドベルトのような感じでは ないな・・・
フロントオイルシールからのオイル漏れ。
当然 交換する箇所ですね
ホース類も外していきますが
水回りの錆というか腐食がひどいなぁ~このエンジン・・・
質の悪いクーラントを使っていたんだよな~
この分じゃ エンジンブロック内のウォータージャケットも・・・おお、こわ。
インマニ下のパイピングも複雑だなぁ~
やっぱりキャブ車とは勝手が違うや
ひとつひとつ 外していきます
ウォーターパイプは 腐ってました・・・
今日はここまで。
次回は
インジェクションポンプ外し、
そしてシリンダーヘッド降ろしあたりかな。
さぁ~ また 雪かきしなきゃ
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