BMW2002A エンジン始動 ― 2022年09月08日 17時10分19秒
いよいよエンジンを始動します。
キャブのフロート室にガソリンを満たします。
燃料ラインとキャブを接続。
プラグをはめます。ちゃんと点火しますんで^^はい
各部を十分チェックしたら、念じて キーをひねります。
ガソリンも既にキャブまで来ているから、すぐにあっさりかかりました。^^
すぐにメータの油圧警告灯と発電警告灯を見ます。
イグニッションオンで点灯していた 上の赤いランプがともに消えているのでオルタネータで発電し、エンジンの油圧もちゃんと上がってます よかった^^
すると間もなくATから ジャァァ~と 音がしだしました。
先に入れて満たしておいた2LのATFがトルコンにまわりきってしまい、ATFオイルパンの中ではATFが空になってしまったのでしょう。ポンプの打音のような感じです。これは予想通り。
いったんエンジンを切って またATFをめいっぱい満たしてからエンジンをかけました。
ATFはマニュアル通り、トータル5L入れました。あとで量を微調整します。
ATのギアを各レンジに入れてしばらく1分ほど保持。ATFを十分にAT内部にいきわたらせます。
後輪もシフト操作に合わせて 回っています。
※ATF量はエンジンがかかっている状態でディップスティックで見ます。
MINとMAXの間にあればいいのですが、
マニュアルでは「冷間時で MINの1/4上にあればいい」とあります。
実際みてみるとMAXを1cmほどこえており入れすぎでした。これだとATFが泡だってしまい適正な油圧が出ないとのことなので、後でオイルチェンジャーで上抜きします。ちなみにMINとMAXの線の間が600㏄だそうです。
エンジン下のチェック。ベルト問題なし。液体の漏れなし。
でもこのボボボーという 聞きなれない 排気漏れのような異音はなんだ?
どうやら新品のファンがクランクプーリーにかすかに触れて音を発しているようです。
樹脂のファンがかすかに当たっている音が ボボボ~と聞こえるようです。
最初に少し削っておいたのですが まだ足りなかったか、回転するとかすかに変形するのかも。
あとでファンの方を少しナイフで削りましょう。
シリンダーヘッドとブロックの境目、オルタのそばのこのあたりは高圧のオイルラインが通っているところ。
ちゃんとヘッドガスケットでシールされています。漏れなし。
オイルフィルタは手締めで十分でした。
交換したオイルシールからもオイル漏れなし。
エキマニに吹いた耐熱ペイントが排気熱で焼けて うっすら煙を出しています。
でもそのうちに出なくなりますので放っておく。
プロペラシャフトとマフラー
緩衝や排気漏れなし
ATのオイルシールからも ATFもれなし いまのところ
クーラントはトータル7Lほど飲み込みました。
エア抜きも完了、ヒーターコアまでクーラントが回りました。
1200回転ほどでアイドリングを30分程度続け、エンジンも十分あったまったので停止。
すぐにアツアツのヘッドカバーを開けて 手順書に従って10本のヘッドボルトの増し締めをします
エンジン80度を25分保ってから 最終の角度締め(20-30度)をしろとヘッドボルトの説明書に書いてあります。ボルトを締める順番も書いてあります。
翌日またオイル漏れなど点検します。
とりあえずエンジンかかって一安心。
微調整はこれからです。
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