地元の2002tii整備8 ラジエターとホース取付 ― 2025年03月07日 14時55分44秒
BMW2002tii エンジンブロックにあるクーラント・ドレン穴の掃除.。
ウォータージャケット内に堆積したでドレン穴がふさがってしまっていました。
使い古しで細くなったワイヤブラシを中につっこんでこすります。
つっ込めるのはせいぜい2~3cmですが。
ウォーポンからブロック内に真水を流し込みます。
ブロックを通って ドレン穴から勢いよく真水が流れ出てきます。
この水勢で ウォータージャケット内に堆積した錆を押し出そうという試み。
出始めの頃の水には よく見ると 赤さびのカスが混じっています。
だんだん 出る水が きれいになっていきます
7~8リットルは流したでしょうか。
たらいに錆のカスが沈殿してました。
ドレン穴を見ると 大きな錆の塊が引っ掛かっていました。
ピンセットでなんとか引っぱり出しました
ドレンボルトのクラッシュワッシャを新品にします。
もう中にゴミは見えないね
19ミリドレンボルトを締めました。
2年に1回のクーラント交換の際は 必ずここを開けて
ウォータージャケット内に堆積した錆も流し出してください。
ではホースの取り付け開始。
シリンダヘッドとウォーポンを接続
水温80℃で開きだすサーモスタットも新品に。
ホースバンドは贅沢に Made in SwedenのABAホースバンド。
水色がBMWエンブレムカラーを思わせます。
堅牢さでは ABAの右に出るホースバンドは知らんなぁ
赤い樹脂製のファンブレードを装着
M6ねじ4本ですが この取付は 結構めんどい。
ラジエタを外さないと これの取り付けはできないでしょう。
新品ラジエータのドレンプラグの装着。
M14に細目ピッチ1.5mmのボルトを防錆のパーカライジング処理済みのもの。
ドレンワッシャに さらにご丁寧にウルトラカッパー塗り。
カドをぶつけたのか、けっこうへこんでしまっているのが残念です。
ここから水漏れしなければいいが・・・
ラジエターをエンジンフロント部の隙間に挿入し、
4か所でボディにボルト止め。
ラジエターにロワーホースを接続。
このロワホースの妙なひねり形状は、クーラーコンプレッサー取り付けを意識しての形状ですね。この2002tiiはオーナーさんの意向によりクーラーレスなので、問題ないです。
ラジエターにアッパーホースを接続。
クーラントの補充では このアッパーホースの断面積(円形)の少なくとも下半分がクーラントで満たされるようにします。
ラジエターとファンの間
エンジンが振れても接触しないよう、これぐらいのスキマが必要。
急ブレーキングの時などは エンジンはゴムマウントで固定されているとはいえ
結構 前側に動くはずですよ。
シリンダヘッドの後端部 このホースも交換。
結構 クーラントが熱くなるホースなので いたみは早いホースです。
このホースは シリンダヘッドで熱くなったクーラントが
ヒーターコアに向かう経路です。
ヒーターバルブはこれから加工しますので ホース取付はここまで。
おまけ。
薄汚れたウオッシャータンクは ホース取付の間、
アルカリ性のパーツクリーナーで煮てました。
汚れを取るためです。
配線類にコルゲートチューブをつけて タコ足からの放射熱を遮熱するとともに
配線を上側に寄せます。
いよいよタコ足取付の下準備です。
コメント
_ JG54 ― 2025年03月07日 17時20分41秒
いや~怖いほどの偶然で先ほどラジエター液の交換を本日やりました。残念だったのは横着して19ミリドレンボルトを開けずにラジエター側だけで交換しちゃいました💦もう少し早くにしやんさんのブログを拝見してたら横着しなかったんですが(涙)
_ にしやん ― 2025年03月07日 19時51分11秒
JG54さん なんという偶然。
ラジエターのロワーホースを外しても
ウォーポンのラインからブロックドレンまでの位置には残ってます。
とはいえ、そんなにたくさんも残ってないんですが^^;
あのドレン穴をあけると けっこうクーラントが暴れて出てくるので飛び散るのでイヤなことは嫌だ。(笑)
ラジエターのロワーホースを外しても
ウォーポンのラインからブロックドレンまでの位置には残ってます。
とはいえ、そんなにたくさんも残ってないんですが^^;
あのドレン穴をあけると けっこうクーラントが暴れて出てくるので飛び散るのでイヤなことは嫌だ。(笑)
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