BMW2002tii オイルポンプ点検 ― 2025年01月23日 21時52分08秒
エンジン腰下回りのパーツを洗浄しながら 点検していってます。
地味な作業ですわ・・・
オイルポンプの点検。
外した時はごらんのとおり真っ黒に汚れてた。
オイル管理 悪かったな~
分解して「トロコイドポンプ」を観察。
チェーン駆動で軸が回転することでオイルが圧送されるしくみ。
アウターローターを外してみてみると・・・
ギアの摺動面(アルミ素材)に深めの線キズ発見!
ギアを見ると、何か金属片を2か所噛んでおり
ギアに食い込んでいるではないか!
ギアに食い込んでいるではないか!
別角度で もう一枚
これじゃあ あんな線キズもできるわな~
オイルに入り込んだごみを噛んじまったか・・・
リューターで食い込んだ金属片のでっぱりを慎重に削り、
全体的に軽くオイルストーンがけ。
オイルをたらし、組み込み。
ちゃんとひっかかりなく、トロコイドギアが回転することを確認。
インナーローターの凸が4つなのに対して、
アウターローターの凹が5つなのがこのポンプの仕組みのミソ。
軸が回転することでオイルを吸いこみ、そしてかつ、オイルを押し出す仕組みとなっている。
まぁ あの傷で油圧が不足することはないはず。
新品のオイルポンプなんて出ないから このまま洗浄して再利用だ。
リリーフバルブの部分も分解。
あ~~ やっぱ中には スラッジが・・・。ここも洗浄~~
灯油で洗浄。
スプリングと、スライドピンに異状なし。
ポンプのオイル吸い込み口には 異物の吸いこみはなく。
なるべくきれいに洗浄して エンジンへの組み込みを待ちます。
それまでオイルをまぶしておいて 錆びないようにして保管しておく。
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