BMW2002tii ヒーターボックスのオーバーホール4ボックス本体編 ― 2025年02月18日 22時31分08秒
プラスチック製のヒーターボックス本体は
経年劣化でいろいろとひび割れがありますので
プラスチック溶接機で治します
もげていた部分は このように熱したピンを溶け込ませ修復。
このあとピンをニッパで切り取ります。
こういうところのクラック。
こちらも熱したピンを溶け込ます
接合後。ジュワッと溶け込ますだけ。
ピンを切り取った後、ハンダゴテで溶かし ならしておきます。
フラップの開閉機構を外します。
錆取りをします。
こういうところのブッシュ、すでに経年劣化で砕け散って
無くなってしまっている・・・
モノタロウで求めたブッシュ。
オイルをしみこませた特殊な軸受け
これを入れるために
フラップの溶接個所を削って いったんフラップを外します
外したあと、ブッシュを入れて
また溶接でフラップをつけます。
樹脂製のブッシュに溶接熱が伝わらないように気を付けます
その後、錆止め塗料を塗装
ケースに組み込み。
フラップの動きを確認しながら。
ヒーターコアを入れてみました
ブロワモーターもケースに組み込み
4つのクリップで固定します
ファンがどこにも接触せずに回転することを確認する
あとはヒーターバルブと コントロールケーブルを取り付けるだけ。
ヒーターバルブを固定するステーを鉄で製作。
今後 位置関係を調整しながら溶接して作る。
ワイヤケーブルのコントロールにも手を加えて
パネルが光ってみえるように LED照明(SMD)を組み込みました。
あとはケースに取り付けて 調整して完了となります。
空調ヒーターボックスのオーバーホールは面倒ですが
快適に車に乗るには 必須のレストア項目になります。
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