軽自動車修理、2選 ― 2024年12月01日 09時19分25秒
レストアの合間に入った 軽自動車の修理。
こんなん入ってくるから レストアはかどらんのよ。
まずは嫁車のトヨタピクシスエポック。(ミライースOEM)
冬タイヤに交換していた際に タイヤハウス内の点検で発見しちまった、
ドライブシャフトブーツ切れ。
しかも左右とも中のグリスが飛び出してました。
FF車の宿命だね。6万キロでやぶけた。
でも、両方がほぼ同時にだめになるという、日本製品の
品質の均等さに驚きましたです。
古いものはカッターで切り裂いて外し CVジョイントのグリスの掃除
ミヤコのMタッチをネットで購入。左右で1万。
分割式のドラシャブーツです。こいつが楽。
ミヤコの「Mタッチ」は取付も簡単です。
接着剤や高温加熱ホッカイロを使用する 類似製品の「スピージー」よりも手軽でいいと思う。
箱の一部、グリスガードとして使用することになってる。すばらしい。
グリスを封入し、バンドで取付する。
ハンドルをめいっぱいにきっても 接合部分、裂けてきません。
中にスプリングの入った特殊な結合形状をしています。
しかもゴムがやわらかい。
3年3万キロ保証。素晴らしい。
なによりも手軽にできるのがいい。満足。
ついでに6万キロ走ったCVTFの交換。
5万キロで交換せよとのメーカー指定のところ なまけてて。
まぁ フルードの汚れとしてはこんなもんだろうな
嫁のマイルドな運転では 滅多な金属粉とか ないし。
オイルパンきれいにして。
磁石にもびっくりするようなスラッジはついてなかった。
フィルターやガスケットは交換しますです。
新しい指定CVTFを 抜けた分の2.5L注入。全体の7割は新油に置き換わった。
続いて ホンダ N-WGN (JH3)が入庫。
親戚関係の車。
ガードレールにこすったとさ・・・
パールホワイト塗装なんて 難しすぎて にしやんは板金できましぇーん
オーナーさんと相談して ドアをリサイクル品にまるっと交換する作戦で
安くあげてやろう。
普通に修理工場持っていったら 50~60万はかかるでしょうな。
内装剥がしから
成型が素晴らしい
ロック機構外し 難しいこともない
配線外し カプラーが割れないって いいねぇ~
ヤフオク!で調達した同色プラチナホワイトパールのリサイクル品ドア。
すこし、傷があるが容認できる範囲、とのオーナーさんのゴーサイン。
2枚で送料込み4万。
ただし、ガラスとか、モーターとか、取っ手とか、な~んもない。
ちなみに、新品でもドアは購入できますが、1枚4万する。
しかも、未塗装品です。
とりつけ前に同色に塗料を塗る必要があるのです・・・。
リサイクル品は安いですが、同色のものが見つかるかどうか、が鍵です。
さすが大衆車、ヤフオクにありました。(多少傷アリですが)
でも、内装屋ガラス、ミラー、ウエザーストリップなど、
装備品は全て移植していかねばならない・・・これが手間ね。
まぁ このあたりはマルニのレストアでもやってるので。
最新の車はどうなっているのか?と興味もあります。
ウエザーストリップの密着度や取り付け方法、素晴らしいよ。
マルニに使えないかな~
前側 完成。窓やロックの動作もチェック済み。OK!
うしろにとりかかる。やり方はほぼ前と同じ
ハイ、完成!
チリ合わせの必要もなしで、スバラシイ。
2022年式 ホンダN-WGN(JH3)
ちょっと試乗させてもらいました。
まず感じたことは
「最近の軽自動車は重いな~」ということ。いろいろ ついてっからね。
あとやたらピーピーなんだかんだ言ってきて、うっせーわ。ほっといてくれ。
CVTも なんか もわ~んとした乗り味で・・・キモわるいな~。
プッシュスタートのスマートキーって どうにも慣れなれないし。
最新モデルだけど、ヘッドライトはハロゲンかよぉ。
短い試乗だったけど、いいところが 1つも見つけられんかった。
たぶんにしやんが古いタイプの人間だからだと思う。
自分の乗ってる5万円で買ったH21年式ムーヴ(L175S)のほうが
圧倒的に軽さがあり 4ATできびきびした走りで好ましい。
今回の修理
リサイクル品ドアの利用で、工賃込み請求額76000円。
10時間作業工賃プラスアルファで 儲けとしては36000円。
教訓:ボディカラーは最も売れているものを選べ!
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