SLK230Compressor(R170)ルーフのロックシリンダ組み戻し2022年09月18日 22時20分41秒

初代SLKのルーフロックシリンダ 戻して組付け。

パネルの組み立て


リアガラスに垂れた作動油の掃除

マニュアルに従って 手動で屋根を戻します。

戻しました。


トランクを開けて 油圧ポンプに作動油ZH-Mを補充する。
注ぎにくいところに補充口があるので、注射器にチューブを取り付けて注入します。
150ccは入ったでしょうか その分漏れてたってことですね




上限いっぱいまでに。
この後ルーフを作動してからまたチェックし、適正な位置まで再補充しました。

注ぎ口のオーリングも新品に。内径10ミリ。

オイル注ぎ口、狭いところにある・・・!

油圧抜きボルトもちゃんと締めます


トランク内のこのカバーをこのように閉めないと 電動ルーフが開閉しないようになっています。
ルーフ収納用のスペースを確保しないといけないってことです。


無事、ルーフ開閉 動作し、油漏れも今のところもありません。よかった
シリンダの中のエア抜きの必要は ありませんでした。


まだ天井の内装材は 取り付けてません。

しばらく乗ってルーフ何度か開閉して 
シリンダから「にじみ漏れ」がないかを 確認してから納車したいためです。


試走に出て 何度か バリオルーフの動作確認



オイル量のチェック。当然ながら オープン時とクローズ時の油面の高さが違う。

ロックシリンダのオイルライン、こう組んでいたのを・・

このようにオイルラインを組み換え

オイルは漏れないのだが、フェルトをシリンダの端にあてがいアルミテープで固定。 

これで天井材を戻します。できるだけ油はふき取りましたが
完ぺきではありません

手動ロックの穴も塞ぎ 完了

後日納車します。



今回油圧シールを交換したのは1番。
4番はやはりオイル漏れ起こりカーショップに依頼してシリンダごと交換済み。
6番はメインポンプ。
よって、あとオイル漏れの可能性があるシリンダーは2,3,5番の3つ。
明日漏れてきても 不思議はありません。
オーナーさんはこのさい全部とっかえたいとのことですので
全部のシールセットを注文しておきました。
それが届けば また近々 入庫することになるでしょう。


ふつうはシリンダごとの交換となりますが
あえて工夫して シールのみを交換して 安くあげています。

これらはそれぞれの油圧シリンダ群ですが ディーラーでは1品8万円はくだらないとか。

オークションでは意外に安く入手できる初代SLKですが やはりバリオルーフからの油漏れがネック。
10万キロ近い個体は まず漏れてくると思います。
でもこれらのシール交換術をもってすれば 他は問題なく 楽しくオープンカーライフが楽しめると思います。