地元の2002tii整備6 スロットルまわり取付2025年03月05日 11時47分23秒

スロットルリンクにつながるスプリング。
これがあるから、アクセルペダルの「踏みごたえ」が出る。
アクセルを離したら アイドリングに戻るのは このスプリング(引きばね)が仕事をしているから。

しかし!
このスプリングが引っ掛かる部分が 長年の使用で 軸が削れてしまっていた。
グリスもささないで 乗っていたから こうなったんだろう。

溶接で埋め

精密ヤスリで 手削りで溝を掘りだす。


スロットルのガスケットを切り出し


スロットルバタフライの軸受け部分に
新しいラバーキャップをはめる。
シャフト軸から二次エアを吸ってほしくない。
ゴムキャップはモノタロウから調達しました。




ガスケットを置き スロットルボディをサージタンクに装着


シャフトはスロットルリンクにはめ込みます


外す前にマークしておいた位置でシャフトを固定する。

実際のアイドリング微調整は ここのねじの突き出し長さで調整します。

スプリングを 溶接修理したフックに引っ掻けました。
摩耗しないよう しっかりグリスを塗布。
グリス切れが無いか 1年に一度は チェックする箇所です。


スロットルボディーにあるこのバキューム取り出しラインですが
取り外し前は右側の黒いホース(ブローバイホース)とつながっていたのですが
それは意味がないと思い、ともにメクラにしました。
ブローバイガスを スロットルバタフライ以降に吸わせても 何の意味もないでしょ。
予想ですが ブローバイホース側に刺さるバキュームホースは、本来は、ガソリンタンクから来る蒸散ガスを吸いこませるためだと思います。この車、チャコールキャニスターがないですが。。。

スロットル側のバキュームホースは、バキューム(負圧)の取り出しと思います。
例えば、クーラーのアイドルアップ装置などを負圧バキュームで稼働させるために、あるいは、デスビのバキューム進角装置を負圧で作動させるものではないかと思います。

ともにこの2002tiiには必要がありませんので、塞いでおきました。
ここから空気を吸わせていると、アイドリングが少し(300~500rpmほど)上がっちゃうはずです。



インテークマニホールドを取り付けます


M8ナットとスプリングワッシャを新調し、4本取り付けました。
こなるともう サージタンクはグラグラしていません。

インジェクションポンプから出ているガソリンのリターンライン(燃料タンクに戻る)、
そしてオイルディップスティックのパイプを取付。
スターターの太いプラスラインをここでホールドする。ここは厳重に被覆します。
赤いビニルテープ巻きで、これがプラスのラインであることを目立たせています。


WUR(ウォームアップレギュレータ)のクーラントホースを取付。

ガソリン供給ホースの取り回しをして、インジェクションポンプに接続。
コールドスタートバルブと、K&Nエアフィルタも取り付けた。
サージタンク ~ ブレーキブースター間のバキュームホースは
時間切れで取付できなかったが
エンジンの吸気側はほぼ終了。

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