BMW2002A 燃料パイプ交換2022年05月19日 06時30分38秒

燃料タンクからエンジンルームに向かう燃料パイプ(図の2)を交換しました。

自分がワロスから買ったときは黒色チューブでしたが 今見たら透明チューブになっていました。


これが買ったものです。
古いものは透明系、ですが黄ばんでいます。
年月が経っているので硬化して「ぽっきり」折れそうに思いますが、意外にまだ「しなり」があります。
とはいえ ここから燃料漏れは絶対してほしくないので交換です。


燃料サプライ経路。
ガソリンタンクから出て・・・室内に向かう。

室内からの写真。
右のタイヤハウスの下を通って・・・ (上に見えている青いチューブはエンジンルーム内のチャコールキャニスターに向かうチューブです。ガソリンチューブと並行しています。)



室内の右隅を通ってフロントへ向かう

シートの台座下をくぐります。


フロントに到達

ヒーターボックスの前、バルクヘッドをつたい中央へ(ヒーターボックスの裏)・・・


バルクヘッドのゴム穴を通ってエンジンルームへ。
エンジンルームからはゴムのガソリンホースを接続し、燃料ポンプに接続します。

金属との接触部には必ず緩衝材を。振動でこすれて燃料漏れしないように。



【燃料の流れ サプライ】
燃料タンクから燃料ホース20cm ~ 燃料チューブに接続、室内へ入る ~ 室内右隅を沿ってフロントへ ~ バルクヘッド通過 ~ エンジンルームへ入る ~ 燃料ホース30cmに接続 ~ 燃料フィルター ~ 燃料ホース10cm ~ 燃料ポンプ(シリンダーヘッド横) ~  燃料ホース30cm ~ エンジン負圧による開閉弁(キャブ側とリターン側にホースが分岐) ~  燃料ホース10cm ~ キャブレターへ接続

【燃料の流れ リターン】
バキューム開閉弁 ~ 燃料ホース70cm ~ バッテリートレイ下の金属製燃料パイプへ接続 ~燃料パイプは車体外側下の左側隅を伝いリアへ ~ 左後輪付近で燃料ホース1.5mに接続 ~ トランク内へ入り ~ 燃料タンクへ接続、燃料がタンクに戻る。

※ホースバンドは合計20個程度必要。


旧車は特にガソリンもれがないよう 特に気を使いたいものです。
もちろん今回、全部の燃料ラインはホースバンドも含め新品に交換です。(金属製のリターン側燃料パイプだけは再使用)

真冬の早朝、吹雪の高速道路、長いトンネルの手前で燃料ホースからのガソリンもれによるエンストを起こした・・・原因は経年劣化で硬化した燃料ホース端からの亀裂で燃料漏れしていたのですが(燃圧不足によるエンスト)、長いトンネルに入る前にエンストして良かった!!!吹雪の中、サプライ側のホース端っこの亀裂部を切ってあらためてホースを締め直したらエンジンがかかりましたが、その後のトンネル通過中はもしかしたらまたエンジンが止まるかもと思い生きた心地がしなかった!

もう、古い輸入車は車検ごとに燃料ホースは新品に交換しても良いくらいです。
特に中古で買ったくるまは、すぐに!交換しましょう(笑)
できれば国産品の燃料ホースを!!大野ゴム、togawa、ヨコハマゴムで。

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