BMW2002tiiを試乗させてもらいました2024年06月01日 18時14分17秒

最近 このブログを通して知り合いになった
同郷のBMW2002tii乗りの方とツーリングに出かけて
インジェクション仕様の2002tiiを試乗させてもらいました。^^

サハラべージュの1974年式。
インジェクション仕様のBMW2002tii 130馬力。
至ってノーマルな仕様。クーラーレス。
かれこれ30年近く乗っておられるそうです!すごい!


ナルディの革巻きステアリングにホールドの良いレカロシート。
4速マニュアルトランスミッション。クーラーは無し。
このシフトノブ操作でのギアの入り具合ですが癖があり
今いったいどこに入っているのかはっきりわからないというもの。
言い方が変ですが、1速~4速に入れても ノブがその位置てちんとしていない。
シフトに入った状態でもシフトノブがけっこうぐらぐらと自由に動くんです。(ギアははいったままだが)
にやんのマルニもそうだったし、みんなこうなんかな。
最初に乗った方は面食らいます。
これがマルニ以降のBMWではこれが改善されていきます。
ミッションのシフトノブ根元にある押さえスプリングが追加になっていったのでしょう。



さて試乗インプレ。
さすがインジェクションだけあって、ノーマルキャブ車の100馬力と比べてパワフル!
tiiは130馬力だから 踏み込んだときのトルクの出方がやや太めです。
爆発力がでかいという感じがします。
結果、時速60~70kmからでも踏み込めはぐいぐい加速していくという中間加速が良い。
前回レストアしたWEBWR45DCOEを2連装した丸テールのマルニに迫るものがあります。
時速100km~110kmが快適とはオーナーさんの言葉ですがその通り。
時速100kmで3200~3300rpmといったところ。これで快適に走るんで、4速で十分という感じがしてオーバードライブの5速が欲しくなるという感じはしませんでした。
スポーツマフラーがついてるので勇ましい音だがうるさい騒音ではなく
それが出力の出方にマッチしていて 運転していてヤル気にさせてくれる。
帰路に海岸線のワインディングを運転しましたが パワーの出方も十分で
「使い切り感」があって、「もうこれで十分いいじゃん!」という感じでした。
4000rpmまでの踏み込みで十分でしたが これhがついつい「踏みたくなる」車ですね。


能越道を走り 道の駅いおりで休憩。
語りで うだうだします。


点火系統はCDIを組み込んでありチューンされていました。
どうりでトルクもあるわけだ。納得。
コイルの配線


エアクリはノーマルを外して社外品をつけてありました。
この方がエンジンルームがすっきりしますね。

エンジンオイル&フィルタを交換されたばかりとのこと。
至って調子はいい。


海岸線のワインディングも運転させてもらいましたが
足回りもビルシュタインのショックにアイバッハスプリングでやや低めてあり
ふわふわしないのでコーナー攻めやすい。
もちろんマニュアルだから任意に低いギアに落として
踏み込めば、鋭い加速も思いのままです。
おもに3速で走って気持ちよい。
パワステはありませんが、走り出せば問題ありません。
運転して操って大変楽しい車でした。

もうあとは、後付クーラーを装着すれば
気温の高い季節でも快適なFUN to DRIVE な車になるでしょう。
(幸いなことに このtiiにはクーラーコンプレッサーを駆動するための溝がある
クランクプーリーが装着されていました^^)



現在あずかっているレストア中の2002tiiもこんなふうに
運転して楽しい車に仕上げたいですね。
そんな気持ちを新たにしました。




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