自分のBMW2002 ラジエター装着、冷却水ホース交換、冷却水入れ ― 2022年05月02日 07時37分46秒
今日は自分のマルニの エンジン冷却系のメンテである。
ラジエターにクラックが発生し、かすかに冷却水が漏れていたのを
金沢市の草島ラジエターに持ち込んで1万で修理してもらった。
5か所ほど、クラックやらピンホールやらを修理してもらった。中身の洗浄と耐圧試験もやってもらった。
塗装も終わったので、ようやく自分のマルニにに載せることができた。
この際 ロワーホースも新調。
アッパーホースも新調。ヤフオクで両方セットで出ていたのを手早く買った。
ファンとの隙間もある。OKだ。
もう一か所。
シリンダーヘッドとヒーターバルブをつなぐホースも 交換しなければならなかった。
ヒーターバルブ手前でかすかに漏れがあったのだ。
シリンダーヘッド側のホースは 熱でひどくつぶれて もうあかん。
まぁここのホースが一番、熱にさらされてしまうところだし。
ヒーターバルブ手前にはピンホールができており かすかにもれてきていた。
シリンダーヘッドの後端にそのホースをつなぐところがある。
エンジンブロック→ヘッドで熱くなった冷却水が次に向かうところはヒーターコアなのだ。
錆取りをし、錆転換剤サビキラー塗り。
サビキラーが乾いた翌日にホースを接続。
狭いところだが、いままで整備してきたハイパワーな車たちに比べれば
こんなのはだいぶ広いほうだ。
また数年持ってくれよ。
個々のホースは傷みが早いから、予備を用意しておこう。
バルクヘッドを通るのでそこのグロメットも交換する。10年で もうぼろぼろだ。
熱で劣化するんだろうな。
モノタロウで買った膜付きグロメットを使う
ぴったりです。
膜を切って 取付。
ヒーターバルブに接続。Ok!
ヒーターバルブ前後はホースの繋ぐ目が多いので、
万が一どれかから冷却水が漏れても室内に冷却水が入らないように「トイ」を作ってつけてある。
冷却水が漏れ出てきたら、雨水と一緒に外に流れていくようになっている。
また、ホースバンドはステン製で、8ミリのラチェットで回せるものをチョイスしている。
ドライバーでは回しにくいのだ。
では冷却水を入れよう。
エンジンブロックの水抜き穴ボルトのオーリングを交換。
エンジンブロックのエキマニの下にある冷却水ドレンボルト 19ミリレンチで締めこみます。
冷却水を入れるときは いつもこのクーラントチャージャーを使う。
エアコンプレッサーにつないで、ラジエターに器具を接続して セット完了!
5年、10万キロもつという長寿命な冷却水を使用。 色はブルー。
エアコンプレッサーを稼働、徐々にホース内が負圧になっていく。
徐々にホースがつぶれていきます。中は空気が吸い出され、真空状態になっていく。
このあたりまでになったら、バルブを閉めてしまう。
アタッチメントを交換して、冷却水を吸わせていく。
バルブオープンで、冷却水は勝手に吸い込まれていく。
冷却水が吸いこまれるのに伴って、負圧も0に近づいていく。
ここまでになったら、吸い込み完了!
適量まで 冷却水 入りました! らくだね~~。
しかも、このあとのエンジンをかけてエア抜きしなくていいのです!
クーラントチャージャーのマニュアル。ガレージにコンプレッサーがあれば、これはおすすめですよ。
アマゾンで買えます。
後はエンジンをかけて、一度温めてから、翌日に漏れがなければOK!
実は足回りの修理も 同時に進めてます。
ショック交換だな~~こりゃ 詳細は後日。
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