左ドアの決断2007年05月24日 20時58分57秒

これは左側のドアです。
思い切って、モリモリにしたパテを剥がし取ることにしました!
やっぱこんなんじゃいけない!と思って。
ドアの裏側をみると、相当にへこんでいて、かなりのパテ厚みがついてしまった。こりゃあかん!しっかり板金しよう!って思った。

で、最初はグラインダーで削ったが、もんのすごい埃で、あきらめ。
で、次はノミとハンマーを持ち出して、ぶっ叩き!パテを割っていく作戦に。
はがれたパテの厚みはなんと、最大20ミリ。こんなんじゃ、ドアの開閉してるうちに、いつかごそっと、はがれ落ちますわ。
そもそもロックのクイックパテ120は最大合計厚み7ミリという仕様。こんなに厚く盛っちゃいかんのです。なるべく叩いて平滑にして、板金パテから使うべき。

左ドア、裏側から荒仕事用のバールやハンマーで叩いたりつついたりでぼこぼこになってしまったが、なんか気分スッキリ。がんばって叩いたり絞ったりしてこう。

右ドアパテ修正2007年05月19日 07時48分13秒

同時にすすめていたドアの修正。
こんなにパテ付け!と驚くが、右ドアはまだましなほう。
ひだりはもっと丸パテ(全面パテづけ)。
ドア下側には板金切り接ぎの補修跡があり、ちょっと多めに修正となりました。
サイドミラー周辺もけっこう歪みが。
とにかくこれでサフ吹きます。

フェンダー、ドアもやり直し2007年05月17日 21時38分14秒

こうなったらフェンダーも、ドアも見直しです。
太陽の陽にかざしてみると、やはり、パテ際が目立ち、平滑じゃない!
どうなってるんだ!俺の目はふしあなか!
みんなまとめてパテ修正じゃ〜〜!

天気はいいのですが風が強い、研いだ粉が空に吸い込まれていきます。
ドアなんかほとんど「丸パテ」です。
ドアを付けて、フェンダーを研いで、トランク付けて、ドア研いで・・・
当て木を持ってペーパーで研いでますが、ついに指にタコができました。

トランクのパテやり直し2007年05月16日 20時54分39秒

一度はプラサフを塗って完了、と思ったトランクフードですが。
逆光で見ると!!うあ〜、でこぼこっ!陰影ではっきりと見えます!はぁ〜
手で撫でてOKと思ったが、手の感覚が甘かったようです。
あと、サンダーに頼りすぎたのもいけなかった。パテ際が段差出来てます。
さすがにこれは・・・ひどい。見過ごせない。

ということで、鉛筆で印を付け、部分的にペーパーでサフを削り、テッパンを出し、パテ付けの再開。かすかなへこみなので、目の細かいクイックパテ180使用。
へこんだ所にサフの上からパテを付けると密着性に問題ありということなので、コシコシサフを削ります。もったいない・・・
画像のように、ナナメに走る裏骨の周辺がへこんでおり、というか、裏側から膨らんでいるようになっています。これはきっと裏から当てたサンドブラストが裏骨周囲のテッパンを膨らませたのではないと思います。調子に乗ってガンガンあててましたから・・・。で、こんなこでぼこに。あ〜あ、へたな塗装剥離な、やらないほうがマシということです。
にしても、迷彩服のようにパテ模様がすごいな〜。とほほ。こんなん、平滑にできるのか???

パテを付けては固め、ペーパーで削り、手で撫でて確認、だめな所は印をつけ、またパテ付けて・・・の繰り返し。パテ研磨のこつは腰を入れて長いストロークで研ぐのがいいと言う事も何となくわかった。前回は緩く研磨していたと思う。
目を開けて表面を撫でていると、模様に影響されてしまうので、最後は目をつぶって撫でて表面の出来を確認。もうどこにも違和感が無い手触りになるまで・・・疲れる・・・こんなペースじゃ梅雨入りまでに上塗りできるかな???

磨いてわかる歪み2007年05月11日 20時19分43秒

フェンダー、トランクリッドなどを400,600番ペーパーで磨いていくとうっすらと光沢が出てきますが、実はこうなると、表面のでこぼこや歪みがより鮮明に見えるようになってくるのです!
磨き上げるまでに手触りでわかりそうなものですが、手触りって、かすかなでこぼこを感じても、許容しちゃうというか、目に見えてないので、つい、これならいいだろ・・・って許しちゃうんですね。ここが素人の甘さだね〜〜!!
この甘さで磨きを進めていくと、結局、やり直し!ということになるのです。

じつはこのフェンダーにも修正しなくちゃいけないところがあります。
トランクリッドはもっとひどかった・・・
へこみに鉛筆で印を付け、もうちどその部分を120ペーパーで地金まで出し、パテを広めに付け、研ぎ直すという手間をもう一度かけることになる。
もう数日時間をかけなきゃ。上塗りはもう少しあとにずれ込むでしょう。
あとで悔いないようにしっかり手直ししよう〜

パテの追加注文だ!

パテ修正あり2007年05月06日 21時03分15秒

ふとリアを触るとでこぼこ!あれ〜?なんでかな〜〜?
そういえば以前板金したときにこの部分は直してなかったんだ・・・。
そういうわけで、またもやリアのカーベキューを外してパテ盛り作業。
気づいたら、クイックパテも残り少な!オタマで1杯分ぐらいしか残ってない!え〜、こんなに少なかったか〜?3.6kg缶の中に空間も多くなってきたせいか、若干硬めになってきています。早く使わないと〜。

う〜ん、こんもりパテを盛るつもりだったけど、急遽板金ハンマーセットを取り出してなるべく平滑に叩いて修正してみる。画像は120クイックパテで研ぎのあと、細かい「ス穴」埋めとかすかな修正をするために180クイックパテを付けたところです。これから研ぎに入ります。

ボンネットのサフ研ぎ終了2007年05月05日 07時31分00秒

エアの取り込み口のスリットはサフを特に厚く吹いておいたので、研ぎの際にテッパンが見える事はなかったです。
ガイドコートがみえなくなると、でこぼこの陰影は見づらくなり全体的にフラットに見えますが、手触りではかすか〜〜な起伏が感じられます。特にパテ盛りした周辺。上塗りして光沢が出ると反射でこれが見えるようになるのでしょうね・・・まぁどうなるか、これで上塗りにいってみようと思います。ひどいデコボコがあらわに見えなければ自分ではこれで満足という男なので。

フチをぐるっとめぐる銀モールの止めクリップの脇には錆での腐食跡のでこぼこがあるのですが、どうせ上からモールをかぶせて見えなくなるのだし、エスコとプラサフで二重防錆してあるし、このままほっておいて2液アクリルポリウレタン塗料を上塗りする事にします。

ボンネット空研ぎ開始2007年05月04日 19時57分26秒

マルニのボンネットにも粉チョークをガイドコートとして擦り付け、320番ペーパーで空研ぎを始めました。
研いではエアで粉塵を飛ばし、研いでは飛ばしですが、そんなにイヤな作業ではありません。なんといっても、研ぎだせば肌はツヤツヤに!研ぎがいがあるのです。
320番で研いだだけでもスベスベに感じるのですが、プラサフの仕様書通りに「淡色系の上塗りでは320番から600番で仕上げ」ます。400番、600番と段階的に研げば、うっすらと光沢さえ出ます。上塗りが濃色の場合は、さらに800番以上で仕上げろということです。自分のマルニは白系に塗るので、600番でやめときます。う〜んはやく上塗りしたい。

何度も言ってますが、ロックペイントのHBプラサフF2はとても研ぎやすいので、作業も比較的早く進みます。ボンネット表側だけで2時間もあれば完璧に研ぎだしは終了します。コツは、エッジや角の部分は研ぎすぎない事でしょうか。何も考えないで研いでると角にアタリが強すぎてしまいテッパンが露出してしまいます。こういう事がわかっているので、あらかじめサフを吹くときには角やエッジには厚めに吹いておきます。もしテッパンが露出したら、またサフを吹くことになりますので、特に気をつけます。

ドライガイドコート2007年05月03日 20時00分15秒

リアフェンダーにはガイドコートを吹いてなかったので、どうしようかと考えた末、ドライガイドコートでやることに。3Mからドライガイドコートが市販されていますが。パッドとセットで3000円ほど。注文するのを面倒がり、赤い粉チョークを使いました。これは大工道具のチョークライン補充用の粉ボトルです。軍手に粉をつけ、サフを吹いたボディを撫で付けると赤い粉がつきますので、これを空研ぎしていくわけです。赤い粉でも十分にガイドコートの役目を果たしました。

ガイドコートの役割2007年05月01日 20時10分58秒

アクリルウレタン塗料の黒20とシンナー80で作ったシャバいものを薄〜く吹いたガイドコートですが、サンドペーパーでブロックを当ててさ〜っと研ぐと、画像のようになります。

旧塗膜の研磨でできた細かい鉄板への傷(黒いしみのようなもの)があちこちに見えてます。これは、CNSベベルの上下動で上端と下端の折り返しの際に、鉄板に強く当たって微かに鉄板が削れてしまった跡なのです・・・。CNSベベル作業ではこのルーフを最初に削ったため力の加減がわからず、ついつい作業を急ぐあまり勢い良くギャンギャンと削ってしまっていったせいなのです。結果、こんな傷がルーフ全面についてしまいました。 剥離を終わった後で「なんじゃこりゃ〜〜!」とようやく気づいたというわけで。その後のベベル研磨は強く押し付けないようにやさし〜く「円を描くように動かす」よう注意して作業をするようになりました。

今回のプラサフ研ぎ行程ではこのガイドコート黒色を見えなくなるまで研いでいくわけです。ガイドコートがなければ、このかすかなでこぼこを見つける事は難しいだろうし、またこれを最小限の研ぎで平滑に研ぐことはできないと思います。
ガイドコートはまさに素人にはうってつけの仕上げ方法。もっとも、こんな細かい傷をスプレーパテというやり方で埋めてしまう事の出来るハイビルドタイプのプラサフの威力があってのことなんですが。