ガイドコートの役割2007年05月01日 20時10分58秒

アクリルウレタン塗料の黒20とシンナー80で作ったシャバいものを薄〜く吹いたガイドコートですが、サンドペーパーでブロックを当ててさ〜っと研ぐと、画像のようになります。

旧塗膜の研磨でできた細かい鉄板への傷(黒いしみのようなもの)があちこちに見えてます。これは、CNSベベルの上下動で上端と下端の折り返しの際に、鉄板に強く当たって微かに鉄板が削れてしまった跡なのです・・・。CNSベベル作業ではこのルーフを最初に削ったため力の加減がわからず、ついつい作業を急ぐあまり勢い良くギャンギャンと削ってしまっていったせいなのです。結果、こんな傷がルーフ全面についてしまいました。 剥離を終わった後で「なんじゃこりゃ〜〜!」とようやく気づいたというわけで。その後のベベル研磨は強く押し付けないようにやさし〜く「円を描くように動かす」よう注意して作業をするようになりました。

今回のプラサフ研ぎ行程ではこのガイドコート黒色を見えなくなるまで研いでいくわけです。ガイドコートがなければ、このかすかなでこぼこを見つける事は難しいだろうし、またこれを最小限の研ぎで平滑に研ぐことはできないと思います。
ガイドコートはまさに素人にはうってつけの仕上げ方法。もっとも、こんな細かい傷をスプレーパテというやり方で埋めてしまう事の出来るハイビルドタイプのプラサフの威力があってのことなんですが。

マルニとツバメ2007年05月02日 22時45分17秒

今年もようやく納屋にツバメが巣をかけだしました。日中、しょっちゅう出入りしてじっくりと「物件調査」をしていたようです。
画面左上の梁に巣をかけていますが、3日で半分ぐらい出来たようですね。
納屋のなかのコンプレッサーのうるさい音や、パテやシンナーなどのにおいなど全然気にしないみたいです。
巣作りで忙しく納屋に出入りしていますので、いつも出入り口は閉めないであけておかないといけない。夜は30センチほど戸をあけておかないと、翌朝明け方に外に出て行けません。

夕方になって暗くなってくる頃、揃ってこのねぐらに戻り梁に打った長い釘や電線コードなどにとまって眠ります。(画像の上の方、つがいでとまっています)夜作業は控えて静かにしといてやりましょう。
ときどきマルニにうんちが落ちてるときがありますが、巣の真下にさえモノを置いておかなければ問題なし。

ガレージのツバメ巣作り2007年05月03日 07時29分33秒

マルニをレストア中の納屋の梁にツバメが懸命に巣作りしてます。
田んぼからとってきた泥と枯れ草を材料に、自分の唾液でこねこねして作ります。これで半分ぐらいでしょうか。
見守ってやるだけで何もしないですが、ペットを飼ってる気分です。

GW開けに巣が完成し、しばらくしたら卵を3〜5個ほど産むでしょう。
2週間ほどあたためてヒナがかえり、2週間子育てをし、上手く行けば、梅雨に入る頃にはヒナが巣立っていくと思います。楽しみです。

ドライガイドコート2007年05月03日 20時00分15秒

リアフェンダーにはガイドコートを吹いてなかったので、どうしようかと考えた末、ドライガイドコートでやることに。3Mからドライガイドコートが市販されていますが。パッドとセットで3000円ほど。注文するのを面倒がり、赤い粉チョークを使いました。これは大工道具のチョークライン補充用の粉ボトルです。軍手に粉をつけ、サフを吹いたボディを撫で付けると赤い粉がつきますので、これを空研ぎしていくわけです。赤い粉でも十分にガイドコートの役目を果たしました。

ボンネット空研ぎ開始2007年05月04日 19時57分26秒

マルニのボンネットにも粉チョークをガイドコートとして擦り付け、320番ペーパーで空研ぎを始めました。
研いではエアで粉塵を飛ばし、研いでは飛ばしですが、そんなにイヤな作業ではありません。なんといっても、研ぎだせば肌はツヤツヤに!研ぎがいがあるのです。
320番で研いだだけでもスベスベに感じるのですが、プラサフの仕様書通りに「淡色系の上塗りでは320番から600番で仕上げ」ます。400番、600番と段階的に研げば、うっすらと光沢さえ出ます。上塗りが濃色の場合は、さらに800番以上で仕上げろということです。自分のマルニは白系に塗るので、600番でやめときます。う〜んはやく上塗りしたい。

何度も言ってますが、ロックペイントのHBプラサフF2はとても研ぎやすいので、作業も比較的早く進みます。ボンネット表側だけで2時間もあれば完璧に研ぎだしは終了します。コツは、エッジや角の部分は研ぎすぎない事でしょうか。何も考えないで研いでると角にアタリが強すぎてしまいテッパンが露出してしまいます。こういう事がわかっているので、あらかじめサフを吹くときには角やエッジには厚めに吹いておきます。もしテッパンが露出したら、またサフを吹くことになりますので、特に気をつけます。

ボンネットのサフ研ぎ終了2007年05月05日 07時31分00秒

エアの取り込み口のスリットはサフを特に厚く吹いておいたので、研ぎの際にテッパンが見える事はなかったです。
ガイドコートがみえなくなると、でこぼこの陰影は見づらくなり全体的にフラットに見えますが、手触りではかすか〜〜な起伏が感じられます。特にパテ盛りした周辺。上塗りして光沢が出ると反射でこれが見えるようになるのでしょうね・・・まぁどうなるか、これで上塗りにいってみようと思います。ひどいデコボコがあらわに見えなければ自分ではこれで満足という男なので。

フチをぐるっとめぐる銀モールの止めクリップの脇には錆での腐食跡のでこぼこがあるのですが、どうせ上からモールをかぶせて見えなくなるのだし、エスコとプラサフで二重防錆してあるし、このままほっておいて2液アクリルポリウレタン塗料を上塗りする事にします。

パテ修正あり2007年05月06日 21時03分15秒

ふとリアを触るとでこぼこ!あれ〜?なんでかな〜〜?
そういえば以前板金したときにこの部分は直してなかったんだ・・・。
そういうわけで、またもやリアのカーベキューを外してパテ盛り作業。
気づいたら、クイックパテも残り少な!オタマで1杯分ぐらいしか残ってない!え〜、こんなに少なかったか〜?3.6kg缶の中に空間も多くなってきたせいか、若干硬めになってきています。早く使わないと〜。

う〜ん、こんもりパテを盛るつもりだったけど、急遽板金ハンマーセットを取り出してなるべく平滑に叩いて修正してみる。画像は120クイックパテで研ぎのあと、細かい「ス穴」埋めとかすかな修正をするために180クイックパテを付けたところです。これから研ぎに入ります。

お顔にパテ付け2007年05月07日 20時15分31秒

お顔っつーか、BMW2002のフロント正面のパテ付けです。
大型連休中はずっとお仕事でしたので、連休明けの今日から私の連休です。

フロントはカーベキューのフレームが邪魔するので、ついつい後回しになっておりました。とりあえず防錆のためにエスコを吹いておいたのでしたが、ここがけっこうでこぼこなのはわかっていました。ようやく重い腰をあげて修正にかかる。カーベキューをつけたままで。
キドニーグリルの下がけっこう、錆びてんのです。しかも変にへこんでいる!手が入りにくい!悪条件なか残少ないパテを何層にも重ねて修正を重ねる。気温が高いので固まるのが早いのが救い。
パテが固まる間にフェンダーやらボンネットのから研ぎ600番で。つなぎ来てると暑いくらいの気温になってきてますよ。
ツバメの縄張り争いで騒がしいなか、フロントのパテ研ぎにようやく納得できたのが夕方近くでした。

フロントのサフ吹き2007年05月08日 20時55分32秒

夕方になってようやくBMW2002のフロントにプラサフを吹くことができました。
日もだいぶ長くなり、長引いた作業も安心してできます。
まぁまぁでこぼこが目立たないようになったかな?バンパーの下になる所もあるのでそんなに神経質にならなくてもいいところです。

問題は、ヘッドライトの上側にあるフェンダーとのつながり部分。画像右上。
ここは部分溶接の上、ハンダで隙間を埋めてあるところでした。ハンダかあ〜、どうするかな、ちょいと溶接したあとにパテで埋めてしまうかな・・・

上塗りカラー到着2007年05月09日 19時40分30秒

連休なのに、家の田植えとは・・・。
天気もメチャクチャ良くて最高の行楽日和なのですがね〜〜〜
まぁ仕方なしです。結局、二日連続で泥まみれの田植えでした。
あ〜疲れた疲れた・・・

家に帰ると、ぺいんとわーくすに注文していた塗料が届いていた。
ボディカラーは日産「J11 ビーンズ2S」。3.6kg缶の調合色で8800円。ウレタン塗料硬化剤とパナロックシンナー、その他も一緒に入っておりました。

ビーンズ、言ってしまえばアイボリーホワイトです(訂正:実際のものを見てみたらクリーム色でした)。この色、日産キューブで見かけて、これはいいかなと思い始めたのがきっかけ。BMW MINIのペッパーホワイトも迷いました。

純正色ではソリッドカラーなのに、上からクリアが塗ってあるという珍しい色。ソリッドの上にクリアを吹く利点は、さらにツヤがでるのと、耐性があがること。欠点は見る角度によって黄色みがやや増して見えるという事らしい。