丸テール WEBERキャブ調整2023年12月22日 14時55分27秒

昨日からの雪で このありさま。
北陸に大雪警報、発令中!

ガレージに入ってる車の向きを替えるため にしやん手持ちのスタッドレスホイールをはかせていったん外に出し。
デフの具合、問題なし!^^

今度は 前むきにして すぐさまガレージにひっこめた。^^;
今後、左ドアをガバっと空けてメンテの必要があるためだ。
早くやんで 溶けてくれないかな~~



今日は
スムーズな冷間時始動のために 
キャブレターのチョークケーブルの再設置と調整をする
にしやんの性格だが コールドスタートでぐずったり、
コールドスタートで手間のかかる車ってのが、どぉ~もイヤなのだ。
どんな寒い朝でも一発でエンジンがかかって、そのままスムーズに1500~2000rpmぐらいでファストアイドルし続けてくれるようなマルニであってほしい。


ステアリングコラムにケーブルを通しなおし。
このケーブルワイヤーの金属被覆内側に モリブデングリースをスリ込んだので長いワイヤーがスムースに引けるようになった。なにもしないと ケーブルを引くのにかなりの抵抗を感じてしまう。



前回の取付時は このあたりの取り付け具合がよろしくなかったのでグラグラだった。
今回しっかりと やり直し。 

購入した汎用チョークノブを めいっぱい引いても 
ほんの1cm程度の可動範囲とした

というのも
キャブのチョーク機構部分に 自作でストッパーを追加で取付したからだ。
ケーブルを引いたら、チョークレバーがストッパーにあたり、そこで止まる。


なぜなら ちょうどこの矢印のあたりが チョークの混合気として具合がいことがわかったので
ストッパーを設け、めいっぱいチョークノブを引く→ちょうどいいところに来る、ようにした。
ドライバーは なにも考えずに ただめいっぱいノブを引けばいいだけです。
このストッパーなしにすると さらにチョークレバーは動くのだが
吸い出されるガソリンの量が多くなりすぎるのか、とたんにエンジンが止まりそうになってしまうのだ。(ほんとうはもう少し引いて エンジン回転数がもっと上がってほしいのだが。)
だから エンジンが止まらないように ストッパーを設けたわけだ
(ストッパーの位置は 数ミリの範囲で調整可能にしてある)。


チョークノブをめっぱいひいた時のアイドリングは200~300rpmほど上がる感じ。
ほんとうはチョーク時は2000rpmあたりまでファストアイドルを上げたいが、
なぜかこのキャブは そこまであがらない。
もうちょっとスロットルも同時に開けてやるようにしないといけないのか?
一番最初の2分ほど、冷間始動のチョーク時に ずっとアクセルをすこ~し踏み続けているのもたいへんなのである。 もう数日しかないが また対策を 考えよう。


100%満足ではないが
とりあえずチョークはできるようになったので 次へ行く

・・・・・・・・・・・・・・・

続いてWEBER DCOE 45 ツインキャブの同調を取る。
今回購入したキャブのSTE社製シンクロテスター。メイドイン・ジャーマニィ。
L字アタッチメントも含め、17000円なり。
シングルキャブには必要ないものだが、2つ以上のキャブがついて居る車には必須のツールだ。
このマルニにはL字型のアタッチメントが必要です。


エアクリを外し エンジンをかけ じゅうぶんに暖まったら
テスターを吸入口にしっかり押しつけて それぞれのシリンダーの吸い込み具合を測ります。
この時に振れる針の数字(kg/h)を読む。

4.5kg/h・・・か
1&2番気筒の一つのキャブとなっており、同軸のスロットルバタフライだから
基本的には1番と2番は同じ値であってほしい。
計ってみたら 1&2番のキャブは同じ値でOK

3&4番気筒のキャブでは 4番と比較して 3番はやや低かった。
3番が4~4.5kg/h、4番が5㎏/hというような感じだ。(3番の時のテスターの押し付けが たりなかったか?)
こちら側のキャブは 一度分解して、スロットル開度の具合をチェックしたほうがいいような気がする。
試運転の際も、キャブの調整はその都度しているのだが、ときどき「カリッ!」とか音がして スロットルバタフライが 「かみこんでいるような音」が聞こえたことが何度かあるのだ。
運転席でも「カリッ!」が聞こえたときがあり、その音を機にアイドル回転数が変わる(上がる)のだ。

このエンジン、アイドリングで結構エンジンが揺れるので困っているのだが、こういったスロットルバタフライ開度の差が エンジンの振れを生んでいるのかもしれない。
本来アイドリングでこんなにエンジンは振れないはずなのだ。(エンジンマウントに問題があるわけではない)
今回にしやんのところでは時間切れだが、一度WEBERを良く知っている工場でキャブのOHをしてもらった方がいいだろう。
※上記は、あくまで、アイドリング時の話です。アクセル踏んで 走ってるときは 問題なく感じます。



さてアイドル調整を進める。

キャブ調整で触る箇所 マイナスドライバーと六角レンチ必要。
こういった小道具は エンジンルームにネオジム磁石で貼りつけるなどして 備え付けておく。


六角の固定ねじを緩めて スロットルアームが自由に動くようにしてから


スロットルスクリューを調節しながら 
シンクロテスターをあてて左右キャブで同じ吸い込みの値にする。

アーム固定ねじをしめたら あとはミクスチャースクリューをまわして
一番回転数があがるところを探す、と巷で言われているのでそのとおりに。
アイドリング時のガソリン(混合気)を供給するためのねじだ。
ミクスチャースクリューは完全に締めこんだところから(時計回しで締め込みになる)
2~2.5回転戻し(反時計回り)の範囲にすると言われているが、
実際は、現場合わせであり 調子のいいところをオーナー自身が探るしかない。
現在は、時計回しにして完全に締めこんだところから2.5回転戻し(反時計回りに回す)にしている。(4本とも) これで走行しても具合がいいようだ。

今は真冬で気温は0度に近いが 気温が上がってくればまた調整が必要かもしれない。
ま~あこのあたりは、キャブ車の愉しみでもあるので。^^


アイドル回転数800rpmあたりで 4.5~5.0kg/hに同調を取った


アイドリング時の動画はこちら

リアマフラーのエキゾースト音の動画はこちら



きょうのところは アイドル回転数800~1000回転に調整した。
あとは実際に走って負荷をかけ、いい具合のところを探る必要があります。
ときどき停車して ミクスチャースクリューなどを調整する必要あり。
また、電動クーラーをONしたときにアイドル回転がどのように変化するかも加味して
最終的に この車に合ったアイドル回転数を決めたい。
(気持ち高めの エンスト心配のない 1000回転あたりかな~と思っているが。)


でも 道路がこれじゃあなぁ・・・
スタッドレスを履かせたので、これでもスタックしないで走ることは走りますが・・・・

ホンマ、日本海側って ハンディあるよなぁ・・・

早くこんなところから ホームに帰りたいと マルニも申しております^^

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