丸テール 電動エアコンにガス補充2 ― 2023年12月08日 13時55分17秒
ヤフオク!の電動クーラー出品者に
正しい配線を問い合わせたところ、翌朝に電話で回答があった。
それによると、
室内機から出ている緑線は、電動コンプの青線に接続するのが正しい、
とのことであった。黄色は使わないという事であった。
さっそくついないでみる。
エンジンをかけ、クーラー、ON!
最初、何も起こらず、またか~~と思った矢先、
コンプが回った!かすかな手ごたえでわかった。
電動コンプの中に遅延リレーが入っているようで、
クーラーのスイッチONから3~4秒遅れて電動コンプが動き出す。
音はほとんどしない。静かなものだ。(エンジン音でかき消されてる)ウィイイイン と書いているが、こんな音はほとんどしない。
また、回転初めの反動も 微かなもので、
いつコンプが動き出したのか、直接手で触れていない限り、まったくわからないほど。
電動ファンは??
画像ではフラッシュの関係でファンが止まっているようにみえるが、
ちゃんと回ってる
よ~~し!
これで配線はOK
低圧側バルブのみを開けて ガスを吸い込ませていく。
ガス缶は40℃以下のぬるま湯にすこしつけて 気化を促す
気温10度のガス圧にもっていきたい
HFC134aのガス缶200gを ひと缶入れ終わったところで、
ちょうどいいガス圧になった。表のとおりだ。 ガス量、200gとは意外に少ないね。
サイトグラスにも、液化した冷媒に泡がすこし混ざって見える。
ちょうどいいような具合だ
サイトグラスの具合の動画はこちら
室内機からも冷風が出ている!!
ヒーターの暖かい空気を ほぼ直接クーラーのエア取り入れ口に吸わせているが、
これだけ冷たい空気に冷やしてくれれば ばっちりだ。
エキスパンションバルブも冷たい^^
後日、つめたくなるここには、結露防止のため、コールテープを巻く。
よし!
ガス補充完了!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ひとつ気づいたことは、
アイドリング時に限ってのことだが、
アイドリング1200回転だったエンジンが 電動クーラーを使用したら、アイドリングがゆっくりと100~200回転ほど落ち込んで1000回転ほどになること。
電動クーラーの使用で 電圧が0.4~0.5Vほど 少し落ちるため アイドリング中の点火系のスパークプラグの火花がやや弱くなるためかもしれない?と思っている。
まぁ、アイドリング中にエンジンが不安定になって止まってしまう事は 無いのですが。
もちろん、アクセルを踏んでの運転中に クーラーONで 途中でガクン!とエンジン回転数が落ちて負荷を体感する、なんてことは ベルト駆動ではない電動クーラーではありえないのですが。
このあたり、次回テストランして 実際の体感としてどうなのか、確認してみようと思う
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さて、電動クーラーのエネルギーである電気。
設置したバッテリーモニターで 電流の流れを見てみる。
1000回転ほどのアイドリング時の電動クーラー使用時(風量MAX)では
クーラーの風量MAXで 7~10アンペア程度、放電状態になることが分かった。
モニタは、「いま、7.16Aの電流がバッテリーから流れ出していますよ」と告げている。
つまりこのままアイドリングで長時間(12:27)放置していると、電気がどんどん使われて、バッテリーが上がるという事だ。
いかな95Aのハイパワーオルタネーターでも、アイドリング時の回転は低いので
95Aも発生できていないのであろう。(予想だがアイドリング時はMAXの6割程度の50~60A程度だろうか?もちろん2000回転以上に回転を上げれば95Aは発生すると思う)
95Aも発生できていないのであろう。(予想だがアイドリング時はMAXの6割程度の50~60A程度だろうか?もちろん2000回転以上に回転を上げれば95Aは発生すると思う)
モニタは、「このままの状態が12時間27分続いたらバッテリが11Vまで落ちますよ」と
知らせている。(バッテリ下限を11Vと設定しておいたから)
はは、そんなに長時間、アイドリングしないし。(でもこれが容量の小さいバッテリであれば、バッテリアガリまでの時間が2時間とか、1時間とか、もっと少なく表示されるのであろう)ただしこれも、少しアクセルをふかして1500回転までにエンジンを回していくと
オルタネーターの発電量もそれに比例してガッと増えるので、
こんどは あっという間に 充電状態(使用量<発電量)に切り替わることが分かった。
ざっとだが この電動クーラーの使用についてまとめると、
オルタネーターの大容量化により、走っている間は電気が余ってるくらいで、全く問題なし。^^
アイドリングではバッテリの電気を少し消費するが、バッテリ自体が大容量なので、すぐにバッテリが上がる心配は全くない。
トータルで判断すると、この電動クーラー、電気の供給に関しては、問題なし!
アイドリングではバッテリの電気を少し消費するが、バッテリ自体が大容量なので、すぐにバッテリが上がる心配は全くない。
トータルで判断すると、この電動クーラー、電気の供給に関しては、問題なし!
と言えるシステムだ。
心配なく、昼間ヘッドライト、カーステ、ヒーターブロワ、ワイパー、スマホ充電と、どんどん電装品を使っていただいて結構。
バッテリーモニターの状態については、
また後日、試乗も重ねてから
詳しくレポートしたい。
詳しくレポートしたい。
最期に
今回、ヤフオクで買った86800円の電動クーラーキットの
にしやん自作の配線図を乗せておく。
にしやん自作の配線図を乗せておく。
残り わずかとのこと。
費用については。
ヤフオク!電動クーラーキット 86800円
120Aリレー 1500円
22スケアケーブル 3000円
端子類 1000円
雑材 コルゲートチューブなど 2000円
バッテリーモニターセット 10000円
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トータルでパーツ代 ほぼ10万円ちょいぐらいですね。
(技術料、工賃含まず)
しかし電動クーラーを成り立たせるためには、電源の確保が重要で
・95Aハイパワーオルタネーターの導入 6万円
・大容量バッテリーの導入 1.3万
があることを忘れてはならない。
本当のトータルで言うと、10+6+1.3で17.3万だ
従来のベルト駆動式後付けクーラーの、2倍の費用がかかっているといえよう。
ただ、従来のベルト駆動のクーラーシステムみたいに
コンプをエンジンに固定するブラケットづくりや
ベルトライン出しなどをする必要がないので とても楽だった。^^
ともあれ、これでこのマルニにも クーラーがついて
またひとつ、快適な走りができるようになった。
これを前例に 新年からレストア開始する2002tiiにも
この電動クーラーを入れようと思う。
あとはガス漏れなどが起こらないように 祈るのみである。
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