サイドシルの取り付け2007年01月25日 21時40分57秒

ようやくサイドシルの取り付けです。ここまでなんだかんだ、手間取りました。

ブラインドリベットと接着剤の併用で取り付け。
リベットは電食を起こさないようにオールスチール製の42BS、43BSというサイズをMonotaROでネット購入。60個入りで350円。地元のホームセンタに売っているのはアルミのものばかりだったので最後はネットになっちゃいました。ハンドリベッターはヤフオクで落札。リベットの下穴は0,1mm大きめの3,3mmφのドリルで。

接着剤はコニシの「クイックメンダー30」1kgセットを購入。2液を混ぜるタイプのエポキシ系接着剤。4500円ほど。JBウエルドに比べてとてもお買い得です。自動車構造板金補修にも使えると説明書にあり、テストピースを作ってみましたがかなり強力。30分たつと硬化が始まるのでリベットを打つ作業時間も確保されるでしょう。こちらもMonotaROで。http://www.monotaro.com/

さっそく下穴開け。@30ミリの間隔で60カ所。重ね幅30ミリ(上の部分)ほどの接着面を#120空研ペーパーで荒らし、そこにクイックメンダーを塗り接着。リベットを下穴に差し込み、ハンドリベッターでカシメる!30分で固まってくるタイミングがちょうど良く(もうちょっと長くてもいいかも)、はみ出した部分をすくい取ったりしながら、ちょうどの時間でした。
リベットを打った上のラインは、幅40ミリほどのモールが上からすっかりかくしてくれますし、下のツバの部分は凸凹タイプのチッピングコート(ゴム質のアンダーコート材)を吹く予定なので、ほとんど目立たないでしょう。

後日固まってから、後ろの部分50cmのサイドシルを取り付けます。

コメント

_ Y ― 2011年05月19日 09時27分12秒

サイドシル修理でこのサイトにたどりつきました。
ボンド+リベットと溶接で、強度的にはどんなものでしょうか?
素人なもので、溶接も旨くなくボンド+リベットで十分な強度が得られるのなら
魅力的なのですが。突然の質問ご容赦ください、いつも参考にさせてもらっています。

_ Yさんへ ― 2011年05月25日 13時42分44秒

Yさんへ、はじめまして。にしやんです。やはりネットに書いておけば同じような方が訪れますねぇ。ここがネットのいいところですね。
何におのりですか?

さて、ボンドは小西ボンド、リベットでいまのところ3年走らせましたが
困った事はおこっていないです。中身はのぞけませんのでどうかは解りませんが・・・実際に使っていて、問題はないようです。
特に、剛性があがったとか、そういう感じはしないですね。
でも、3,0CSに1年間乗っていた時に感じたボディが「しなる」ような独特の感じは、うちのマルニでは皆無ですね。

気になるといえば、メンテのとき。フロントのジャッキアップするときに、バキ、パキ!なんて時々音がするのは、ボディのたわみに耐えかねて接着剤が割れているのか・・・?と思っていますが。(ほかに思い当たらない)
接着剤って、全面ガチガチに接着面をつくるより、たわみの逃げをつくるように、てん、てんと部分的につけて行った方が結局はしなり強度は上、ということを聞いた事があります。真偽のほどは、だれもわかりません(^_^;
リベットはた〜くさん打ち込んだので錆びてこない限りは大丈夫と思っていますが。鉄には鉄のリベットを売って、穴もリベットも塗料づけにしてしまうことです。

_ Y ― 2011年05月26日 06時08分57秒

W113 280sl です。
サイドシル下側半分がさびて消失しています。
溶接は練習だけで日が暮れて少々途方に暮れていたところです。
大変参考になります、ありがとうございます。

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