サイドシル板金合わせ2007年01月16日 20時30分34秒

 さっそくサイドシルのカーブに合わせて製作した板金パーツ。
 錆びたサイドシルを切り取る前に型紙で断面の曲がりカーブ形状を写しておきましたので、それをもとに、製作。1日がかり・・・。
1100ミリの長い板金です。下の部分(バイスでつかんでる部分)は、重なる部分なので、リベットと接着剤で密閉して接合しようと思います。上の部分は・・・突き合わせ溶接かなぁ?難しそう・・・

 それでも、BMW2002のサイドシル製作は簡単なほうです。だってフロントからリアまでずっと、直線!だから。最近、人の車のサイドシルばかり観察しています。みんな微妙なカーブがあって、あんなのを叩いて作るのは無理。もちろんパネルごと交換するのでしょうが。あと気づいたのですが、今の車は半分がエアロパーツなのか、樹脂パーツがついてますね。

 さて、この、サイドシルを製作するにはちょっと考えました。何しろ初めての板金作業ですから。でも板金ハンマーも何も無い。手持ちのハンマー、玄能、合わせて3〜4本という情けなさ・・・。
 もともと、180*1100ミリに切り出した1mmボンデ板ですが、サイドシルの側面からフロア下面にかけてのカーブに合わせて奇麗に曲げるのはどうするか?が問題。手曲げなんて、堅くて絶対無理です!1ミリも厚みがあると、僕の力では絶対曲がりません!板金なんだから、ハンマーで叩く?いや、でこぼこになって見るも無惨になるのは明らかです、却下。
 こういう形状は、プレスして曲げるのがいい。原理としては円柱に押し当てて曲げるのです。押し当てるって言っても、人力では無理ですよ。
で、ちょっと考えました。木工で作る自作プレス機!次回に紹介します。