マウント類交換 ― 2012年08月31日 19時57分54秒
防振用ゴム部品交換
BMW2002の防振用ゴム部品を交換しました。パーツ購入はドイツのWalloth&Neschから購入。
・プロペラシャフトのフレックスディスク
・ミッションマウント
・エンジンマウント左右
どれも一緒に行ったほうが効率いいので、まとめて交換です。
【フレックスディスク交換】
【ミッションマウント交換】
フレックスディスクはミッションの後端アウトプットフランジとプロペラシャフトを繋ぐパーツで、発進やシフトダウンなどで常に負荷がかかるゴム部品です。4年前のレストア時に交換していましたが、2万キロ程度しか走行していないのに早くもクラックが入ってきていました。
交換手順
ボディをジャッキアップ後、中間マフラーを外し、プロペラシャフトの中間に入っているセンターベアリングの位置をマークして外す。(これでプロペラシャフトが自由になる)
ミッションを下からジャッキで支えておいてから、ミッションマウントのステーとミッションマウントを外す。ここでミッションマウントを交換。
フレックスディスクの8本ボルト&ナットを外し交換。(フレックスディスクは変形防止用なのか金属バンドで外周を縛ってあるが、これは不要)
取付は逆転順で。
交換後の写真。
ついでに中間マフラーの穴を補修。だいぶ錆びてきてるな~、来年あたりで交換かな・・・。
取り外した旧マウント類
【エンジンマウント交換】
こちらはレストア時に再利用したパーツ。エンジンの振動が気になってきたのでいよいよ交換です。
交換手順
重いエンジンを支えているので、マウントを外した時に落ちないように、まずエンジンをチェーンブロック&ワイヤーで落ちないように吊っておく。さらにエンジン下部オイルパンをジャッキで支えておく・・・こうしておくとマウント外した際にエンジンが大きくズレない。
エンジンマウントを外し、左右とも交換。右側エンジンマウントは、ステーの位置をエンジンマウントから3ミリあけておく。
マウントを外したときに当然エンジンがずれるのですが、下支えのジャッキで位置合わせをし、マウントを取り付ける。
・・・取り外した右側エンジンマウントは新品と比較して1センチばかり潰れていました。右側はエンジンの回転反力をモロに受けるからでしょう。対して、左側のほうはそんなに変形がありませんでした。
こんなことで6時間かかってしまったのですが、交換後の試乗では、明らかにエンジンの振動が抑えられていました。
防振ゴム関係パーツの交換は、フィールが良くなるのを体感できていいです。
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