地元の2002tii整備1 タコ足に交換 ― 2025年02月20日 13時59分34秒
このブログを通して昨年から知り合いになった
地元富山の2002tii乗りの知人の車が入庫しました。
サハラベージュで いまレストアしている2002tiiと同色。
機械式インジェクションの燃料噴射装置を持つM10エンジンです。
初期のタイプのインジェクション車ですね。
2002tiiの 「ti」はツーリング・インターナショナルの頭文字。
最後尾の 「i」がインジェクションの意味です。
ちょっと試乗しましたが
確かに、純正ノーマルキャブ仕様のマルニよりもパワーがあります。
1トンの車重にマニュアルミッションのこFRなら、2000ccの使い切り感もあり
十二分に走りが楽しめるでしょう。
さて今回入庫したのは 排気系の部品交換の依頼。
この鋳鉄製エキマニを、ステンレスのタコ足に変更して欲しいとのこと。
オーナーさんは 昨年、ワロスからステンレス製のタコ足を購入されていました。
ダウンパイプもセットになっており、マルニのエンジンにポン付できます。
まだ 在庫あるようです。
お考え中のかた、いかがです??
等長のタコ足ではありませんが。
接続部 しっかりしてる。
では作業開始。
マフラーの接続を外していきます。
そしてミッション後端部のマフラーサポート外し。
8個あるエキマニの緩み止めナット。
12ミリで外すんですがいくつかは 錆びててやせ細っているはず。
案の定 2個がやせていて12ミリではレンチが空回り。
こういうときはバイスでつかむか 11ミリを叩き込むしかない。
ほとんどはスタッドとナットが一緒になって取れちゃいます。
3個、スタッドが残りました
ダブルナットで外します。
しかし ヘッドに付着した汚れもひどいな~~~(油もれしたところに埃がついたもの)
エキマニとダウンパイプを分離する必要はなく、一緒に外せました。
こういうところが、エンジンルームにスペースに余裕のある旧車のいいところだ。
真っ黒ゴテゴテの 排気ポート周辺を 掃除。
油と埃でまっくろだったのが ようやくアルミの地肌が出てきた・・・疲れるよ。・。・。・
タコ足を仮づけしてみた
周辺のスペース確認のためです。
ブレーキパイプにあたらないか心配だったが、大丈夫だった。
でも5cmに迫っているので なにか遮熱対策したい。
タコ足でエンジンの性能アップやエキゾーストがどう変わるのか楽しみだ。
車体下の接続部。 ダイジョブそうね。
ダウンパイプの末端部。
ボディ側の遮熱ウレタンが もう ぼろぼろだ・・・・
触っていたらボロボロ取れてくるので
え~い!とウレタンは全部取った。
遮熱ウレタンをはがしたら錆が。
穴は開いてない。セーフ
浮き錆取りの後、防錆剤処理レノバスプレーで錆転換。
しばらく放置で錆が転換されるのを待つ。
う~ん このあたり なんかしないといけんね。
レノバが乾いたら、シャシブラック塗装。
そして鋼板切り出して遮熱板を製作した。
裏には東レのペフ(10mm厚)を貼った。断熱と遮音効果を期待して。
あとはこれを ドリルビスでボディに取り付けるだけ。
つづく
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