ピストンリング合い口隙間2007年11月01日 21時12分56秒

では現状でのピストンリングの合い口隙間を測定してみますか・・・
ピストンから取り外したリングを指で縮めてシリンダーに入れ、ピストンで多少押し込みます。1cmぐらい。
ここでシックネスゲージで隙間を測定。
規定値ではトップリング合い口隙間で0.30~0.45mm。
スキマを測定すると・・・・0.4mmはスカスカ!
あっ、0.8mmが入った・・・はぁ・・・
さらにピストン押し込んでトップから35mmの箇所でも、同じ。
ボトム近くでも、0.4mm以上。
これは、そ〜と〜すり減ってます!!

その後、セカンドリング、オイルリングと冷静に測定を進めていき、
結局、規定範囲内のものは、ひとつも無し。
0.7~0.8mm平均でみんながばがば。オイルリングに至っては平均1.9mmの記録が出ました!
セカンドリング合い口隙間で0.30~0.45mmが規定値。
オイルリング合い口隙間で0.25~0.40mm。
な〜んじゃ こりゃ〜 分解前は絶対オイル上がりしてたはずだ!
あ〜買ったらすぐに圧縮測っとくべきだった!

この時点で「ボーリング」という言葉が頭いっぱいに広がった。
オーバサイスピストンも要る・・・ウぁぁ!

コメント

_ イカロス ― 2007年11月01日 23時56分49秒

ピストンの件ですが、オートメカニック11月号は少し参考になるかも。チョーお勧めは9月臨時増刊  超エンジンを元気にする101の方法はオーバーホールにはかなり参考になります。

_ ヘラルド ― 2007年11月02日 01時55分44秒

ところどころにクロスハッチが残っているようですし、そんなに磨り減っているようには見えませんが、どうなんでしょうね。

次は、ボアゲージでの測定でしょうか?

_ にしやん ― 2007年11月02日 07時32分26秒

イカロスさん ヘラルドさん アドバイスありがとうございます!
早速本屋に行ってきます。オーバーホールに当たって、むか〜しのオートメカニック「エンジンいじりの参考書」97年6月臨時増刊号を読んでいます。これはフリマで偶然買ったもの。全体的なOHの流れとしてよくわかります。
また、オールドタイマー増刊号「ケルン石塚の世界」、これは裏技や計測方法等、参考になっています。ピストンは容易に変形する話や、改良型ボーリングマシンでボーリングを自分でやってしまうなんて神業です。
フルオーバーホールは初めてのもんで、ボーリングするかどうかの判断がはっきり確信が持てないというのが正直な所です。たくさんのシリンダーを見たわけでもないし、近くにそんな先生も居ないし。
ただただ計測して数値に頼るしか無い・・・・。しかしこれまたはじめててとりあえず数値は出ますが、正しいのかどうか。

毎晩暇さえあればネットでキーワード検索君ばっかりしています。
購入からハウツーまで、まさに「インターネットでレストア」してるようなもんですね。シリンダーボアゲージも買ったし次はボア測定です。

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