シンプルオート訪問32009年12月01日 23時04分03秒

そうこうしているうちに吉田代表がおいでになり
我々をいろいろとご案内して下さいました。
車体のみならず、ストックされた部品もまたすごくて
ただただ圧巻でした。
そりゃそうですよね、プロショップですから。
多少の無理そうな希少パーツの購入も工面して下さり、感謝感激です。

下に降りると、にしやんのブログを見て下さったおふたりが
奈良から訪ねてこられてました。
今日シンプルに来るとコメントを見て来たと仰るから
これまた感激です。

吉田代表においしいコーヒーをごちそうになりながらしばし歓談。
あまりおしごとのお邪魔をしてはならぬと
長居はしないようにしたつもりですが
結局3時間程居たかな・・・
画像のように、こどものようにはしゃいでしまいました・・・。(画像は同行のホシナさんとサンガさん)
M岡さんにはにしやん号の気になる所をちょっとみてもらったし・・。

シンプルオートのみなさん、どうもありがとうございました。
BMWマークのタイピン、大事に使います!

球切れ2009年12月03日 00時19分35秒

シンプルオート訪問の帰り道。
ドライバー交代のために高速道路のサービスエリアで停めたら
リア角テールの左側スモールランプ(ポジションランプ)が消えている。
ありゃ、球切れか?
さっそくそこでバルブを外してみるも、フィラメントは切れていない。接触不良でもない。
替えのバルブが無かったのでとりあえずそのままに帰宅。
翌日、バルブを交換したらちゃんと点灯。
でも、フィラメントが切れていないように見えても、切れている事があるんですね。

今日はジャイロのメンテ。2009年12月04日 22時57分58秒

きょうはマルニねたでなくホンダのジャイロUPのメンテねた。
この三輪原付バイクとmpはや2年。
マルニが来るちょうど1年前にレストアしました。
15分の通勤に便利なのです。荷物一杯つめるし。

しかし最近、ヘッドライトが接触不良のように暗くなる症状が酷くなり、困っておりました。
接触不良だと消えたりついたりするはずが、うちのは豆電球のように暗〜くなるというもの。
メータライトとリアのテールランプも連動で暗くなる。
これでは夜道で危なくてしょうがない。
電圧を測ると、1.5Vしかきていない!これでは豆電球だ...

配線図を調べると、どうもレギュレートレクチファイア(電圧整流器)が原因のよう。
レギュレータがパンクした、とも言われます。
この部品はジェネレータから発生した余分な直流電流を熱に変換して捨てている。
ヤフオクで中国製が1480円で売っていましたので落札。
交換すると・・・おお!ぴっかぴか!の明るいヘッドライトに!戻った!

これでまた通勤にチョイ乗り運搬に、三輪ジャイロUPが活躍です。

朝の通勤途中2009年12月13日 21時45分23秒

冬になって朝イチの始動が一発でかからなくなった。
気温が低くなるといつも。
最低2回はキーをひねらないとエンジンが目覚めないです。
目覚めても最初の30秒〜1分ほどは設定ファストアイドル回転数である2,000回転までなかなか上がっていかないです。
冬はガソリンが気化しにくいからかなぁ?
それとも別の理由でしょうか?

通勤途中の画像。
ちょっと早めに出れた晴れの日は
夏によく泳いだ海岸で一息入れてから職場へ向かう。

タイヤがスタッドレス。
天気予報では、今週から北陸はいよいよ雪が降ってくるらしい。
雪でもマルニはがんがん動かすよ!

冬のマルニ 12009年12月18日 20時37分39秒

12月17日からの今冬第一弾の寒波でいよいよここ富山の平野部でも雪が降ってきました。
18日の今日は一日雪が降り止まず、風景はすっかり白銀に。
ただ、北陸は海沿いなので、氷点下になって路面凍結することはあまりなく、グチャグチャベチャベチャの道路をバシャーッと走るということが多いです。

むしろ雪や雨のときの通勤のアシとなることが多いにしやんのマルニ、今冬もトラブル無く動いて欲しいものです。
冬を過ごすに当たって、ざっとマルニの現状を振り返ってみることにします。

スタッドレスタイヤについて
ヤフオク4000円だったヨコハマのデジタイヤ13インチはミゾ山はまだあるものの、タイヤ側面の細かなヒビワレがかなり目立つようになって来ています。雪の降らない季節もずっとこのまま履きつぶしだったから、劣化もそれなりに早いのでしょう。この冬乗り切って、思い切って廃棄、ですかな〜

エンジンについて
気温が低くなってきた11月の頃から、朝のエンジンの目覚めが悪くなってきました。
朝の気温が0度近いこのところの冷間始動は、3回はエンジンキーをひねらないとエンジンが目覚めなくなりました。これは昨年の冬でも同じでした。
これがキャブ車の宿命か・・・
始動前にアクセルペダルを1回奥まで踏んでオートチョークを利かせても、です。
つまり、初爆はすぐに起こるが瞬く間にエンジンストール。これを2回ほど繰り返して、3回目でようやくボッボッ・・・とエンジンが始動。ファストアイドルは2000rpm設定なのですが、始動後1分ほどは1200rpmあたりでうろつき、その後徐々に調子があがって来て2分後にはやっと2000回転といった具合・・・。
気温が下がるとガソリンが気化しにくいからなんだろうと思いますが、なんといっても、オリジナルのポイント式の点火方式というのもある・・・冷間始動に強いと言われるセミトラ化を考え出しています。

(あすにつづく)

冬のマルニ 22009年12月19日 21時05分26秒

ヒーターについて
冬といえばヒーターを毎日使います。ユーノスロードスターのヒーターコアを使って、ヒーターボックス機構をほとんど作り変えた空調はクーラントの漏れも無く稼動してくれ、室内を暖かくしてくれています。
1年前、レストア直後のヒーターボックスは、組み付けに見落としがあって冷たい外気が混ざってしまい、ヒーター全開でもかなか暖かくならないお粗末なものでした。その後の組み直しで安心して冬を迎えられるようになったものです。

リアガラス熱線について
8本ぐらい走っている熱線のうち、4本は断線しているのか、半分は利きません・・・。
ですから、リア熱線は最初からあてにしておらす、ほとんど使いません。
よって曇った場合のリアの視界はほとんど期待できない。乗っているうちに空調によってだんだんとクリアになってくるのでまぁいいのですが、リアワイパー好きのにしやんにとってはつらいところ。
シンプルオート訪問の際にこの点について聞いたところ、断線してるのがほとんどだから、ガラスごと交換したほうがいいよとアドバイスを受けました。とはいえなかなか簡単じゃないんですよね〜ガラス嵌めるの・・・。

ドア開閉について
氷点下になって吹雪いた日に野ざらし駐車した場合、運転席側のキーシリンダー内が凍ってドアが開けられないことがありました。昨年1、2回ほど。キーシリンダーのふたがなぜかないので、水が入って中で凍っちゃうんです。そのときは助手席側から開けて入って運転席ドアを開けました。
そんな日はドアの周囲のゴムシール部分でも凍っていますから、お湯をぶっ掛けて溶かすのが一番ですね。

ワイパーについて
雪国では車を野外に駐車するさいはワイパーを跳ね上げておく人が多いです。湿った雪質の北陸では窓にこんもり積もった雪がワイパーを押し下げて壊して(?)しまうことを避けるためでしょうか。べたべたと着雪の多い当地では特に冬、ワイパーに気を使うのです。

塩化カルシウム
塩カルといって、雪国の道では凍結防止用にバンバン道路に白い粒を撒いています。水に溶けると、凍結しにくくなるようです。高速道路などではいつも撒いていますね。
(にしやんはかつてこのばら撒きトラックの後ろについて夜の国道を走ったことがあり、広範囲にバラ撒く塩カルを車全体に雪のようにかぶったことがあります)
水に溶けた塩カルは当然、車体に飛まつとなってとかかるものですから、ボディーにはいいわけが無いのです。車体下、タイヤハウスなど細かいところに入り込んでいって錆の元に!・・・とはいっても仕方がないので、せいぜい春になったらコイン洗車場で下周りを徹底的に洗うことしか対処できません。(画像はまるで塩カルのような霰降る日。)

冬に始動性悪いことの考察2009年12月21日 20時25分38秒

3回目のクランキングでようやくエンジンが目覚めるという、わがマルニさんの冬の冷間時に始動性が悪い原因の考察。
(ちなみに気温約15度以上の春〜秋の季節では1発でエンジン目覚めるのですが・・・)

今回は燃料系統。
冬は気温が低いためガソリンが気化しにくい。
これを念頭に置いて指導性が悪い原因を考察してみます。

・ 混合気が濃い? 点火プラグにガソリンがかかって濡れ、かぶってしまっている?
1発目始動のエンジンストールの後にプラグを外してチェックをしてみましたが、プラグの濡れは全く見られなかったので、かぶりが原因ではないと思う。

・ 混合気が薄い? 燃料が最初十分に供給されていないからストールする。
言い換えれば、燃料がキャブに来るまで空クランキングが長いとも言えます。
クランキング中の様子から推測して、どうもこれが原因のような感じがしています・・・。
つまり燃料混合気が濃くなるオートチョークを利かせていても、フロート室内にガソリンが十分に無いために、濃い混合気ができず初爆のあとすぐエンジンストールしてしまうのでは・・・
フロート室油面は、エンジンの調子にかなり影響するからなぁ・・・

現在、わがマルニはカムシャフト駆動の機械式燃料ポンプ(負圧ダイアフラム式)です。これの燃料ホース、30cm前に装着してある透明な燃料フィルターを見ると、中身はいつも空気で満たされています。普通は、ガソリンで満たされていると思うのですが・・・
これから察するに、キャブに入る前の燃料ホースにかなりの空気が入っているために始動性も悪いのではないでしょうか。
これは機械式燃料ポンプ装着の旧車乗りの共通の悩みのようです。
皆さんよくやられているように、機械式ポンプをやめて電磁ポンプに換装して、クランキング前のイグニッションオンで十分なガソリンをフロート室に強制的圧送しておけば冬の始動性も改善されるかもしれません。
この冬、電磁ポンプ、装着してみようかな・・・

電磁ポンプの配線2009年12月26日 11時11分13秒

電磁ポンプ注文しました!届くまでの間、配線を考えることにします。

電磁ポンプの駆動電源はキーをひねってイグニッションオンの位置(セルスタート位置の前)にしたところで12Vがかかるところから取ります。
ヒューズボックスの3番、4番、12番ヒューズがこのコードに当たります。
4番はヒーターブロワモーターへ、3番はリアガラスの熱線へ行っている。

12番ヒューズ(8アンペア)は、オートチョーク機構のヒーターコイルを駆動するリレーにつながっています。うちのマルニはチョークを長く効かせたいためにこのリレーを殺してあるので、12番ヒューズは空きになってます。よってここから電磁ポンプの+電源が取れます。
12番ヒューズから出ているコードは、オートチョークのほかに運転席足元の図のようなコネクタへ行っています。このコネクタの緑白のコードがイグニッションオンで12Vがかかるコード。
配線図を見ると、tiiなどのインジェクション車の電磁ポンプの電源はここからとってありますね。いままで述べたのは手描き配線図「Aパターン」。

また、新規リレーをかませた「Bパターンの配線でもオーケー。
今回は新規引き直しのBパターンにしようかなとも思う・・・。

電磁ポンプのボディアースを取って、各ホースを接続(内径6ミリ)。
タンクから電磁ポンプINの間には細かいごみをキャッチするための燃料フィルタを入れましょう。

ポンプが届いたら作業にかかります。

電磁ポンプの位置・・・2009年12月27日 09時02分42秒

電磁ポンプ届きました。
ヤフオクでbildershouseさんから。このかたはオールドタイマイ誌でスカイラインのレストア記事を書かれている方です。
ホースバンドや燃料ホースも同時に購入。

ミツバ製のFP323というもので、0.3kg/cm2の仕様。
0.2kg/cm2仕様もあるがこれは小排気量車用らしいです。
価格は13000円。
試しにバッテリに接続して燃料を吹かせてみましたが、キャブ用とはいえ、これが結構、勢い良くガソリンを排出しました。これなら高速走行で燃料供給が間に合わないなんて事は絶対にないでしょう。

ミツバ電磁ポンプはダダダダダッダッダッ・・・!と音をたてながら燃料を勢いよく排出。排出口を指で塞ぐと、ポンプの稼働も止る。中はどんな仕組みなんだろ?

この電磁ポンプの設置位置ですが、熱の影響がありそうなエンジンルーム内はやめて、トランク内に設置しますが、どこにするか?
積載荷物に当たるような目立つ所はいやだし、あまりタンクからも離したくないし、フィルタ交換などメンテのしやすいことなども考えて・・・
ちょうどタンクのぶっといタンクパイプが見えてるデッドスペースの所に5ミリベニヤ製の化粧サイドボードがある。これ、ぐらぐらせずに意外にしっかりとしているので、ここに穴をあけて取り付けることにしました。
ポンプはなるべく垂直に、斜めに設置しないように、とのことだったので、ここならいいかなと。
設置の後は、あわらしのタンクパイプも含めて、なにか箱みたいもんでカバーして見えなくすればスッキリするのでは。

明日はいよいよ設置作業です。

電磁ポンプ取り付け2009年12月28日 18時06分54秒

電磁ポンプ取り付け作業。

まずはエンジンルーム。
機械式ポンプをバイパスして直にキャブへ接続。
内径6ミリの燃料ホース。
カムシャフトで駆動するシャフトを抜いておけば、ポンプは作動しない。ほんとはポンプを取り外してフタをすればいいけど、テッパンで蓋を造ってないので、とりあえずはこれで。

さらにエンジンルームで配線。
先日描いた配線図のBパターン(リレーをかませた新規配線)で設置。
+電源線を室内カーペットの下を這わせてトランクルームへ。

トランクルーム。
予定したサイドボードに穴開け、設置。
ぐらつかないのでオーケー。ホースを繋いで電源を取り、完了。
まずはポンプを駆動してホース内の空気を抜く。
ダダダ!のポンプ打音とともにエンジンルームでは勢い良くガソリンが飛び出しました。これを確認してからキャブに接続。

さて、エンジンかけてみる。

イグニッションオンで、ダ、ダ、ダ・・・とポンプの音が後ろから聞こえてくる。音が止ったらスターターを回して始動!
おお!
エンジン止らないで、1回のセルでエンジンが目覚めた!
今までは3回ひねらないとかからなかったのに・・
キャブに十分、ガソリンが供給されているんでしょう。