丸テール ウオッシャーのチューブ、点火系統装着 ― 2023年11月22日 07時45分37秒
前回やり残した ウオッシャーのチューブを取り付けます。
ラインには必ず逆流防止のチェックバルブを入れます。
これによりウオッシャー液がすぐにピュッと出るようになります。
マツダ製のものを流用。
チューブは新品です
これでウオッシャーは終わりです。
続いて点火系統の装着を。
スパークプラグ NGKのBPR6ES
ねじ山にはスレッドコンパウンド「ネバー・シーズ」を歯ブラシで摺り込みます
1~3番は焼け具合は問題なし。
4番プラグだけ くすぶっていましたので (ガイシ部分が黒くススけていた)
4番は掃除しました。4番はちょっと燃調が濃いのかな。キャブで調整しなきゃ
プラグをねじ込む前に、プラグホールの点検をします。
フレキシブルカメラを使い覗きます。
プラグの座る位置に ゴミがないかを点検します
さらに突っ込んで燃焼室の中に変なものが入っていないかも点検
万が一、ボルトやワッシャなんか落ちて入っていたら 最悪だよ
うん、大丈夫ですね。
まず何も落ちていないとは思いますが、にしやんはここまで丁寧に確認します。
なんでも目視確認しとかないと 気が済まないのです。
プラグレンチにプラグをはめ、まずは手で丁寧にプラグホールにそっとねじ込みます。
スレコンが塗ってあるので ひっかかりもなくスムーズにネットリまわります。
手で締めたあと、21ミリプラグソケット+トルクレンチに替えて
トルク締め。20~25Nm
ヘッドカバーからのオイルにじみもありませんね。
デスビキャップとプラグコードの装着をします。
デスビのローターと
ポイントは点検済み。
キャップの点検
デスビキャップの中を点検
クラックやリーク跡、なし。
4つあるコンタクトポイントも点検。ここをドライバの先などでつついてカスを削り取ってはいけません。
エアギャップが広がってしまいます。
ここがひどく腐食しているようだったら、デスビキャップごと交換すべし。
この程度なら まだまだいける。
でもいつかは消耗して交換しなきゃいけない部品だから、
デスビキャップ&ローターは新品をスペアとして持っておきましょう。
その際、必ず、山下オートパーツさんから、赤レンガ色した純正品を買いましょう。
粗悪品の安モンのデスビキャップは調子を狂わせてしまいます。(経験済みです)
キャップのキリカキとデスビのでっぱりを合わせてかぶせます。
ローター下の黒いカバーも新品です。これは海外から取り寄せた。3500円!!
点火時期もマークしたときのままで キャップを取り外した時から いじってません。
さぁヘッドカバーにある ZUNDFOLGE 1342 の数字。
マルニオーナーなら これが何を意味するか、当然わかるよね
スパークプラグ点火の順番です。
1→3→4→2 の順にローターが回ってスパークプラグが点火します。
ローターは時計回りです。エンジンのクランクシャフトも、時計回りです。
プラグコードをキャップから外した場合に 再装着する際は1342のとおりに装着すれば良しというわけです。
1番の位置は、クランクをTDC位置にして、ローターの先端がデスビのボディのマーク位置に来るところです。たいていは 画像の位置どおりとなっています。
プラグコードをしっかり カチッと来る手ごたえで確認してしっかり装着
ウオッシャバッグの遮熱金属薄板をとりつけ
プラグコードの取り回し
熱くなるエキマニに触れないように注意する。触れたら熱で溶けますので。
これで点火系おわり。
点火系統は今回、セミ・トランジスタ化したので 始動性やアイドリング安定性、トルクの出方や燃焼具合、しいては 燃費など、どのように向上するか楽しみです。
使用したセミトラユニット。コレ、おすすめです。
にしやんがレストアした車には みんなこれつけてます。
これでエンジンルームの右半分は完了!!
唯一、錆びたオイルフィラーキャップが なんか目立ってしまうね・・・
まぁ そのうち、オーナーさんで交換してくださいな。
(これも オイルをシールするゴム部分が消耗品であり、定期的な要交換部品ですので)
次は エンジンルームの前面側をやります。
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