E320CDI カーボン落とし地獄! ― 2021年01月24日 12時45分36秒
インマニを外すと、ようやくオイルクーラーが見えた。Vバンクの底がオイルまみれだ。
オイルクーラーのこのシールパッキンを交換する!
外したインマニ。ポートにはびっしりとカーボンが・・・
おおまかにつついて除去した後、サンエスKに付け込んで一晩。
翌朝にごしごし水洗いする。
これはインマニにあるスワール効果を高する開閉バルブ。
ここまできれいにしたった!
続いてエンジン。ヘッドの吸気ポートを掃除。
カーボンが燃焼室に落ちないように、それぞれ圧縮上死点にしてから(バルブをとじてから)掃除する。
このOM642エンジン(V6ディーゼル)では圧縮上死点は1-5-3-6-2-4の順位に来る。それぞれ120度づつ、車に向かって時計回し方向(エンジン回転方向)にクランクプーリー(27ミリボルト)を回しながら上死点を出していく。
シリンダ配置は右ハンドル車の場合、運転席側が前から1,2,3番シリンダ。助手席側が前から4,5,6番シリンダとなる。
スプーンを加工してカーボンをほじりだす。オイルミストを擦っているので、生チョコみたいにしっとりしている。
ほじくり前。
右の丸いのは前述のスワール効果を高めるバルブ用のポート(低回転時はバタフライが閉じている)。左は通常のエア吸気用(常時、開)。
ほじくり30分後。3~4種類のほじくり道具を使っている。
最後は強烈なエアブローでカーボンカスを吹き飛ばし。
ディーラーなどでは、ドライアイスペレットをサンドブラストみたいに吹き付ける便利だけど個人じゃ持てないような便利機械があるそうだ。
サンデーメカニックは地道にほじほじですよね。
しっかし!
腰と背筋が、いたい!!!
その晩は疲れ果ててモルツを飲んだ後すぐに10時間寝ました。
インマニやヘッドのほかに、こいつもあるんだった・・・
うげ~うげ~~
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