BMW1502エンジン腰下OH23ロッカーアーム組込み2018年01月28日 14時10分50秒

ロッカーアームを組み込む。

ロッカーシャフトを入れていく。
入れる前に、ヘッドを温めておくと、シャフトが入りやすい。
このあたりでいったんとめて

ロッカーアームのパーツを用意。

組み込んでいく。これはロッカーアームをおさえているスプリング。

続いて、ワッシャー、ロッカーアーム、太いワッシャーの順に入れる。

そしてシャフトを叩き込んでいく。硬い場合はモクをあてて叩く。

どんどん進みます。

最後は、シャフトの端がここのシリテーナーに はまるまでとする。

吸気側の完了。

続いて、同様に、排気側。

シャフトは、排気用、吸気用ときまっているし、オイルの通路でもあり、左右上下があるので注意する。
これは矢印のトップになるしるしにあわせて、シャフトをまわして位置調整しているところ。


ともに、リテーナーが はまるようにシャフトの微妙な位置調整する。
リテーナーは、カムシャフトの位置も決めるので、重要。

最後に、クリップをはめる。

シャフトのミゾのここに、パッチンとはめる。8箇所、同様に。

このクリップで、ロッカーアームの位置が決まるのだ。

次はカムシャフトを組み込む。

BMW1502エンジン腰下OH24カムシャフト組入れ2018年01月28日 14時31分24秒

シリンダヘッドにカムシャフトを入れます。

アッセンブリルブを塗り。

カムシャフトにスプロケット(歯車)を仮付けして用意。カム山にも塗っておく。


では組入れましょう。
まずはここまでは、すんなり入る。
ここからがたいへん。

このようにあたっているので、これ以上カムシャフトが奥に進めない。

そこで特殊自作工具の「しりもと」と「ニッコリ君」、そして、クランプでロッカーアームを「起こす」。

これで起きたので、カムシャフトは奥に進める。

こんな具合で、特殊工具を3~4セット使い、両手も使い、助手も使いで・・・・

なんとか、カムシャフトは奥まで達した。
これで面倒くさいカムシャフトの組み込みはおわり。

1番シリンダの圧縮上死点にキリカキマークの位置あわせ。

後端部のディストリビュータハウジングは、ヘッドをブロックに搭載したあとでつける。

スプロケットの本組み。 固定ボルトの回り止めを4箇所に。

オイルレール取り付け。
これで、ほぼ、ヘッドの完成!
しかし、このあとバルブクリアランスの調整をすることを忘れてはならない。


でも、今日はこのあと用事があり、ここまでとする!
メルセデスで 雪道の中、でかけてきまーす。
ようやく0度以上の気温になってきたみたいです。



来週は、いよいよヘッドとブロックの合体かな。