BMW2002A クーラーコンプレッサーのタイマーリレー2023年05月01日 14時30分40秒

クーラーの電気配線の追加作業。



理想は、クーラーをオンしたら、
アイドルアップ(回転UP)コンプレッサーのON(回転DOWN)
同時にぴったり合ってほしい。
そうすると、余計なタコメーターの動きがなくなるから。

現状のままでは、クーラーをONしたら、すぐコンプレッサーが稼働するので
最初に回転DOWN、その3秒後ぐらいにアイドルアップが働いて回転UP、
となるタコメーターの動きとなる。
特に回転DOWNの際のアイドリング低下で、エンストなどしてほしくないので、
ここんところにこだわっている。


バキュームを利用したアイドルアップ装置(スロットルを若干開く動作)
  ↑
  この二つを同じタイミングで稼働させたい
  ↓ 



そこで、前も述べたが、
コンプレッサーをアイドルアップのタイミングに合わせ、
コンプを数秒間遅らせてONするリレー、タイマーリレーをヤフオクで購入。
オン・ディレイ・タイマーユニッという。
ダイヤル設定により0~11秒の間でお好みで遅らせることができる。
電気に強いお方が自作され、ヤフオクに販売されているものです。
(セミトラの時もだったが、こういう商品好き)


https://youtu.be/V1uQsQe2JMo  
スイッチをONしてから(赤線をつなぐ)、数秒遅れて電装品がON(ランプが点灯)します
便利ですね~

前回の普通のリレーを外し、タイマーリレーに交換、完了。
矢印の小さなダイヤルをドライバで回してタイマー時間を調節します。

今のところタイマー時間は3~4秒ぐらいに設定しておきました。
まだクーラ-システムに冷媒ガスを入れていないため
実装テストはしていませんが、あとでまた微調整します。

とりあえずは電気的テストにおいて、
アイドルアップとコンプが、クーラースイッチのONから3秒ほど遅れて
同時に稼働することを確認しております。^^ よ~し






BMW2002A 電圧計の取付2023年05月02日 14時10分40秒

計を買いました。
アマゾンさんで1600円。大陸製の安モンです・・・。


ドイツ車なら、ほんとは、VDO製の 電計を取り付けたいんですが、
値段が10倍近くもする・・・。 
でも これいいな~~
ゾーンが色分けされてるので わかりやすいよ。



ま~とにかく つけてみよということで、
配線しています。

計の+には、リレーを介し、バッテリー+側に直接配線をしています。

このような配線です。キーACC位置で稼動します。


計の横にはFAN手動スイッチ。

しょっちゅう見るメーターでもないので、空調コントロールの下につけました。
メーター直径は52ミリ。
2個台座を並べてあるのは 電流計(アンメーター)もつけようと思ったのですが
計は回路に直列に入れねばならず(電計は並列)、また、配線が電計ほど簡単ではないので、今のところ つけてません。
飾りとして つけとくだけならアリですが・・・(笑)
まぁ、走行中はアンメーターの針は限りなく0を指すはずなんで これでもいいですが


今のところはこういう感じで 電圧計だけです。


さて
キーを刺して ACC位置で 電圧計のみ点灯。照明はLEDなんでしろっぽい。
ACCなので この状態でカーステも使えます(まだ取り付てない)

エンジン始動前。電圧計では12V手前ですね。(5日ぶりにエンジンかけます)
これなら始動は大丈夫ですが、11Vを切るあたりになると エンジン始動はむずかしくなってきます。



もう一段階キーをまわして イグニッション位置。
ここでいろいろ一斉にランプがわっとつきます。


イグニッション位置で メーター照明もつけたところ。
レストア前から比べると、ずいぶんと派手になっちゃったものですな^^;
以前は、メーター照明も暗く、上の3つの赤いランプのみでしたからね~。メータよりも下が派手になったのか。

まぁ レストア前は 後付けの4連メーターユニットが異様な青さで輝いておりました
これもある意味 派手でした




さて始動です。
まずペダルをゆるく踏んで2,3秒そのまま保持。チョークバタフライを完全に閉じさせてから、ペダルを戻し、ペダルを踏まないでキーをひねってエンジン始動!
しばしのクランキングのあと、一発でエンジン始動!
すぐにオートチョークがかかって 2000回転程度まで回転が跳ね上がります。ファストアイドル中。


このときの電圧計表示。
エンジンがかかれば オルタで発電するので、13.6Vぐらいにあがりました。
マルニはオルタネータで発電した電圧を、ボルテージレギュレータのはたらきで14.5Vまでに落として調整してることになってます。
じゃあ電圧計は14.5Vを刺すはずなんじゃないの?と思いますがそうは問屋が卸さない。
冷間でエンジン始動したこの時点で稼動している電装品がいくつかある。
電動パワーステアリング(モーター)、オートチョークのコイル加熱、セミトラユニット、メータ照明類、前後スモールライトにナンバー灯、などが点灯・稼動しております。
これらの使用で多少電圧が下がります。

また、メーターの多少の誤差もあります。(1600円の大陸製の電圧計ですから・・・ちゃんとしたVDOの電圧計なら正確でしょう)
誤差を調べるには、電圧テスターでエンジンかかっているときのバッテリー端子間電圧を測ってみればいい。
ということで 計測してみよう

始動前のバッテリ電圧 テスターで直接測ると12.73V (キーはオフ状態)
さっきエンジンかけてたから 少し充電されたみたいですね

キーをACC状態で 電圧計を稼働させる。
読むと12.2Vあたりを指している。
まぁACCでもすでにいくつかの電装品は稼働してるとはいえ、
0.5Vほど 低く差している。そんなに食うはずないので、誤差かなぁ


エンジンかけると 14.28Vになった。
ボルテージレギュレータが調整してくれています。(もしレギュレータが壊れると17V以上を指して過充電状態になりヤバイです)

このとき、電圧計は13.7Vぐらいを指すので 
やっぱ0.5Vほど低く表示してるみたい

まぁ~~ これぐらいのずれは 値段も考慮して 許容範囲か?


さて電圧計をつけるメリット。
スターター始動前に、バッテリーの電圧が表示されるので バッテリの劣化具合がわかる
・エンジン稼働中に、オルタからの充電状況がわかる(オルタのトラブルで充電していないとか(このときはチャージランプが真っ先に点灯しますが)、過充電しているとか)。

あとは、メーターが増えるので 「よき見栄え」かな^^
ほんとうによき見栄えと正確なボルト表示にしたいのなら、VDO製を買うことですね。
そうすればメーター照明も白熱球になるので、ランプの色味の見栄えもそろいます。


BMW2002A スピーカーの配線2023年05月03日 13時14分14秒

リアスピーカー、ケンウッドの3WAY です。
KENWOODの文字が スモールライト連動で光るやつです。
(ライトが光るように配線していません。なぜなら リアガラスにスモークフィルムが貼ってあり 、光ってもろくに見えないので)

右の配線



配線がこんなふうなので この際 きれいにやり替えようと思っていた。


京都の老舗、コードメーカーの協和ハーモネットの スピーカー専用 直流DC用コード。

よくよく見てみたら
カーステの左右の配線が逆になっていたよ??


ともかく 古い線は外した。


スピーカーを固定する長すぎるボルトは短く切断。
ボルトカッターでの切断でツブれた切り端も 
ダイスをあらかじめ通しておいたので ねじ山をきれいに切り戻す

熱収縮チューブで保護。

スピーカーの裏をチェック。


左右ブレーキライトと連動する LED式のハイマウントストップランプもチェック


新しいスピーカーコードを左右から通す。

リアシートを取り外し、
左右まとめて左側に。
リアシートの左端を通す


配線は白赤青で目立つので コルゲートチューブで被覆。


ほかの配線群とともにいっしょにまとめ
 リアシートの隔壁穴を通して カーステのあるフロント側へ送る


ここでリアシートは戻してしまっていいのだが、
ふと思いついて、取り外した長いコードで使えそうな部分をカットし、まとめた。
VFF並行コードが2本だから、コードとしては、4本分だ。
これを 何かほかの電装品を漬けたいときの 予備コード として使う。

「予備コード」をリアシート下の隔壁穴を通し 
リアシート足元~トランク内まで ついでに通しておいた。
予備コードの端は こんな風に左リアシート足元のマットの下に隠しておきますね。


ここでシートを戻します。
空間が狭いし 結構大変なんですよ。ウンウン言って 作業してました
このあと座面を取り付けて リアシートはもう触ることはない。^^


新しいスピーカーコードとリアスピーカーを
ちゃんとギボシ端子で接続
左側

右側


トランク内には 予備コードの端を4本分をまとめておいた。
今後、なにか、トランク内~室内を通す必要のある電装品を取り付けたいときに、
手っ取り早くこの予備コードを利用すればよいだろう。(リアシートを外す必要なし)

トランク終わり!
フロントに移る。



これまではリアスピーカーだけだったが
今回、フロントに10cmスピーカーを追加して 合計4スピーカーにする。
モノタロウでトレードインスピーカーを購入。
国産車の純正スピーカーを交換するときによく使う。

とりあえず吊り下げて・・

だいたいこんなとこに取り付けるつもり ドアにはつけない。


数年前 知人の車1502にとりつけたスピーカーのようにする。
グローブボックスをとりつけてから。


CDデッキに配線作業
KENWOOD E212   50W×4スピーカー対応
7つの音楽ジャンルのプリセットイコライザー搭載。

CDを入れて、聴いてみる。

お~ なかなか いい音じゃん!
協和ハーモネットの配線を入れたからか?
いや、もともとの3WAYスピーカーもいいんだな。

フロントからも高温部を補強するように音が出ている。パッケージの謳い文句通りだ。
あくまでリアスピーカーを優先し前に出すぎず、それでいて、ちゃんと影で仕事している。
これは音楽をかけてのドライブが楽しみだ

フロントスピーカーは今後取り付けるとして
まずはセンターコンソールづくりから。
いまは配線をまとめて 取付に備えておきました。
リアスピーカーの配線の長さは5mを買ったのですが
少し余るぐらいのちょうどいい具合でGOODでした。

BMW2002A 塗装色の調色2023年05月04日 13時15分38秒

錆取り後にサビキラーを塗って放ってあったトランクフード。
そろそろ塗装をして取付け、
この車庫ルームを開けなければいけない。

この2002Aのオリジナルの塗装色は 「シャモニー」(アイボリーっぽい白)なんですが
半世紀たって退色もしているので 現状に合わせて塗装色づくりします。


2液ウレタン塗料はいつもお世話になっている
「ぺいんとわーくす」さんからWEBで購入。
WEBページのアートギャラリーにも 当方のマルニのレストアが紹介されております。



ロックペイント ソリッド色の ホワイト~アイボリー系を何色か。


市販のタッチアップペイントで近い色味を選び、
それをぺいんとわーくすさんの調色サービスで少量作ってもらいました。
これを基本に、ホワイトやカラーで薄くしたり濃くしたり色を加えたりして 
自前で調色していくやり方。


色見本を少量づつ作り、実際にトランクの端っこにも塗ってもいます。


何度もやっているうちに だんだん色味が近づいてきました。

ここまできたら、
調色量を増やし、実際にトランクの広い範囲でガンで塗ってみます。

スプレーガンで吹きました 

2度塗り後。

結果は微妙に白っぽかったので 
黄色い色味(オーカー)を1%くわえた色を作り その隣に塗ります

いい具合になったので
これで最終色としました。実際みると はっきりわかる差異ですが デジカメだと判別難しいですね
最終色の調合。
トヨタのクリームベージュ(4V9)をベースに、ホワイト(088-0204)を加え、
オーカー(088-0233)を1%加えた。
「にしやんアイボリー」と名付け。^^


トランク取付パーツに 準備運動として吹きます



色が決まったところで ちょっと休憩。


ではトランクの塗装にかかる。
いきなり今日は 上塗り完了までは到底いけないので 
下準備のプラサフを塗るまでやろう。
調色テストで塗った部分は スクレーパーでこそげ取る。
密着していないので ひっかけば簡単に剥がれます。


サンドペーパーで塗装の食いつきをよくするために
サンダーで足付け作業。


汚れ取りと脱脂。
コーヒーカンの中は脱脂シンナーが入っています。


ミッチャクロンマルチを全体に吹きます。いわば塗装の接着剤みたいなものです。
すぐ乾きます。


主剤100:硬化剤20に、シンナー20を加えて濃いめに調合
厚膜タイプなので、小さな傷も埋めちゃいます。



錆処理した後の状態。
下に塗ってある銀色のサビキラーを見えなくするためと防錆、
上塗りのにしやんアイボリーの乗りと密着をよくするため
プラサフを厚めに調合して塗ります。
何度かにわけて塗り。

カメラレンズのごみが写ってます・・・
塗装の段差みたいなものがありますが
スプレーパテとして厚めに何層も塗ったので
乾燥後、ペーパーで空研ぎしてフラットにします。


世はゴールデンウィークどまんなか。
いい天気で良かったですね。
NHK-FMで「今日は一日 山下達郎三昧 レコード特集2023」やってるので気分がいいです。

表面が乾いたら フチの方をメインに 裏にもプラサフ吹きました。

もうサビキラーの銀色は見えません。
プラサフはこうした隠ぺい性がいいですね。

プラサフが乾燥すると、オフホワイトのマットな表面になります。



外した時の錆の様子・・・
うちの納屋ガレージの雨漏りのせいでこうなってしまった・・・

きちんとなおします。

初夏のおひさまで 十分乾燥させてと。
表面は濃いめのプラサフ吹きっぱなしなので 手触りは ざらざらです。
次回 空研ぎして フラットで すべすべにします。
疲れる仕事なんだよな~~^^;

BMW2002A トランクフードのプラサフ研磨2023年05月05日 15時32分45秒

昨日プラサフを吹き終わったトランクフード。
早朝から早起きで 研磨します。

薄暮のガレージ内で作業。


ツバメはもう起きてて 鳴いてました


専用あてパッドと 空研ぎペーパー320番
パッドは必需品です。


例えばこういった プラサフの垂れ跡・・・

空研ぎして 山を削っていきます

フラットになりました。ここまで ものの3~4分です。
それだけ切削性がいいのです、このミラクルプラサフ。
ぺいんとわ~くすさんでも セールスランキング一番だとか。
確かに いいものだわ。


作業の合間に 日の出サイクリング!
今日も感謝!と、手を合わせる。

さて作業は続きます
ライトを当ててみると でこぼこがわかります

このミラクルプラサフは切削性がとてもいいので作業がはかどります。
そのぶん粉も結構でるんで 汚くなるんですが、掃除機と併用です。


削りすぎに注意して だいたいフラット、触ってすべすべに。
空研ぎ前は ざらざらでしたからね~

わすかな凹み発見

プラサフを少量調合し、少したらす。
これだけ厚くたらしても、硬化剤が入った2液性なので、1時間もすれば十分硬化する。
(デジカメのレンズのごみが いっぱい写ってて すいません)


ほかにピンホールなど埋めました


ここで朝7時のサイレン。
朝飯前に難しいところは終えたから良し。
パンとコーヒーを食べてる間に硬化させて、その後じっくり仕上げ作業をしましょう。


思い出のバラ(プチフォーリー)も いい具合に咲いてきました。
来月は後ろのアジサイが咲くかな



このあと
午後2時台におきた能登沖地震 震度6強。 
当地では震度4で、さいわい被害はありませんでした。
スマホの地震速報は 揺れだす10秒前にけたたましく鳴りましたね。
2階でパソコン仕事してたんですが、ここ近年にないほど、けっこう揺れたんですよ。
津波来るかもな~と焦りながら、家の外に飛び出しました。
でもすぐさま机の下に入ることは 訓練できてなくて 出来なかったですね・・・あかんな~

BMW2002A トランクネット2023年05月06日 16時12分44秒

プラサフの研磨を終えて 上塗りを待つばかりのトランクフード

トランクネットを取り付けてみた


いまや少なくなったセダンの収納ネット。





軽い荷物をこんなふうに トランク裏面にネットで収納。
6つ目の手に持っているフック固定用には 
塗装後にアルミバーを取り付けることにしよう。
三角表示板なんかも うまくこのトランク裏に収納したいところだ。

とりあえずのものを収納してみたが、
実際は バッテリーケーブルや防寒具、雨合羽、緊急トイレやアルミブランケットなど。

マルニのトランクは、開けるボタンを押すと
上方に自力で勢いよくボーンと跳ね上がる傾向にあるので、
トランク裏に多少の荷物を結わえ、跳ね上がらないようにしたかった。


ネットの引っかけは 既存の穴で十分みたいだ。
上塗り前に穴あけが必要なら 今しておこうと思っていたが
特に必要ないように思える。

BMW2002A ボディ錆 補修2か所途中経過2023年05月07日 08時00分00秒

オーナーさんから依頼のあった ココの部分の補修。
なにやら ふくらんでおりますね。
膨れ上がってるのは 中の錆のせいです
以前ここに ステッカーが貼ってあったのは それを隠すためだったのですね



ディスクグラインダで削っていきます


ほ~らきた

やっぱり~中は錆

ちょうどフェンダーの端っこのところ・・・みんなこうなるよね
このあと、ふとした弾みで
ディスクグラインダで ちょっと指先 削っちまった!
面倒でも 革手袋しないとあかんですね~~(泣)
※軍手は巻き込むことがあるのでNGです

すぐさまけがの処置に入る!
①水道水で洗浄、傷口のごみかすをよく取る
②滅菌ガーゼで傷口を抑えつつ止血しながら(ティッシュはあかん)、
処置の用意をする(抗生物質入り軟膏、傷テープ、はさみ、滅菌ガーゼなど)
③適当な大きさにカットした滅菌ガーゼにテラマイシンやドルマイシン軟膏などの(化膿防止軟膏)を塗り、傷口にあてる。 ベストはフシジンレオ軟軟ですが薬局で一般入手はできはない。処方箋必要。
④傷テープで強めに巻いて止血を兼ねる
 いちおうここまでで 処置おわり
※必要に応じ 防水指サックをはめる
※傷口は心臓の高さよりも上にするのを心掛ける。
※1日ごとに軟膏を塗り替える

ほんのはずみで・・・ 注意せねば~~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この後 痛みもないのでめげず作続行。

スポットブラスタを押し付けて、サンドが飛び散らないようにし、
なるべくさびを取ります

おおよそとれました
右半分はフェンダー内に塗られた、耐チップのゴム質ですね。

サビキラーで化学的にさび転換処理 このあと3回塗り
この後どの方法でふさいでやろうか思案中。
厚付けパテで埋めちゃうのが一番手っ取り早いが
一応金属板で面をふさいでおいて そのあとパテ成型か。
また後日やります。




もう一か所。
リアのナンバープレート周辺。
ナンパ―プレート穴のうち側のほうは ペーパーでこすったら取れた。
ボディまでは錆は進行していなかった。

しかしこの部分。
前にもブログで紹介したが、つついたら塗装が剥げて
なかから錆が出てきた パテ盛りもされていた。
ワイヤブラシなどでケレンのあと、

さび転換処理をする


中目のパテ盛りのあと、研磨

その後、細目仕上げ用のパテを練り合わせ。
重量比でパテ主剤100に対し硬化剤2
練り合わせたら硬化は早いので すぐ塗りこめること!

30~40分の硬化後、研磨して仕上げます。

ふあ~ 時間かかるな・・・

BMW2002A シフト回りパネルその2、シートヒータースイッチ2023年05月08日 09時22分53秒

センターコンソールのサイドパネル、試作その2ができました
こんな感じでいいなと


あとは縁のほうを曲線に削り、組みたてる

最終的にはクッションを貼って黒の人工皮革を貼って仕上げる


上面に貼る天然木ツキ板も そろそろ届くだろう


今回マルニに装着した、E90 335i のすばらしい電動革シート。

さてこのシート、シートヒーターもついております。
シートヒーターの配線をすべく まずはどれぐらい電流を消費するか 測ってみる


安定化電源につなぐと 13Vの電圧で 9Aちょい消費。 片方のシートで。
やっぱ 電熱線系は 大食いだね
ONから1分ほどで、シートの腰と尻のあたりがじわじわ暖かくなってきました。
3分もたつとホカホカです。
シートヒーターに弱強の切り替えはありません。
強かOFFかだけの、シンプル構造。

そのシートヒーターのスイッチの位置を検討

やっぱ 左右離して このあたりか?
いや、でも、美しい杢目のツキ板に穴をあけるのいやだな・・・ならぁ 別の場所に・・・
・・・と 検討中


スイッチは 国産スズキ車のものをヤフオクで安く買いました。
リレーを介して 配線します。
エンジンがかかっていないとシートヒーターが効かないようにするため
スイッチへの電源はイグニッションスイッチからの配線ラインからとる(緑線)。
シートヒーターへの20Aリレーは、多くの車がそうであるように
一定時間で自動でオフになるものを使ってもいいだろう。
たとえば20分でオフになる機能を持ったリレーとか。 



冬と夏の 電流消費と室内気温の変化を予想。
雨の日は乗らないということなので、ワイパー関係での電力消費は省いてある。
一人で乗るなら シートヒーターは片方1つだけで9Aの消費でいいんです
シートヒータを全く使わないのであれば、全体として、暖房のヒーターブロワだけなので夏場よりも電力消費は少ないと思う。




BMW2002A 裏面の塗装(トランクフード、ボンネット)2023年05月09日 13時36分35秒

天気もいいので
ボンネットとトランクフードの
裏面を塗ります。


2液アクリルウレタン塗料を調合。塗料300g+硬化剤30g+シンナー132g
シンナー40%の仕上がり重視型で。

裏には にしやんのアイボリーのNo.6を塗ります。(表側はまたちょっと違わせます)


では まいりましょう!




二度塗り、終わりました~~


吹きすぎて垂れたところ・・・あはは 
裏だから気が楽です


トランクのパーツにも吹きます。






続いて 面積の広いボンネットの裏。
こちらは塗料主剤500gで用意 シンナーを入れたら合計800gぐらいになる。
スプレーガンのカップに3杯分ぐらい。


フチも入念に塗っていきます


ボンネットの裏側は入り組んだところが多いので
スプレーガンはあちこちの方向から吹きます。





塗り終わり。
量もちょうどでした。
1時間後、2か所のマスキングテープも剥がしました。


マスキングしといた ヒューズボックスの表示シール。
でも今回いろいろと配線をやり直しているから、これはあまりあてにならんですよ。
また別にヒューズ表示は作って車に備えておきます。
日本語でね!!


ここらはタイヤのサイズと空気圧表示シール。
ドイツ語表示。
まぁ、どちらも 当時の雰囲気残し みたいなもんですね。


まぁ、表吹きの練習もかねて 裏面から吹きました。


さわやかな天気のもと、夕方までこのまま乾かしておきます。
(塗装後20分にはもう 指触乾燥までいっていますが、中心までまだ硬化していない)


トランクの方は 先に室内に入れました。
けっこう、塗料 厚く乗ってるよぉ~って感じが わかります。
良い具合のアイボリーだよね~^^


この程度のサービス過剰な ドロリ垂れは
ご愛敬ってことでヨロシク頼む!!


次は 表側を最終的に仕上げ研ぎの後、上塗りします。

BMW2002A トランク表面の上塗り塗装2023年05月10日 13時38分56秒

トランクの表側 上塗りです。
まずは脱脂から。いつも使うSEP。

塗料の調合 
表面は昨日裏に塗った色と微妙~~に違いのある色、にしやんアイボリーのNo.11とする。
500g計量でシンナーは50%とした。
昨日裏面よりは 若干薄目にしてある。

薄く何層にも塗るつもり。
最低3層は重ねたい。


スプレーガンは 名機といわれる IWATAの WIDER 88^^
上カップ式。これで1台 全塗いける。
下につけているオレンジ色のカートリッジは 使い捨てのドライヤー(空気中の水分取り)だ。
今の時期は空気乾燥しているから安心ですが。
ストレーナーで塗料をこしてカップに入れます。
コンプレッサーは三相200Vのかなりタンク容量のでかいやつ。(むかし、ヤフオクで5万で買った日立の中古)


ではいこう!

1回目 塗り終わり。まだまだ薄い

しばしのフラッシュオフタイムを置いて、2回目。
2回目塗り終わり


ガン先から対象物までは 20cmキープで 吹き付けパターン縦長、
塗り重ね2分の1で秒速30~60cmで左右に移動、をこころがけ。
といいながら、吹いた先がじわっと濡れるように吹いているのですが

これぐらいになるとようやく 塗料本来の色身になってきます。

3回目終了
フラッシュオフタイムに 小さな羽虫がぴたっとくっつくときがあるので
ピンセットで除去する。


さらに4回目終了で、ここで塗料切れ。終わり。
1時間このまま乾燥


この間、ガンを洗浄したり、他の部分の作業。


完全に指触乾燥したので 室内に引き込み。

乗った乗った~^^ 塗料が。

4回も塗り重ねるとね~
500g調合でトランク4回なら、ボンネットは1Lほど作らなきゃいかんな~


色味はこんなものだと思います。


このコーナー部が 光っていないとねぇ^^


エッジに垂れあり。このままでもご愛敬だが、
まぁ、完全硬化後に 削ろ。


なんかうまくついて居ないというか、下地の浮き上がり。
サビキラーが密着していない感じだ。
あす削って ボンネット吹くときに 部分塗装だな。

ややゆず肌。

まぁ~~このままでもいいんですけども
納得がゆかない。

最終的に これら3Mのコンパウンド群と電動ポリッシャで削って
フラットに近づけていきます。
頑張れば つやつやになるはず。
この赤いやつは、めっちゃ削れるんだわ!(16年前のレストア時の写真です)
         ここまでに鏡面にできます。