BMW1502エンジン腰下OH21バルブのすり合わせ ― 2018年01月20日 13時32分57秒
バルブのすり合わせをします。
4気筒2バルブ(シングルカム)だから、合計8本。
直径が大きいのが吸気バルブ、小さいのが排気バルブ。
バルブの裏側。燃焼室側。
排気バルブには固着したカスがあって、掃除に時間がかかった。
うち、1本はこんなのでした・・・なんだこりゃ、荒れてるな。
ほかの3本はまともなのに。なんかこんなの、再使用して大丈夫なんかなと思わせるね。
バルブラッパーとコンパウンドを用意。
コンパウンド細、光明丹、コンパウンド中目。
バルブラッパーに吸いつけてすり合わせします。
こんなふうに。バルブシートと当たり面を研磨する。
バルブガイドとバルブの軸にはオイルを塗布しておく。
ここにコンパウンドをつける。
すり合わせ前と後。
銀色にみえる演習部分がバルブのあたり面で、すり合わせにより研磨されています。
排気側を4つやったら、次は吸気側。
ジャリジャリ、シュリシュリ・・・・コンパウンドがすりつぶされて、音が変わっていきます。
完了。バルブシート側。
バルブ側。
このあと、光明丹ですりあわせのあたりぐあいを確認した。(写真撮り忘れ)
点火プラグをねじ込んでみた。
3番と4番にあやしい跡を発見。
3番。
キズあり。ヤだな~~。以前やったOHで、キズつけたな。こりゃあ。
クーラントの通路とつながってる感じが、ヤらしいよね。
4番。
なんか、バルブでも当たったんでしょうか?
まぁ、問題ないですけど、このシリンダーヘッドの履歴が気になる~~
これで組むしかないが・・・ 3番のキズのほうは、吹き抜けが怖い。
うまくヘッドガスケットが塞いでくれればいいが・・・・どうするかな。
とりあえず、、8箇所、バルブのすり合わせ完了です。
今回は、オイルを溜めてモレが無いか確認する「オイルテスト」はしない。
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