BMW1502エンジン腰下OH12コンロッド結合2018年01月06日 21時03分06秒

Walloth で追加購入した、コンロッドのビッグエンドに嵌める新品のメタル(子メタルともいう)

コンロッドのビッグエンドにぴっちりとはまる。


アッセンブリールブを使用した。
OH後の最初のエンジン始動で、オイルがここまでまわってくるまでの間の、エンジン始動時のカジリ防止になる。粘りのある赤い液体だ。


古い子メタル。長い間お疲れさんでした。

キャップを嵌める前に、プラスチゲージでクリアランスを確認する。
この緑色の棒は、柔らかい樹脂のようなものです。

プラスチゲージの上からキャップをかぶせ、いったん規定トルク55Nmで閉める。

その後、キャップを外すと、先ほどの緑色の棒がこのようにツブれている。
この幅で、ジャーナルとメタルのクリアランスを測定する。
0.038mmに近い。規定内でOK。


4つともビッグエンドキャップを規定トルクで締めた。
これでクランクシャフトとコンロッド(ピストン)がつながった。
クランクシャフトを手で回して、問題なく回ることを確認。
新しいピストンリングが4つのシリンダーにきっちり入っているので、まわす時にクランクシャフトのみのときよりも抵抗感がある。(クランクシャフトのみのときのように、片手でくるくるというわけにはいかない。)

ピストンの収まったシリンダブロック。


次はオイルポンプを取り付けます。